* 注意 : ここでいう痛みは、外傷によるものではありません。 ただし外傷による後遺症的なものは含まれます。
『スポーツをやっている人は 健康である』 なんていうのは一昔前の話です。
よく、腰痛で病院で検査をして異常がないと 『腹筋を鍛えなさい』 『少し身体を動かしなさい』 『歩きなさい』 などと言われて一生懸命 腹筋体操や腰痛体操をやっている人が多い様ですが、一時的には、よくなる人もいる様ですが、殆どの人は、あまり改善しないか、逆に痛みが強くなったり、歩けなくなったりする人もいます。
痛みがある時に動かしてはいけないのです! もし、どうしても動かしたい人は、痛みがなくなってから徐々に運動をやっていけばよいのです。
AKAの考え方ですと、痛みがある時に運動、体操、筋力をつけることなど、ほとんど意味がありません。かえって症状を悪化させてしまいます。
しかし、一時的な効果はあります。身体を動かすことにより血行がよくなり、収縮していた筋肉も緩み、汗をかくことにより自律神経にも影響を与え痛み、シビレ、こり、などほとんど感じなくなり 『このまま続ければ治ってしまうのでは』 なんて思うようになりますが、残念ですが必ず再発します。
痛みの原因を改善しない限り、いくら筋肉をつけても全く意味がありません。
プロのスポーツ選手のほとんどは、ハードな練習をし、常に筋肉を鍛えているので普通の人よりも筋肉はついているはずですが、腰痛などで苦しんでいる人が多いのです。 逆にいえば、痛みのないスポーツ選手はいないといってもよいでしょう。
確かに、スポーツ選手はハードな仕事ですから、普通の人と比較することは出来ませんが、いくら強靭な筋肉であっても痛みに打ち勝つことは出来ないのです。
まずは、痛みを根本的に取り除いてそれから、どうしても運動したいという人は少しずつ、痛みが出ない程度(適度)にやればよいのです。
スポーツを全面的に否定するわけではありませんが、痛みのない人がスポーツをするのはとてもよい事だと思いますが、痛いのに無理をして、痛みを克服しよう など完全に逆効果です。
『痛みと闘ってはダメ』なのです。 まずは痛みを知り、痛みを受け入れ、それから治して行けばよいと思います。
体操といってもたくさんあります。腰痛体操、ストレッチ体操、腹筋体操など、どれも基本的に筋肉の強化や柔軟性に注目したものに過ぎません。
これでは、本当に痛い人は良くなりません、体操で痛みを取ることは出来ません。
体操は予防でしかないのです、痛い人は体操はやってはいけないのです。
当院では、治療後、ほとんど症状が改善された時点でのみ 予防の体操を指導しています。
ほとんどの痛みの原因は、関節の機能異常でその予防の体操が前屈後屈体操です。
上体を前に倒し、次に後ろに倒してください。 あまり強く曲げる必要はありません。これを前後に軽く 3〜4回行ってください。
このとき、反動をつけたり、目いっぱい屈伸ないように軽く行いましょう。
筋肉を鍛えるためではないので、この体操を一度に10回も20回もやってはいけません。 やりすぎるとかえって炎症を起こすこともあるので 3〜4回 30分〜1時間おきに1度が適当かと思われます。 ただし、痛みが完全に出てからでは、遅いので痛みが出はじめたり、予感がしたら行う様にして下さい。