プロフィール

 近くの倉橋の溜池事務所に遊びに行った時、なみいる巨鯉の魚拓の中に55.5cmの魚拓が一枚貼ってあった。私が、初めて見た黒鯛(チヌ)であった。当の中出氏に訪ねると鵜方浜釣りセンターで、釣ったとのこと。清悍な面構えに惚れ、早速、釣りに連れて行ってもらうことにした。竿はメチャメチャ短く、ふにゅふにゅのグラスだ。リールは、手の平に入るほどの小さいもの。ラインは、ナイロンの3号を巻いてあった。「こんな釣具であんな魚が果たして釣れるものだろうか?」と驚いてしまった。渡船で近くのカセに着きダンゴに餌を包んで、海の中へドボッーンとほうりこむ。打てども何も釣れない、しばらく頑張っていると暴れ回る魚を一苦労して取り込んだ。デカイボラであった。しかし、横から師匠が「ボラを釣るな」と一括。ボラを暴れさせたら、チヌが怖がって逃げてしまうといわれたが、ボラの入れ食いで、腕が痛い。恐縮の一日でチヌの顔を見ることが出来なかったが、短竿での遣り取りの魅力に虜になってしまった。

 スポーツ紙の釣り覧を見ては、各所のイカダ釣りに一人で行った。週一回一ヶ月は、同じ渡船店に通った。船頭さんにも、顔と名前を覚えてもらい親しくなった。尾鷲では、3号ラインで、打ち切るモンスターにも遭遇した。チヌを釣り、迎えの船に船頭さんがそれを見て、 「こまいのう !!」の一言。゛ガクッ゛養殖業者は目が肥えていて、50cm以下の物は、そういうのだ。50cm以上のは、「拓物だ」と喜んでくれるが実寸55.5cmはなく魚拓は、取らなかった。【後に知った事だが、魚拓は、実寸より少し大きくなると知った。】魚を絞めて一時間もすると、ずいぶん小さくなる。魚拓は釣ったらすぐに船頭さんにとってもらう事にしよう。(ビクに入れておくと尾が切れる場合がある)本年游の尾数は、唐尾で昼まで釣った(28〜45cm)47尾。船頭さん曰く(十匹位にしておいてヤレや!!)と。弁当船で帰港した、1日釣ったら何匹釣れたのだろうか?

最長寸55cm(実寸)賀田糸川渡船で中出氏の魚拓にあと0.5cm足りない。オーバーすることで、師への恩返しと心得ている。チヌ釣をはじめて、15年、竿を作っては、各地で、試し釣りをしている。釣果アップに今日もトップを削っている。

初心者歓迎。研究心旺盛な若者よ集え!! マナーを守って共々にチヌ釣りを楽しもう!!


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