肺気不固 (衛気が不足すると津液が漏れる) <肺衛不固により現れる症状> 1鼻水 2悪風 3自汗
<相談例> ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >アレルギー性鼻炎 鼻水と背中の寒気 肺の衛気というのは外気から身を守るバリケードのようなものです。 この働きが衰えていると容易に暑さ寒さにやられて風邪を引いてしまいます。 また肺気が収まらないと呼吸器粘膜からの分泌液が止まらなくなります。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ >咳がでる、切れにくい痰がある 「鼻は肺の外竅」です。つまり鼻粘膜の働きは肺の働きの一つです。 ですから鼻塞や流涕とは「肺気不宣」の結果です。 肺気は体表を包んで外感から身を衛っています(免疫機能)。 この肺気の働きが充分に行われず、外邪への免疫機能が発揮されないのを肺気不宣といいます。 つまり咳嗽や鼻塞や流涕があるという事は何らかの形で外邪の感染を受けているという事です。 >小学生以来続くアレルギー性鼻炎、夜は寝床に入ると鼻汁が降りてきてせき込みよく寝れません。 >横になると寝た片側に鼻がつまり喉におりてくる、あまりこくはないですが粘性の鼻汁 30年近くに及ぶ慢性鼻炎で、水涕というよりは幾分粘性を帯びた鼻汁が夜も止まらないのは何故か? 「肺は水の上源」ともいい、水道を通調する働きがあります。 肺気が不足して水道を通調する機能が衰えると浮腫んだり、排尿障害が起こります。 流涕というのもその一つで、水分調節の狂いです。 肺気虚の流涕は当初は水のように清稀なものですが、慢性化すると粘り気を帯びてきます。 しかし熱性が無い限りは黄色にはならないで、いつまでも白色のままです。 冷気やある種のアレルギー性のものに触れると過敏な反応を示します。 これを「肺気虚の鼻流涕」といいます。 肺の気虚のため水分の収摂が不充分になるからです。 対処法は肺気を増益して体表の衛りを固めて外邪の感染を撃退しなければなりません(益肺固表)。 >唾液が多い >胃のあたりが痛い 「五行説」上では“脾は肺の母”に当たりますから脾が弱いと子の肺も弱くなります。 ですから多くの場合、肺気虚の原因は脾気虚です。 唾液が多いのも胃のあたりが痛いのも共に「脾気虚」を示唆しています。 >だるい、汗っかき、寝汗をかく、不眠ぎみ 脾気虚の結果だと分かれば全て説明可能です。