気血両虚 (脾肺の気および心肝の血の両方が虚す) <気血両虚により現れる症状> 1アフター性口内炎 2めまい頭暈 3耳鳴り耳聾 4頭痛 5耳塞がり 6リウマチ 7手足の痛み 8おでき 9脱毛 10月経痛 11閉経 12流産しやすい 1顔面麻痺 2白内障 3飛蚊症 4冷泪症 5老眼 6つかれやすい疲乏 7痩せ 8しもやけ凍傷 9床ずれ(褥瘡) 10蕁麻疹 11浮腫 12乳の出が悪い 13不妊症 14やけど(火湯傷) 15体毛脱落 1こぶらがえり 2手足の痛み 3膝腫れ痛む
<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >貧血・ひどいクマに困っています。 眼の下の隈取りはおっしゃる通り貧血が原因です。 貧血のことを漢方では“血虚”といいます。 血虚証は特に"色"で現される症候が多いです。 例えば「面色蒼白、口唇色淡、爪甲無華」等です。 血は心・脾・肝と密接なつながりがあります。 心は血脈を主宰する、脾は食物から血を化生する、肝は血を藏するからです。 それで血液そのものは心血とか肝血といわれます。 漢方のテキストには次のような言葉が出ています。 「気血旺盛であれば、心血充足して血色がよくつやがあるが、心血不足のときは顔色が 青白くつやがなく、心陽不足や心血淤阻になると顔色は紫色を帯び青黒くなり、‥‥‥」 これは 血虚→肌を濡養できない→冷えて血流が悪くなる→青黒くなる という因果関係の結果です。 >いつもだるい >白い(赤みがない)・めまい 「血は気之母,気は血之帥,兩者は相互に依存しており,また相互に役立っている」 と言われるように、気と血は切り離すことは出来ません。 一方が衰えれば他方も必ず衰えます。 これを「気血両虚」といいます。 気力も湧かず脳を養う事も出来ず、虚労・眩暈となるのです。 また温める(温煦作用)ことや栄養する(濡養作用)ことが出来ないと、 >くびや肩が凝る・背中がつるように痛くなった事がある >足がだるく、冷える >月経が遅れる・月経痛がある・おりものが多いと思う という結果になります。 また「血虚津少,大腸失於濡潤」の結果、 >便秘 にもなります。すべては血虚から始まっています。 血虚証は「脾胃虚弱、化源不足」が原因です。 何を置いても先ず、脾胃の強化から始めなければなりません。 そしてもう一つには、現代では「七情鬱結」による精血の消耗も大きな原因となります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >汗をかきにくい 不眠 >舌がもつれる >夜間排尿が多い >足が冷える (心腎の)陽気の不足があるので冷えと尿利の近さがあり、 (心の)気血の虚があるので心神が安定せず、心の苗である舌がもつれる。 >めまい 頭痛 頭が重い 目がかすむ 目がまぶしい 目が痛い(肝は目に開く) >抜け毛(髪は血余なり) >昔は重い生理不順でした 全ては心血の不足、肝の藏血不足の結果と考えられます。 生理不順の頃からかなりの血虚があったのですね。 この時点で漢方による全身的治療を施しておけば今日の緑内障は防げたでしょうに。 >一週間前の検査で、また新しい眼底出血が見られました。 血液が血管の外に溢れ出さないようにしているのは「脾気」の働きです。 脾気が衰えると「脾不統血」といって、眼底出血や皮下出血が起こり易くなります。 この漢方の臓象学説は現代医学と大きく異なるところです。 以上より「気血両脱」という由々しき事態が起こり、失明に至ったものと推察されます。 捨て置けば「陰竭陽脱」という陰陽ともに尽きる事態が予想されます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >さむけ 不眠 「血虚」があると冷え性で、また「養神」しないので不眠になります。 >発疹 斑点(しみ) かゆい 湿疹 にきび 血虚から更に進行し「血燥」になると、虚熱が発生してシミやニキビの元になります。 体重が43sとかなり痩せておられる事を考慮するとここで見られる 「手指の脱力、右上肢のしびれ」とは「気血失栄」によるものと思われます。 「気血双虧」になると脉絡は空虚になり、脱力と麻痺が現れます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >フワフワ船やエレベーターに乗っているようで >歩行中もグラングラン揺れているようなめまいがします。 >このめまいはもう四年ほど続いています。 各種の医学的な検査では異常が発見されないのに症状だけが現れているのは不可解だと 思われるでしょう。 現代医学は完全なものではありませんからそういう時に補佐するのが漢方です。 四年も続いているのは当然、気血の虚証です。 >昔から肩など凝り性だし、寒い季節になるとそれがひどくなります。 >とにかく全身冷え性でこりしょうなんです。 気血両虚だと寒さに弱くなります。 >首筋・付け根から後頭部やてっぺんこめかみがこっているようにごりごりします。 筋肉が栄養されないので当然です。 凝り性の人の殆どは気血のどちらかに虚があります。 >少し不眠症のところもあるので・・・ 「心(しん)は神明を主宰する」といい、神明とは意識活動のことですから心血が虚 すると神明は安らぐ事ができず、不眠になります。 以上より「気血が虧粍して頭目を上栄できない頭暈の証」といえます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 飛蚊症で目もかすむといえば誰でも最初に考えるのは「肝腎と目の関係」です。 (肝気目に通じ、肝和して則ち能く五色を辨ずる) (腎は目の瞳孔をつかさどり、肝は虹彩(黒目)をつかさどる) しかし >目が赤い 目が痒い >口内炎がでる 口が苦い 口が臭い 舌がもつれる 口が乾く >動悸がする 寝汗をかく >頻尿 尿が濁る というのは肝腎の関連ではなく、むしろ「心(しん)」の病変です。(心熱) その上、 >さむけ 汗をかきにくい >だるい 眠ってばかり 声がかすれる 瞼がむくむ めまい >下痢気味 となれば「気虚」ことに「脾気の虚」もあります。 漢方のテキストには次の様になっています。 「心脾倶虚,気血不足,不能滋養二目,多見於久病体弱或新産失血之后, 故常伴面色不華,気短懶言,心悸失眠等症。」 (心脾がともに虚すという事は気血がともに不足すると言う事で、 両目を滋養することが出来なくなります。 多くは長患いの後や出産によって貧血の状態になっている時にある事です。 こんな時は顏色が冴えず、だるくて声がかすれ、動悸や不眠になります。) この様な時の飛蚊症を「気血兩虚雲霧移睛証」といい、 「双側外観端好,常覚目外有如蝿蛇條環等状黒影燎繞。 目珠隠痛干渋,引及眉稜骨痛,視久更甚。」 (外見は何ともないのに何やら黒い影が目に繞わりついて、 眼球がわずかに痛んだり干いたりする。 更には前頭部が痛くなり目を開けていられなくなる。) と説明されています。 肝腎虧損の飛蚊症ならば「杞菊地黄丸」の適用になりますし、 結膜炎などの流行り目ならば「目薬の木」を使いますが、 この場合は心脾両虚になりますからどちらも効かなかった訳です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >私の場合は、ひたいが広くなるとか、頭頂部が薄くなるというような男性型の薄毛 >とは違い、全体的に薄くなってます。 >(どちらかと言うと、中年の女性の方にあるような薄毛だと思います。) おっしゃる通り男性型の脱毛は頭頂或いは兩額角から始り、頭皮には油脂が多く、 毛髮は油で光沢があります。またフケ脱屑があり、発痒するものです。 それに対して女性型の脱毛は干焦無澤で、途中での切れ毛が沢山残っています。 抜ける部分も全頭に及び、枕との摩擦でも容易に抜け落ちます。 >急性腸炎で6日ほど入院し、それ以来、抜け毛が多くて悩んでいます >元々、腸は弱い方でよくお腹を壊したりする方です。 急性腸炎をきっかけに気虚・血虚の両方が続いているのです。 これを「気血兩虚」といい、毛髮を栄潤する事が出来なくなっているのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 出産後3ヶ月目ぐらいから抜け毛がひどくなり、肌の乾燥、しわ、たるみが目立つようになりました。 > まぶたが下がっています。手足の冷えはなく、常にのどが渇いた状態で、便秘気味ですが、 > たまに突然おなかが痛くなり下痢をすることがあります。 > 物忘れが多いです。早起きが苦手です。 産後の虚がまだまだ回復していないところへ母乳で育てると云うことは想像以上にきつい事なのです。 母乳は血の変化したもので、余程の多血質でなければ必ず血虚になります。 