【42】気虚
脾胃気虚 (脾胃の消化機能の衰えそのもの)
脾虚気陥 (脾の消化機能の衰えが進むと清陽が下陥する)


<脾胃気虚・脾虚気陥により現れる症状>

(1)気虚
1多汗症 
1歯痛 2舌辺歯痕 3微熱 4手足のしびれ 
1癲病(知能障害) 
1経期延長 2月経が早くなる 4紫斑 
1半身不随 2四肢腫脹 3経血夾塊

(2)脾 気虚
1しっしん湿疹 2手指の湿疹 3帯状疱疹 4胞瞼腫脹 
1むねやけ 2痰核流注(粉瘤) 
1めまい頭暈 2口角流涎 3耳痛中耳炎 4白内障 5咳嗽 6手が震える 7ものもらい 
1白内障 2瞼のただれ 3ものもらい 
1つかれやすい疲乏 2盗汗 3頭が痒い 4おりもの帶下 5浮腫 6妊娠浮腫 
1アフター性口内炎 2かすみ目 3肥満 4食后眠くなる 5尿の切れが悪い(残尿) 6便秘 
1げっぷ曖気 2耳鳴り耳聾 3舌がしょんない 4頭痛 5痩せ 6下痢 7つわり妊娠悪阻 8月経過少 
1食欲不振 2手足汗出 3足なえ 4流産しやすい

(3)脾 気脱
1頭重 2鼻水 3腸が鳴る 4おねしょ遺尿 5下痢 6痔 7小便が出にくい 8排尿痛 9脱肛 10尿が濁る


<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >不妊・無排卵月経・習慣性流産で悩んでいます。 漢方では、受胎は腎気旺盛、精血充実しておれば、任脈通じ、衝脈は盛んになり、月経は 順調で妊娠することができる。 腎気が虚弱で気血不足し、衝脈・任脈が失調すれば妊娠することができないと考えています。 >食欲がない(胃炎) >極度の冷え性(足が冷える) これは「脾虚失運」と「血虚失養」を合わせた「脾虚血弱」の状態です。 これは体調として基本的な欠陥です。 是非治しておかないと一歩も先へ進むことが出来ません。 仮にこのままの体調でいくらホルモン治療をしても期待通りの効果は出にくいと思います。 腎は「先天の本」、脾胃は「後天の本」といわれています。 「後天の本」とは脾と胃が共同して食物から営養を吸収し血肉を生化することです。 先ずここから始めましょう、急がば回れです。 脾胃の機能が回復すれば必ず自力でホルモンバランスを取ることが出来るようになりますから。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理中にひどい吐き気嘔吐、肩と首筋のコリがひどく、悩まされています。 漢方では「衝脉は血海であり、任脉は妊娠を主宰する。この二脉が助け合うことによって子供が出来る。 (王冰) 上では乳汁をコントロールし、下では経血をコントロールする。」(『証治準縄』)と言い、 月経を司るのは衝任の二脉であると考えます。 そして衝任の二脉を温煦し濡養するのは気血であり、気血を生むのは脾胃の運化作用です。 >生理の3日めに出血がほとんど無くなり、この日が一番ひどいです。 >あと生理のおわりがけにも症状が悪化します。 もともと脾胃が虚弱で消化機能が失調しているところへ月経がくると、気血が失われ 脾胃の気は更に弱まり、清気は下陥し上がることができず、濁気が上逆して嘔吐となります。 これを「脾胃虚弱による経行嘔吐」と言います。 気血が不足すると經脉は空虚となり >肩と首筋のコリがひどく >生理の3日めに出血がほとんど無くなり、 となります。 また脾胃の運化作用が不足すると >せきはひどくないのですがたんが出たり、 非生理的な痰飲が発生しやすくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 脾胃は「後天の本」と言い、胃は受納・消化を司り、脾は精微の吸収・輸布を司り、 全身を栄養するので生長発育の根本です。 漢方では脾胃の機能低下を「脾気虚証」はまた「中気不足証」といいます。 >全身 だるい 元気の「気」とは何処から来るのでしょうか? 気は精より化し精は水穀より生ず、と言います。 その水穀の運化・吸収・輸布はすべて脾気の盛衰にかかっています。 もし脾気不足で脾が健運を失せば水穀は化せず、水穀が化しなければ精少なし、 精少なければ即ち気衰うことになります。 >精神・身体的疾患は全く無いにも拘わらず食欲不振のみ存在し、段々やせていく。 >いくら食べようと思ってもあまり食べられず、それを無理して食べると下痢をしてしまう。 痩せるのは「脾虚失運」のため、食べられないのは「胃虚不納」のためです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >8年前に子宮筋腫の手術をしました。去年再発したらしく、お腹がはって不快です。 >お医者様によるとすぐに手術の必要はないとのことですが、生理の前後はお腹にガス >がたまったり重苦しくなり、痛くはないのですが、とても不快です。 折角手術したのに残念でしたね。 再発したのは子宮筋腫という結果だけを取り去って、原因を取り去らなかったからです。 生理前になるとお腹が張るのは「気滞」という現象で、“肝気”の流れが阻滯している事です。 特に下腹部は肝経の通る場所でもあり、それが生理の前に特有の事だとすると ますます肝経と特定する事ができます。 しかし肝経の気滞だけでそう簡単には子宮筋腫は発生しません。 子宮筋腫となる為には“淤血(おけつ)”や“痰”の存在が必要です。 体格を見ますとやや痩せぎすのようですね。 「血虚」や「気虚」があると考えられます。 血虚があると「血虚血渋」といって血流の阻滯が起きて淤血が出来やすくなるし、 気虚があっても「気虚血淤」といって末梢の血流障害が起きやすくなります。 そういう悪い子宮環境が続くとやがては子宮筋腫となる事もあり得ます。 >生理の前後は顔がむくむ気がします。 >足が冷える 体の陽気が少ない事を意味しています。 中でも水分代謝に関係して脾胃の陽虚が考えられます。 「血虚」や「気虚」の最大の原因は消化機能である脾胃の虚です。 脾胃は「後天の本」と言い、体格や気血の量を決定する決め手になります。 「脾虚血弱・気虚不栄」の状態だとあらゆる所から病邪は忍び込めます。 是非脾胃の機能強化を図って淤血や痰の発生を食い止め、 自力回復の良いチャンスにして下さい。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理が2週間おきにきます。 >最近まで生理周期は24ー5日でした。 月経の来潮と密接に関係しているのは子宮から起こる衝脈で、別名を“血海”と言います。 また妊娠を主宰するのは任脈で、この二脈が助け合うことによって子供が出来るのです。 漢方では「脾は統血す」といいます。 これは月経などで血液が脈外に溢れ出すに際して時期尚早にならないように 適度に固摂する作用で、それを「脾気」が管理すると考えています。 いま月経早期を起こしているのは「脾気虚弱」のために衝脈・任脈の固摂が緩んでいるからです。 大抵は月経の量は多くても色が淡いとか、質が清稀であるとか、下腹が空しく墜ちそうだとか、 或いは腰が脹るとか、精神が疲れ四肢がだるいとかするものです。(臓腑空虚,経水淋漓不断) これを「気虚経行先期」といいます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >口が乾く(特に唇。