肝腎陰虚 (気鬱が続くと火を動かし陰液を消耗する) <陰(津)虚により現れる症状> (1)陰(津)虚 1インキン陰嚢掻痒 2脱毛 3経期延長 4月経が早くなる 5不妊症 1排尿痛 1やけど(火湯傷) 2閉経 3流産しやすい 4子淋病 5小便が濃い 1歯痛 1便秘 1咽痛 1半身不随 2手が震える 1口渇 2善驚(驚悸) 1霍乱 1肛門周囲膿瘍 2おでき (2)肝腎 陰虚 1かすみ目 2甲状腺腫(頚粗) 3耳痛中耳炎 4痴呆 5頭痛 6耳塞がり 7白内障 8飛蚊症 9てんかん癲癇 10微熱 11脇痛 12腋汗 13尿失禁 14血便 15リウマチ 16痛風 17目赤 18しみ褐斑 19若白髪 20月経過多 21月経時の腰痛 22めまい頭暈 23腹水 24体毛脱落 1吐血 (3)肝腎虧損 1冷泪症 2老眼 3女子陰痒 4こぶらがえり 5膝腫れ痛む 6足なえ 7しろなまず白斑 8月経痛 9更年期障害 10手足の痛み 11四肢強直
<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >太れないのが悩みです 食欲があり下痢をしていないのは脾胃の消化機能が正常な証拠です。 それなのに何故太れないのかというと体質的に陰陽のバランスの偏向 があるからです。 エネルギーを陽気といい、それを補給する物質を陰分といいます。 陽気の発散ばかりが大きくて、物質の補給が追いつかない体質のことを 「陰虚体質」といいます。 陰分が不足する体質という意味です。 陰分の補給が不足すれば当然そこから発生する陽気も不足するので 冷え症になります。 また気血ともに不足してくるので「気虚」「血虚」の症状も現れてきます。 >もともと疲れやすい体質で,夏場は貧血もたびたび, >いつも顔色がよくありません. となるわけです。 陰虚は肺胃腎から発生します。 肺胃の陰虚は比較的軽いものですが、腎は水臓と呼ばれるように体液を司り 陰分と密接な関係にあるので、腎の陰虚は最も重大な意味を持ちます。 普通、腎と肝は親子の関係にあるので、腎が病めば肝も病みます。 従って「腎陰虚」はまた「肝腎陰虚」ともなります。 婦人の生理は衝脉・任脉によって営まれますが、この二脉は肝腎が司ります。 従って肝腎不足は月経痛などの生理異状になります。 「肝腎かなめ」と言うわけです。 陰分が虚すと相対的に押さえきれない分だけ陽気が亢盛になります。 これを「陰虚火旺」といい、「血虚風燥」という結果をもたらします。 それが >首や目の周りにアトピー性の湿疹がでる.唇が乾燥しやすく裂けていたい という症状になって現れています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経量が多く、血の塊がでる >1週間生理が続いた後、3〜6日後に少量の出血が1週間〜2週間位続きます。 >やや貧血ぎみ >月経痛がある >にきび これらの背景にある本当の共通原因は何でしょうか ? 漢方では「女子は肝を以って先天と為す」と言い、生理と肝の働きは密接な関係にあります。 また腎と肝は親子の関係にあり、腎精と腎気の充実をまって「肝は血を蔵す」る事が出来ます。 直接的には婦人の生理は衝脉・任脉によって営まれるのですが、この二脉を司るのが肝と腎なのです。 俗に「肝腎かなめ」と言うのはこの事です。 いま月経がだらだら続くというのは「肝の藏血」が悪いことであり、 生理痛があると言うのは「肝の疎泄」が悪い事を意味しています。 にきびが出ているという事も合わせて考えると「衝任伏熱」の状態があります。 この熱は「陰虚内熱」です。 根本的原因は「陰虚」すなわち「腎陰虧虚」にあります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >糖尿病 >眼底出血 >心筋梗塞 まだお若いのに次々と大病をなさっておられますね。 >目がかすむ 目がまぶしい 「肝経は目を巡りよく視る」といい、目の病変は肝腎から来るものが多いです。 >斑点(しみ) フケ性 かゆい 若白髪 「腎は骨髄を主り、その華は髪にある」といい、腎虚になると白髪や老人斑(しみ) が出やすくなります。 フケ性や痒さも腎の陰虚によって相対的に陽気が高まった結果の虚熱によるものです。 >腰が痛い かかとが痛い(過去に骨折したところ) 「腰は腎の外腑」で腎虚腰痛(腰膝酸軟)は一番多く見られます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 漢方の教科書には次の様になっています。 肝腎陰虚証 : 視物昏花或雀盲,筋脉拘急,麻木,抽畜,爪甲枯脆,脇痛,眩暈耳鳴, 腰膝酸軟,歯揺髪脱,遺精,形体消痩,咽干口燥,五心煩熱,午后潮熱, 顴紅盗汗,虚煩不寝,尿黄便干,舌紅少苔或無苔,脉沈弦細数。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― >くびや肩が凝る 手指がはれぼったい これは「筋脉拘急」に相当します。 また痩せておられる事は「形体消痩」となりましょうか。 以上より「肝腎の陰虚証」がもっとも疑われます。 「腎は精を蔵し、肝は血を蔵す」といい、精も血も共に大切な“陰分”です。 もう一つ「津液(体液)」も陰に含まれます。 この陰が不足(血精虚衰,筋脉失養)すると“虚労(老化)”が始まります。 陰虚が長引くと精血を目に運ぶことが出来ないので視覚が衰えてきます。 精血や津液が不足すると「上盛下虚」となり、虚火が生じます。 その一つが「肝陽上亢」で、眼底出血がそうです。 (肝腎陰虧,陰虚内熱,灼傷脉絡,絡傷血溢) 「津液虧損」は糖尿病です。 「筋脉失養」は心筋梗塞です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >毎日眠剤に依存してる不眠と、ずっと直らないカンジダ、すぐにひいて長引く風邪 慢性化したカンジダ症には必ず何らかの体質的な原因があります。 漢方では「陰痒」といっていますが、更年期を過ぎて生理が無くなった 中年以後の婦人が夜間に痒さを訴える事はよくあります。 これは「精血虧弱」のため陰器が滋養を失い、干渋して灼熱(血燥生風)するからです。 これを「肝腎陰虚陰痒」といいます。 「腎は精を蔵し、肝は血を蔵す」る働きがあるのに、肝腎の陰が虚すると 精血ともに少なくなり、筋膜を濡潤できず、カンジダ症に対する免疫力も衰えます。 >月経痛ある 子宮筋腫ある またこういう人は大抵、月経量が少なく色も淡く、月経中や後にじわじわした 痛みがあり(小腹隠隠作痛)、腰や膝がだるく、頭暈・耳鳴などもあります。 >だるい 健忘症 怒りっぽい さむけ 汗っかき 精血が乏しいので疲れ易く健忘症に、陰虚による“虚熱”のための「多怒」や 「寒がりのくせに汗っかき」という状態になります。 >すぐにひいて長引く風邪 >喉が痛い >口が臭い 舌がもつれる 歯茎から血が出る これもその結果の一つに過ぎません。 また不眠症というのは「心火(神明を主宰する)が独り上で亢じて」下に降りて来ない ので頭が覚醒している状態です。 本来なら夜になると上にあった心火は降りて、下にあった腎水は昇って、 心腎の水火は互いに相交わり、交流すべきものなのです。 この自然の生理が行われないと「心腎不交」の結果、不眠症になります。 何故、心腎不交証になったかというと、腎水の不足、即ち「肝腎陰虚」が 根底にあるからです。 更年期が早く来ない様に、宜しく「補益肝腎」の必要があります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「女子は肝を以って先天と為す」と言われている様に、婦人の生理と関係が深い臓器は肝です。 「肝は藏血す」とも言い、大量の血液を“血海”と呼ばれる衝脈に蓄えています。 その衝脈は子宮から始り、任脉と協力して月経と妊娠をつかさどっています。 生来の体質が肝血と腎精が足りない「肝腎陰虚」という体質であると陰陽のバランスが陽性に傾きます。 生体が陽性になるという事は衝脈が陽性になり、月経量がふえたり来潮が早くなったりします。 そのためにますます肝血と腎精が不足になり体液(津液)不足の状態になります。 >怒りっぽい……(肝陽が高ぶると怒る) >目がまぶしい……(肝は竅を目に開く) >くびや肩が凝る……(肝は筋を主る) >足が冷える こぶらがえり 足がだるい 足の裏がほてる >かゆい 若白髪……(髪は血余なり) >月経量が多過ぎる 月経痛がある 血の塊が混じる 不妊症 その結果がこれらの現象となって現れています。 