翻訳されている村上春樹の作品

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2007年4月4日改訂


英語に翻訳された作品

ドイツ語に翻訳された作品

フランス語に翻訳された作品

イタリア語に翻訳された作品

ロシア語に翻訳された作品

スペイン語に翻訳された作品


春樹作品の翻訳を出版している国

発行 原 題 翻訳を出版している国 (発行年)
1979 風の歌を聴け 韓国 (1991)、台湾 (1992)、香港(1997)、ロシア(2002)
1980 1973年のピンボール 台湾 (1992)、韓国 (1997)、香港 (1997)、中国、ロシア(2002)
1982 羊をめぐる冒険 イギリス (1990)、フランス (1990)、ドイツ (1991)、オランダ (1991)、ギリシャ (1991)、スペイン (1992)、イタリア (1992)、フィンランド (1992)、香港 (1992)、アメリカ (1993)、ノルウェイ (1993)、ポーランド (1995)、台湾 (1995)、中国 (1997)、韓国 (1997)ロシア (1998)、 ルーマニア(2003)
1983 中国行きのスロウ・ボート 韓国 (1991)、香港 (1995)、台湾 (1998)
1983 カンガルー日和 台湾 (1992)、中国、香港
1984 蛍・納屋を焼く、その他の短編 台湾 (1999)、韓国 (2000)
1985 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド イギリス (1991)、フランス (1992)、アメリカ (1993)、ドイツ (1993)、オランダ (1993)、ギリシャ (1994)、台湾 (1994)、香港 (1994)、中国 (1996)、韓国 (1997)、オーストラリア、カナダ、イタリア(2002)、ハンガリー
1985 回転木馬のデッドヒート 台湾 (1999)、韓国 (2000)
1986 パン屋再襲撃 台湾 (1999)、韓国 (2000)
1987 ノルウェイの森 韓国 (1989)、香港 (1991)、イタリア (1993)、アメリカ (1994)、フランス (1994)、ノルウェイ (1995)、中国 (1996)、イギリス (2000)、イスラエル (2000)、台湾、ドイツ(2001)、 ルーマニア(2002)
1988 ダンス・ダンス・ダンス 香港 (1992)、韓国 (1994)、アメリカ (1994)、フランス (1995)、ノルウェイ (1995)、中国 (1996)、台湾 (1996)、イタリア (1998)、イギリス (2002)、オーストラリア、カナダ、デンマーク、 ルーマニア (2004)
1990 TVピープル 韓国 (1996)、台湾 (2000)
1992 遠い太鼓 韓国
1992 国境の南、太陽の西 台湾 (1993)、香港 (1997)、韓国 (1999)、アメリカ (1999)、イギリス (1999)、イスラエル (1999)、イタリア (2000)、ドイツ (2000)、ノルウェイ (2000)、アイスランド(2001)、フランス(2002)、 ポーランド(2003)、ルーマニア(2003)、 スペイン(スペイン語とカタロニア語、2003)
1993 やがて哀しき外国語 韓国
1994 ねじまき鳥クロニクル 第1部、第2部 韓国 (1994)、香港 (1995)、台湾 (1995)、中国 (1997)、アメリカ (1997)、イギリス (1998)、ドイツ (1999)、イタリア (1999)、ノルウェイ (1999)、フランス、オーストラリア、カナダ、スペイン(2001)
1995 ねじまき鳥クロニクル 第3部
1995 夜のくもざる 韓国
1996 レキシントンの幽霊 韓国、香港 (1998)、台湾
1996 うずまき猫のみつけかた 韓国
1997 アンダーグラウンド 香港、台湾、イギリス、アメリカ、韓国、ドイツ
1998 約束された場所で underground 2 香港、台湾、イギリス、アメリカ、ドイツ
1999 スプートニクの恋人 韓国 (1999)、台湾 (1999)、香港 (1999)、イギリス (2001)、アメリカ (2001)、ドイツ、イタリア、フランス、スペイン(スペイン語とカタロニア語、2002)
1999 もし僕らのことばがウィスキーであったなら 韓国
2000 神の子供たちはみな踊る 韓国 (2000)、台湾 (2000)、香港 (2000)、イギリス (2002)、アメリカ (2002)、ドイツ (2003)
2002 海辺のカフカ ドイツ(2004)、イギリス(2005)、アメリカ(2005)
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■ 村上春樹の作品

▲ 外国語名 (英語)

村上春樹さんの作品の外国語名のリストです。

長編小説

発行 英語名 発行 原 題
1987 Hear The Wind Sing 1971 風の歌を聴け
1985 Pinball, 1973 1980 1973年のピンボール
1990 A Wild Sheep Chase 1982 羊をめぐる冒険
1987 Hard-Boiled Wonderland and the End of the World 1985 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
1989 Norwegian Wood (講談社)、2000年(Vintage社) 1987 ノルウェイの森
1995 Dance Dance Dance 1988 ダンス・ダンス・ダンス
1998 South of the Border, West of the Sun 1992 国境の南、太陽の西
1997 The Wind-Up Bird Chronicle 1994 ねじまき鳥クロニクル 第1部、第2部
1995 ねじまき鳥クロニクル 第3部
2001 The Sputnik Sweetheart 1999 スプートニクの恋人
2005 Kafka on the Shore 2002 海辺のカフカ