常に唇の皮がぼろぼろです。) >吐き気がある(飲酒や夜更かしの翌朝は頻繁に胃液を吐く) >便秘と下痢を繰り返す、頻尿 脾胃は「その華は唇に在り」と言われ、唇の状態から脾胃の状態が推察できます。 飲酒や夜更かしの後で頻繁に胃液を吐くとは相当に脾胃が過敏になっています。 吐き気・下痢・頻尿とくれば「寒邪」と「湿邪」が考えられます。 >頻尿。 >特に飲んでいる時など20分に1度程度中座せねばならず、 これは [寒邪>湿邪] で、余程の寒冷原因があります。 その原因は何でしょうか? 一般には「労累過度」や「過食生冷」と言われていますが……。 もし生来の冷え性ならビールや刺身などの生冷食品やクーラーなどから遠ざかる様にして下さい。 「寒邪傷陽」といって寒邪が肺や脾の陽気を損なうと、上部にある肺脾が 下部にある膀胱を制御できずに頻尿になるのです。 これを「肺脾気虚の頻尿症」といいます。(肺脾気虚不能制下,膀胱失約則為尿頻) 胃液を吐くのは「寒湿内阻呑酸証」といい、前述の如く寒湿邪が脾胃の 陽気を損ない運化ができず気滞を起こし、上逆するからです。(脾胃納運失常) >手のひらの皮が荒れております。小児時にアトピー性皮膚炎を患う 体液(津液)を生産する筈の脾胃が働かず、それを分布する筈の肺が冷えていれば これは当然の事です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >肥満 (産後による) 産後急に肥満したのですか。 普通は肥るとなお良く母乳が出るものなのに、その反対だとは何かありますね。 母乳とは気血の変化したものです。 気血は「後天の本」と呼ばれる脾胃によって作られます。 その気血が充実していないので母乳が出ないのです。 どうやらうわべだけの肥満で、中身が充実していない様です。 そういうのを「気虚肥胖」といいます。(徒見形体肥胖,実則元気巳虚) 気虚とは「脾胃の気虚」で、消化機能が衰えて「痰湿」という水分や脂肪分を燃焼発散 出来ないので皮下に贅肉となって着いてしまった結果です。(脾運失健而生痰湿) 乳房には衝脉と胃経という経絡が通っていますから、根本的な解決法は 「補気健脾」といって、脾胃の気を補う事の他にはあり得ません。 ゴボウの種とか何とか言うのは原因探求をしない民間薬的な短絡思考です。 (一般にはタンポポの根「蒲公英」が乳の出を良くすると言い伝えられています) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >甘み、塩味、酸味、がほとんど感じない 漢方では『脾は口に開竅する』、『脾気は口に通じ、脾が和なれば口は能く五穀を知る 』 といいます。 従って味覚と関係深いのは脾胃の機能です。 >1ヶ月ほど前にストレスから三〜四日眠れず食欲がほとんどなく、あまりたべられなかった。 脾胃の機能がひどく弱って来ています。 >瞼がむくむ >唾液が多い >食後腹が張る >ときどきむくみがある >おりもの白い これらは総て「脾胃気虚」という証の範囲になります。 以上の事からこれを「脾胃虚弱口淡証」といいます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >何を食べても甘く感じるようになってしまいました。 >汗っかき >下痢 「味覚障害と思われるが、甘く感じるという症例は今まで例がない」 ところがどっこい、昔の人はちゃんと言っています。 「<脾胃の気陰兩虚の口甜>症というのは口が甜いのみならず,飲食がすすまず, 口干すれども多くは飲まず,疲れやすく,腹が脹り,大便は不調となる」と。 そしてそれは多くは老化か或いは久病によって脾胃が損なわれ、気陰兩虚となり、 「虚熱」が内生し、脾に蔵されている津液が灼焼された為に口甘となるのである、と。 臨床上は津液が灼かれるので「口干」があります。 且つまた「気短乏力(息切れ動悸)」もありますが、これは何も狭心症が既往にあるから というよりは既に「気陰兩虚」という原因があるからこそ狭心症が起こったと言う方が 筋道でしょう。 「汗っかき」なのも気陰兩虚だからこそ容易に汗をかくのです。 気虚・陰虚の両方の虚を補わないと、これはやはり長期的には命に関わります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >ゲップが多くなるのがとても不快です。 >へその左横あたりで水が移動しているような音がしたり、 >お通じは毎日あるのですが、出きった感じのしないことが多く、夕方になると >また少量の便がでます。日によっては2、3度出ることもあります。 >下痢(しやすい。軟便ぎみ) もともと「脾胃気虚」の体質です。 そのために胃気不和の症状としてゲップが断続して出るのです。 そのゲップも弱い音声だと思います。。 >おりものが多いことです。 脾気虚弱だと帯脉の締りも弱くなり陰液を保守できないので帯下が下ります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >微熱  午後から熱が高くなる こういう午後から微熱が出るようなのを「午后潮熱」といいます。 >軽い動悸がする  たまに吐き気がある >生理前に下痢 これは脾胃のある中焦が虚して「運化無力」になっているからです。(中気不足) なぜ微熱が出るかというと脾胃の気虚のために気の昇降機能がスムーズに行かないからです。 >めまい  頭痛  頭が重い 本来なら「清陽は昇り、濁陰は降る」のが正常なのに、「清陽不升」なのでスッキリ しておらなければならない筈の頭が重く、「濁陰不降」の状態になっています。 これを「清竅不利」といいます。 上下に昇降できない胃気は胸中の内熱となり、午後に熏蒸して微熱を発します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >目の周りがむくんできます。 >生理の後は尿がでにくく肌につやがありません。 >動悸がする >便秘 >足が冷える 漢方医学の「五輪学説」によれば瞼の上下は脾胃に所属します。 上記の症状および体格から考えて脾胃の気虚が存在すると思われます。 脾胃気虚(中気不足)があると水湿の運化が滞り、胞瞼に浮腫が現われます。 >目が痒い これは風というもので、脾虚だと容易に風邪が侵入して目痒を呈します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >目の下がむくむ 漢方医学の「五輪学説」によれば瞼の上下は脾胃に所属します。 この部分が浮腫むのは脾胃が弱っていて水分代謝を充分に行えないからです。 >朝吐き気を催す >だるい  汗っかき 朝のはき気は前の晩の不摂生が原因です。 過食や消化の悪いものを食べた結果、脾胃に負担をかけたからです。(中焦陽虚) 脾胃の陽気が不足すると「寒湿不化」といって、生冷の食べ物は消化されません。 だるいのは当然ですし、汗っかきなのも「気虚多汗」といい、脾胃気虚の結果です。 >眼の下が細かく震える 胞瞼の周囲を脾胃が制約する力を失うと容易に「外風」が侵入してきて ピクピクと眼皮が振跳するようになります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 不妊症は次の様に分類されます。 