「髪は血余」ともいい、血虚が原因で抜け落ちます。 肌の乾燥、しわ、たるみも血虚が原因です。 まぶたが下るのは気虚です。 のどの渇き、便秘も血虚が原因です。 物忘れは血虚、早起きが苦手なのは気虚です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >円形脱毛症 気血両虚のため髪に栄養が行かなくて脱落する場合が多いものです。 >匂いがほとんど分からなく……鼻水はあまりでない。 同じく気血両虚のために鼻竅に通じる経脉が養われないので嗅覚が失われます。 >鼻水はあまりでない。……頭痛やボーとした感じ、集中力の低下などはみられない。 通常の蓄膿とは異なって、虚証の症状です。 >温度が急に変わったとき、運動をした時などで、咳がとまらずヒーヒー音がする この喘息も気温の変化や気力が消耗した時に現われ、呼吸困難が無いのも虚証の症状です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >偏頭痛 と言っておられますが、眼の異常や嘔吐などが書かれていないのでこれは普通 の頭痛とどこが変わっているのか良く分かりません。 頭半分の痛みだけで眼の異常や嘔吐などは無いのですね? 以下はその前提で回答しました。 >唾液が多い >足が冷える、かかとが痛い >月経痛がある これらはすべて「内寒」から来ていると思われます。 ではこの冷えは何が原因で生じたものでしょうか? おそらくは体質的な「気虚血虧」の状態があるようです。 「血虚不栄」の結果、かかとが痛んだり月経痛が起こったりしている様です。 そしてその大元は「脾の陽気の虚」でしょう。 気虚のため「清陽不升,濁陰不降」となり、このために脳の清竅が開かず綿綿と して痛むようになります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >全身性エリテマトーデス >皮膚の潰瘍がめだつようになり、冬場に入りさらに悪化 >この冬初めてレイノー症状がでました。 >爪も薄くなったり、色も黒くなったらりしております。 これらはすべて陰性・寒性の様相です。 漢方では「寒湿鬱久化熱」といって、寒湿という陰寒性の状態でもそれが長引くと熱化 し、潰爛すると考えています。 これは陽性の炎症から始った潰瘍とは異なって、大変治りにくいものです。 血行不暢で陽気が回らず、結果的には「火毒蘊結,経脉阻塞,気血凝滞」の状態になって いますが、陰性なので腐肉は鮮明ではなく、夜間に痛みが増すなどの特徴があります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >顔がこわばり動かしにくく表情が硬い >瞼が下がってきて目が開けにくい >背中全体が凝っていて首を支えるのもつらい 漢方では面具臉という症状で、顔面の筋肉が僵硬になりお面を被ったようだと表現しています。。 またこわばる(強直)のは「風」に属するものと考えています。(諸暴強直,皆属於風) >食欲が無い >便秘と下痢をくりかえす 痔が痛む(たまに) 気血生化之源である脾が虚すと気血が不足して筋脉が濡養されないので拘緊するのです。 従ってこれを「気血兩虚による虚風内動」といいます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >血圧が140-100で、現在も下の血圧が100前後で変わらない。 腎不全が心配なのか血尿と高血圧に過敏になっていますが、腎にばかり目を奪われてはいけません。 >たいした事をしていないのに、精根尽き果てた感じになる。 >夕方から調子がよくなる、夕方からやる気がでる このようにスタートが遅いのは先ず気虚が疑われますが、産後である事から気血両虚でしょう。 >失語症のように、しゃべるとき単語が出てこない。……気虚 >動悸がする ……血虚 >軟便 ……気虚 >腰が痛い 腰がだるい 腰が冷える 膝が痛い 足が冷える むくみがある 足がだるい ……血虚 >かゆい さめ肌 抜け毛 フケ性 ……血虚風燥 >乳の出が少ない ……血虚 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >「かゆみ」と「ほてり」がたまりません。 >ボコボコに出て 「寒冷アレルギー」といっても出てくる蕁麻疹の状態は普通の地図状蕁麻疹のようですね。 >蕁麻疹が出ない日はない!というくらい毎日出ていました >体温が低いせいか冷え性に悩まされています。 >目の下のクマが10年前にできてから消えたことがありません。 >月経痛がある これは貧血(気血不足)のせいです。 漢方では蕁麻疹のことを「風疹」といい、そのアレルゲンは「風邪」の一つです。 気血兩虚のため寒冷刺激を受けやすく、皮膚から“風”を駆除できない状態です。 当然、将来出産を望んでいるなら気血兩虚では健全な胎児にはなりません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理痛(4日目がひどい) 生理痛は初日がひどいのが普通ですが、日にちが進むにつれてひどくなるのには特別な 意味があります。 多くは体質が虚弱で「気血両虚」であると生理で出血するとそれが後になるほど響いてきます。 >汗っかき >腰が痛い 足が冷える むくみがある 足がだるい どちらも気血両虚によるものと思われます。 肥満のほうも体質が変われば次第に正常になるものです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >月経痛がある >疲れやすい 眠ってばかり 月経痛はどうして生ずるかというと、その機序は次の二通りです。 1.通ぜざれば即ち痛む (気血の通路である経絡を何かが妨害して不通になると痛む) 2.養わざれば即ち痛む (気血が不足して経絡を養わないと痛む) 主訴を見る限りでは2.の可能性が大と思われます。 気血が不足しているので疲れ易く、眠ってばかりということになります。 こういうのを「気血兩虚証」といい、月経痛もひどい痛みではなく、綿々とした 痛みで、手で腹を押えたり温めることを好み、顏色も貧血を呈します。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理が来ましたがダラダラと続き現在までほとんど切れがありません。 >妊娠前にもダラダラと続くことがあり病院に通っていました 漢方ではこのように月経血がダラダラと続く(淋漓不断)のを「漏下(ろうげ)」といいます。 >出血の色は赤褐色 量はごく少ない。 >眠ってばかり 血の色が浅淡質稀で神疲倦臥を伴い、顔色が悪いのは「気血虚弱」があるものと考えます。 その原因の一端は帝王切開手術の時の失血にあるかもしれません。 気血が同時に損傷を受けると、なかでも月経と関係深い任脉・衝脉の二経に影響が出ます。 >母乳の出が悪い 気血という乳汁の化源が不足しては分泌が減少するのは当然です。 気の中枢を担うのは中央の脾胃であり、血脈を主宰するのは心です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >高温期がやや低め……無排卵かも?? >生理はほとんど狂わずに28日周期。量は普通、 >生理痛はほとんどなし。 >のんびりした性格ではなく、どちらかといえば情緒不安定気味。 《丹渓心法・婦人》という書物には「婦人無子には血少のために受精できないものが 多い」とあります。 これは一見生理も正常のようですが、結果からみて衝脉・任脉の気血不足のようです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >今年二回、妊娠初期に流産しました。 >もともと腸が弱く下痢体質です。 >生理痛もひどいほうです。 >朝など急に起きるとめまいでクラクラしてしばらく治らないことがあります。 もともと胃腸が弱いと気血の生産が不十分で養胎ができません。 昔の人はそれを「風が吹いて果実が落ちるようなものだ」と喩えています。 気血が旺盛になれば生理痛もめまいもしなくなります。 「扶気養血」といって気血の補充に勝るものはありません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >生理後2週間くらいすると下腹部が痛くなり,(おなかが張る・チクチク等) 月経後に下腹が綿々と痛んだり脹ったりするのは月経の出血が負担になっているのです。 >生理は周期が大体38日 それで経期も遅れ気味になります。これは「気虚」のせいです。 >生理のときにレバーのような塊が多く出てくるようになり 過労や病弱のために気虚になると血行が弱くなり渋滞し、それが血塊になります。 これでは二人目の妊娠はできません。