3.仕事の選び方
「世界に何種類ぐらいお金があると思う?」
答えは、だいたい165種類。国の数が205カ国ぐらいで、ユーロのようにいくつかの国で同じお金を使ってることもあるから、そのぐらいの数になる。
いろいろなものが買えるお金だけど、それ自体は紙やコインのような金属。それと、食べ物や車などが、同じ価値であることを保証する必要がある。それをやっているのが、国やEUといった国際的な組織。その国や組織が保証しているから、お金というものの価値が保たれることになる。
もし、国がなくなったり、保証ができな状態になったら、お金の価値はなくなる。そういうことは、これまでに何回も起きている。
当たり前のように使っているお金だけど、価値がなくなることもある。というのは知っておいた方が良い。
「日本人の平均の給料はいくらで、その給料でハンバーガーセットが何個食べられると思う?」
日本人の平均の給料は、400万円ぐらい。ハンバーガーセットの値段は、もちろんハンバーガーの種類にもよるけど、だいたい600円。
平均給料のうち、一部は税金になって、さらにそこから家賃を引くとすると、残りは200万円ぐらい。これを全部ハンバーガーセットを買うことに当てたとすると、3300個買うことができる。
もう少し計算を進めて、仮に家族4人で1日3食ハンバーガーセットを食べると、280日暮らせることになる。つまり、9ヶ月ぐらいハンバーガーセットを食べ続けると、1年間の収入がつきてしまう。
まあ、その前に健康に悪そうだけど、それを一旦おいておいておく。
一見安そうに見えるハンバーガーセットだけど、日本人の給料で一年間食べ続けることができないぐらいの価値があることは、知っておいた方が良い。
「ここ20年ぐらいでなくなった仕事、関わる人がすごく減った仕事ってどんなものがあると思う?」
たくさんあるけど、例えば、駅で切符を切る仕事。これは自動改札になってなくなった。他には、工場で製品を作る仕事をする人も、かなり減った。
これは、機械やロボットが、人間の代わりに仕事をできるようになったことが原因の1つ。機械やロボットができるようになると、燃料代などを考えてもそ方が安いから、人間がやる仕事は減る。他にも、海外の給料が安い人たちが、その仕事をやるようになることもある。そうすると、日本での仕事はなくなって、海外でものを作るようになる。
他には、街角のたばこ屋さんとか、駄菓子屋さんとかもなくなった。これは、コンビニエンスストアや大型のスーパーなどができてきた影響。こういった、さらに便利なお店やサービスができてくると、なくなる仕事も出てくる。
これからも同じで、もっとロボットや機械は賢くなるし、より便利なものは考え出されていく。機械やロボットでもできる仕事や、誰でもできる仕事、他のものに取って代われらるような仕事は、なくなってしまう。
ロボットや他の人ができないような仕事をしたり、さらに便利なサービスなどを考える側にならないと、仕事がなくなったり、安い給料しかもらえなくなったりする。自分の頭で考え、人と違うことをすることが大事。
メッセージ
「仕事をしても、十分なお金が得られるとは限らない。ロボットや機械に置き換わらない仕事、他の人と違う仕事をすることが重要。」
参考にして欲しい本
ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代