| つちや | 思い出してみる |
主人公が乗っていた電車が三宅坂に行ったとき、止まってしまった。 雨に勢いがなく、霧のように立ち込めていた。…たぶん お濠から水が流れ出てきたよ。 うなぎが出てきたたような気がする。 うなぎは油でギトギト? |
明かりについて触れなかった。だんだん暗くなって建物の灯りが出てきたことや、雨雲が薄赤くなることなど。また、水の塊の揺れ方についても触れなかった。大きな鰻の様子も思い出せなかった。自分が読んだところはなんとなく思い出せたが、他のところは思い出せなかった。 水の情景についての文だけでかなりの量があり、水の塊がいろいろ動いていると思うと鰻が登場したりして、思いのほかその情景を思い描くこと、また思い出すことがむずかしかった。 |
| 吉川亜紗美 | うなぎ | 私の乗っていた電車が、三宅坂を降りるとき、車掌が故障したので降りてくださいと言った。電車を降りてお濠の辺りを歩いていると、ぬるぬるとした大きな鰻が這いあがってきた。二寸三寸の鰻もいた。 | 気候についてのことは全然思い出せなかった。それはたぶん気候のことなんてあまり重要ではないと思ったからだ。そして思い出して書けと言われて浮かんできたのが登場人物の私と鰻だった。途中の場面や最後の「町の燈りで薄赤くなって」とか「水先が電車道に溢れ出した」とかとびとびでは思い出せるのになんか話がつながんない気がすると書けなくなった。本文はこんなに長いのに私がこれだけしか書けなかったのは、この本文に気候についてのことが多かったのと、そのことを私があまり重要だと感じずに知らないうちに省いてしまっていたからだと思った。あとこれを聞くときに覚えておいて後で書くなんて思ってなかったので覚えようと意識して聞いてなかったからだと思う。これだけしか書けないなんて意識して聞くって大切なんだ。 |
| 増田綾子 | うなぎ出現!! | 私の乗っていた電車が三宅坂あたりまで来ると、車掌が故障だから降りてくださいといった。電車から降りて、すきや橋の方へ向かって、お濠の近くを歩いていくと、お濠の水かさが増してきて、劇場の前まで来たときに、牛の胴体ほどの大きさで、ヌルヌルとしたものが這い上がってきた。それは、大きな鰻だった。そのほかにも、二寸、三寸ほどの鰻がヌルヌルと排水溝の中からうじゃうじゃと出てきた。その体は雨にぬれてキラキラと光っていた。その様子はまるで引き上げた綱のようだった。 | この話の中では、風景や天気の様子が多く描かれているが、ただ、雨が激しいというだけでなく、そのこと自体にも変わった表現がされている。雨が降っている以外のことは詳しく表現されすぎてかえって分かり辛かったのだと思う。一つ一つの文章が〜だが〜でも〜せず〜の様に〜だった。というように読んでいくうちにどんどん状況が変わっていくので、状況の把握が難しい。よ〜く考えながら読んでいくなら奥が深く、いろんな状況が想像できるのだろうが、何より、お濠から大きな鰻が出てきたということが印象に残っていたから、そちらのほうに意識がいってしまったのだろう。 |
| 大石優貴 | 「東京日記」 |
日比谷の交差点を通り過ぎて三宅坂にさしかかると、乗っていた電車の車掌が「ここで皆さん降りてください。」と言った。降りてみると、外は雨が降っていて生温かい空気が漂っていた。歩いて帰ろうとするが、通りに水が溢れていて帰れない。なんとか進んでいくと数寄屋橋のかかる川の水が溢れ出しているのが見えた。 突然、御壕の濁った水が溢れ、巨大な鰻が姿を現した。そのまま鰻は電車路を這って行ったが、その尾の部分はまだ御壕から出きらない。そして、水路からは小さな鰻が重なるように飛び出し、家々の隙間に入り込んでいった。 |
空模様(雨粒締りがない・滴が霧になる・雨雲が町のあかりで薄赤くなった・・など)や、交差点で降りた時にпvの目が見た人々の様子・鰻の描写をほとんど記述することができませんでした。鰻の登場(特に水が溢れる箇所)が印象深く、電車の故障と水が溢れてくるところのみが表れている記述になってしまったと思います。 ここで思い浮かばなかった言葉の種類は、特に内田百聞の独特な描写が多く、自分が普段使わないものだからとも言えます。 |
| 関本温子 | 東京日記 | 三宅坂を降りて日比谷の交差点を過ぎたところで電車が故障したから運転手が降りてくれといったので降りた。雨が降っていたので傘をさしたが、雨傘に打つ雨に気力がなく、生暖かくて不気味な感じたった。油が油を吸い取るようななんとやら。風が吹くと、石垣のあたりから牛の胴体ほどあるうなぎが泳いできた。うなぎは数寄屋橋の川に行こうとしているのか、それとも銀座に行こうとしているのかわからないが、ニョロリニョロリと泳いでいった。駐車場に行き、車に乗り込んで、家まで走らそうとしたが、どの車にも運転手はなく、仕方がないので降りて歩くことにした。雨は止んだが、街には右往左往している人が多く、二寸三寸ばかりなるうなぎがあちらこちらにみられた。そして、家々のすき間すき間に入り込んだ。 |
