【42】気虚
胆気虚怯


<胆気虚怯により現れる症状>

1インポ陽萎


<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >車で運転中、急になにか言うに言えない不安感を感じその瞬間、吐き気をもよおします こういう状態を漢方では「善驚」「驚嚇」「驚慌」等といいます。 いわゆる「七情内傷」の内の“驚”です。 七情とは喜・怒・憂・思・悲・恐・驚です。 “驚けば気が乱れる”と昔から言われている精神情緒の病気です。 神魂が激しく動揺するのを漢方では「心胆が内傷される」としています。 何故なら「胆は中正之官,決断出ず」という役割があり、神明をあずかる君主之官 の心を補佐する立場です。 心胆が内傷されれば精神活動である「神明」は乱れることになります。 不安感を「心慌惧事」と表現しています。 >下痢、軟便が多い >寝汗をかく 心胆をサポートする脾胃も虚して水湿が多い状態になっています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >緊張体質で、その影響からか手に汗をかきやすくちょっとしたことでビックリしたり >動悸がします。 こういうのを漢方では「善驚」の症といいます。 「心は君主之官,神明出ず」で、精神的な主導は心がつかさどります。 一方「胆は中正之官,決断出ず」といい、胆気が強ければ心気も安らかでいられます。 ところが一旦胆気が大驚をなして怯えるともう心気は安寧にはおられません。 これを「驚けば気が乱れる」(心神不寧)と表現しています。 昔から「心胆を寒からしめる」ともいい、驚悸は心胆の安寧を脅かします。 反対に心胆気虚であるとよく善驚するのです。(胆虚証……胆力の不足) 胆虚の原因は心の陽気不足です。だから >さむけ  微熱 >頻尿 >背中の上部が凝り固まってしまう(心の裏側) となるのです。