旅の写真集 マルタ共和国(2;遺跡編) 2007年11月
マルタ島およびゴゾ島には、超古代巨石文明の遺跡があちこちに存在する。ピラミッドよりも古い巨石建造物と言われ、世界遺産にも登録されている。
タルシーン神殿
バレッタの北東タルシーンの街中にある。BC3000年〜2500年に建設された。祭壇には渦巻き模様や、羊、豚の行進しているレリーフが見られます。
↓神殿を建てるときに石材を運ぶコロとして使用した石。↓右*巨石に削って描かれた豚の絵。朱色がかすかに残る。
↓タルシーン神殿の入口から入った右側に立っていた女神の下半身像。国立考古学博物館にて撮影。
↓右*螺旋模様のある祭壇
↓ハル・サフリエニ・ハイポジウムの建物外観と建物内の待合室。見学は事前予約制で、10名単位。内部は密閉された建物で保護され写真撮影禁止。 →神殿内部の石室。M.J.Publications社発行のガイドブックから転載。天井は三重の円形で、すべて岩盤を削って作ったというから驚きます。ここは訪れる価値は絶大です。古代人の苦労と感動が伝わってきます。
↓ハル・サフリエニ・ハイポジウムから発掘された眠れる女神像。考古学博物館にて撮影。現場にもレプリカが展示してあって、そちらは手で握らせてもらえる。願い事がかなうらしい。↓右*ハイポジュウムの内部構造模型。地下三層で一番深いところは12m。全部で38の石室がある。地下墓地だったらしいが立派過ぎる。
ハジャーイム神殿
バレッタからマルタ国際空港の滑走路の下をトンネルで横切る38番系統のバスで約40分、マルタ島の南岸の丘にある。
BC2800年〜2400年前に建造。周辺を巨石で囲まれた神殿で、右側の大きな石は幅7m、重さ20トン。
イムナイドラ神殿
ハジャーリム神殿から舗装された遊歩道を海の方に数百メータ下ったところにある。この神殿の下はすぐ崖となっていて海が見渡せます。
マルタでは最も古い部類の神殿で、BC3600年からそれ以前に建造されたと推測されている。
これら二つの神殿は、訪れた07年1 1月の時点で共に修復工事のため入場できず、残念ながらフェンス越しの写真撮影となった。
↓青の洞窟
ハジャーイム神殿から右側に海を見ながら徒歩で約30分ほどで到着できる。洞窟巡りのボートがあるが、訪れた11月中は晴天であっても波が高くて船がでることはありませんでした。
ジュガンティーヤ神殿
ゴゾ島のシャーらの町の南にある。マルタでは最も古いBC4000年に建造と推測されている。周囲は高さ8mの巨石により囲まれている。
ジュガンティーヤ神殿
整然と積まれた石の壁で囲まれた内部空間。壁に設けられた穴には生贄や偶像が納められていたらしい。
マルタ本島のほぼ中央部小高い丘に建つイムディーナの街遠望。
城壁の街といわれている理由が分かる。16Cまで首都が置かれていたが、バレッタに移った後は静寂の街となっている。
↓ジュガンティーヤ神殿の入口。生贄を洗ったと推測される水槽。↓当時の床石が残る。
↓ゴゾ島のザ・チタデル(大城塞)を下の畑から見上げる。オスマントルコ軍や海賊の侵略に対抗するに充分強固な作りであることが分かる。畑にはサボテンが実をつけてる。↓右*チタデル内の大聖堂内部。ドーム天井部分は遠近法を駆使しただまし絵である。
↓マルタ本島のラバトにある聖パウロの洞窟。聖パウロはAD 60にマルタにキリスト教をもたらした。
↓右*聖パウロの地下墓地。4〜6Cにキリスト教徒が埋葬された。写真は会葬者がお別れの食事をしたテーブルのある空間。
マルサシュロック
バレッタからバスで20〜30分でこられる漁村。海に面した通りにシーフードレストランが数件あり、たびたび訪れました。