| 秩父三十四観音霊場巡り (第13番・第24番・第25番) |
|
今回は全くの地理不案内の山里を歩くので、距離も軽めに8Km程度に抑えた計画を立てました。 今回の寺院巡りにあたっては「秩父 古寺を歩く」(室生朝子著) を参考に探索マップを作成しました。 前日まで、梅雨特有のはっきりしない予報のため、ギリギリまで実行の決断が付きませんでした。 しかし、当日は全くの晴天に同梱した傘をバックから戻しました。 9時50分、西武池袋線西武秩父駅に降り立ちました。 休日ということもあり、仲見世通りは札所巡りのグループでごった返していました。 彼らとは、この先各所でかち合うことになります。 特に、江戸巡礼古道の長尾根みち又久那みちでは、一寸した渋滞に巻き込まれることになります。 道すがら目を楽しませてくれた散策サイン開運案内板"どこいくべぇ"は、計100基設置されているそうです。 まさに観光の街「ちちぶ」の観を深くしました。 ![]() 西武秩父駅 散策案内板"どこいくべぇ" 西武秩父線の踏切を渡ると、まもなく秩父三十四観音霊場第13番札所「旗下山慈眼寺」が見えてきます。 内容は、こちらに載せています。 ![]() 観音堂 町を抜け 荒川にかかる佐久良橋を渡ると、直ぐに山道にはいります。 上り坂の途中に、三猿の石碑とか青面金剛と彫られた石碑などが安置される庚申堂がありました。 慈眼寺からは、2,000mも歩いたことになります。 ![]() 佐久良橋から見た荒川 上り坂の途中に祠が 庚申塔の石碑など 山道をある程度登りきった所に、江戸巡礼古道「長尾根みち」の標識を見つけ安心しました。 左方向「札所24番寺 (法泉寺)」、右方向「札所23番寺 (音楽寺)」とありました。 江戸巡礼古道「長尾根みち」は、ハイキングコースになっているのでしょうか、竹薮に挟まれた山道はラッシュ状態でした。 江戸巡礼古道長尾根みち 渋滞にあった尾根道 長尾根みちからの武甲山 庚申堂から1,200m、ノロノロペースでやっと秩父三十四観音霊場第24番札所「光智山法泉寺」に辿り着きました。 境内に続く参道には、まだ紫陽花が垣根を作っていました。 ハイキングの大半の方がここで昼食を取っていましたので、私も下着を取替え一休みしました。 ![]() 境内に続く紫陽花の垣根 光智山法泉寺 本堂 左右の袖に小さな仁王像 仁王像 拡大画像 ![]() 本堂の左に平和観音像 続いて六地蔵像 左から3番目に見たな顔が 恋ヶ窪遊女の額が奉納 地蔵様と剥落した石碑 116段一直線の階段 法泉寺から久昌寺までの3,000mは、静寂な山村と江戸巡礼古道「久那みち」の自然を堪能することになります。 江戸巡礼古道は武甲山を周っている感じで、色々な表情の山姿を見ることが出来ました。 ![]() 江戸巡礼古道久那みち 道標の後ろに武甲山 寛政7年(1795) 造立 巡礼坂からの武甲山 弁財天の石碑 巡礼坂の途中に地蔵尊 五百沢の丸木を渡る みぎ廿五番の道標 ![]() 道標辺りからの武甲山 ここにもみぎ廿五番の道しるべ石 説明板 御手判寺と称される秩父三十四観音霊場第25番札所「岩谷山久昌寺」 は、交通安全のご利益があります。 珍しい「脱衣婆像」があったり、首が欠損している石仏があちこちにあったり、切り立った崖の淵に建つ不気味な寺院でした。 しかし、丁度弁天池の蓮が咲き始めていて<疲れた体と気持ちを癒してくれました。 門前 入口に御手判寺の石柱 石柱の脇に石碑 ![]() 御手判寺の額 仁王門 風格のある仁王像 本堂までは左側に崖が続く ![]() 別名御手判寺 本堂 本堂左に地蔵堂 中には不気味な脱衣婆が 奥野の鬼女の額が奉納 ![]() 首のない石仏1 首のない石仏2 首のない石仏3 首のない石仏4. 寺院奥手の弁天池に、古代ハスが蕾みを開き始めていました。 ![]() 観音堂朱鷺書房蔵 観音堂前の弁天池 弁天池には古代ハスが 咲きほころぶ古代ハス 当初は、影森駅までの行程を計画しましたが、久昌寺で札所巡りの主催者に浦山口駅のほうが分かりやすく早いと聞き、急遽 コースを変更しました。 西武秩父線浦山口駅までの1,500mの間にも、各所に石仏が安置されていました。 ![]() 久那橋手前からの武甲山 路肩に廿二夜塔等の石碑 ![]() 路肩に地蔵堂 中に袈裟かけの地蔵菩薩 路肩に祠が 可愛らしいお地蔵さん2体 久昌寺をでて1,500m、久那橋を渡るとやがて終着駅が見えてきます。 コースを変更したお陰で13時過ぎには西武秩父線浦山口駅に着きましたが、構内は帰る札所巡りの方々でラッシュ状態でした。 ![]() 久那橋 久那橋から見た荒川 西武秩父線浦山口駅 今回は、「道しるべの石造物を探しての古道巡り」と「寺院の石仏・石造物探索」を意図しましたが、札所巡りが盛んな秩父を 廻る場合は、時期を選ぶ必要があることを思い知らされました。 ほとんど車が走らず、整備されていなく草を踏みしめて作ったような野道を横切り谷を渡る、文字通りの江戸巡礼みちで、現代 社会からかけ離れた気分を味わうことができたことは収穫でした。 しかし、見落としたか・コースを間違えたかで地図上の道標をいくつか飛ばしてしまったのが残念でしょうがありません。 |