大原野スケッチ

大原野は京都市西京区に広がる山里地区。同じような地名の左京区の大原と間違いやすいが、歴史上、文学的にも名高い地区である。
西行法師の出家した花の寺や藤原氏の祖神の大原野神社などがあり、昔ながらの里山風景がかろうじて残っている。

大原野で最初にスケッチしたのは2006年、以後、近くなので今もよくスケッチに出向く。
しかしこのあたりも長年反対されてきた環状道路の建設が始まり、何千年と変わらなかった山肌が無残に削られ静かな山里の風景は一変してしまった。



洛西大原野
     
20111112   鉛筆  水彩  fabriano  250×350mm                                                                    
 
■ 洛西大原野
   
(京都市西京区)
    11・142

しばらく大原野あたりにも出向かなかったのでサイクリングがてらのスケッチ。
あちこち走ってみたがなかなか気に入ったところがなかった。

この日は結局最初に川沿いで描いたこの一枚だけ。

少し小高いところの土蔵の白壁と逆光の瓦が美しい。



20111116

大原野南春日町

20110605
 

 大原野南春日町
 
 (京都市西京区) 
   11・070


ここは大原野を描くようになったとき最初にスケッチしたところ。

虹の会の6月の例会の最後はここで皆さんと描いた。

1時間に1本のバスの時間までに急いで描く。着色はできなかった。











201106
15

大原野神社

20110605
 
 大原野神社  (京都市西京区) 
  11・068

6月の虹の会の例会は大原野。

いつも行く大原野だが1枚目はウォーミングアップを兼ねて、朱塗りの鳥居ともみじの緑の対比がとても美しい大原野神社を描いてみた。


おにぎりを食べ、雑談しながら少し色も塗った。






201106
13

大原野の柳並木
 
大原野の柳並木
   (京都市西京区)
   11・025

病院の送り迎えの間にこの柳の見えるところでF6に描いた後、少し大きな紙に描きたくなって2日後にもう一度出かけた。
今度は日曜日だったので描いていると小学生の女の子の三人連れがやってきた。
植物図鑑を片手にタンポポやハコベを小さな紙にスケッチしていてついでに絵を褒めてくれた。

手前の土手には、オオイヌノフグリが満開でその横にはホトケノザもピンクの帯になって咲いている。
しばらくすると若い外人男性と日本人女性が通りがかってしばらく見ていたので、このあたりも大きな道ができて風景が変わるかも知れない、と言うとその男性が流暢な日本語で「今のうちにたくさん描いておいてください」とにこやかに言ってくれた。


011年3月1日
  2011・02・27   565×380mm

大原野早春ー4
 

大原野早春-4
   (京都市西京区)
   11・019

いつも行く野道で快晴の大原野をスケッチ。

昨日までの天気がうそのように暖かいけれど、土手はまだ枯れ草のまま…




2011年2月16日
    2011・02・16 
大原野早春−4
 

大原野早春ー3
   (京都市西京区))
   11・013


いつものように病院の待ち時間に大原野で一枚。

今日は暖かい節分だ。
今度は間違いなく早春の大原野。
スケッチ場所を探して野道を歩けば暖かくて、着ているものを一枚脱ぎたくなった。

鎮守の森のケヤキが芽吹き始めている。




2011年2月3日
      2011・02・03 

  
大原野早春ー2

20110121
 
大原野早春-2
   (京都市西京区))
   11・009

大原野で風景を探しているとこの場所を見つけた。

なだらかな段々畑の向こうの農道ではよく描くのだがほんの少し離れた位置で山の方を見るとこういう景色が広がっていた。
手前の畑では田起こしの準備だろうか、少し掘り起こされた土の間に水たまりが出きて薄氷が張っている。

1月の下旬のこの季節はまだまだ極寒で、早春はいくらなんでも早すぎるかなと思ったが暖かい日差しと土の色や光を見ていると気分は早春・・



2011年1月24日
大原野早春ー1
 
大原野早春-1
   (京都市西京区))
   11・008

通院のついでに今年になって初めて大原野あたりに行って一枚描いた。

風はまだ冷たいが田んぼの土が少し黒くなってきて、日差しもごく僅かだけど強くなってきたように思う。

道の脇の枯れて穂だけになった「猫じゃらし」が逆光に光っていて美しかったが巧く描けない。




2011年1月22日
 2011・01・13

大原野野秋2010

20101029


■ 大原野の秋
2010
   (京都市西京区)
   10・116

描きに行こうと思うもののなかなか場所が思い浮かばないので近くで1枚描いた。
日差しはあるが、台風の影響で風があって野道に座っていると肌寒い。

今年は寒い冬になるかもしれない・・










2010・10・30

大原野石作

■ 大原野石作
  
(京都市西京区)
   10・100

勝持寺、通称花の寺のそばに茅葺の長屋門を構えた旧家があるのを思い出し描いてみようかなと行ってみたが、土塀が新しく塗られ周りに洋風の家が建ってしまって少し意欲がなくなってしまった。
それでこの間描いた石作のほうまで行ってみた。