1. 腎虚不孕 2. 気血不足不孕  3. 陰虚血熱不孕 4. 肝鬱気滞不孕 5. 痰湿鬱阻不孕 6. 血[病<於]湿熱不孕 >甲状腺機能低下症 >足が冷える >月経量少ない あなたの訴えをみますといかにも「気血の虚」が予想されます。 従って 2.気血不足不孕 がもっとも可能性が高そうです。 2. は脾胃兩虚により衝脉・任脉の気血が虧損したためです。 受胎の為には衝脉・任脉の気血が充分でなければ妊娠することは出来ません。 衝脈は血を化して月経の源泉となり、任脈は子宮を主るので妊娠と深く関わっています。 この両脈に必要な「気血」は脾胃の造血機能によって作られています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >最近足の裏にものすごく汗をかくので、靴の中がすぐに汚くなり、 >汗をかきにくい  眠ってばかり >足が冷える 体躯には汗をかかず、足も冷えるのに足の裏だけがひどく汗ばむのは矛盾しているようで すが何故でしょうか? 変ですね。 漢方では「脾は四肢を主る,手足は諸陽の本なり」といって、脾胃の働きが正常だと四肢は 温かく、汗ばむこともありません。 それが反対に冷えて汗ばむのは「脾胃気虚」の現われです。 >胃がもたれる >便秘と下痢をくりかえす これもそれを証明するものです。 >口内炎がでる 気虚が長引くと熱が生じてきます。(気虚夾熱) それで繰り返してアフター性口内炎になるのでしょう。 気虚には中気を温養しながら“除熱”しなければなりません。 排卵が順調でないのも脾胃気虚が原因ですから、まず基本的なことから改善されれば如何ですか。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >再生不良性貧血 >めまい >むくみがある 足がだるい >月経量が少ない これは「気血両虚」の証で、原因は消化機能である脾胃の虚です。 脾胃は「後天の本」と言い、体格や気血の量を決定する決め手になります。(気血生化の源) 漢方では卵巣嚢腫を「腸覃」といい、痰湿[病<徴][病<瑕]に分類し、大抵は水(痰湿)が 溜まるものです。 一方で「脾は生痰の源」といい、痰湿を生ずるのは「脾気虚」が原因です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >以前から手足は冷たく、 >5月に入ろうとしているのに未だに少し寒いと感じる。 >手足の汗はすごいです。 「脾は四肢を主る」といい、手足が温かくあまり汗ばまないのが健康な脾胃です。 手足が冷えるのに何故汗ばむのかというと、ダイエットなどで脾胃の陽気を損ねると 「津液旁注」とう現象で筋肉運動以外の発汗が起こります。 >食欲が無い  食べてもすぐ腹が減る 一見食欲があるように見えても実は脾胃の消化機能は弱っているのです。 >以前から口内炎はよくできていましたが、最近は多発しています。 脾胃気虚になると疲れ易くなり、陰火(虚火)を内生しやすくなります。 そのために繰り返し口瘡を発生します。 ぶよぶよの肥満はだめですが、しっかり締まった肉体になれば同じ体重でも体型は全然 違ってきますよ。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胸やけがする  胃の辺りが痛い  腹が張る  腸が鳴る >下痢 これは「脾胃気虚」です。 >腰が冷える  足が冷える  むくみがある  足がだるい >顔面白い  眼の下のクマ 「脾は四肢をつかさどる」「手足は諸陽の本」といいますから、 これは脾胃の陽気が足りないことを意味しています。 >息苦しくなって、どうやって息をして良いかわからなくなる時がある。 >月経量が少い  月経が遅れる  月経痛がある  おりもの 気血が不足するので冷えてこのようになります。 >手のひら、足の裏、腋の下に異常なほど汗をかく。 脾胃が健康だと手足が温かく、あまり汗ばまないものです。 手足が冷えるのに何故汗ばむのかというと、陽気が不足で筋肉運動以外の発汗、 すなわち「津液旁注」とう現象が起こります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >体重:40kg >腸が鳴り出し下痢をしてしまう 「久瀉無火(慢性の下痢は冷えて陽気が不足しているからだ)」といいます。 なかでも「脾の陽気が虚す」と腹滿、腸鳴、餐泄(食事の直ぐ後で下痢する)になります。 こういう下痢は「鴨の糞」のように水様で不消化な便です。 普通は生冷のものを食べるとなりやすいものですが、温かいものを食べてもなるとい うのは余程陽気が不足しているのでしょう。 >不眠 脾気が足りないと気血ともに供給されなくなり「心脾兩虚」にもなります。 心気が足りないと「心神不安」となり不眠になります。 >唾液が多い 脾は「摂納」をつかさどり唾液が必要以上に多くならないように抑えているのですが 脾気虚になるとこの抑制がなくなり多唾となります。 多唾は「水邪上泛」であり「気化運行」がうまくいっていない証拠です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >食べると眠くなったりだるくなったりする これを“穀労”または“飯酔”といい、《諸病源候論》という書物には 「脾胃が虚弱で食べ物を消化できなくて胃腑・脾臓の気が痞塞するので食後すぐ 横になりたがり、体が重くて嗜眠となる。」と書かれています。 本来脾の陽気が十分にあれば運化を促して、そこから得られた「清陽」が頭へ上り 、爽明な「神気」が湧いてくるのが正常です。 >お酒を飲むと悪化する。食事をとると膨満感がある。食欲不振。 >油っぽいものを食べるとだるくなったり、嘔吐しやすい >痩せ型で食べても太れない、スタミナが無い >柔便(どろどろ)で出た後ぐったりする。 >背中が痛い(胃の裏あたり)のでいつも背を曲げている。 >全身がいつもだるく、疲労がとれない。 >腰が何もしなくても痛い。 >時々激しい偏頭痛に襲われる。 脾胃の陽気が不足すると飲食物がこなれずに停滞し、寒湿・痰飲などが生成し、 それがあちこちの経絡の気の流れを阻止するので腰痛や背痛や偏頭痛となるのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >非定型抗酸菌症を完治させたい。体の免疫力が高まるように体質の改善をしたい。 >血痰が出て、11月より微熱が続く。 >咳が出る  切れにくい痰 「肺気虚」の状態です。 免疫力を発揮できない原因は何でしょうか。 >胃腸が弱く、 >食欲が無い 脾は胃と並んで消化機能の中心をなしますが、同時に出血と深い関係があります。 漢方では血を統括し血管から漏れないようにする働きを「摂血作用」といい、 それは「脾」の働きに依存するものと考えています。 「脾気虚」になると統血ができず妄行し出血するのです。 すなわち脾と肺の双方の気が虚しています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >お腹がクルクルと鳴るんです。 >ご飯を食べた後下っ腹がはるんです。 >何かあると下痢を起こしたりします。 