旅のページ
2010年12月26日〜2011年1月3日
vol.1 プロローグが今回は長い

今年の岡山空港は。。。

 25日の夜,岡山は強烈な冷え込みで・・・今期初めて「寒くて」何度も目が覚めてしまいました。
ということで,いよいよ出発という岡山空港に着いたときすでに「ねむいよぉ」。さて,次は儀式
「荷物預け」
事前に計測すると32kgだったので,手持ち荷物に3kg上乗せして,預け荷物は29kgにしました。
毎年違う値段を請求される,不思議な荷物超過代金ですが,今年も9kgオーバーで,2000円×2。
受付の方も暇だったからか?理由もよどみなく答えられ,しかもめずらしく安かった・・・・ホッ・・・・

羽田までは「がらがら」の飛行機。怖さも押しのけるほどに眠すぎて3人がけの席で「横になって」いると,
でもキャビンアテンダントさん「ま,いいか」だったそうで,目覚めた私に「お目覚めですか」と・・・
少々はずかしかったけど,30分ほどは間違いなく心地よい時間でした。
飛行機恐怖症が少しは薄まったのかな。

羽田空港〜新千歳空港
羽田空港で,またこのコール
「あとの便に席を譲っていただけませんか」・・・また今年も聞いてしまったこのcall。
謝礼金が1万円と聞いて,すぐに振替申し出に行きましたが,本来の出発15分前に
「問題が解消されたので,元の便でご出発ください」だそうで・・・・残念。
あーあ,今年はキャッシュバック受け取れず,残念・・・・
とはいえ,千歳行きの便は「完全に満員」。先ほどのようにゆったりとは乗れませんでした。
おまけに,隣客に足は踏まれるは,乱気流で気分が悪くなるはで,踏んだり蹴ったり。
まだ「飛行機は怖い」私なのに,もう気分は最悪・・・・
ようやく千歳に到着。一気に道東に向かう予定でしたが,あまりに気持ち悪いので少し休憩を。
冷えた空気に触れれば,気持ち悪さも吹き飛ぶかなと思って屋外に出たのですが,
出発地岡山のあの眠れないほどの寒い朝よりも,ほわんと「暖かくて」思わずまた眠気が・・・
気がつけば荷物を抱えて座って少々眠ってしまっていました。北海道の,外でのことです・・・・

少し眠ったぐらいでは気持ち悪さがどうにも抜けないので,一気に道東に向かうのをあきらめました。
体がシャンとするのをこの千歳空港で待つことにしました。ホント,弱っちぃ!
ということで,夕暮れの列車に乗って札幌へ。予定外の立ち寄りです。
エアポートに乗ろうとしたときに,売店に「懐かしい」飲み物が。

 思えば29年前に初めて北海道に上陸した函館駅で購入して飲んだのも,このよつ葉のパックコーヒー牛乳。あまりに懐かしくて思わず購入して飲みました。
 当時は確か80円でした。今もほぼ同じサイズのようですが,現在の価格は90円。30年近くの年月が過ぎているのに,ほとんど変わらないこの値段。

 なんだか嬉しい。
 でも飲んでみると当時よりおいしい気がする。・・・けれど,それはちょっと寂しい現実・・・ 当時のような甘いコーヒー牛乳っていう記憶が消えていくようで。
 いろいろ考えたり,思い出にひたれたりしたからか,少々気分も回復した気がして,札幌経由小樽行きのエアポートに乗ることにしました。もう一つ,よつ葉のコーヒー牛乳を購入して。


 札幌に「なんとか」到着しました。よつ葉で再び少しリフレッシュできたからかもしれません。でも,人でごった返している札幌駅で「人あたり」してしまったのか,立ちくらみが・・・・

札幌駅にて。。。
気持ち悪さはお腹にもダメージを負わせていたので,こんな時には「カレー」がほしくなりました。
そんな時に,こんなキャッチを見て,即座に「食べに行こう」と決めました。
出てきたのは・・・しかし,何のひねりもないカレー。ホントに蝦夷鹿肉(もみじ)が入ってるのかなぁ・・・

