「飼えなくなったら、どうすんの? 川にでも放してやるの?」
(知人に問われて・・・)
「その辺の川か沼に放せば大丈夫だよ・・・ カモだもの。」
と冗談半分に答えていた。
飼い始めたばかりの頃で、その時はそんなつもりはもちろん無かったのだが、
心のどこかでは「いざとなったら…大丈夫だろう。」という考えは少しあったと思う。
しかし、インターネットを始めてHatsuさんのサイトを入口に、
あひるネットワークと、そのメンバーの方々のサイトを覗いていると、
自分の考えがまったくまちがっている事を初めて知った。
野生のカモなどとは違いアイガモやアヒルは
主に食用として人為的に造られた家禽であり、
外敵に襲われても戦うすべも無く、飛んで逃げる事も出来ず、
ただその犠牲になるしかない事。
(怪我をしたり死んでしまったり・・・)
また、基本的には人間から餌をもらって食べているので
(勝手にその辺のものをちょこちょこ食べたりはしますが・・。)
自然の中では充分に食べていけるかどうか、はなはだ疑問だという事、
野生動物に比べ家禽達は弱く、人間の助けが無ければ
生きていく事が大変困難な動物だということ。
けっして川や沼など自然の中に捨てない事、放り出さない事、
捨てられたアイガモやアヒル達には、とても不幸な結末が待っているかもしれません。
アイガモやアヒルをペットとして飼いたいと考えている方は
是非これらの事を良く理解した上で飼って欲しいと思います。
アイガモやアヒルは糞の躾ができないし
(いつでも、どこでもお構い無し)
水浴びは欠かせないのでプール(池)は必要だし、
春と秋には換羽と言って羽が抜けるし、虫は食べるし…………。
それでも彼ら自身はとてもキレイ好きで、雛から可愛いがれば人に良く馴れるし、
十二分に飼い主達を癒してくれ、良き家族の一員になれる動物です。
インターネットを始める前は、世の中でカモを飼っているのは
ウチ位かなと思っていましたが、そうでもなさそうで
アヒカモ好きが結構いる事に大変心強く思う様になりました。
(いろんな悩みや相談も出来そうです)
あひるに比べればアイガモの方が初心者向けかも知れません。
アイガモの方が少し小型(種類にもよるようですが)で足への負担が少なく
足関係のトラブルが少ないようです。
(ウチは男の子なので特に卵関係のトラブルも無いので・・・。)
私も「ピーちゃん(あひる♀)」を自分の無知さの為、
1才で死なせてしまいました。
見ている事ができないほど、とても辛い最後でした。
これから飼おうと思っている方は、
環境(家族と近隣の理解、飼育スペース、基本的な飼育知識など)を整えてから
飼って欲しいと思います。
そして、けっして捨てないで最後まで飼い続けて欲しいと思います。
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「あいがも」と聞くと、カモやカルガモと混同し・・、と言うよりは
区別の判断がつかないまま
同じ「カモ」として1つの姿を頭の中に思い浮かべる人が殆どだと思う。
つまりは、知らないのである。
(そんな事を言ってる筆者などは3年も飼っているのに、
そんな中の1人で、いまだに良く分っていない。)
知る必要も無いのである。研究者でも無く、飼っている訳でもなく
興味の無い人にとっては、どうでも良い事なのだ。
そりゃーそうだ・・・。
アイガモとアヒルとカルガモとカモの違いなんか知らなくても
生きて行くのに普通は不都合も無いし、大して損も無い。
しかし、我が家では少々事情が違う。
あいがもを飼っているから・・・。
違いを少し知ってしまったから・・・。
知っていて、ちゃんと飼ってあげないのはちょっと悪どいと思うから。
飼っていると・・・飼い続けていると、だんだん可愛くなってくる。
怪我や病気をするとかわいそうになるので動物病院にも連れて行くだろうし、
それには、お金もかかる。
ペット保険もあるが、タダではない。
(※家ではまだ無いが・・特にアヒル飼いは足のトラブルやメスの卵トラブルは多い。)
死なれても又、困る。
1羽買うのに千円前後(安っ)、餌代もかかってるし、
水道代やプール、小屋の材料費も…。
葬儀もしてあげたくなるのが人情だ。
そればかりではない。
死なれたら可哀相になるし、飼い主は悲しい想いもする。
ペットとして飼っている犬や猫を亡くすのと同じである。
飼い続けていると・・・長くなればなる程、単なるペットでは無くなってくる。
家族の一員になった時、亡くした悲しみは一層深まる。
さて、話を元に戻し「どう違うか・・」だが、
アイガモはカモを先祖に持つ。
つまり御先祖様は野生のカモなので、
名前も後ろにカモが付くし、姿形も良く似ている。
・・が、決定的に違うところがある。
それは・・アイガモはカモのように神様が創造(?)したものではなく、
カモを改良(人間に都合よく)して、人間が作ったものであるという事。
つまり、アイガモやアヒルは家禽である。
家禽とは、肉や卵を利用する為に家で飼われる鳥のことであり、
鶏と一緒という事になる。
特にアヒルは中国では4千年の歴史の内、
3千年も前から飼われているそうだ。
くどくなるが、アイガモやアヒルにではなく
人間に都合よく作られたものなのだ。
肉や卵を食べ、羽を利用する為に…。
沢山の肉を取る為に大きくなるように改良されてきたのだろう。
アイガモは野生のカモより大きい。
アヒルは更に大きい(一部小さい種類もあるが)
元々、水鳥(水禽)なので陸上には不向きなのに
体重が重くなっては足への負担は増す。
足トラブルが多いのもうなずける。
(成長がものすごく速いので、飼育する上で体重管理がとても重要なのかもしれない)
飼ってる自分がこんな事を言うのもなんだが、
ある意味、ペットとして飼う人も悪い。
ペットショップなどで可愛らしい雛を見つけて衝動買い。
生態に関する知識も飼育知識もまったく無いのに…。
そんな人がけっして少なくないはず。
かく言う筆者も…。
永い間、食べる為に作られたものをペットとして飼うには不都合があるのは当然である。
怪我や病気で心配したり死なれて悲しむのは勝手だが、
当人達(アイガモ達)にしてみれば良い迷惑である。
決してペットとして飼うべからず・・と言ってる訳ではない。
飼ってる自分が飼うなと言うのはおこがましいし、そんなつもりも無い。
気持ちとしては反対である。
ペットとして飼う人が増えて欲しいと思っている。
仲間が増える事は嬉しい事だ。
ただ、飼うからにはキチンと飼って欲しいと思うのである。
飼う側のハードとソフトの準備が出来てから・・・| おまけmenu | トップページ |
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