不妊症を治す為にはずーっと遡ったところから体質の改善を図らなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >放射線治療をしたので、生理が無く、妊娠できないといわれました 放射線療法に伴なう局部火傷や体液の消耗を漢方では「陰虚」といいます。 その傾向は次ぎの多様な症状からも窺えます。 >不眠 「心は神明(意識)を主宰する」ので心陰が不足すると心陽が旺盛になり心神は不寧(不眠)となる。 >目がまぶしい 耳鳴り >こぶらがえり >くびや肩が凝る 「肝は目を主る」又「肝は筋を主る」ので肝陰が不足すると目と筋膜に変化が出る。 肝陰虚の原因はまた腎陰虚であるので「腎は耳を主る」ことより耳にも変化が出る。 >口が乾く >便秘 体液(津液)の欠乏すなわち陰虚の現象です。 >かゆい 湿疹 同じく皮膚の乾燥から「風熱」を招き掻痒となります。 >月経が来ない 「肝は藏血す」とも言い、大量の血液を“血海”と呼ばれる衝脈に蓄えています。 その衝脈は子宮から始り、任脉と協力して月経と妊娠をつかさどっています。 この血の欠乏は「肝血虧損」といいますが「肝陰虚」の一部分です。 このように症状のすべては「陰虚」が原因と思われます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >1年ほど前から抜け毛が多くなってきた。同時に足先がよく冷えるようになった。 >東洋医学では、血が髪を作ると聞いたことがありますが、血のめぐりが悪いのでしょ うか。 《素問・上古天真論》という昔の書物に「男性は八歳になると腎気が充実し、 髪の毛が豊かになり、歯が生えかわり、…」と書かれています。 また 「腎は、…その華は髪にあり」ともあり、「腎」の精気の盛衰は髪の潤沢と枯燥、 生長と抜け毛と関係があります。 年をとって髪が抜けるのは腎の精気虚の表れです。 髪は血の滋養とも関係があるので「髪は血の余」ともいわれます。 血のめぐりよりも精気と血の量の問題です。 これを「肝腎虚弱、陰血虧損」の脱毛といいます。 またその場合の毛髮には油性の光澤があるものです。 頭皮には油脂が多かったり或いはふけ(脱屑)のため発痒したりします。 そして脱毛は頭頂或いは兩額の角の方から薄くなります。 もう一つは「風盛血燥」の脱毛といって、風邪が毛根部入って血流の欝滞をきたし、 円形脱毛になる場合がありますが、これも「肝腎虚弱、陰血虧損」の脱毛を基礎としています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >最近、目を酷使しているせいか、コンピュータのモニタがかすんでなりません。 漢方では「肝は眼に開く」といい、眼の機能と肝気の間には密接な関係があります。 “肝腎の気充つれば則ち精彩光明となり,肝腎の気乏しければ則ち昏朦暈眩す。” 肝腎と続けて言うのは肝の母が腎だからです。(肝腎同源) 腎陰不足となれば(肝血や腎陰・腎精などの)陰精が上部の頭目を養わなくなります。 これを「腎中真陰不足,陰精虧損,不能濡養目竅」といいます。 >現在かなり弛緩した精神状態で、やたら眠ってばかりいる 「腎は骨髄を生ず。髄は脳に通ず。脳は髄の海である。」 これより “髄海不足,則脳転(めまい)耳鳴,脛酸(足がだるい)眩冒,目無所見,懈怠安臥。” となります。 血を蔵する肝と津液(体液)を主る腎が身心の過労によって痛めつけられると、 >口(唇)が乾く……(咽干少津) >フケ性 になるのは当然です。(水虧血少) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >午後から熱が高くなる >口が乾く >食べてもすぐ腹が減る これは「陰虚」の証です。 >目がかすむ 目が痒い >腰が痛い 腰がだるい >月経量が少い 肝腎の陰虚としぼられます。 「腎は精を蔵し、肝は血を蔵す」る働きがあるのに、肝腎の陰が虚すると 精血ともに少なくなり、筋膜を濡潤できず、「血虚風燥」の状態になります。 >尋常性乾癬 >目がかすむ 目が痒い 鼻づまり >肌荒れがひどい これらは「風燥」の結果です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >目の充血、かゆみなど 慢性的に目が充血しているのは「肝腎陰虚目赤」です。 「肝気は目に通ずる」ので「肝気有熱」だと熱は目に現れます。 >汗かき これは「陰虚陽亢」によって生じた虚火のせいです。 「肝は血を藏し、腎は精を藏する。肝血が不足し、腎精が虧損すれば精血は 目に上がらず、加えて虚火が生じ、上炎して目赤を発する」状態になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >脇の多汗、腋臭、慢性疲労、くびや肩や背中の凝り、眼性疲労、花粉症、胃痛 >寝汗をかく 眠ってばかり >耳から汁がでる >歯茎から血が出る >便秘 切れが悪い 痔が痛む 痔の出血がある 陰部が痒い >腰が痛い >抜け毛 フケ性 かゆい >月経量が多過ぎる 月経痛がある なんとこれら総てがある一つの原因から発しているとしたらどうでしょう。 いろいろな薬を使わなくても一つの処方でみんな解決するとしたらどうでしょう。 腋汗が何故多いのかから紐解いていくと腋下の経脉が何であるかから考えます。 ここには肝胆両方の経脉が通っています。 肝は疎泄を主り条達を喜ぶ性質があります。 もし精血虧損・肝陰不足・血虚ともなれば肝絡不和・疏泄不利となり、 汗が腋下の経脉から漏れ出る事になります。 これを「肝虚内熱の腋汗」といいます。 急いで精血や肝陰を補って養肝しなければなりません。 肝虚内熱という視点から上の症状の数々を見ると、総てがこれを原因としている事が分かります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >帯状疱疹のあとの痛み 現代医学では帯状疱疹をウィルス性の病毒感染症と考えていますが、 漢方では感染し易い人と感染しにくい人がいることから体質にも注目しています。 >気がふさぐ 怒りっぽい さむけ 微熱 午後から熱が高くなる >赤い 瞼がむくむ 頭痛 頭が重い 鼻がかわく 鼻血 >唇が腫れる 口が苦い 口が臭い 歯茎が腫れる 歯茎から血が出る 口が乾く >脇が痛い 脇が詰まった感じ…………(肝胆経の通る部位) >便秘と下痢をくりかえす >むくみがある >湿疹 にきび フケ性 かゆい 若白髪 >月経量が多過ぎる 月経痛がある 血の塊が混じる これらは全て肝胆脾経の湿熱の存在を示唆しています。 湿熱が経絡を阻遏した結果、血熱が生じ、久鬱して化火し、火毒内燔となり 営血を灼熾し、湿熱毒気が循経外溢して肌膚に相搏った為と考えます。 つまりウィルス性の外感毒邪之火と体質的な肝胆湿熱が搏結し、湿熱邪毒が皮下に 壅滞した状態なのです。 急性期が過ぎて湿熱が取れ、ウィルスが姿を消しても后遺神経痛が残るという事は 皮下組織に残った陰虚による余熱のせいです。 熱毒がさんざんに血分・陰分を損傷していったからです。 宜しく育陰養血、疏肝清熱、活血止痛してやらなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >ここ5,6年直腸潰瘍で悩んでいます。 >多少肛門から出血します。紙に付く程度です。 >長時間の乗り物とか,刺激物の食べ物、ストレスが続いたあとなど再発します。 漢方では「便血」を「近血」と「遠血」の二つに分けています。 近血とは先に出血があって後から大便が出る場合です。 遠血とは先に大便が出て後から出血が来る場合です。 文面からしますと遠血の方であると考えられます。 微量の出血というのは多くは「久病不愈,営陰内耗」あるいは「耗傷陰血」によります。 営陰とか陰血というのは体液や血液のことです。 これら物質的陰気(陰分)はおっしゃる様に「刺激物の食べ物、ストレス」によって消耗します。 すると機能としての陽気(陽分)は陰分からサポートされない分だけ過剰になります。 それを陰陽失調からくる「虚熱」といいます。 漢方では「酔飽房労,或憂思鬱怒,五志化火」が原因だとしています。 陰陽の事はまた水火とも表現され、陰不足で陽過剰のことを「水虧火旺」とか、 「陰虚火旺」と呼ばれます。 陰分を供給するのが主に肝腎であることからこれは「肝腎陰虚証」に属します。 