まぁまぁおいしかったけど,もみじらしさは味わえず・・・ でも,少しは体が復活した気がしました。
じゃぁ,道東へ,とも考えましたが,なにかしら不安を覚えて,今日はもう休息にあてよう,ということに。
今夜はひたすら充電して,さんざんな初日をリフレッシュしよう・・・と決めました。久々にハウスに泊まりました。

2日目,十勝へ
「うわぁ,7時になる!」
7時3分発の釧路行き特急列車に乗る予定だったのに,もう間に合わない時間に目覚めて・・・
予想以上の疲れに目が覚めなかったのかという脱力感と情けなさの中で朝食を食べました。
そんなせいでしょうか,手に力が入らない・・・
もう1日,休息が必要なのかな,それなら,あそこへ行こう,そう決めて札幌駅へ。

乗りはぐった特急の,次の便の8時台の帯広行きに乗りました。行き先は
帯広駅到着前にも見える,ココ。 「ばんえい競馬 十勝」です。
大昔には北海道各地にあった「ばんえい競馬」も,今はもうここ帯広だけに。
出走前のばん馬たち,本当にかわいい表情です。 でも,いざ走り始めたら,その迫力は・・・

ばんえい競馬は走る馬たちのすぐそばで,しかもいっしょに馬の横を歩きながら応援もできるので,他の普通の競馬の比ではない馬の迫力や息づかいにふれられるので,私にもエネルギーがもらえそう・・・と思います。
数十年前に旭川や北見(だったと思います)で,ばんえい競馬にふれた,その時もそう思ったように覚えてます。
なので,ここへ。2レースだけ買わせていただいて,昼食代ぐらいを受け取ることもできたのも,よかったぁ・・・・

競馬場からの帰り道,お昼というのにまだ零下の気温の帯広の街外れは
こんなすてきな景色も見せてくれました。このあと,天候悪化で,こんな風景にふれるチャンスがなくなろうとは,この時点では知るよしもありませんでした。
その後,帯広から釧路までを4時間近くかけて,1両きりの各駅停車の列車で向かいました。
どうしてもこれに乗りたくなったのは,札幌に立ち寄ったためにかけてしまった余分な経費を浮かすため。そして
「ハナミズキ」の映画で見た,懐かしのあの場所にもう一度ふれるために。
数十年前に見たはずの映画の風景を,記憶でなく現実にするために。

ということで乗ったのは,13時前に帯広を出発する鈍行。
この列車は各駅停車ですから何度も他の列車との行き違いや,特急列車に抜かれて,足止めをくいます。そのことに不満顔の旅人も(そんな人が何で乗ってるの?)なんでかいたのですが,私にしてみればこの列車の運転手とも語らえるし,また同じような旅人ともいろんなお話ができるので,見たかった風景以外にもとても楽しめたのでした。
上厚内駅。人っ子一人いない駅前でした。 時刻表にも載っていない駅。
尺別駅。この地域の歴史を少しは知る者として,この風景は「悲しい」としか形容ができませんでした・・・・

 音別駅でも長時間停車することになり,ここは駅前にもお店がある町なので,あたたかい飲み物を購入しに出かけました。帰ってくるとこの列車の運転士も出てきていて,
「冷えてきてるのに,寒くないですか?」
私が,首を振ると,他の人も怪訝そうな表情。この夕暮れのホームで,ある旅人の持っていた寒暖計で零下5度だったから・・・太陽が西に傾くたびにさらに冷え込んでいく中で,
「寒いかなぁ?」
・・・そんなふうに感じられるのも,元気が戻ってきたおかげとうれしく思いながら,明日からの釧路湿原・根釧台地めぐりに思いをはせていました。

 明日からのひどい天気を,この晴天では知るよしもなく。

next
28日より釧路湿原に入る・・・




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