水球のルール


『オーディナリー・ファール』

1.以下のいずれかのファールを犯せばオーディナリーファールである。罰則として相手チームにフリースローが与えられる。

●ピリオド開始の際、開始の合図をする前にゴール・ラインを越えて前進すること。ただし、相手側競技者がセンターボールを取りにこない場合は不利益を生じさせていないのでファールにはならない。
●ピリオド開始時、あるいは競技中に味方競技者を援助すること。
●ゴールポスト、その取り付け具、プールの側面ないし端に掴まったり、それらを押して出ること。
●競技場の底に立っている時、競技に積極的に参加すること。競技中歩くこと。ボールを扱う為、あるいは相手競技者をタックルする為にフィールドの底を蹴って飛び上がること。この競技規則は4mライン内にいるゴールキーパーには適用されない。
●タックルされた時にボールを完全に水中に沈めたり、保持したりすること。
●握り拳でボールを打つこと。この競技規則は4mライン内にいるゴールキーパーには適用されない。
●同時に両手でボールを扱ったり触ったりすること。この競技規則は4mライン内にいるゴールキーパーには適用されない。
●ボールを保持していない相手競技者の自由な動作を妨害したり、阻止したりすること。
●ボールを保持していない相手競技者を押したり、その競技者から押して離れること。
●ボールを保持しているチームの競技者が、フリースロー、ゴールスロー、あるいはコーナースローが行われる前に相手競技者を妨害したり、押したり、押して離れたりすること。
●ボールの位置よりも後方にいる場合を除き、相手側ゴールラインから2m以内にいること。
●ペナルティースローを規定された以外の方法で行うこと。
●フリースローや再開から直接ゴールに向けてシュートすること。但し、ルールで得点が認められている場合は除く。
●フリースロー、ゴールスロー、あるいはコーナースローを行う際、不当にスローを遅らせること。
●ゴールキーパーがハーフラインを越えたり、ハーフラインを越えたボールに触れること。
●ボールをフィールドのライン外に出すこと。
●相手側ゴールに対してシュートすることなしに、チームが正味競技時間35秒以上ボールを保有し続けること。
●時間を空費すること。

2.ボールがプレーされていない地域でのオーディナリーファールは判定すべきではない。オーディナリーファールを判定するのは競技者がボールを受ける事が出来る状態か否か競技者がその時のプレーに参加・関与しているか否かがポイントとなる。従って、攻撃側競技者が2m線内へボールより先に進入した場合(いわゆる「オフサイド」)に反則判定するか否かもこの基準に則って判断される。

『エクスクルージョン・ファール』

1.以下のいずれかのファールを犯せばエクスクルージョンファールである。罰則として相手チームにフリースローが与えられ、反則競技者は退水させられる。

●事故、怪我、病気、もしくはレフェリーの許可があった場合を除き、競技中に競技者が離水したり、プールの昇降段やプールの側面に立ったり座ったりすること。
●フリースロー、ゴールスロー、あるいはコーナースローを行うのを妨害すること。
●相手競技者の顔に故意に水をかけること。
●ボールを保持していない相手競技者を捕らえたり、沈めたり、または引き戻したりすること。
●相手競技者を故意に蹴ったり、殴ったりすること。また、その意図をもって不適切な動作をすること。
●ペナルティースローを行う際、防御側ゴールキーパーがゴールライン上に正しく位置するようレフェリーに一度命ぜられても従わない時。
●退水競技者あるいは交代競技者が不適当な方法でフィールドに入ること。
●ボールを保有していないチームの競技者が、フリースロー、ゴールスロー、コーナースロー、ペナルティースロー、あるいはニュートラルスローが行われる前に、以下のいずれかのファウルを犯すこと:
◎相手競技者を妨害する
◎相手競技者を押したり、その競技者から押して離れるエクスクルージョンファウルを犯す
●ボールを保有しているチームの競技者が、フリースロー、ゴールスロー、コーナースロー、あるいはペナルティースローが行われる前に、エクスクルージョンファウルを犯すこと。もし、ペナルティースローが行われる前にそのファウルが犯されれば、ペナルティースローは維持される。
●両チームの競技者が、フリースロー、ゴールスロー、コーナースロー、ペナルティースロー、あるいはニュートラルスローが行われる前に、全く同時に以下のファウルを犯すこと:
◎相手競技者を妨害する相手競技者を押したり、その競技者から押して離れるエクスクルージョンファウルを犯す両競技者とも退水させられ、ニュートラルスローが与えられる。但し、ペナルティースローが行われる前にそのファウルが犯されれば、ペナルティースローは維持される。
●ペナルティースローの妨害をすること。反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められる。
●不行跡をはたらくこと。反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められる。
●レフェリーまたはオフィシャルに対して服従を拒んだり、無礼な態度をとること。反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められる。
●ブルタリティー(暴力行為)を犯すこと。反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められない。

2.退水競技者は、競技進行の邪魔にならない様に、離水せずに自陣ゴール・ラインの再入水エリアに行く。退水競技者が再入水エリア内に目に見えるように浮上すれば、その退水競技者もしくはその交代競技者は、セクレタリーまたはレフェリーからの以下の合図とともに再入水エリアからフィールドに入ってもよい。

●正味競技時間20秒経過後。
●退水競技者のチームがインプレー中にボールの保有権を獲得した時。
●退水競技者のチームがフリースローまたはゴールスローを得た時。

3.退水競技者あるいは交代競技者は、得点後、どの場所より入水してもよい。

『ペナルティー・ファール』

1.ペナルティーファウルを判定する場合以下のいずれかのファウルを犯せばペナルティーファウルである。罰則として相手チームにペナルティースロー(4mペナルティーシュート)が与えられる。

●4mライン内で、得点となるのを阻止するファウルを防御側競技者が犯すこと。
●4mライン内で、防御側競技者が相手競技者を蹴る、殴る、あるいはその他のブルータリティーを犯すこと。この場合、反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められない。
●退水競技者が故意にプレーを妨害すること。
●退水競技者あるいは交代競技者が、得点を妨げる目的で不正に入水すること。
●退水競技者あるいは交代競技者が、試合の最後1分以内、あるいは延長戦の第2ピリオドの最後の1分以内に不正入水すること。この場合、反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められる。
●競技に参加することのできない競技者または交代競技者が入水すること。この場合、反則競技者は残り競技時間中退水させられ適切な交代は認められる。
●ゴール・キーパーあるいはその他の防御側競技者が、得点を妨げる目的でゴールを完全にひっくり返すこと。この場合、反則競技者は残り競技時間中退水させられ、交代は認められる。
●ボールを保有していないチームの監督がタイム・アウトを要求したり、チーム役員が得点を防ぐ目的の行為をした場合。


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