ここで発生した虚熱が血絡を擾動するので便血を生ずるのです。 これが嵩じると「更兼口燥咽干,五心煩熱,失眠多夢等」になります。 五心とは手足が火照る事です。 治療法としては滋陰降火,養血寧血法になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >平熱が高い(低温期:36.8分前後、高温期:37.2分前後) >運動をすると顔が異常に赤くなる >鼻血 >手のひらがいつも熱い >さめ肌 すべて熱性の傾向があります。 >耳鳴り この年齢で耳鳴りとは異常です。「腎は耳を主る」といいますから腎虚にして >月経が遅れる時がある のでまた肝虚でもあります。あわせて肝腎陰虚の証です。 「陰虚血熱」といって、素体の陰が虚すると虚熱に相当する血熱が発生します。 この血熱が月経や妊娠と関係が深い衝脈・任脉のなかに伏熱としてこもると「栄血枯」 という状態になり、不妊症となります。 おそらくはこれが普段の体温が高いという現象の理由でしょう。 またおならが頻発する原因でしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >汗っかき 寝汗をかく 体内に過剰の熱があるとその熱を発散するのに汗が出ます。 熱は陽気で、汗は陰液です。だから汗の事を陽液といいます。 つまり陽を運ぶのが陰です。 陰陽は相交わり調和をとっています。 その汗が出すぎるという事は陰陽のバランスが狂っているからです。 よくあるのは「陰虚内熱」といって、陰が虚して反対に陽が過剰になるケースです。 なぜ陰が虚すかというと「労傷血虧,心血過耗」といって、過労やストレスによって 体液や血液を消耗したからです。 こうなると陰が陽を制御できなくなり、汗となって溢れ出るのです。 これを「水火不交,陰陽偏勝」といいます。 陰虚によって生じた陽の偏勝は「虚火」と呼ばれます。 >午後から熱が高くなる これは「午后潮熱」という陰虚内熱の特徴です。(相火妄動) >尿を失禁する 切れが悪い 尿が濃い >抜け毛 ともに相火という虚火がなす業です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経が早くなる 月経が早くなる原因は何らかの“熱”が衝脉・任脉を擾動するからです。(熱邪擾動衝任) その結果、血が妄行するのです。 この熱がどこから来たかといえば「素体内熱(陰虚陽盛)」の体質によります。 >月経痛がある >めまい 目がまぶしい >便秘 >腰が痛い さらに肝腎の陰虚体質では生理で月経血が失われると「血海」はますます虚して胞脉は 不栄となるので生理痛が起こり、便秘・腰痛・めまいも起こります。 >にきび >くびや肩が凝る またこの虚熱がニキビの熱源にもなり、筋肉の濡潤を失わせる(陰虚)ので肩も凝ります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >頬の高いところが皮膚弱くて薄くて、ひりひり真赤になる。 >熱を持っている。はっきり赤い。直径3センチくらい。しみる。 これを「顴紅」といい、多くは「形体羸痩」或いは「先天稟賦不足之人」に起こり易い事です。 何故かというと、痩せた人は「陰虚火旺」の状態が多いからです。 陰が虚すると陽気を制御できなくなり、陽気が勝手に上へ昇ってしまう訳です。 >月経が遅れる 月経が来ない おりもの あなたの場合は生理が遅延するようですから肝腎の陰虚ということになります。 生理が遅延する原因は「血虚(肝血不足)」によります。 肝血は腎精と相互資生の関係にありますから肝血が充足すれば腎精も生じるし、 腎精が充滿すれば腎精もまた肝血を生ずる事になります。 反対に肝血が不足すれば腎精も不足し、肝腎と密接な関係にある生理に狂いが生じます。 >だるい 気がふさぐ 汗は出ていない 寝汗をかく 内生した「陰虚内熱」は更に「心陰」をも消耗して「心神」を擾乱するので精神状態も不安定になり、 盗汗(寝汗)をかき、疲労しやすいものです。 >普通 赤い 瞼がむくむ クシャミ 耳から汁がでる 肝腎両方の陰が不足すると発生した内熱のため肝腎の付属器官である耳に炎症を起こします。 >便秘 >湿疹 さめ肌 かゆい いずれも陰虚内熱的な表れです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >平日はコロコロとした便が少ししか出ず、いつもすっきりしません。 これは「腸道無血」といい、腸道に潤いがなくなり糞便が渋滞するのです。 漢方では人体を構成するものを「気・血・水」に分けていいますが、中でも「血」は 体液として中を潤している成分です。 これを詳しくいうと「陰津」と「陰血(血液)」に分かれます。 腸道を潤すのはこの内の「陰津(津液)」です。 >過多月経と貧血 おそらく陰虚・血虚になった原因はこれでしょう。 >腰が痛い 腰がだるい 足がだるい >目がかすむ 目が痛い >月経痛がある これは肝腎の陰虚・血虚に相当します。 >にきび フケ性 かゆい 陰虚が長引くと虚火が生じます。 虚火は風を呼びこみフケやかゆみとなり、湿と結びついて湿熱や毒となりニキビをつくります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >4年ほどまえから,自律神経失調症で時々安定剤を飲んでいます。 >昔から完璧主義で,なんでもがんばってしまう性格のせいかな,と思います。 几帳面な事は長所でもあります。 ただ疲れますから少し中休みが必要です。 >微熱がつづき疲れやすいこと。 >夕方になると寒気がして,首筋があつくなります。 スタミナの消耗で「真陰耗損,肝腎失養,陰虚生内熱,故微熱」の状態になっています。 (陰陽の成分の内、肝腎の陰が不足で陽気過多のために微熱が出る……肝腎陰虚) 肝腎陰虚になると上にある「心陰」を補えないので「心神失養」になり、自律神経失調 を起こします。 >疲れがたまったなあ,思うとトイレが近くなり,また排尿時に痛い(むずむずする) >腰痛,というか腰のだるさです。 >とくに生理中にひどくなります。 >足の裏がほてる 足の裏につねに汗をかきます >月経痛がある 頻尿・排尿痛・腰痛・足裏煩熱・月経痛などはみな肝腎陰虚による虚熱のためです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理前、生理中になると気持ちがふさぎ、憂鬱感があり、イライラする。 >気がふさぐ 怒りっぽい 「月経前緊張症」と呼ばれている症状ですね。 月経が始まる前は受胎可能態勢に入るため子宮には沢山の気血が集まります。 漢方では「女子は肝を以って先天と為す」といい、月経と肝には密接な関係があります。 月経の方に肝血が使われてしまうと平素から気血が不足している人はあちこちで失調 状態が起こります。 肝の母は腎ですから肝血が不足すると次には腎陰をも消耗し始めます。(乙癸同源) つまりは「肝腎両虚」になります。 肝腎両方の陰血が少なくなると陰が陽を抑えきれなくなり、肝陽が独り興奮します。 肝は精神情志の調節を司る臓器です。 肝が正常な働きができなくなると気鬱や多怒になります。(肝腎陰虚善怒) >とにかくよく肩が凝ります。頭痛もしょっちゅうです。締め付けられるような感じです。 >さめ肌 >月経痛がある >腰の痛みはあるが気持ちが憂鬱になります。 >寒い時期と生理が重なると体調は、もっと悪くなります。 すべて腎水不足で肝木を涵養できないためです。(肝病及腎,水虧火旺) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 生理の5日まえから倦怠感、便秘があり 女性は月経に備えてどんどん気血が増え続けなければなりません。 それなのに一番充実していなければならない時期に倦怠感があるとは 基本的に改めなければなりません。 > 便秘 > 乾燥,敏感肌 斑点(しみ) ともに陰虚(血虚・津液の不足)による症状です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >手、足が冷えていても、腋の下に汗をかく。 >寝汗をかく >冬は足にしもやけができ >にきび 「女子は肝を以って先天と為す」と言われている様に婦人の生理と関係が深い臓器は肝です。 「肝は藏血す」とも言い、大量の血液を“血海”と呼ばれる衝脈に蓄えています。 その衝脈は子宮から始り、任脉と協力して月経と妊娠をつかさどっています。 