腸鳴とは脾胃の気が損なわれて運化作用が上手くいっていない為です。 これを「中気虚弱腸鳴」といい、下腹の墜脹感を伴います。 中気とは人体の中央に位置して要となっている「土性」の脾胃の気の事です。 この気が虚すと下痢をしやすくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 舌が膨張して歯痕舌 気虚の者は水湿の運化が失調してよく巡らなくなるものです。 これは水湿の気化機能の障碍にあたり、体内の水湿が瀦留して舌に浸漬するので舌体が 肥胖となります。 > 汗かき > 瞼がむくむ  つかれているとめまい > むくみがある  足がだるい  足のうらがほてる 気虚ゆえに汗をかきやすく、むくんだり疲れやすかったりします。 > 月経の量が少ない  月経が早くなる 気虚は脾胃の損傷からきています。 気血不足のために月経過少で、月経と関係深い衝脈任脉の固摂作用が弱くて月経が早くなるのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >緊張すると、下痢、頻尿に悩まされました。 体格が良いのでなかなか虚弱体質だと思われないのか、緊張と安定剤という 方式から離れては考えてくれないのでしょうね。 >微熱  汗をかきにくい  眠ってばかり >月経が遅れる しかしこちらの事も考え合わせると単に緊張性というだけでなく、根底には 脾胃の気虚がでんと居座っています。 下痢も頻尿も共に気が下陥して起きていることです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > なぜ下痢をしたあと、必ず激しい胃痛が襲ってくるのでしょうか? 長年、便秘と下痢をくりかえす時の便秘は「虚秘」の範疇でしょう。 これは昇降をつかさどる脾胃の機能が衰弱しているからです。 ようやく下痢が収まっても下痢によって陽気を失った脾胃は「気虚」から 更に「虚寒」へと進むので続いてしつこい胃痛に見舞われます。 これは「補気」と同時に温める「温補」を行わないと回復しません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >早期胃癌と診断されました。 漢方ではガンをある種の「邪毒」と考えています。 邪毒とは自然界の六淫(風寒暑湿燥火)や七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)およ び食べ物・房労・外傷という三つの原因(内因・外因・不内外因)が交差して生み 出される悪質な(長期的)病邪です。 本来、脾胃は水穀を“運化”する作用を持っています。 運化作用とは「昇清降濁」のことで、血管から消化吸収した精微な物質(清)を全 身に運び、不要な残渣(濁)を大腸へと降す事です。 上向きの力と下向きの力がバランスよく交差することです。 病因には新旧の2種類があり、新しい病因なら一刻を争ってその病邪を追い出そ うとして正気と邪気が争います。(邪正闘争) しかし長い時間をかけて積もってきた旧い病因だとこの邪正闘争(免疫反応)も不 完全燃焼になります。 これを漢方では「邪の集まるところ必ずその気虚す」と言います。 このように邪毒が脾胃を犯すと脾胃の正気が虚し、臓腑の陰陽と気血が乱れ、 昇降作用が行われなくなります。 その結果、津液は敷布せず積聚して痰となり、痰が凝結すれば気は滞り血もまた 流れず「気滞血淤」となり、次第に積聚や核へと癌腫の形成が進んでいく事にな ります。 また昇降作用の阻害の程度により吐・瀉・滞・脹・痛の五種の病変が発生します。 さて、このように胃ガンの実態を理解してみるとどうすればこれに正しく対処で きるかが分かります。 (1) 邪毒を排除すること (2) 昇降作用を回復すること の二つに尽きます。 現在世間で喧伝されているアガリクスやプロポリスやサルノコシカケなどの単用 や併用はみな(1)に属します。(天然物ではあるけれど漢方薬ではありません) 現代化学の抗癌性薬品と大同小異です。 (1)だけに重点を置いて、自分の体力を省みないと必ずや薬物の副作用に会いま す。 闘病という長い勝負には(1)よりも(2)の方を優先させるか又は(1)と(2)を併用す ることがより大切になります。 漢方ではどんな病気の場合でも必ず辨証分型という思考過程を通らなければ処方 が決まりません。 胃ガンは 脾胃不和証 陰虚胃熱証 気血両虚証 気滞血淤証 の四証型に分類 され、このうちもっとも多いのが「脾胃不和証」と「気血両虚証」です。 お母さまは年齢的に後者になります。 (脾胃不和とは胃部のつっかえ・脹りや痛み・げっぷ・はきけ・食欲減退・痩せてい く事などです。) まだ体力のあるうちに正確な辨証分型をしてピッタリと当てないと薬効が出ないで 副作用ばかりが出てしまいます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >食べてもすぐ腹が減る これは胃気がまだ健全であること、 >胃下垂気味 だけれど脾気が下陥(中気下陥)しているのですね。 これは「胃強脾弱」という状態で、相対的に脾胃の機能が少し狂っている関係です。 >足の裏がほてる これは「清陽は下陥したまま上昇できないと<仮熱>が発生する」に相当する現象かも知れません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 下痢をした時のような便意が続き悩んでいます。 > トイレに駆け込んでも軟便が出る時と全く出ずに便意だけが続く場合といろいろです。 常に便意に悩まされるのも大変不快な事ですね。 大便がまだそこまで来ていないのに便意だけが先回りするのは気の下陥、 即ち「気陥」のようです。 人体の気は常に上昇と下降を繰り返して生命活動を維持しています。 その気が下ったまま上がってこない状態です。 なかでも「脾氣は上昇を主る」代表です。 「脾氣下陥」とも言い、[脾の気虚+氣の上昇不能]の状態です。 『素問』の陰陽應象大論篇第五.には 「清氣が下に在れば則ち餐泄(下痢)を生ずる。此れは陰陽の逆転である。 本来ならば清陽は天に在るべきもので、濁陰は地に在るべきものである。」とあります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >私は物心つくころから慢性の便秘です >10日ぐらい便が出ない状態が日常的です >便がたまってくると腹が張り、からだがはれぼったくなって何となく気分がすぐれません こういうのを実秘に対して虚秘といいます。 虚秘には陽虚便秘と気虚便秘があり、これは気虚・中気下陥(気陥)が主体です。 すなわち脾気陥になると脾胃が持っている昇降機能が発揮できずに大腸は伝送無力 になり、糟粕が腸道に長く停滞する事になります。 糞便の形態の特徴は粗大で円柱形を呈するので「巨糞臂(うで)の如し」と昔の人は いっています。 >空腹感と満腹感のめりはりをつけ、より美味しく食事を味わいたい。 >睡眠と覚醒のめりはりをつけ、昼間の覚醒時の意識を明瞭にしたい。 >休日の午前など動きたくないと感じてごろごろしていることがある。 >下着が汗で汚れにくいと感じている。 >じっと座っていると時間に関係なく眠くなる体質です。 >脱肛気味になる時があります。 >30代になって精液の量が減少してきています。勃起の持続力は減退しています。 >筋力が不足しているため姿勢が維持できない >皮膚は荒れていませんが、全体として油分の分泌は少ないようです。 >筋肉が少なく、ひょろっとしていて力がありません。 これらはすべて脾と肺の気虚の症状です。 >子供のころからよく鼻血が出ました。 >アフター性口内炎がでる 気虚による気の停滞から「虚火」が生じるとこうなります。 >人からはのんびりした性格と言われています。 気虚のためバイタリティが不足しているだけのことかも知れません。 >排便後2〜3日は空腹感が明瞭に感じられて快い。 胃腸の腑気が通じて気の昇降が始ったからです。 タケダ漢方便秘薬は大黄と甘草から成っていますが、大黄は大腸を刺激するだけで すので一時的に通ずるには構いませんが、出来る事ならばうも少し根本的な所を 治療すれば宜しいでしょう。 体質的な「脾肺気虚」を改善する事は薬への依存ではなく体造りですから、得られた 結果は自分自身のものになります。 マイナスなどはどこにもありません。 内臓の働きも免疫力も完全な肉体からなら自発的に湧き出すでしょう。 生活パタ−ンは自然の季節を身近に感じられるような事を心掛ければ良いでしょう。 この大自然の中で恩恵を受けている我が身なのですから。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >鼻づまり 鼻水 濃い鼻汁 鼻が乾く >臭鼻症状があり鈍痛も伴う 鼻は肺に属し、肺はまた体表の皮膚にもつながっています。 その肺気が虚す(気虚)と体表皮膚の守りである衛気が弱くなり、風邪にかかりやすくなります。 肺気不摂のため初めは鼻粘膜から薄い清涕が流れますが、日にちを経るにつれて次第に白く粘稠になり、 鼻涕が乾いて鼻臭を帯びたり、粘膜に痛みを感じたりします。 これは気虚が慢性化して虚熱を生じたからです。 >すぐだるくなる >脱肛(軽い) >くびや肩が凝る 肺と脾はともに後天の“気”の起源であるため、肺が虚しておれば脾もまた虚しているのが常です。 これを「肺脾両虚」といい、疲れやすく眠ってばかりとか、脱肛などの下陥現象が起こります。(清陽下陥) 「脾は運化を主り、肺は輸布を主る」のに肺脾の両方が虚すと気のめぐりが悪くなり、血流が途絶え、 筋肉を栄養滋潤できず、首や肩が凝ることになります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >6月より鈍い背中の痛みが続き、念の為内科にて診察したところ  >左腎臓に5mmの腎臓結石があるとの診断でした、水を1日1.5L程飲んで  >経過観察と診断でしたが、通勤途中に石が降りてきて救急車を呼ぶ程お腹痛が >あったらどうしよう...と毎日不安に思っているうちにドキドキしたり、 >そのうち胃に来て食べられなくなりました 飲水過多による脾胃の冷えが原因で「脾陽(脾の陽気)」を損ないましたね。 漢方では「脾は燥を喜び、湿を悪む」といいます。 冷たい水を必要もしないのにがぶ飲みすると脾陽不振になります。 すると「(昇るべき)清陽は上昇せず(降るべき)濁陰は下降せず」という状態になります。 >めまいが続くようになり、食べても身に付かず軟便でほとんど外にでてしまうようです >57K→54Kまで体重が落ち、会う人ごとにゲッソリしてると言われ 清陽が昇らないと「頭暈耳鳴,頭傾喜臥,倦怠懶言,少気無力,納減便溏」となります。 (めまい・耳鳴り・だるくて横になりたがり・気力無く・食欲減退・下痢軟便になる) >微熱  午後から熱が高くなる 脾陽虚はまた「脾気虚」でもありますが、気の停滞から「虚火」が生じるとこうなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >多いときは月2回程度、発症から完治まで10日程度かかる アフター性口内炎が繰り返すこと及び治るまでに日数がかかることからこれは「虚」 の症候です。 このような潰瘍性の疾患は治りが遅ければ遅いほどその間に多くの「気」と「津液」 を浪費します。(灼陰耗気) 「気陰両虚」になると陰陽のバランスから「虚熱」が内生します。 この虚熱が炎症の病源です。 >ちょっとした食べ過ぎや疲労から発症します。 >腹が張る  腸が鳴る  ガスが良くでる 脾胃という中気が虚しています。 もともとは「飲食失節、労倦内傷」が直接の原因だったのがいつまで経っても適切な 治療が施されなかったのでどんどん「中気下陥」へと進み免疫力はがた落ちしています。 これを「気虚夾熱舌瘡」とか「中気不足口瘡」といいます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生まれつきひどい便秘で、 便秘については「気虚便秘062」に詳しい説明があります。 >むくみは寝起きと夕方、日中と顔が違います。足の太さも変わります。 脾気虚弱のため「清陽」が昇らないと顔がむくみます。(面浮) また「脾は四肢を主る」ので、脾気虚弱のために水分代謝が悪くなり(水湿困脾)、 下肢のむくみが現われます。 湿は陰邪で重濁の性質があるので、腰以下が重くなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >脊椎損傷 >尿を失禁する  脱肛  痔が痛む  痔の出血がある 脱肛と尿失禁は共に二陰の固摂機能が働かなくなった結果です。 「清陽は上昇し、濁陰は下降す」という昇清降濁の昇降機能を司るのは脾胃です。 脊椎損傷という物理的な経絡の遮断によって脾胃につながる経絡のいくつかが分断 している為ですが、完全に機能を喪失しないのは有機的に補完しあう生体機構の不思議さです。 脾胃は中央にあり、ゆえに脾気・胃気を「中気」といいます。 中気が下陥すると脱肛や膀胱の失約が起こります。 この衰えた中気を最大限に補気・昇提・固摂してやらなければなりません。 痔や痔の出血は「気虚下陥」によるひとつの結果に過ぎません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >2週間前から出血している。 >痛みはなし。 >全身がだるい。午後から眠くなる。 >舌がぽってりと厚く白い、歯型がついている。 月経の来潮と密接に関係しているのは子宮から起こる衝脈で、別名を“血海”と言います。 また妊娠を主宰するのは任脈で、この二脉が助け合うことによって子供が出来るのです。 いま月経が長引いているのは「衝任不固」といって、衝脈・任脈の締りが悪くなり緩んでいるのです。 痛みがなかったり、体がだるかったり、舌に歯型がついていたりするのは「気虚」です。 なかでも「脾虚気弱」という状態がもっとも多くあります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >普段から、平熱がすごく低い。 新陳代謝が活発でない事から考えられるのは、生理と関係深い衝脉・任脉の固摂機能が 緩んでいるのではないかということです。 つまり経脈の中を流れる「気」の力が乏しくて血液を保持できないケースです。 この場合の出血は量はあっても色が薄いものです。 