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 健忘(仕事に差し支えるため、非常に困っています)。頭もボーっとした感 > じで回転が非常に鈍く感じられます。 > うつ(特に午前中)。 > 飛蚊症 気血両虚のため晴明の気が頭へ上がらないのでしょう。 気虚はとくに午前中に現れるものです。 飛蚊症も気血がともに不足すると言う事で、目を滋養することが出来なくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >出産後、……生理が一度きただけでこない 一度出産しておりその他の身体不調が全然ないようですのでおおむね 健康体だと推察します。 月経が起こるには“血海”と呼ばれる衝脉が充実しなければなりません。 考えられるのは「気血虚弱」による経閉です。 たいていは後天の本である「脾」の虚、すなわち「脾虚」による営養不良 が原因です。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >胃が弱く、疲れやすい >皮膚 : 乾燥する >頭髪 : 抜け毛が多い >生理前に必ず発熱、体調を崩す 情緒不安定になる これは脾胃虚弱による「気血両虚」の症状です。 出血を前提とする月経期になると気血の不足はますますはっきりと表面化します。 >手足の血管が異常に浮き出る >常に顔が赤く、激しい運動や入力後は極端な赤さです。 「気虚血淤(鬱血)」といって、血流が弱くて鬱血するケースです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >出血と脱肛を伴う痔 >アレルギー性鼻炎 >15年以上前から飛蚊症 >生理の一週間前位から、肩や首が硬直して頭痛がし、めまい >特に、この月経前に、上記の痔と鼻炎も悪化する。 生理の前とは健康な人ならもっとも気血が充実している時期です。 それなのに月経前が一番調子が悪いのは気血の両虚です。 痔の出血と脱肛は気虚のため「収摂」が出来ないので血が血管から漏れたり、 腸を挙げる力が弱くなり垂れ下がるからです。(脾気虚) 鼻炎も肺の体表を守る「衛気」の衰えです。(肺気虚) 飛蚊症は気血不足のため目が滋養されないからです。 当然月経も不完全です。それで月経前症候群などになるのです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >出産して半年後から体重が減り(55kg→48kg)頬がこけて >喉が詰まった感じ 切れやすい痰が出る 痰が出来るのは水湿の運化が不完全だからで脾胃の陽気が不足している為です。 陽気が不足すると気の巡りが悪くなり「気滞」や「気鬱」を起こして気の「昇降」 がスムースに行かないと喉が詰まった感じになります。 気滞と痰の生成を合わせて「痰凝気滞」といいます。 根本は「脾胃の陽気の虚」ですから当然、血肉も生成されなくて痩せます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >出産して半年後から体重が減り(55kg→48kg)頬がこけて >喉が詰まった感じ 切れやすい痰が出る 痰が出来るのは水湿の運化が不完全だからで脾胃の陽気が不足している為です。 陽気が不足すると気の巡りが悪くなり「気滞」や「気鬱」を起こして気の「昇降」 がスムースに行かないと喉が詰まった感じになります。 気滞と痰の生成を合わせて「痰凝気滞」といいます。 根本は「脾胃の陽気の虚」ですから当然、血肉も生成されなくて痩せます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >目がかすみ、朝はまったく起きれなくなりました >やる気がいまひとつ出ません >早発閉経で5年前からホルモン補充療法 はなはだしく気血両虚の状態でしょう。 >排尿途中で止まってまた出たりします これは気虚による“無力排尿”の状態で「脾気虚」が根本にあります。 >知らず知らずのうちに歯をくいしばっていることです(特に朝起きたとき) 気血虚弱のため筋脉の滋養が不足してなる硬直・痙攣の一種でしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 手のひらや足の裏が黄色く 手足の平はもっとも血流が多い所で、血色が無ければなりません。 