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短編小説集

発行 英語名 発行 原 題
No A Slow Boat to China* 1983 中国行きのスローボート
No A Fine Day for Kangarooing** 1983 カンガルー日和
No Firefly, Bahn Burning and Other Short Stories* 1984 蛍・納屋を焼く・その他の短編
No Carrousel's Dead-heat*** 1985 回転木馬のデッドヒート
No The Second Bakery Attack* 1986 パン屋再襲撃
No TV People* 1990 TVピープル
No Spider-monkey at Night 1995 夜のくもざる
No Ghoast of Lexington 1996 レキシントンの幽霊
2002 After the Quake 2000 神の子供たちはみな踊る

注1 無印) 私の拙い翻訳で付けた題名
注2 *) The Elephant Vanishes から
注2 **) Haruki Murakami Forum で Native Speaker が使っている英語の題名です。

エッセイ、対談、ノンフィクションほか

発行 英語名 発行 原 題
No Walk, Don't Run 1981 ウォーク・ドント・ラン
No Let's meet in a dream 1981 夢で会いましょう
No Happy-end of Elephant factory 1983 象工場のハッピーエンド
No Can we understand if we speak? 1983 話せばわかるか
No Pictures of Wave, Tales of Wave 1984 波の絵、波の話
No Murakami Asahi-do 1984 村上朝日堂
No Adventure on Movies 1985 映画をめぐる冒険
No Return of the Murakami Asahi-do 1985 村上朝日堂の逆襲
No Afternoon in the inlets of Langerhans 1986 ランゲルハンス島の午後
No The Scrap', Dear 1980s 1987 THE SCRAP 懐かしの一九八〇年代
No The Scott Fitzgerald Book 1988 ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック
No Murakami Asahi-do, Heigh-Ho! 1989 村上朝日堂 はいほー
No And then, sorrowful Foreign Language 1993 やがて哀しき外国語
No Useless Scene 1994 使いみちのない風景
No How to find Whirling Cat 1996 うずまき猫のみつけかた
No MURAKAMI, Haruki went to meet with KAWAI, Hayao 1996 村上春樹、河合隼雄に会いにいく
No How Murakami Asahi-do was trained 1997 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか
No Guidance of Short Stories for Young Readers 1997 若い読者のための短編小説案内
2000 Underground 1997 アンダーグラウンド
No Portrait in Jazz 1997 ポートレイト・イン・ジャズ
No Dreaming Surf City 1998 夢のサーフシティ
2000 At the promised land underground 2 1998 約束された場所で underground 2
No If our Language is Whisky 1999 もし僕らのことばがウイスキーであったなら
No Yes, Let's Ask It to Murakami-san 2000 そうだ、村上さんに聞いてみよう
No Translation Night Story 2000 翻訳夜話
No Smerjakov vs. ODA, Nobunaga's vassal group 2001 スメルジャコフ対織田信長家臣団
No Portrait in Jazz 2 2001 ポートレイト・イン・ジャズ 2

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旅行記、絵本その他

発行 英語名 発行 原 題
No Christmas of Sheep-man 1985 羊男のクリスマス
No Factories of Sunrising Country 1987 日出る国の工場
No A Faraway Drumbeat 1990 遠い太鼓
No Rainy Weather, Hot Weather 1990 雨天炎天
No Remote Region, Short Distance 1998 辺境・近境
No Fuwafuwa 1998 ふわふわ
No Matatabi abita Tama 2000 またたび浴びたタマ
No Sidney! 2001 Sidney!

▲ 外国語名 (ドイツ語)

