第25回 自立しよう (12歳で知るべき30のこと)

第25回 自立しよう

「自立ってどういうことだと思う?」
 自立は、他からの助け無しに、自分一人の力だけで物事をできるようになること。ただし、現実の世界では、完全にすべてのことを自分一人の力で行うことはできないし、する必要もない。例えば、野菜を作るのは農家の人に任せて、それを買ってくればいい。それは支え合いと言ってもいい。
 重要なのは、その野菜を買うことができる力を自分自身につけること。それから、その野菜を使っておいしい料理を作ったり、掃除をしたり、そういう生活に必要なことができるようになること。
 自立には2つの種類がある。1つは、経済的な自立。これは、自分でお金を得て生活ができるということ。もう1つは精神的な自立。これは、1人の個人として、他の人と対等に生きていくことができるということ。自分で考え、自分で決断をし、他人からアドバイスをもらいつつも、最後は自分で問題を解決していく事ができること。
 この2つができて、自立できているといえる。12歳の今は、まだ、経済的にも精神的にも自立しているとは言えない。

「自立は必要だと思う?」
 いまは、多くの大人に頼っていると思う。自分1人では、生活できないし、困ったことがあっても、解決できないこともある。今はそれで良くて、その間にいろいろな事を学んで、遊んでおけばいい。
 ただし、周りの大人は、先にいなくなってしまう。また、先に働けなくなってしまう。その時には、しっかり自立しておかないといけない。そうしないと、生活できないし、遊ぶこともできない。
 また、大人になると、お互い自立していることが前提でのつきあいになる。自立できていないと、友達もどんどん減っていって、楽しくない人生になってしまう。
 いずれは、自立することが重要。

「自立するためにはどういう風にしていけばいいと思う?」
 まずは、自分で生きていくことができる力をつけること。
 掃除や洗濯、料理など自分の身の回りのことが、自分でできるようになることが1つ。そのためには、今からいろいろ手伝って、生活する上での知識をつけておく。
 また、自分で生活ができるように、お金を稼げること。これは、今までも言ったが、人と同じ事をするのではなく、人と違うことができるようになっておく必要がある。
 さらに、自分で考えて、行動できるようになることも大事。今もそうかもしれないが、生きていると、多くの選択する状況がでてくる。また、問題や困ったことも起こる。そのときに、人を頼るのではなく、自分で考えて、行動していけるようになっている必要がある。もちろん、世の中ですでに知られてることを調べることは必要だし、人と相談することも良い。ただし、最後には自分の責任で、判断して、行動しないといけない。

メッセージ

「将来は自立する必要がある。そのために必要な知識を身につけ、自分で考え、行動できるようになろう。」

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