先日とは反対方向から谷合いを描いていると下から「こんにちは・・」という大きな声がするので、よく見ると若い人が二人、畑に何か植えている。
こんにちはとやはり大きな声で返したがこんなところで遠くから挨拶されるとは思わなかった。




2010・09・25
    20100924
大原野灰谷 2

   2010・09・14    


■ 大原野灰谷 2
  
(京都市区)
   10・099

灰谷には古い民家が残っていてこの茅葺の家もたぶん200年以上前のものだということだった。

普通の民家として使われていて左側に庭と玄関がある。毎日の暮らしの中で、今も丁寧に使われている茅葺の家を間近に見たのは初めてだったので感動した。
正面玄関の方からも描きたかったが人さまの生活を覗き見するようだったので、裏庭の方から描かせてもらった。

この絵の向こう、遠くに東山が望める。
描いていると灰谷からの風が一層冷たくなってきた。




2010・09・21

大原野灰谷

   2010・09・14    



■ 大原野灰谷
  
(京都市西京区)
   10・098

異常なほどの暑い夏がようやく終わって急に涼しくなった午後、灰谷辺りに行ってみた。
先日来あちこちで稲刈りが始まっていたのでどうかなと思ったがやはり灰谷の棚田もすっかり刈り取りが終わっていた。

谷のほうから吹き抜けてくる風が冷たく、半袖シャツではずいぶん寒い。 ついこの間までの暑さがウソのようだった。

灰谷というのは、昔このあたりで石灰石が採れたことからついた地名らしいと地元の人から聞いた。近くの灰方や石作町などの地名もそのことと関係があるのかと思われる。




2010・09・017

大原野・夏
 
2010・08・31    

■ 大原野・夏
    (京都市西京区)
    10・094

この夏の暑さは尋常ではない。
それでも陽が傾くと少しだけ涼しくなったような気がするのでクルマで山の方に行ってみた。
大原野の田んぼは少しづつ黄味を帯びてきている。
時々描く民家と手前の田んぼの対比が美しい。




2010・09・05
大原野灰方

 2010・08・30   
 

 ■ 大原野灰方
    (京都市西京区)
    10・093

半月ぶりに近場へ出かけた。
といってもクーラーを目いっぱいかけてクルマの中から簡単に描いて、あとは家に戻って写真で着色仕上げのお気楽スケッチ。

平安末期、歌人西行法師が入って出家したという勝持寺や在原業平が晩年隠棲したと伝えられる土地はこのあたりから少し山手に行ったところ。
この夏は全くといっていいほど出かけられず、図書館で安野光雅さんの画文集をずいぶんたくさん借りて読んでいる。
それでこれはまずいとは思いながらもどうしてもどこかアンノさん風になってしまう。




2010・09・03
大原野の五月

20100502  

■大原野の五月
 
(京都市西京区)
  10・065


去年も確かこのあたりを描いた記憶があると思って探したら右の道路の向こう側から描いていた。
正面に田んぼが入るので避けたのかと思う。
この日は正面から田植え前の田んぼも描いた。
それにしても暑い・・
近くなのに昼前にはスケッチを切り上げてしまった。




20100507
大原野初夏

20100502  


■大原野初夏
 
(京都市西京区)
  10・064

今年の5月の連休は雨も降らないのでどこもずいぶんな人出だろう、と勝手に決めて、空いた時間に近くでゆっくりスケッチ・・。

あぜ道で描いていると自転車に乗ったおばさんが
「ええとこで描いてるねぇ・・」と笑いながら声をかけて行く。

のんびりしたゴールデンウィークだ。


20100505
大原野の春

201003
27   鉛筆  水彩

大原野の春 
  (京都市西京区)
  10・044

朝から上天気だったので十日ぶりに画材を持ち出して春の大原野に行ってみた。
今年は桜が早いと思ったが大原野神社も花の寺もまだちらほら咲きだった。

野道に座ると菜の花の向こうに瓦屋根が光って、あぜ道の芽吹いた柳がまだ少し冷たい春風になびいている。







2010・03・27


大原野

2010・03・10   鉛筆  水彩   B5

■ 大原野
   (京都市西京区)
   10・038

大原野で時々スケッチする場所とは少し違うところを、用があって通りがかったら、菜の花がもう満開だった。

あぜ道の草も緑になってきていて、寒い寒いと思っていたら、いつの間にかそんな季節になってきている。





2010・03・10


大原野神社遠望

大原野神社望遠 (京都市西京区)  090・027
体調万全ではなかったがあまりいい天気が続くので西山の方まで描きに出かけた。
西山のふもとの大原野神社の満開の桜が見える小高いところで大判にのんびりスケッチ。 描いていると、すぐそばのお寺の桜の花びらが紙の上にこぼれ落ちてくる
大原野の春

20090330  ARSCHES   380*285

大原野の春 
 (京都市西京区)
 09・025

予定外の用が次々に出来て、外出もままならず、やっと合間を縫って近くのスケッチ場所を探した。
しかし、なかなかいいところが見つからず結局お気に入りのこの場所で2枚スケッチ。

描いた後、花の寺を覗いてみたら桜はまだちらほら咲きだった。


20090401
 
大原野の道

20090129


大原野の道
  (京都市西京区)