生来の体質が肝血と腎精が足りない「肝腎陰虚」という体質であると陽気の発生が小さく、 冷え性になります。 反面、少ない陰陽のなかでも陰<陽とバランスが陽性に傾きます。 それで冷え性なのに汗が出たり霜焼けになったり、にきびが出たりするのです。 いずれも炎症だから熱性の反応です。 >腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 足が冷える >月経痛がある これは「陰虚」または「血虚」による生理現象です。 陰虚から生じた血熱のために不妊症になることがあります。 《女科経綸・飼育》には“婦人が久しく子無きは衝脈・任脈の中に伏熱があるからである。 血が少ないと熱が生ずるのは原因は真陰不足だからである。 真陰不足とは陽気が勝ることで内熱が生ずる。 内が熱すれば栄血が枯れるので不妊となる。 陰を増やし熱を除けば血も旺盛になり、妊娠しやすくなる。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理が終わってから2週間位たつと少量の出血が1週間くらい続きます。 生理と生理の中間期は次の生理に向かって陽気が動く時期です。 この時期に陰陽のバランスがとれないと生理が狂う事があります。 もともと腎陰不足の体質だと陽気が過剰になって血海を乱し、衝脉・任脉から出血します。 これは腎陰虚による陽気内動ですから「虚火」に属します。(陰液虧虚,虚火内生) >痔の出血がある >にきび どちらも虚火が形を変えて現われたものです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >ひどく脂性になってきて、朝に顔洗って出勤しても会社に着く頃には顔がベタベタで、 >抜け毛がものすごい量で >大変汗っかきになり、少し歩いただけでも汗だく状態で >また、その際、わきがもひどく 「汗は心液なり」といい「心陰」の一要素です。 陰陽の陰とは物質的な部分をいい、心では津液と血液が該当します。 陽と陰がバランスよくあれば発汗量も普通です。 何らかの理由で陽気が過剰になると発汗量が増えます。 熱病でもない限り日常的に、陽気が過剰になるのは陰が不足して相対的に陽が盛んに なる場合だけです。(陰虚生内熱) >数年前から、急に体質が変わってしまったみたいです。 何故陰が不足するかといえば、一言でいってストレスとオーバーワークです。 スタミナのロスがそれです。現代人の殆どの人がそうです。 >最近抜け毛がものすごい量で、 >陰毛の脱毛が始まって、今ではほとんどなくなっています。 >また爪もやわらかくなってきています。 「髪は血余」で、血は陰分の構成成分です。 陰分が不足しているので髪も体毛も爪も養えなくなっています。 五臓のうち肝と腎は陰分を作ったり貯えたりを担当する臓器です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経量が多過ぎる 月経が早くなる 月経痛がある 漢方では「女子は肝を以って先天と為す」といい、月経と肝には密接な関係があります。 陰陽のバランスがとれておれば月経は正常にいきますが、陽気が過剰だと月経が早くなったり 月経量が多過ぎたりします。 なぜ陽気が過剰になるかというと殆どは陰気の不足が原因です。 陰気とは肝血や肝陰のことで陽気の源になります。 陰気が充分にあると陽気を抑制して程よい月経になるのです。 (陰血虧損,陰虚生内熱,虚火盛) 陰血が不足すると相対的に陽気が過剰になり熱が内生する。これは陰血を消耗しながら燃える ので虚火という。 >寝汗をかく (陰虚内熱盗汗) >目がかすむ (肝は目に開く) ともに肝血や肝陰の不足による症状です。 >足首のむくみ(生理を挟んで2週間) 月経時期に関係して足首がむくむとすれば、これもやはり肝血や肝陰の不足によるものと思われます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >5年前からパーキンソン病が発症 >腰が痛い 腰がだるい 膝が痛い 足がだるい 歩幅がせまい ときに脚が出にくい 筋脉失養による運動障害ですが、その原因を漢方では「肝腎虧虚」と考えます。 (肝は筋をつかさどる。腎は佐強の官。腰は腎の外腑。) >痴呆(ぼけ) 健忘症 >顔面痙攣 チック 目がかすむ なみだ目 目が痒い >舌がもつれる 同じように肝腎の「陰精不足」は頭脳や目や言語のレベル低下につながります。 (腎は骨を主り、髄を生ず。脳は髄の海なり。肝気は目に通ずる。) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >飛蚊症 >眼圧上昇 >腰が痛い(最近特に) 「肝は孔を目に開く」といって、視力と「肝」は密接な関係があります。 また「腰は腎の外腑」で腰痛は腎の関連です。 肝腎は「乙癸同源」といって同根の臓です。 (肝乙は木、腎癸は水。水が木を養う。水が涸れれば木も枯れる。) 腎の陰精が上って肝陰を養い、肝陰は肝気となって目に注ぐのです。 いまは肝腎両臓の虧損があるようです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「腎は精を藏し其の華は髪に在り、肝は血を藏し髪は血之余りなり。」といい、 髪と肝腎との関係は密接なものがあります。 生来「肝腎虧損」の体質だと肝腎に貯えられている精血が少ないので髪に栄養が廻らず、 若白髪になりやすいのです。 >目がまぶしい 乾燥している目…………(肝血不足) 「肝は目に開く」「肝経は目を巡りよく視る」 >月経痛が2.3回に一度ひどいです。…………(肝腎虧損) 生理をつかさどる血海・胞脉は共に肝腎の管理下にあります。 >くせっ毛で硬い髪で若白髪。頭皮が脂性だと美容師さんに言われます。 「血虚生熱」といって虚熱があるので脂肪がにじみ出るのです。 肝腎虧損だとほかに「頭暈眼花,耳鳴重聴,腰膝酸軟,夜尿頻数」なども起こります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >陰嚢の痒み、乾燥(ポロポロ皮がむける。 >顎下、襟元の痒み、乾燥 “陰嚢風”ですね。 陰嚢をかきむしり血が滲んだりかさぶたになったりしながら次第に皮膚が厚く、きめが荒くなります。 これは「肝腎陰虚,化燥生風」といい、肝腎の津液の多寡と関係があります。 「肝腎陰虚」のため陰嚢の皮膚が栄養を得られないのです。 >頻尿 インポ…………「腎は二陰をつかさどる」 >にきび(多い)…………「陰虚火旺」 >腰がだるい 膝が痛い(高校のときから・特に冬) むくみがある 足がだるい 「腎は作強の官」「腰は腎の外腑」といいます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >(リンパ腺のはれ)去年の11月ごろから左顎の下にシコリが出来ました。 >抗生物質を飲んだがある程度までしか腫れはひきません。 >切れにくい痰がある 「炎症(熱)」が取り切れないのは何故か、その原因を考えてみましょう。 リンパ腫というのは津液(リンパ液など)が体質的な熱により煉熬されて「痰(病的な体液)」 になり、そこへ外部からの細菌感染(風火邪毒)を受けて発するものです。 体質的な熱とは >鎮痛剤を服用するほどの生理痛がある。……衝脉・任脉の血虚……肝腎陰虚 >赤く化膿したニキビが出来る。…………陰虚化熱 >ドライアイ、アレルギー性鼻炎・結膜炎(花粉症)…………肝は眼に開く >首・肩のコリがひどくなった。…………肝は筋をつかさどる >腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える…………腎は腰をつかさどる などに現われているように「肝腎陰虚」を原因とする「虚熱」です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >唇に口内炎がたくさんできて 漢方では「陰が虚すると火が旺盛になる」という言葉があります。 これは陰陽のバランスが崩れて陽気が独走した状態です。 なぜ陰が虚すのかというと「思慮労倦」という心的ストレスが 心の陰分を傷つけて「陰虚火旺」をもたらす場合がもっとも多いのです。 陰虚による火なのでこれを「虚火」といいます。 火は上に昇って口唇に出るとアフター性口内炎になります。 >首のリンパの腫れ 虚火が内動すると次第に津液を焼灼して“痰”を形成します。 痰と火が結びつくと「痰火」となり、リンパ腫(瘰癧)ができます。 