痛みの予防法



痛みの予防といっても、その痛みの原因がわかっていなければ全く意味がありません。
ここで取り上げる予防法は関節機能異常が原因で、痛み、シビレが発症しAKA療法で治療後再発を防ぐための日常生活の注意点などにつてい説明させていただきます。


  姿勢

痛みの予防で一番大切なのは姿勢です。 では、どのような姿勢が一番よいのでしょうか。
それぞれ体形、骨格、症状が異なりますので、『この姿勢をしなければダメ』 と言うのはありません、その症状において一番楽な状態がその時の最良姿勢といえます。

では、逆に最もよくない姿勢と言うのはどのような姿勢でしょう 。
それは、中腰です。
この姿勢をすると仙腸関節が最も不安定な状態で機能異常を起しやすくなり結果的に痛みが出てきてしまいます。

しかし、日常生活において中腰の姿勢をせずに過ごすことは、ほとんど不可能です。
たとえば顔を洗う姿勢、物を拾う姿勢、くしゃみをしたときの姿勢などすべて中腰です。
これでは防ぎようがありません、では、どうしたら痛みのない生活を送ることが出来るのでしょう。

@ まず無意識に中腰の姿勢をとらない様にします。

中腰をするときは意識して腰に少し力を入れることです、すると仙腸関節はある程度安定してきますので機能異常を起こしにくくなります。

A 次に、同一姿勢を長時間とりつづけないことです。

長時間立ちっぱなし、座りっぱなしでいるとからだの重みが仙腸関節に集中的にかかってきます、すると機能異常を起しやすくなり痛みが出てくる可能性が高くなります。
出来ることならば30分〜1時間おきくらいに体操をする事が最も効果的な予防になります。


  疲労

疲れは痛みの直接的原因の一つといってもよいでしょう。
運動、仕事などで疲れると一時的に痛みやシビレなどが出るときがあります、しかし睡眠などで疲れが取れると痛み、シビレなどは、ほとんど感じなくなります。
これは筋肉に老廃物がたまり血行が悪くなり収縮が起こり、そのまま使いつづけることにより軽度の炎症がおこり痛みでて、身体を休ませることにより老廃物が排除され血行が改善し収縮していた筋肉が柔軟性を回復し炎症が収まり、痛みがなくなると云うことですが、このメカニズムが完全に解明された訳ではないので全てがこれだとはいえませんが、なるべく疲れない様にする事が大事です。

『疲れたら休む』 基本的なことですが、なかなか難しいことです、人間は多少痛みがあっても我慢していろいろ出来てしまいます。
しかし、頑張ったしわ寄せは必ず身体に出てきます、そう長続きするものではありません、精神的な疲れも同様です。
ぜひ!『疲れたら休む』 を実践し、しっかり疲れを癒し、リフレッシュしてから仕事、運動に励んでください。 


   日常生活での痛みの予防のポイント


  @ 中腰の姿勢をなるべく避ける、中腰をするときは意識をして腰に力を入れる。

物持ったり、拾うときは膝を曲げ腰を落として持つ。 くしゃみ、せきなどでも不意にするときは中腰になりやすいので十分注意する。


  A長時間同一姿勢をとらない。

座りっぱなし、立ちっぱなしを長時間しない。 出来れば30分おきくらいに姿勢をかえる。


  B疲れをためない 『疲れたら休む』

疲れたら5分でも、10分でも横になって休む。 痛みなどあるときは 無理して動かさず安静を保つ。