この部位が黄色いのは「血虚」でしょう。 > 髪の毛がとても細く薄くなってきている 「髪は血余なり」といいます。同じく血虚が原因かと思われます。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 自分の呼吸が反響したり、自分の声が反響したりする。 耳管開放症ではないでしょうか。医学書から引用します。 > 耳管は通常閉鎖していて,嚥下などに際し瞬間的に開くが,これが > いつも開放した状態にあるものをいう.自分の声が耳に響く自声強 > 聴を訴える.鼓膜は正常で難聴はない.急激な体重減少や女性の性 > 周期など,原因が明確な例もあるが,多くは原因不明である. > この病気は女性に多く、疲れや睡眠不足の状態が続いたり、急に体 > 重が落ちた時に起こりやすくなります。 > 耳閉感は頭を下にしたり、お風呂に入ると一時的に良くなりますが、 > 激しい運動をしたりすると悪化します。 > 耳管開放症はストレスが原因になっている場合が多く、男性では正 > 常人と比較して、頭痛、手足の冷え、たちくらみなどの末梢循環の > 障害があり、気力や神経質などの精神面の障害があるようです。女 > 性では正常人と比較して、寝付き、眠りの深さなどの睡眠障害があ > り、顔色やたちくらみなどの末梢循環障害があり、疲労感や神経質 > などの精神面の障害があるようです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > たちくらみがひどく、肩こりや首が痛くて吐き気がおきます。 > ひどい時はその後全身の力が抜け倒れ込んで動けなくなります。急にくるので厄介です。 > 疲れやすく、活動をすると2,3日動けなくなります。 急に来るのは「風性」が強いものです。 > 最初は地図のように掻くと広がっていたのですが、今は盛り上がったり > はしません。ただ痒みがひどいです。当たったりするとミミズ腫れになります。 蕁麻疹も風性ですから、両者に共通の土台(体質)がありますね。 > 生理痛がひどいです。 風はどうして起きるかといえば「血虚風燥」といって、血虚があるので生理痛も起こり風も起きているのです。 > 眠ってばかり(まる2日間眠る時もある) 同時に気虚もありますから、 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 5ヶ月程、生理がきていません。 > きっと更年期のような症状らしきものがでています。抜け毛やらのぼせっぽかったり.... > 体の中の潤いや、骨や、とにかく女性ホルモンが足りてないと実感しています。 月経の来潮と密接に関係しているのは子宮から起こる衝脈で、別名を“血海”と言います。 血海がいつまでも充満しないので月経が遅れるのでしょう。 > 食欲が無い > 便秘と下痢をくりかえす なぜ血海が充満しないかといえば、このような「脾気虚弱」という素質があるからです。 脾虚のため「血虚」にもなり、衝脈の血虚から月経が来ない事になります。 すなわち「脾の気虚」と「肝の血虚」の両方で女性ホルモン不足が起きています。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 約10年前くらいから不整脈があり病院に行き薬を服用しました、ある程度は良くなったが > その後、時々動悸が起こるようになりました。 > 何もしていない時、突然発作が起こり一人で居るのが心配でなりません。 漢方では「虚労」という病気の分類になります。 多くは先天的に臓腑功能の減退したタイプの人がなるものです。 それを「稟賦不足,精血不旺」といい、気血・陰陽ともに虚する状態です。 “虚すればこれを補う”で、科学的に下手な操作をするよりも先ず気血を補うことです。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ > 昨年末から先月まで突然生理が止まってしまい、 「血虚」による経閉です。 > もともと乳汁分泌があり、 > 朝起きると気が重い、なんとなく不安感がある。 > 緩く軟便になりがちです。 > 昔から食べても太らない体質、 「気虚」「胃気不固」により摂納がなされないためです。 > 不安、ストレスによる不眠 あわせて「気血両虚」による不眠と皮膚の修復不全です。