大元の原因は日常的に不足しがちな“陰”を増やす他はありません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >若いときから、頭全体を蓋したような頭痛 >若いとき鼻血が良く出た >目がかすむ 夜間排尿が多い 膝が痛い 足がだるい おそらく若い頃から血色が良くてのぼせやすいタイプの元気な方だったのでしょう。 陽気が上がりやすくて(肝陽上亢)耳鳴りや眩暈も起こりやすいものです。 肝陽が上がると肝の陰液を消耗するので排尿異常や便秘にもなります。 上った陽気が下がらないと目が赤くなり頭痛を起こします。 肝の陰液が不足するとその影響が腎にも及び「肝腎陰虚」という状態になります。 腰や膝への影響が早くから出て不眠になり寝汗をよくかきます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経前緊張症・・排卵後から寝汗、 寝汗(盗汗)というものの多くは「陰虚内熱」という状態で起こります。 「陰虚」とは陰液と血液が(陰血が)不足していることです。 すると陽気が抑制されないので相対的に「虚火」が燃え上がります。 その為に陰液(汗や精)が藏されずに盗汗となって漏れるのです。 女性の月経前といえばもっとも陰血が充実していなければならないのに、 これが反対に不足状態なのです。 >腰が痛い 陰液の生成と貯蔵は「腎」が行います。 腰は腎気の現れるところで、腎虚の状態です。 >胸の張り(特に左側がひどくしこりもあります) >原因不明のの胸・脇の痛み 胸脇部は「肝経」の通り道で、肝気の欝滞(肝鬱)があると「経前乳脹」という 状態が起こります。 二つあわせて「肝鬱腎虚」という状態になっているので原因不明の胸痛となったのでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >右脇腹の痛みと引きつった感じ 脇痛の原因はそう多くありません。 上の症状から考えられるのは「肝腎陰虚」による脇痛です。 肝陰や肝血が不足すると脇腹を通る肝経絡の栄養が足りなくなり脇肋が隠隠と痛みます。 《景岳全書・脇痛》篇には“内傷虚損,脇肋疼痛者,凡房労過度,腎虚羸弱之人, 多有胸脇間隠隠作痛、此肝腎精虚”とあります。 (激痛ではないが何となく脇腹が痛むのは、体力のない人が疲れがたまった時に 現れる症状だが、これは肝腎の精が虚したからである。) >目がかすむ……………………肝は目に開く >腰が痛い 腰がだるい………腰は腎の府 >若白髪…………………………髪は血の余り >月経量が少い…………………血海が満ちて月経が起こる ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >突発性難聴 現代医学では突発性難聴は原因不明となっていますが漢方的な観測では多くは 「肝腎陰虚」が原因であろうと思われます。 >生理が早くなり21日間隔で、出血量が多く >便秘、尿漏れ、足がだるく、むくみ、冬は特に皮膚がかゆい等 あなたの場合もこの症状から肝腎陰虚による「虚火上炎」の症だと考えられます。 陰虚があると相対的に陽気が高じて熱状を呈します。 それが「虚火」で慢性疾患の多くはこれが原因となります。 >頭がぼっとなったりする。物事を考えたりするのが大変。 これも交通事故のせいではなく、腎陰虚による脳髄の欠乏のためかも知れません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 漢方では「女子は肝を以って先天と為す」と言い、生理と肝の働きは密接な関係にあります。 また腎と肝は親子の関係にあり、腎精と腎気の充実をまって「肝は血を蔵す」る事が出来ます。 直接的には婦人の生理は衝脉・任脉によって営まれるのですが、この二脉を司るのが肝と腎なのです。 俗に「肝腎かなめ」と言うのはこの事です。 >生理の間隔が短い(1ヶ月2回程度) >生理のあとも少量の出血が続く 月経が早くなる原因は何らかの“熱”が衝脉・任脉を擾動するからです。(熱邪擾動衝任) その結果、血が妄行するので生理が早くなります。 この熱がどこから来たかといえば「素体内熱(陰虚陽盛)」の体質によります。 もともと腎陰不足の体質だと陽気が過剰になって内熱を生じます。 内熱が生じないようにするには腎の陰気を盛んにする事が大切です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > ほどんど毎日腹痛・腰痛・足の鈍痛・むくみで悩まされています。 生理痛といえば先ず肝腎両経の変調が考えられます。 脾胃への影響や冷えの関連がないので肝気鬱結や肝胃不和などは無いようです。 腰痛・むくみがあることから特に腎経の変調が強く現れています。 > 微熱・出血が止まらない 陰虚による「虚熱」のせいでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 便の出が悪いと1日3回薬を飲みます。そんな時「残便感」「お腹が張る」という感じにな > り、1日不快を感じます。又逆に1日3回飲むと「特急便」近い便となります。 > そのような状況の繰り返しですから「肛門」の周りも「じめじめ」して痛さを感じます。 これが単純な下剤というものの成れの果てです。 > 朝目がさめるまでは尿意を感じません。そのままトイレで「小便」をしますが、 > 体の調子が良い時は全部排尿します。調子の悪い時は半分しか出ません。 > 日中の小便は勢いがありません、時々残尿感があります。 > 右半身に「寝汗」がひどく、毎日です。赤ちゃんのパウダ− > で汗をぬぐっています。少しは楽になります。太腿部がとても痛いです 体液の損失が顕著です。 おそらく脳出血で倒れる前からこの体液不足すなわち「陰虚」状態があったので しょう。その為に「陰虚陽亢」という陰陽のアンバランスが起こり、陽気が高じ て脳出血に至ったのでしょう。 それを下剤で便通をつけると下痢・軟便などでますます体液をロスします。 その結果が尿利の不調と寝汗です。(陰虚相火妄動) 寝汗が右半身にひどいのは半身不随に現れている通り、気血不調の結果です。(気血偏阻証) どれもこれも全ては失われた「陰液」を回復し、陰陽のバランスを回復すること にかかっています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 『中医症候鑑別診断学』には「気血失和白斑」として次のように書かれています。 精神的なストレスを受けて「気」の働きが失調すると、体表では外界からの刺激を 受けやすくなったり或いは風邪に感じやすくなります。 外感した肌膚では気血が凝滞し、毛穴は閉塞してしまい白斑を起こすことになる。 気血失和の程度により次の三つの段階があります。 (1) 肝腎陰虚証……血虚or陰虚 (2) 肝気鬱結証……気鬱 (3) 気滞血淤証……血淤 >10歳頃から身体に白斑が出始め >春先など季節の変わり目や仕事が忙しかった後くらいに出てくる気がしています。 >胃腸は昔から弱く、夜冷えるのでタオルを巻いて寝ています。 >足がだるい >月経量が少い 月経痛がある これらの症状では(1)〜(3)のすべてが関与していると思われ特定できません。 軽症から重症へと順次試してみなければ分かりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >カット熱くなって汗が出、どうきがする >4月半はに生理があってからその後こない >血圧を測ったら152−92とかなり高くなっていて気になっています。 更年期障害の「血の道症」でしょうね。 閉経期は腎気がようやく衰え始め、性ホルモン(天癸)が減少し陰陽の調節が乱れてきます。 陰陽の中でも肝腎の陰分が不足すると潮熱・盗汗・煩熱・口干・高血圧などの症状が出ます。 これらは「陰虚陽亢」といって陰虚に起因する虚陽の亢進です。 さらに陰虚が「心陰」に及ぶと動悸が始まります。 これは年齢に逆らっていくらホルモンを補給してやっても「ザルに水」です。 それよりもホルモンではなく、乱れた陰陽のバランスをとってやる事が必要です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >汗っかき 不眠 >腰が痛い 膝が痛い 「腰は腎の外腑」「腎は骨髄を生ず。髄は脳に通ず。脳は髄の海である」 ゆえ肝腎の陰虚が予想されます。 >右左親指を除く1と2の関節がいたくて、 >リュウマチではないが原因がはっきりわからない。 「肝は筋膜を主る」ので肝腎の陰虚だと筋骨が失養して関節が酸痛する。 同時に頭暈、耳鳴などの腎虚の症状が出やすい。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 不定期に右半身がしびれて硬直するようになりました。 > 必ず右半身です。体重が5Kg程落ち、頬がこけてしまいました。 > さらに一年前この硬直のあと意識を失ってしまいました。 > 神経内科ではてんかんにされてしまいました。 通常なら老化によって肝腎の精が不足して虚風内動している症状です。 おそらく対人関係によるストレスからの虚労が原因でしょう。 肝腎の陰精が不足すると体重の減少となり、陰陽の失調から陽気が過剰になり、 それが硬直や痙攣などの虚風として現れます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >半年位前より、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が現れてきました。 >主な症状として、構音障害、舌の委縮による飲み込みが悪い。 漢方の診断はALSという病名に依らず症状から判断します。 そこで「舌萎(舌形斂縮)」という事と 「顔面:赤い」「口内炎がでる」「喉が痛い 声がかすれる 咳が出る」 などの症状と矛盾のない証として浮かぶのは 肝腎の経絡が喉朧をまとい舌を挟み、両経の陰液が涸れて滋養しなくなった 為に舌萎が起こったと考えると「肝腎陰虚」の証となります。 もしこの証に該当するならば他に 「口干歯燥,昏沈嗜睡,神倦耳聾」(口内の乾燥、眠ってばかり、耳が遠い) などの症状が無ければなりません。(とくに口乾は必須) 記入事項には書かれていませんが、若しこれがあるなら肝腎陰虚の証に該当します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > B型肝炎→慢性肝炎→肝硬変 > 手のひらが赤い、顔色が黒い、足の裏がほてる、足の裏によく汗をかく 肝臓の病気といってもそこだけに限定されずに全身の臓器とも関連があります。 「肝腎陰虚」の証だと云いましたが陰虚は単に肝のみに止まらず、脾胃にも及んでいます。 手足は脾胃がつかさどります。 従って脾胃の陰虚があると虚熱(炎症)が内生して津液を外に洩らして足の裏の汗になります。 この症状が消えないと改善したとはいえません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >半年位前より、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の症状が現れてきました。 >主な症状として、構音障害、舌の委縮による飲み込みが悪い。 漢方の診断はALSという病名に依らず症状から判断します。 そこで「舌萎(舌形斂縮)」という事と 「顔面:赤い」「口内炎がでる」「喉が痛い 声がかすれる 咳が出る」 などの症状と矛盾のない証として浮かぶのは 肝腎の経絡が喉朧をまとい舌を挟み、両経の陰液が涸れて滋養しなくなった 為に舌萎が起こったと考えると「肝腎陰虚」の証となります。 もしこの証に該当するならば他に 「口干歯燥,昏沈嗜睡,神倦耳聾」(口内の乾燥、眠ってばかり、耳が遠い) などの症状が無ければなりません。(とくに口乾は必須) 記入事項には書かれていませんが、若しこれがあるなら肝腎陰虚の証に該当します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >足がだるい 無力で歩けない 腰が痛い >手足のふるえ、動悸、微熱 >朝起きるときがつらく、気分のすぐれない日はそのまま寝込んでいます。 肝腎は陰血と腎精を蓄えたり作ったりする所です。 また肝は筋をつかさどり、腎は骨をつかさどる臓です。 肝腎の精血が虧損すると筋骨経脉は失養し、四肢は痿廃し、 腰脊は力なくなり、頭暈や耳鳴がするようになります。 また精血は陰に属し、熱という陽気を抑える作用がありますが 陰が不足すると陽気が独走して動悸や微熱が出やすくなります。 >便秘 これも精血の不足から起こる事です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > とても冷え性で、のぼせタイプです。 > 鼻血がときどきでます。高温期のときが多いのです > 手足が冷たいのに、少し動いたり緊張するとわきの下に汗をかいたり、 > 顔からも汗がでたりします。頭がボーッとすることもあります。 冷えと熱が混在するのは何故でしょうか? 漢方ではそれを「肝腎陰虚」の体質だからと考えています。 陰虚とは肝血と腎精が足りないことです。 “陰”から“陽気”が発生しますから“陰”が不足すると発熱量の絶対が 少ないので総体的に冷えます。 しかし、ちょっと動いたり興奮したりするとその時に発生した陽気を少ない 陰気が吸収しきれずに溢れます。 それが「のぼせ」や発汗になります。 それで冷え性なのにのぼせ性でもあるという変な事が起こるのです。 > 月経の前にとても腰が痛く、頭痛などもあります。 肝血と腎精が足りない肝腎虧損の経行腰痛です。 > 量はとても多く、先月は固まりが多かったです。 陰虚による「虚熱」の結果です。 > 片方の卵管が通りが悪い その虚熱が起こした組織的な変性の結果でしょうか。 《女科経綸・飼育》には“婦人が久しく子無きは衝脈・任脈の中に伏熱があるからである” とあり、陰虚から生じた虚熱のために不妊症になることがあるのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >最初は、平成5年1月 しばらく中休みがあり、再発は 6,7年前 >これ以上の痛みってあるだろうかと思うぐらいの最高の痛み! >焼き火鉢を当てられるような、、、 >ものも食べられない、話も出来ない、夜も眠られない、、、衰弱していくのがこわい! 三叉神経痛の原因は色々ありますが、中休みがあって再発したという 成り行きや年齢を見ますとかなり絞られてきます。 急性の発症なら顏の経絡が外邪によって塞がれて痛みを発する実証ですが、(通ぜざれば痛む) 今の場合は肝脾腎の三蔵の機能失調により内因として「気滞血淤」や「痰湿の壅阻」が 起こり、それらが顏の経絡を塞ぎ、その結果として「気血虧虚,陰虚津液不足」 などを起こし、筋脈が栄養されないので痛む虚証です。(不栄なれば痛む) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >瞬きが多くなり、なみだ目になります(これが一番つらい) >これは私に幼い頃からあった症状なので >眼が疲れやすかったり……精神的にも身体的にも疲れやすく 目が痒くて涙が出るのは多くは外因性ですが、幼少の頃からとなると 目の疲れやすさや視力の悪さと併せ考えると内因性と思われます。 目と関係が深いのは肝と腎です。 房事に節度がなくなると精血は衰少する,或いは悲傷哭泣など 精神的ストレスが多いと傷陰耗液となり,ついには肝腎兩虧となる。 これは陰損が陽にまで及んだ為で,陽気の泪液制御が不能になったからです。 そのために冷泪頻流,寒さに遇うと更に甚しい。 故に“無時冷泪”の名がつけられている、と古典にあります。 つまり「肝経虚寒」の証で、温養肝腎,補益精血する事が必要です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 緊張すると汗をかく。(特に頭と背中とワキと手と足の汗。) これは心火(興奮・緊張)のため陰液である汗が押し出されてくるのです。 汗と共に体臭が漏れるので仕方のないことです。 発汗をいくらかでも押さえるには心火のクッションの役をする肝腎の陰を貯えておく事です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経量が少ない(3日で終わる。周期は31-33日と遅め。少し粘着性があるような) >頬が赤い >唇が乾燥する >便がコロコロ状 >性交後、陰部がひりひりする >にきびが時々 >白髪 体液(津液・血液)の不足が分かります。 そして体液不足は「肝腎陰虚」によって代表されます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 関係ないかもしれませんが、毎日夢をみます。 