池袋 石仏巡り


  池袋に出た折に、「池袋駅前公園」に立寄りました。
 池袋駅東口にあたり、山手線の線路沿いに幅約13メートル、長さ約230メートルの細長い通路のような公園です。


 入って直ぐに小さくて立派な祠が二つ並んでいます。
 手前が「四面塔稲荷大明神」、奥が「
四面塔尊」です。
 この辺りは江戸時代、目白方面 から長崎、川越街道、中山道へ抜ける山の中の四つ辻だったこともあり、四面塔は道標としても
 使われていたようです。

 
    池袋駅前公園の入り口      (左側) 四面塔稲荷大明神
                      (右側) 四面塔尊


 手前の「四面塔稲荷大明神」から拝観します。

      
     四面塔稲荷大明神               稲荷の内部             両側に狐の石造

 「四面塔尊」の右の祠に、まだ新しい「六地蔵像」が安置されていました。
 四面塔には、正面に「お題目」・右側面に 「北方板ばしみち」・左側面に「南方高田雑司ヶ谷道」と銘が彫られていました。

    
       四面塔尊           右の祠に六地蔵          享保六年(1721) 造立
                                          四面塔


 公園の一番奥には「水天宮」があり、傍に四体の「田の神さん」が配置されていました。
 四体とも其々に豊かな表情をしており、暫し魅入ってしまいした。

 
    平成十二年(2000) 改装       四体の「田の神さん」
       池袋水天宮



 「四面塔」が目的で立寄りましたが、「田の神さん」「六地蔵」などに出会えたのは収穫でした。


 帰路、池袋駅の東口に向かう地下北通路に、待ち合わせスポットとして親しまれている可愛いらしい「ふくろうの像」がありま
 した。 この像は、昭和62年にJR発足を記念して寄贈されたもので、高さ1.6m・体重700Kgの見事な石造です。
 胸の辺りに、マジックインクで悪戯書きがされておりとても悲しく思いました。


   
   昭和六十三年(1987) 造立

     「いけふくろう




 2006.5.21(日) 10時30分〜11時 晴れ

 最近購入した「江戸・東京 歴史の散歩道」(街と暮らし社編) に、東池袋界隈の石仏マップが載っていました。
 「水天宮」からチョット足を伸ばせば手軽に訪問できそうなので立ち寄ってみました。
 今回巡ったのは、宮仲橋を渡って明治通りに突き当たる、江戸時代の旧道沿いの石碑・石仏です。


 「水天宮」を東へ200m余りいくと、庚申ビルがあります。
 キックボクシングジムの入り口脇に、壁をくり貫いて「
庚申塔」が安置されています。
 下部に「豊島区重要文化財/庚申様」のプレートがありました。
 石仏は、穏やかな表情をした明王像で、下部に三猿は見当たりませんでした。

 
         庚申塔             拡大画像
 
 解体中の時習小学校の隣に、「
六ツ又子育地蔵尊」のお堂がありました。
 お堂は随分と高くしてあり、更に子供を抱えた大きな地蔵尊像なので、真近に寄って見上げなければ全容が拝めませんでした。
 六ツ又と言うのは、川越街道・春日通り・明治通りなどが立体交差する六ツ又交差点付近に安置されていたからなのでしょう。

       
       地蔵堂             拡大画像 子育地蔵像

 時習小学校の脇道の角に、「庚申」の石碑がありました。

 
    天保十三年(1842) 造立
      庚申の石碑