▽ 長編小説

"Gefäliche Geliebte" を訳すと「危険な恋人」です。 最初「スプートニクの恋人」かと思いましたが、実際は「国境の南、太陽の西」でした。 Philip Gabriel が翻訳した英語版からの翻訳です。 ZDF(ドイツ第二テレビ)で2ヶ月に一回放送される Literarisches Quartett (「文学カルテット」)という文学関係のTV番組の2000年6月30日(金)放送で、12年間レギュラー・コメンテーターとして出演していた文学評論家の Sigrid Löffler (レフラー)女史がこれをくだらない作品とけなしたら、番組の司会者 Marcel Reich-Ranicki (マルセル・ライヒ=ラニツキ)氏からたしなめられて、二人の間で大論争になり、彼女はコメンテイターの座をさっさと降りてしまうという騒動を引き起こしたました。 春樹さんも、この事件について「anan 」2000年9月15日号「村上ラヂオ」第25回 「かなり問題がある」の中で、
『先日ドイツの新聞社から手紙が来た。人気のあるテレビの公開文芸批評番組で僕のドイツ語訳「国境の南、太陽の西」が取り上げられ、レフラー女史という高名な文芸批評家が「こんなものはこの番組から追放してしまうべきだ。これは文学ではない。文学的ファースト・フードに過ぎない」と述べた。それに対して80歳になる司会者が立ち上がって熱く弁護した(してくれた)。結局レフラー女史は頭に来て、ふん、こんな不愉快な番組になんか金輪際出演するものですかと、12年間つとめたレギュラー・コメンテーターの座をさっさと降りてしまった。それについてムラカミさんはどう考えますか、という質問の手紙だった。(「村上ラヂオ」から引用)』
のように触れていました(単行本「村上ラヂオ」ではP106-109に同じ題名で載っています)。 しかし文学を語るTV番組があるというのは、さすがドイツだと感心しました。 何でもこの論争が元になって、「文学カルテット」も解散になりました。 春樹さんの作品がドイツに与えた大きな影響です。 また、この事件をきっかけに、ドイツ人の間で村上春樹の作品を読んでみようという機運がたかまって、一躍ドイツにおいて有名作家になりました。 ドイツでも日本文学の研究はされているでしょうから、春樹さんの作品を英語からドイツ語に翻訳しているのはどうかと思っていました。 ドイツの出版社も、原作から直接、ドイツ語に翻訳するようになったそうです。 ただ、ドイツ人の友人に言わせると、お堅い日本文学者が翻訳していて面白くないとか。 聞いた話で、最近の直接独訳を読んでいないので、確かな話ではありません。

"Naokos Lächeln, Nur eine Liebesgeshichite" を訳すと「直子は微笑む、単なる恋の歴史」です。 このタイトルから「ノルウェイの森」しか思い浮かびません。 やはり、「ノルウェイの森」でした。 これまで、ドイツで「ノルウェイの森」が翻訳されていないのが不思議でした。 これも英語版からのドイツ語訳なのでしょうか。

その後も、ドイツにおける村上春樹作品の翻訳は順調のようで、「海辺のカフカ」は英訳が2005年1月発売だったのに比べて、2004年の早い時期から "Kafka am Strand" の題で本屋に並んでいました。 実は、「海辺のカフカ」について一番先に記述があったのは、ドイツの雑誌「フォーカス」(勿論、日本の「フォーカス」とは全く関係ありません)の2002年1月3日号に載った "Ich mag keine Fröhlichkeit" というインタビュー記事でした。 胸おどらせて翻訳したことを覚えています。 興味ある方は、「僕は陽気なことが嫌いだ」という題名で和訳をしましたので、ご覧になって下さい。 その当時は、カフカに海辺は似合わないだろうと、「水辺のカフカ」あるいは「岸辺のカフカ」と訳していました。 カフカ本人ではなく、カフカ君が海辺に来たので「海辺のカフカ」という日本名になったのは、後で本を読んでわかりました。


発行 ドイツ語名 発行 原 題
1997 Wilde Schafsjagd 1982 羊をめぐる冒険
1998 Mister Aufziehvogel 1994 ねじまき鳥クロニクル 第1部、第2部
1995 ねじまき鳥クロニクル 第3部
2000 Hard-boiled Wonderland und das Ende der Welt 1985 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
2000 Gefähliche Geliebte 1992 国境の南、太陽の西
2001 Naokos Lächeln, Nur eine Liebesgeshichite 1987 ノルウェイの森
2002 Untergrundkrieg 1997 アンダーグラウンド
1998 約束された場所で underground 2
2002 Tanz mit dem Schafsmann 1988 ダンス・ダンス・ダンス
2003 Nach dem Beben. Erzaehlungen. 2000 神のこどもたちはみな踊る
2004 Kafka am Strand 2002 海辺のカフカ
2004 Birthday Stories 2002 バースデイ・ストーリーズ

▽ 短編小説

発行 ドイツ語名 発行 原題
1995 Der Elefant verscwindet. 象の消滅
1998 Wie ich eines Morgens im April das 100%ige
Mädchen sah.
四月のある晴れた朝に100パーセ
ントの女の子に出会うことについて

この2冊は英語版の「象の消滅」を2つに分けたようです。

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▲ 外国語名 (フランス語)

▽ 長編小説

発行 フランス語名 発行 原 題
1990 La Course au Mouton Sarvage 1982 羊をめぐる冒険
La Ballade de L'impossible 1987 ノルウェイの森
1992 La Fin des Temps 1985 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
1995 Danse, danse, danse 1988 ダンス・ダンス・ダンス

"La Ballade de L'impossible" という題名から「風の音を聴け」の翻訳かと思いました。 「ノルウェイの森」だったとは!

▽ 短編小説

発行 フランス語名 発行 原題
1998 L'elephant s'evapore 象の消滅

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春樹さん関係のリンクです。

opendoors.asahi-np.co.jp/span/asahido/index.htm
村上朝日堂
khalki.kix.or.jp/khalki/
Welcome to Khalki Island
www2b.biglobe.ne.jp/~haruki/index.html
春樹堂
network54.com/Forum/15537
Haruki Murakami Forum

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