風呂のお湯が上下に混じり合って程好い温度になるように、 心神の安定も心火と腎水が上下に混じり合うことで得られます。 ところが腎水が不足していて心火がそこへ入り込めないと「水虧火旺」の状態になり、 心火がもたらす夢が飛び交います。 すなわち多夢は心神が不安定であることを指しています。 カンジタ膣炎で白い塊がポロポロ出るのも腎水不足(腎陰虚)の証拠です。 この腎陰虚はまた月経過少・不妊症の大きな原因になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >流産 流産の原因の一つに「血海不満(血虚)」があります。 直接に月経をつかさどるのは衝脈・任脈の二つの経絡ですが、衝脈・任脈の上位にある肝経・腎経で 陰虚(津液不足)があると子宮(血海)において血虚が起こります。 肝腎両経で陰虚が起こるのは主にストレスの鬱火によって津液が焼かれるからです。 たとえれば水不足で稲が育たないのに似ています。(水竭而禾枯) >月経が遅れる……30〜32日 >生理前に頭重・頭痛がしたり、顔がほてったりする時があります。 水不足のために生理が遅れたり、頭痛がしたり、顔がほてったりするのです。 >目がしょぼしょぼする時には、頭重になり頭痛に変わります。 「肝は目に開く」といい、肝陰虚だと目がしょぼしょぼします。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >夜尿症 >頻尿、尿を失禁する、夜間排尿が多い これより腎の異常が検出されます。 >怒りっぽい、汗っかき、寝汗をかく 陽気過多から腎の陰虚が観察されます。 >目の奥がとても痛くなり、ゴロゴロとした状態が続きます >めまい、頭痛、頭が重い、目が痛い、耳鳴り 肝は目に開き、腎は陰部と耳に通じています。 腎だけでなく、肝でも陰虚が起こっています。肝腎両虚(陰虚)です。 >気分にむらがあり、精神的に不安定な状態が続きます 精神は心(しん)のつかさどる所で、肝腎陰虚から心陰も不足して心神が安定しません。(心腎不交) 結局、目の水輪(瞳孔)で陰虚火旺の状態が起こり、元気衰弱し、眼精が耗損して眼の痛みになります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >12歳の時からリウマチ暦20年。 これは生来的に体質の偏りがあるからです。 >ここ2〜3年で髪が減ってきた。 >出血しやすい。ちょっとぶつけると青痣ができる、歯茎の出血が止まらない。 陰虚による脱髪と陰虚陽亢による出血です。 生来の「陰虚体質」に加えて、ステロイド剤の服用は更に陰虚を亢進させます。 これにて完全なる肝腎陰虚になってしまいました。 >常に足が非常に冷たい。足の裏がほてる 陰虚とは冷えやすく、熱しやすいのです。 >鼻は透明なものか白く粘りの強いもの。 これも陰虚にて外感を受けやすく、風熱性の風邪から慢性化したのでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 髪の毛が産後縮毛になりました ひどい肩こり > コンタクトでも眼鏡でも 常につかれる 出産や流産による体液と血液の消耗は予想以上です。 これを陰虚といい、ことに肝腎の陰虚になると毛髮・筋肉・目への疲労が大きくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 妊娠してからここ数ヶ月夜中に肩、腕、ふくらはぎの筋肉がだるくて寝れません。 > 妊娠前からたまにあったのですが、今ほどではありませんでした。 > ネットで調べてみたら、むずむず脚症候群だということがわかりました。 もともと体液や血液の不足する陰虚体質だったのが、妊娠してからそれらを胎児に回すので 更に不足してきてムズムズになったのでしょう。 虚が原因している熱を「虚熱」といい、陰分を補わなければ陽気は収まりません。 このままだと胎児や出産にも影響するかもしれません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 足裏の冷え 冷えといっても陰虚からくるものと陽虚から来るものがありまして、 > 顔面 : 普通 赤い 目がかすむ 目がまぶしい > 痔の出血がある 陰部が痒い > かかとが痛い などがあると、陰虚による虚火があると観察されます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 吐き気、特に生理前にはひどくなり布団から起き上がれない。 > 食べてもすぐ腹が減る 食欲があるのでこの吐き気は脾胃に起因するものではない。 > 腰の痛みも生理前はかなりひどい。 > なぜか異常に光がまぶしく感じられ、夜テレビを見ることさえできない。 > 仕事から帰宅後はいつも目の奥が痛く、ひどい頭痛に悩まされる。 > 夜間にトイレに行くことが数年続いていて、寝汗もかくので毎日数回目が覚めて、まったく熟睡できない。 > 頻尿 夜間排尿が多い 尿が濁る 尿が濃い 陰虚による陽気の亢進(陽亢)が著しい。 陰の元は肝腎にあり、肝腎陰虚になると脾胃の陰も虚し、脾胃の昇降機能が逆になって吐き気が起こる。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 寝汗をかき、その数日後、丸一日下痢が続き、便はかすかに白くにごった水みたいでした > その頃から、大好きだった赤ワインが、苦くて飲めなくなりました > 胸焼けのときのような酸っぱい香り舌に感じます 「汗は心の液、舌は心の苗」といい、心熱がたかぶっています。 心熱は単独で高ぶるよりは、肝腎陰虚による「虚火」として現れる事が多いものです。 原因は日常の肝腎陰虚にあります。 肝腎陰虚が高じて虚火となり、それが寝汗と下痢を起こしたのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 唾液の分泌が非常に悪くなり、口臭(便臭)で悩んでいます > 口が乾く 舌の表面がひび割れている 舌の両脇に跡がついてへこんでいる > 舌苔が厚い(白 調子が悪いと黄色くなる) > 乾燥肌 抜け毛 フケ > 月経量が少い 月経痛がある 唾液や汗などの津液が枯れていくのは刺激性の強い酒や辛熱食品の摂りすぎ(営陰暗耗) の他にストレス過多の環境下における心労による消耗があります。(五志過極、化火傷陰) これを合わせて「陰虚火炎の傷津」といいます。 陰(津液)を生成する大元は肝・腎ですから「肝腎陰虚」になっているのです。 > 便秘と下痢の繰り返しがひどい。最近は下痢に傾いている 陰虚になると便秘になる方が多いものです。 > だるい さむけ 微熱 寝汗をかく > 痔の出血 陰部が痒い > 腰が痛い 腰がだるい 足が冷える また陰虚から陽気の発生も減って冷えやすく、かつ熱しやすくなります。(虚火) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 6年くらい前から過食が治らず、胃腸の調子が悪い。 > お肉や梅酒をよくとる。コーラは一日1.5L飲んでしまうことも。 多飲多食の原因があるはずです。 > 足裏のほてり > 寝汗をかく > 口が乾く > 月経量が多過ぎる 月経が早くなる これらは皆「鬱熱」があるからです。 すなわち全身の陰陽バランスが崩れて 陰 < 陽 の状態になっています。 それで不足の陰を補おうとして多飲多食になるのでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 陰部(股、陰茎、陰嚢)が再び痒くなってきた > 首筋、腕の内側、下腹部、わき腹、膝裏等の柔らかい部分を中心に湿疹 > 肛門のあたりから痒みがはじまり > すね、ふくらはぎ部分を掻くと皮膚がぼろぼろと崩れ落ちる様な状態に これは通常の陰嚢湿疹とは違って老人性皮膚掻痒症に近いものです。 若い人がなるのは珍しいです。 > 口の中がイガイガして味が分からなくなった。ご飯やケーキなどを食べていてもモソモソと > した食感しかなく、味を相当濃くすれば塩味や甘みがようやく分かる状態だった。 舌に味覚がなくなるのは「心血虚」です。 皮膚枯燥とあわせて「陰虚血燥」の証に違いないでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 怒りっぽい > 汗っかき(脇の下や足の裏,頭・顔のみ) > 食べてもすぐ腹が減る > かゆい 湿疹 さめ肌 水泡 にきび みな陽性の症状です。 > 足首から踵・土踏まずにかけての痛み > 耳から汁がでる(べたべた) > 小便の出が悪い 切れが悪い > 足裏がほてる 腎陰虚の証です。 陰虚で陽性なのを「虚陽または虚熱(虚火)」といいます。 おもに肝腎の陰液が欠乏して陽気を包み込む事が出来ない状態です。 実体のある火熱ではなく、陰虚からくる仮の熱です。 だから冷やしてはならず、陰を補うことで陰陽のバランスを取るべきです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 軽い炎症があるような不快感 頻尿感 > 下半身の冷えがひどく(上半身はほてりぎみ)夜は3〜4回 ものすごい寝汗と共に尿意で目覚め > 毎回薄い色の尿く(250cc〜100cc)が出ます。 > 腎虚だとしたら寝汗や口の乾きは陰虚で冷えて多尿なのは陽虚の症状ですよね そうです、陰虚も陽虚も気虚もあります。 腎は陰陽互根で、陰虚が長引くと陽気の発生も減り、冷えが起こります。 これを陰虚及陽といい、陰陽両虚になります。 寝汗は陰虚が原因で、これも長引くと気虚を併発します。 そのために頻尿と残尿(労淋)、寝汗、疲労感と矛盾するような症状が重なります。 最初に腎臓結石(石淋)を起こした時に利尿剤を飲むと、ますます陰虚が促進されます。 今後も猪苓湯などは禁物です。 もともと腎陰虚体質で出来た結石だと分っておれば適切な対処が出来たでしょう。 (ヤカンの中に付着する沈殿物と同じく煮枯れた状態は腎陰虚です) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 今は半分ぐらいが白髪 > 目が疲れやすくコンタクトができない > 夜間排尿が多い 時々膀胱炎になる 生理の時に陰部が痒く湿疹ができている > 腰が痛い 腰が冷える 足の裏がほてる > 急に脂性になった。顔を洗っても数分で脂ぎってくる。 > 手足にもよく汗をかくようになった。 肝腎陰虚です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 頻尿。トイレにいっても少量しか出ないのに。 > 便秘 小学生〜 > 1日の水分摂取量900ml位。 > 月経周期早い(24日) 大小便の排泄に異常があっても普通は、便秘と頻尿というふうに別個のものと考えやすいですが、 漢方には「腎は二陰をつかさどる」という言葉があって、実は両方とも腎のつかさどる所なのです。 その上に月経も早回るし、口渇の傾向があればいよいよ腎との関連が深まります。 > 下半身痙性対マヒ 歩行困難 > 泌尿器科へもかかりましたが膀胱炎ではない、下半身麻痺によるものではと診断されてしまいました。 やはりこれが根本原因でしょう。 そもそも脊髄小脳変性症とか痙性対麻痺とかは「腎は骨髄を生ず。髄は脳に通ず。脳は髄の海である。」 という言葉を見れば、これも腎と深くつながっているのが分かります。 現代医学は病気を細かく分類するのに秀でていますが、分類しっぱなしで、もう一度それらを総合しようとしません。 いっぽう漢方は分類は荒っぽいけれども、各症状を関連付けて総合的な原因を推定することに長じています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >過緊張 肝鬱化火による肝火(気鬱が高じるとはじけて興奮となるの)とよく間違えられます。 心気や肝気が興奮しているのは間違いないのですが、今は肝鬱ではありません。 > 常に手のひらと足の裏に汗をかいています。 > 熱しやすく冷えやすい・眠ってばかり(寝ても足りない)・上半身の激しいほてり > 常に激しい肩こりや背痛があります。 > めまい・頭痛・頭が重い・目がかすむ・目が赤い・目が痛い・耳鳴・耳が痛い > 口が臭い・歯茎から血が出る・口が乾く・唾液が粘っこい・歯軋り > 食べてもすぐ腹が減る > 頻尿 > 腰が痛い・腰がだるい・足が冷える・むくみがある・足がだるい > かゆい・さめ肌(腕) > 月経が遅れたり早くなったり・月経痛がある・血の塊が混じる すべて虚、肝腎陰虚の兆候ばかりです。 歯軋りは陰虚動風といって、陰虚が過ぎて風に変化したものです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > ガンジタ膣炎 > 頻尿 尿を失禁する 下半身に湿熱があります。 > 舌苔が厚い 口が苦い 口が臭い 口が乾く > 胸やけがする 吐き気がある > 食べてもすぐ腹が減る 口苦・口臭・口乾は胃熱が原因です。 また食欲があるのに吐き気があるのはやはり胃熱のせいです。 > 鼻の頭、手足の裏、脇に異常な汗をかく。運動して汗をかくとなかなかひかない。 多汗症も内熱が熏蒸する結果です。 > よく髪がぬける。 しかし内熱だけでは脱毛は起こりません。 脱毛の原因となる血虚や陰虚が潜んでいなければなりません。 「陰」を作る本拠地は肝腎です。 陰虚が長く続くと相対的に「陽気」が亢進してきます。 それで中焦では胃熱を起こし、下焦では湿を伴い湿熱となります。 下半身の湿熱や胃熱は表面上の結果症状で、これを“標”といいます。 本当の原因は肝腎の陰虚で、これを“本”といいます。 本が虚しているのに標が実しているのです。 このようなのを“本虚標実”といって複雑です。 対応は本虚に対すると同時に標実へも配慮しなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 寝汗をかく、歯茎から血が、なんでもないときに不意に出てくる。 これから先ず肝陰虚がうかがえます。(陰虚陽亢) > 足のむくみ > ふくらはぎの痛み(朝起きると非常に痛い) > 決まって夜8:00ぐらいになると、足の裏がつる。 肝陰が不足すると「肝風内動」といって、筋肉の痙攣が起こります。 肝陰はまた肝血ともいい、気血の損耗のことです。 それで血が筋を養わずという結果から上のような症状が起こるのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 耳鳴り > 不眠症 > 寝汗かく 熱しやすく冷えやすい > 舌はフリルみたいで色は赤で中が紫、苔は前半半分はあまりない > 口が渇く > 月経早くなる 月経最初は多すぎる これらは皆 陽気過剰の症状です。 陰が虚すると陽気が高ぶるのが常です。(肝腎陰虚陽亢) 「陰」とはホルモンや唾液や血液などの体液のことです。 この陰分がほど良く陽気を押さえているのが健康体です。 夜更かしやストレスや過労は陰虚を起こす最大の原因です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 月経量が少い 月経が遅れる 月経痛がある 血の塊が混じる おりもの 不妊症 > 月経の度に2〜3日は寝込むほどの下腹部&腰&頭痛での強い痛み > アフター性口内炎がでる 口が乾く > 足の裏がほてる > 血尿症状が再発 これらを包括している共通の証は「肝腎陰虚」です。 > 子宮内膜症性の卵巣チョコレート嚢胞 嚢胞は通常、痰湿性のものですが、子宮内膜症性という事で、これも肝腎陰虚と矛盾がありません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 4年位前から全身にひどい寝汗をかく様になった > 汗はベットリした感じ > 脇の汗はほぼ一日中、衣類が広い範囲で濡れるほど > 夏でも足はいつも冷たいが、足の裏はひどい汗 通常は「気鬱が続くと火を動かし陰液を消耗する」結果、肝腎陰虚になります。 あなたの場合は高校生くらいからといいますから、殆ど生まれつきの体質的偏向があります。 陰虚になると陰陽のバランスが取れず「内擾(自律神経失調)」が起こり、 汗という心液が漏れるようになります。 心液は大切な陰液ですから、漏れれば漏れるほど益々陰虚が高じます。 これでは年齢的にも妊娠・出産に支障が出るでしょう。 > 若いころから目が疲れて顔が老ける > いつも眠い すぐ疲れる 頭がまわらない だるい > 小便の出が悪い 切れが悪い 尿が濃い > 腰が痛い 腰が冷える > 斑点(しみ) かゆい 目は肝、しみも肝斑、眠い頭がまわらないのは(脳)髓虚、 尿が濃いのも、腰痛 冷えも腎陰虚。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