 09・008

1月はようやく終わりに近づきもうすぐ立春。
年々冬の寒さは長く続かず、時おり春のような陽気になる。

山の色が少しづつ変わり
畑の土の色もこれから黒くなってくる。

真昼の野道を歩く人の影が
遠くで揺れている。


2009年1月29日 

大原野北春日町

20090108 / FF CANSON

■大原野南春日町

(京都市西京区大原野)

09.002

気が向くとよく出かける場所とはいえ、同じところばかり描くのも少々ためらう。
で、違うところを探してみたがそういいところがいつもあるわけはない。

それでバス停のベンチに座ってなんということもない目の前の風景を描くことに・・・。
突き当たりを左に行くと善峰寺方面、右に行くと大原野神社、通称花の寺がある。

ハイキングシーズンになるとこのあたりを歩く人で結構賑やかになるが、この季節、暖かい日差しで散歩に出てきた近所の猫が悠々と歩いている程度。

 これ以上はないという日常風景・・

1

大原野風景

20090108 

■ 大原野風景

09.001

年末からなかなか時間が取れなかったがやっとスケッチに出られた。といってもF4二枚。

いつも描く近くの風景をあちこちもう一度見直してみるとこのあたりはやはり初夏と秋が一番いいような気がしてなかなか場所が決まらない。
しかし余り時間も無いので畦道に座って最初の一枚を描いた。

やっぱり戸外でスケッチするのは楽しい・・。
大原野北春日町

20080917

 大原野北春日町
    08・131


花の寺の近くで出会った犬の後をつけて行くと小川の向こうに懐かしい脱穀機を使っている風景に出会った。
コンビニで買ったおにぎりを食べながらのんびりスケッチ。
色を塗り始めたら後ろから声がして願徳寺はどこでしょうかと老婦人に声をかけられた。
絵や椅子ははそのままにして、願徳寺への道が見えるところまで案内する。
戻ってもう一度座ると、傍らの小道をさっきの犬がまた戻ってきた。

歩くとまだ暑いが、里山にはもう秋がやってきている・・・

20080924

大原野初秋

20080917
   

大原野初秋
 (08・130)
久しぶりに近くの大原野を散歩・・・
稲の刈り入れはいつの間にかほとんど終わっていてところどころ残っているだけだ。


緩やかにカーブしている道の向こうに数軒の民家が逆光の中に黒い塊のように建っている。
コスモス畑にすわると、まだ刈り取られていない黄色い稲田との対比が美しかった。



20080923
 大原野の10月

朝から晴れ渡って気持ちがいいので大原野まで出向いた。

よく見るともう僅かに赤くなり始めた木立もある。
西山もすこしずつ秋色になり始めている。湿度も低くなり秋風が爽やかで、スケッチしていて気持ちがいい。

今まで気づかなかったがこのあたりもちょっといい風景だ。




20071012

20071012  F3
大原野灰方の里
年末からの雑用もやっと片付き、去年の秋、善峰からの帰りみち見かけた場所まで出かけた。
今年初めての戸外スケッチ。
ウォーミングアップがてらF3に二枚描いた。




20080105
大原野風景 
田園風景が苦手なので昨年まであまりこのあたりを描くことはなかったのだけど最近はときどきこの付近で描くことがある。

それでも暫くスケッチから遠ざかっていたので、土手に腰を下ろしたもののどこから描いたものかとふと考えてしまった。

それにどうも根気がなくなったような、、、
あまり細かく描く気にならない。

描いていると、虫取り網を持った小学生の男の子と,、多分妹らしき女の子が虫かごをぶら下げて不思議そうにこっちを見ながら目の前を通り過ぎていった。

遠い昔をちょっと思い出してしまった…。





20070513
20070512  鉛筆 水彩  WATSON F6

大原野秋景
最近、このあたり、、大原野と呼ばれる京都の西山方面に描きに行くことが多くなりました。
洛北大原の里は京都観光のメッカですが、一字違いの大原野は今もひっそりと昔ながらの山里です。ただ最近はこの西山の方にもすこしづつ観光客が増えています。特に紅葉のころにはこの辺りにも遠い府県のクルマが目立つようになって来ました。

願わくばこういう風景が荒れないようにと願うばかりです。





20061127
20061113  F4  鉛筆 水彩

大原野へ
20061020 F4 鉛筆 水彩  秋になるとやっぱり町中より里山に出かけたくなります。大原野は比較的近いので最近は季節ごとによく歩き、スケッチもするようになりました
京都の中心部で描くことが多かったのですが日本の里山の典型的な風景がまだあちこちに残っていて新しいスケッチの場所を発見したようで嬉しくなります。これから暫くはこの辺りを丹念にスケッチしていこうと思っています。



20061027
早春の西山柿畑
洛西西山に広がる柿畑は「大枝の柿」といって知る人ぞ知るちょっと有名な柿である。この辺りの柿畑の枝は、低く剪定してある。その枝ぶりが面白く、春が近くなって畑の黒い土の色が少しづつ暖かそうな色になってきたので散歩のついでに小さなスケッチをした。
whatman SM  コンテ鉛筆 水彩