@空・街の明るさ、水の様子、主人公以外の人間の様子、うなぎが出てくる前後の街の様子、うなぎの様子、主人公の足取り。 A関心が全てうなぎに注がれていたのが一番の理由だが、想像はできるが、背景の描写がなんとなく、現実離れした比喩表現をしているため記憶に残らなかった。天気が雨、というあまり好まれない気象条件もそのためだろう。 |
| 相馬美奈子 | 創作「東京日記」 | 電車に乗って、日比谷の交差点を過ぎて三宅坂に近付いて来た時、駅員さんが電車が故障したので降りて下さいと言った。外は生温かい風が吹いていて雨が降っていた。川の水が溢れ出てきたので、安全地帯を歩いて帰ろうとしたが、御濠の水も溢れ出て鰻が飛び出してきた為帰ることができなかった。仕方なくそこにとどまることにした。 |
@周りの人々のこと、自然描写、鰻の動き。 A2回読んでいるが、細かい描写を気にせず、なんとなく流れだけを掴んでいた為、頭の中におおまかなことしか浮かんでこなかった。それと私は実生活でもそうだが後になればなるほどあれもあった、これもあったと思いだす人間なので読んですぐだったので最初の部分しか思いだすことができなっかったのだと思う。 |
| 大石 桂 | 東京日記 |
電車に乗っていると、 車掌が故障したので降りてくださいと言った。 人々はざわざわと降りた。 数寄屋橋。 白光が見えた。 信号燈が見えた。 牛の胴体ほどある鰻が溢れた。 家に帰ろうと車に乗ろうとしたが、 全ての車には運転手がいなかった。 |
■何を書かなかったか? 風景描写 ■なぜか? 本文での出来事自体がよくわからなかったので、風景描写には注目がいかなかった。 物語を読む際、文章を自分なりに理解するため、あらすじを読み取ろうとしている。 私は赤毛のアンがとても好きである。ある日母に、どういう物語なの?と質問されてあらすじを説明しようとしたけれど、何だかうまく説明できないし、あらすじだけ並べても赤毛のアンの素晴らしさはちっとも伝わらなかった。 アンで素晴らしいのは、アンの性格や言葉の表現であったと思う。具体的にいうと、アンの自然描写の捉え方であった。湖に輝く湖水(?)など自分で名前をつけたりすること。こういうアンの感動なのであろう。 上はあまり関係ないのかもしれないが、今回の実験(?)で風景描写が残らない自分は少しつまらないと思った |
| 内藤千香 | 東京日記 思い出して書いてみよう |
電車が故障し、お濠近くの、日比谷の坂道での途中で乗客は下ろされた。 夕方で、あたりはまだ明るかった。安全地帯に集まった人人はみんなお濠の方を見ていて、ざわざわし始めた。 お堀の水が段段ゆらゆらと波だち、見ると大きなうなぎが頭を出した。そのせいで水はお濠から溢れて電車どおりにまで達した。うなぎは、有楽町のほうへ行くのか銀座のほうへ行くのかわからないが数寄屋橋の交差点を通った?そのとき頭は交差点を抜けようとしているのに尻尾のほうは、まだお堀の中にあった。私は急いで車に乗り家に帰ろうとしたけれど、車には運転手がいなかった。 あたりが暗くなり松の境がわからなくなった。 |
私は何を書かなかったか。それはなぜか。 風景。 主人公の見たもの。 何が起こって何があったかという話の流れ(出来事)にばかり気を取られてしまった。先生の言ったとおり風景の場面が多いのにそれはほとんど思い出せなかった。また、細かいはなしの展開がわからなかった。 細かな風景の描写は全く思い出せなかったし、主人公が何を見たかもよく思い出せなかった。その風景を内田百がどういう言葉で表現しているか思い出せなかった。 |
| 桜井Bモン | ☆☆☆☆東京日記☆記憶をたどって☆☆☆ |
(自分の記憶) 三宅坂を下る。電車が急に止まり、車掌に降りろと急に言われる。交差点の所で、でかいウナギが現れる。 |
(自分の思い出せなかった所、またその理由) 周りの景色や風景。全般的に思い出せなかった:最初の印象が強すぎた。そしてそこまで注意してなかった。あらすじしか思い出せず細かいところまで考えなかった。大まかしか考えなかった。ポイントとなるものが全然思い出せなかった。そこまで意識していなかった。全般的に思い出す事ができなかったのが大きな原因だった。 |
| 野中千紘 | ターミネーター鰻 |
電車に乗ったら運転手が降りてくれというので三宅坂で降りた。 しかし回りにたくさんいたはずの人がおらず、不思議に思ってると川から牛ほどの太さの巨大な鰻がズルズルと沖に上がり、銀座の方向に向かって行っている。 ハッとして気づくといなかったはずの人々がおり、鰻の通った後がきらきらと光っている。見ると二寸、三寸ほどの鰻の大群が黒い綱のように、窓縁に向かって這い上がって行く。 辺りは薄赤く染まっていた。 |
☆電車を降りたのは日比谷の交差点で、故障したからだった。 ☆周りの情景(気候・天気・水の様子・場所)は全くと言っていいほど書いていない。 出来事に注目しすぎて、それについての細かい説明等は気にしていなかった。というかうろ覚えな上に間違って覚えている。場所の名前は、覚えていてもどの場面でどこの場所にいたのかというのが思い出せなくて結局書かなかった。あるモノ(ここでいえば鰻)にばかり気をとられていて周りが見えていないということだと思う。こういうタイプは車の運転には向いていないと自動車学校の指導員に言われた。 |