またこういうタイプの便秘は気虚便秘といって、大腸の弛緩性便秘が多いものです。 アロエなどの寒冷性下剤で押し出すのは一時効いてもじきに効かなくなります。 そして腹痛や下痢などがあって快便にはなりません。 「補気」によって経気を強くしてやる(固経)必要があります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >耳鳴り >不眠の為、精神安定剤を服用。そのために倦怠感、食欲減退になっている。 漢方医学の理論の中心にあるのが「陰陽」と「五行」です。 人体の上半身が陽で、下半身が陰です。 陽の部位には陽気が多く、陽気の中でも見たり聞いたり味わったりする五官の機能は特に明快 でなければならないのでこれを“清陽”といいます。(清陽爲天.濁陰爲地) そして陽気をつくりだす大本は五行の中央にある脾胃です。 脾胃は土に属し、「後天の本」と呼ばれるほどに大切な臓器です。 その脾胃の気が不足すると清陽は下陥したまま上昇できず食欲不振となります。(脾気下陥) また清陽が脳を養わなければ不眠となります。 清陽が上昇できなければ濁陰も下降することが出来ません。 濁陰が耳の経脉を阻滞すると耳鳴りとなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >微熱が5年位前から続いており、体がだるくてなりません。 >(起床時:36.4〜36.6℃、日中:36.8〜37.2℃) >体力が弱く、少し走っただけでも息が切れます。 >わきの下にひどく汗をかきます。 「気虚」による微熱のようです。漢方では次のように説明します。 気虚する故に気短乏力(呼吸が浅い)、身倦懶言(だるくて口も利けない)、気虚表衛不固, 則自汗出(体表の汗腺が閉じない)、気虚不能上栄於面,故面色晄白(血色のない顏色) この微熱は外部からの細菌性感染症によるものではなく、「虚陽浮越」という現象です。 「虚陽」または「陰火」といい、気虚により陽気を体内に保てなくなっているのです。 陽気とはいうまでもなく、生命活動の根源のエネルギーです。 これが外部へ漏れっ放しになるのですから大変な事です。 後天の源である脾胃が全身の陽気を作っていますから、気虚といえば脾胃の気虚のことです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >だるい  微熱  汗っかき  眠ってばかり >白い  めまい  頭痛  頭が重い  目がかすむ >呼吸困難 「気虚」もいいとこですね。 >胃の辺りが痛い  食欲が無い >腰が冷える  足が冷える  むくみがある  足がだるい  足の裏がほてる なかでも「脾気虚弱」です。 >月経が早くなる 生理と関係が深い衝脉・任脉の固摂機能が守れなくて稀薄な月経が洩れてしまうのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >すごい冷え症です。 >目の疲れ・乾き >円形脱毛症 >食欲が無い >月経が早くなる  月経痛がある 新陳代謝が活発でない事が根本原因です。 そのために生理と関係深い衝脉・任脉の固摂機能が緩んで早期月経になっています。 つまり経脈の中を流れる「気」の力が乏しくて血液を保持できないケースです。 この場合の出血は量はあっても色が薄いものです。 気は気でも「脾気虚弱」です。 脾気というのは全身のエネルギーの源になります。 これが充実すればこれらの症状は一挙に解決するでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >微熱 午後から熱が高くなる 眠ってばかり >疲れ易く、肩こりがする >食欲が無い 「気虚」だと「気の停滞」を起こし微熱がいつまでも発散されません。 気虚とは「脾弱」すなわち中央の気の不足のことです。 「脾は後天の源」とされ、生体を形成するにもっとも大切な消化器です。 >排尿痛がある 更に湿濁が腎や膀胱などの下半身に鬱結すると「気淋」を発症します。 気虚のためいつまでも続いたり繰り返したりするのを「労淋」といいます。 後天の元気を回復しなければ根本の原因はなくなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >腸がよく鳴るのでガスを発生 脾胃の気は全身の気力の源です。 生まれつき脾胃の気が虚していると消化力が足りないので飲食物は未消化のまま 腸の下方へと送られます。(中気不足) >汗っかき >下痢 >月経痛がある 下痢しやすく汗をかきやすいのも肺と脾胃の「気虚」だからです。 月経痛は気虚のみならず「気血兩虚」になり経気が充実しないからです。 他にも体力不足で疲れやすく脱肛や子宮下垂も起こりやすくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 小学生頃から朝起きるのが辛くなり、現在は一日の、半分(夜12時から正午まで) > 寝て、半分起きていると調子が良いです。 陽気<陰気  陽気が不足しています。 すがすがしい活力を清陽ともいいます。 そして陽気の源は脾胃にあります。 > 無理して朝起きると午前中ゲップが止まりません。 胃気は下降するのが正常ですが反対に上逆しています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 前に精神分裂症になり、現在も完治はしておりません。 > 精神科では、妄想癖と診断されたそうです。 漢方では"癲疾"、"文痴"、"呆病"などと呼ばれている知能障害でしょうか。 知能障害はなぜ起こるかについて漢方では「痰」を原因とみなす場合が多くあります。 それは舌苔や脉診によって確認できますが、文献では次のように表現されています。 「感情淡漠,不動不語,甚則呆若木鶏,面色萎黄,苔白膩,脉滑或弱」 > 頻繁に涎を垂らします.黙ってテレビを見ながらでもです。 > 飲食中もよく食べこぼし、飲みこぼしがあり その「痰」が「風」と合わさって「風痰」になり、口の周囲を通る陽明経絡を塞ぐと 「口眼歪斜、舌歪語謇、肢体麻木不遂,或痴呆、或喜笑不休,或卒然暈倒、神情恍惚,且有喉中痰涌」 のように、唇がかたがったり、舌がもつれて発音がおかしくなったり、恍惚のようになったりします。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 月経量が多過ぎる 「衝任不固」といって、月経と関係深い衝脈・任脈の両経絡が血を保つ力(摂血作用)が 不足して漏れるからです。 漢方では摂血作用は「脾」に属するものと考えており、脾の気虚(脾虚)が前提として あるからです。 脾は中央の力(中気)の元ですから、これが衰えるとスタミナ不足になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >軟口蓋左側、口蓋垂に力が入りづらく下垂した感じ >高音の耳鳴りがいつもあり、耳が閉塞する感じもよくあります >いつも頭重感、だるさあり、……ひきつるような頭痛が起きることもあります。 >血圧は低いほうです。 だいたい100-55くらいです。 >朝胸苦しい 色々な方面で「気虚」が現れています。 これを「清陽不升証」とも“中气不足”ともいい、労倦過度から 脾胃が損なわれたためです。 脾胃は「后天之本」で体の中央にあり、上下の升降運動の枢紐をなしています。 “頭は諸陽の首(はじめ)”なので清んだ陽気が昇らないと 下垂や耳鳴りや閉塞感が起こり、血圧は上がらず、朝は特に不調です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胃がんのため、胃、脾臓全摘、リンパ節部分切除、 >へその浮腫……へそから飛び出している。 小兒によくへその飛び出し(臍突)が見られますが、その多くは 先天的な発育不足が原因で臍孔閉合未全(脂膜突入)のものです。 あなたの場合は胃がんそのものの生成内因や後天的な手術によって 腹壁の筋肉が薄弱になり弛んだため、小兒臍突と同じ状態になった ものと思われます。 >さらに切除しても再発しないかどうか 原因をなくしないで切除ばかりしても再発は避けられません。 >臍の辺りが痛い 腹が張る  腸が鳴る(胃手術のため) >便秘と下痢をくりかえす(胃手術のため) ここから現状としては脾胃気虚がうかがえます。 これを改善しておかないと免疫力も低下しますから後に色々な 問題の元になるでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >鼻から喉全体にかけて薄白い粘液が降りてきます。鼻をかんでも鼻汁は出ず、 >なんとか飲み込めても後から後から粘液が分泌されて降りてきます。 後鼻漏ではないかと思います。 >だるい  気がふさぐ  汗をかきにくい >声がかすれる >食欲が無い 全身的に「虚」の傾向があり、摂収の力が不足して鼻流清涕が溢れています。 これは「気虚鼻流涕」に属します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >鼻が通る事がなく、常に詰まっているか鼻水が垂れてくるかの状態 鼻は肺のつかさどる所です。 肺気が虚すると体表のバリケードが薄くなり感冒にかかり易くなります。(衛表不固) >冷え性 胃腸が弱い >下痢になりやすい 脾胃の虚があると栄養の摂取不足が起こります。 しかも脾胃は五行説からみて「肺の母」に当たり、これが弱いと脾肺の両虚になります。 >月経痛がある 脾胃は気血を生産する大元です。 月経は大きな気血の損失ですから元もと気血が不足しておれば当然のことです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >顔のシミを取りたい 美容が最優先なのかも知れませんがもっと大事なことから進めなくてはなりません。 >頻尿 尿を失禁する 咳をすると尿が漏れる 夜間排尿が多い >月経量が多過ぎる 月経が早くなる 血の塊が混じる おりもの 月経と関係深い衝脈・任脉の緩みがあります。(衝任不固) それ故に血液が衝脈・任脉に帰経せずに月経前に漏れるのです。 その元は脾の気虚です。(脾虚失摂) おりものや尿が漏れるのも失摂や不固の現れです。 >腰が冷える 足が冷える 足がだるい 気虚のため二次的に血虚も起こります。 それで足がだるかったり冷えたりするのでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胃の膨張感(常に胃に空気が溜まっている感じ) >便秘→下痢の繰り返し、まとまった太い便がここ最近でていません >血圧も低く、あまり汗もかかず 脾胃虚弱が根底にあり、気虚から気滞を起こしています。(脾虚気滞) 脾胃はすべての気の根源です。これが旺盛になればすべて解決します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 声も大きいですし仕事も意欲的にやってます。 気のキャパシティが小さいので折角意欲があっても長続きしません。 > くさいおならが頻繁に出て困っています。 気虚で気が下へ漏れやすくなっています。(脾虚気陥) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >食事をすると、すぐに下痢をする、食欲不振。 >吐き気がする、酸っぱい水が上がる、胃のあたりが痛む、腸が鳴る 脾胃の気虚が根底にあります。 >月経量が多い、月経が徐々に早くなっている、月経痛がある、 中央にある脾胃の気が虚すという事は全身の気も全部が虚すことです。 月経と関係のある衝脈・任脈の気も虚すので血を経絡に帰経させる事が出来ず、 月経量が多くなり、それにつれて血虚も起こるので月経痛にもなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胃が痛くなる……ズンズンと重い痛みです。 >グルグル水と空気の音がします。 >ぶよぶよと水を沢山含んだような顔をしています。 >疲れやすい 脾胃虚弱で腹中の陽気が不足すると冷えから胃痛が起こります。 その痛みは隠隠としてハッキリしないもので、手で押さえると少しは楽になります。 普段から生冷のものを食べないようにして脾胃の陽気を守ってください。 >トイレが近く、2時間おきくらいに小用に行きます。 脾胃は中央にあって全身の陽気の生産源でもありますから陽気不足では膀胱も冷えて頻尿になります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >長子出産のときより、難産で子宮下垂。 >下腹部の張りや便秘、大・小便に困難が生じるようになる。 >倦怠感を直し、生活に活力を取り戻したい。 >手足が冷たく、鼻水がほとんど1年中止まらない。 分娩時に難産で力み過ぎると子宮が緩んで下陥することがあります。 少腹下墜や神疲乏力、小便頻数等の症があれば「気虚陰挺」と弁証されます。 鼻水も肺脾の気虚不摂によるものと考えられます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 前立腺肥大の手術をしたが頻尿が治らない。 気の昇降作用を行うのは五臓の中央にある脾胃です。 この脾胃の気が生冷のものを過食して冷やされると脾陽が衰えて、収められているものが漏れ出てしまいます。 これを「気虚不摂」といい、昇清作用が不足した状態です。 それは下の水源である膀胱の関門が閉じられずに開きっぱなしになる事です。(気虚不能制下,膀胱失約) これは気虚による頻尿で、腎虚による頻尿とは区別し、 先天の気を取り込む肺と後天の気を取り込む脾の両方の気を補わなければなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >軟口蓋左側、口蓋垂に力が入りづらく下垂した感じ >高音の耳鳴りがいつもあり、耳が閉塞する感じもよくあります >いつも頭重感、だるさあり、……ひきつるような頭痛が起きることもあります。 >血圧は低いほうです。 だいたい100-55くらいです。 >朝胸苦しい 色々な方面で「気虚」が現れています。 これを「清陽不升証」とも“中気不足”ともいい、労倦過度から脾胃が損なわれたためです。 脾胃は「后天之本」で体の中央にあり、上下の升降運動の枢紐をなしています。 “頭は諸陽の首(はじめ)”なので清んだ陽気が昇らないと下垂や耳鳴りや閉塞感が起こり、 血圧は上がらず、朝は特に不調です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > すぐ顔がむくむ。 > 特に午前中 > 足の裏がだるい > 集中力がない。鬱になりやすい。 陽気は脾胃から発生します。 「脾虚」だと午前中はまだ十分に陽気が出来ていません。 それで顔がむくむのでしょう。 集中力がないのも足がだるくなるのも皆同じ理由によります。(四肢は脾胃が支配する) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 活字にリアリティが減ってきてます。 > 25年前ぐらいから、芳香がぜんぜんいたしておりません。 > 下痢は治ったのですが、少し軟便気味なまま 失臭の原因は鼻竅にありますが、鼻竅を支配するのは肺です。 下痢の原因は大腸にありますが、大腸の裏は肺です。 そして肺の母は脾です。 つまり「脾肺兩虚」の証です。 脾虚になると精を肺に運べないので鼻竅は不栄となり失臭します。 軟便も目のリアリティも脾肺の気虚に違いありません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >引っ越しをしたのですが、1ヶ月ほどして手足、顔がしびれ >おしっこがでにくく、残尿感があり1時間に2度も3度もいくようになりました >そのうちおしっこもにごるようになりました 脾虚気陥による尿濁という症状があります。 過労が続くと“気”の根源である「脾気」が損なわれてきます。(脾虚気陥) 気虚のため大切な栄養分が腎のフィルターから漏れて尿中に出ると小便が渾濁します。(約束無力,精微下流) 尿が出渋ったり頻尿になったりするのもみな気虚が根本の原因です。 >おなか全体がはり、内臓が動いていないように感じていました。 >食欲はまったくなく、……息苦しく呼吸困難 >ゲップがたくさんでます >午後になると眠たい >貧血のときのようにフワフワしたり >花粉症の症状もすこしででいます……鼻水 クシャミ 脾気の虚は消化機能や肺機能と関係し、体力が極端に低下します。 >帯下の量がとても多い 気虚が更に帯脉という経絡にまで及ぶと稀薄なおりものがあるようになります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 常に舌に歯型が残っていて > 朝起きたときに気分が悪く、一日中だるいです とすれば、この「気虚」こそが主原因だろうと思われます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 昔から胃腸が丈夫なほうではないので、胃などもすぐに痛くなったり、腸が張ったり、ガスが溜まったりします > 舌全体が白いです。 > バナナの形をした便がいいと聞くのですが、私の場合は形はほとんどありません。 > 水ばかりというわけではないのですが、量はあっても形にはなっていません。 消化機能の衰えが見て取れます。それは脾胃の気虚が原因です。 虚の便秘は、胃の降気作用が衰えているために便を推動しないからです。 これを陽気の下陥といいます。 > 小青竜湯 これを飲んでいるときは、鼻水やくしゃみが比較的とまります。 脾胃の気虚はまた肺気の虚にも連動します。 それで外気の変化に対応せずに鼻炎を起こしやすいのです。 > 口臭が気になる為、食事に関してもあまり食べないようにしています。 陽の口臭は強烈ですが、虚の口臭は生臭く、 口の動きが乏しくて唾液の分泌が少ないために口内が洗い流されない事が原因です。 よく口を動かし、よく喋り、常に唾液が湧くようにしておれば口臭は消えます。 ガムを噛むのも一つの方法です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 下痢(生理前) 生理前はもっとも気血が充実していなければなりません。 それなのに大事な時に下痢をするのは「脾気虚弱」だからです。 > 月経が遅れる 月経痛がある 脾気虚で気血が不足するからでしょう。 > 全身の汗(多汗症) 脾気虚だと水分代謝もうまくいかず、気が脱しやすくなります。(清気下陥) 体表の気脱から汗が漏れやすくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 冬場は手足が冷えて眠れず、湯たんぽが欠かせません。 > 下痢 > アレルギー性鼻炎 > 胃の辺りが痛い 腹が張る 腸が鳴る 脾胃の陽気が虚しています。 > 30歳になってもまだまだ出続けています。 > それでいて皮膚は乾燥しています。 そのために水分代謝が滞り痰湿凝結が起こっています。 いわゆる水毒です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 出産(初産)から徐々に出現した様々な痛み(頭痛・腰痛・背痛・頚部痛・四肢痛・右半身痛)倦怠感 > 特に台風・低気圧・風の強い日に症状悪化 > 症状が悪化すると、不眠・どうしようもない痛み・倦怠感におそわれる。 > 微熱・手足の異常な汗 > 舌苔が厚い 切れにくい痰がある 吐き気がある 酸っぱい水が上がる 出産の時に相当ひどい気力の損失があったのではありませんか? 今は中気不足のみならず水湿・痰濁も発生し難症になっています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 左耳の奥が詰まったような感じと鈍痛 脾気虚弱だと清気が上らず、耳に湿濁が停滞しやすくなり、耳脉が阻塞します。 > 左耳下の首の付け根と左の首筋、頚椎の付け根、両肩、背中の凝りと痛み 気の阻塞です。 > 眠りが浅く、夢が多く夜中に何度も目が覚めて熟睡できず > 月経量が少ない 脾気虚弱から心血や肝血が不足し、心神が不安定になり、月経量も少なくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 食事が進まず、食べても戻ってくる > いつも口の中が気持ちが悪く、泡でいっぱいです。 > 切れやすい痰が出る > 吐き気がある ただの水が上がる これは「緊張しやすい性格」とは無関係で、明らかに脾胃の機能失調です。 すなわち脾胃気虚のため津液が全身に輸布されなくなり、 痰や唾液があふれ、水が上がったり吐き気になったりします。 これを「脾虚不斂」といいます。 「緊張しやすい性格」はその結果の産物で、原因ではありません。 > 手指がしびれる > 四肢に力が入らず、ますます歩けなくなり 生じた痰飲が四肢の経絡に迷い込むと、しびれや無力を起こします。 > フラツキは治らない ふらつきは気虚のためです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > げっぷが良く出ます。 > 空腹は感じるのですが一口二口で食べたくなくなる事がありました。 > 食後に下痢が見られました。白に近い黄土色で少量の便が頻回出る状態でした。 胃気虚弱のため食滞を起こすと胃気が上逆して曖気が続けて出ます。 下痢便が白っぽいのは若しかしたらロタウイルス胃腸炎だったのかも。 その時の影響がまだ回復していないのでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