氷蓄熱空調機


氷蓄熱空調機の一部として「空冷ヒートポンプ式氷蓄熱空調機」を説明します。この空調機システムは電力会社(東京電力)が昼間の電力負荷のピーク低減で推奨しているのもで、製品例としては「エコアイス・ミニ」などがあげられます。一般ヒートポンプエアコンに蓄熱ユニットを装備した構造的にはそれほど難しくないものとなっています。また蓄熱ユニット自体設置費の負担が大きくなるため、設置者への補助金制度も制定されていて、設置導入までの待遇もある程度考えられたシステムとなっています。


■室外機
・電気式空冷ヒートポンプ室外機
・写真は5HP
<冷房>
・夜間タイマー運転で蓄熱ユニットに氷を作り昼間は氷の熱を利用しながら平行運転を行う。
<暖房>
・夜間タイマー運転で蓄熱ユニットに温水を作り昼間は温水の熱を利用しながら平行運転を行う。
・夜間の蓄熱運転時には室内の空調は出来ない。昼間の運転で蓄熱ユニット内部の氷(冬季は温水)が無くなった場合は室外機の能力のみでの運転となる。
■蓄熱ユニット
・上記室外機の夜間蓄熱を蓄えておく水槽で、夏期は「氷」冬季は「温水」を保温しておく構造となっている。またタイマーなどの蓄熱制御基盤も内蔵してあり氷蓄熱制御のメイン機器となっている。
■蓄熱ユニットの内部
・夏期の氷蓄熱状況。
・水槽内部に水を蓄えていて銅管の周りには氷が着床している。
・蓄熱制御はその日の冷房(暖房)負荷を予測して、氷(温水)を夕方に使いきれるようコンピューター制御を行っている。
■室内機
・4方向天井カセット型
・一般のヒートポンプエアコンと機能、外観は変わらない。
■室内機の送風機部(内部)
・一般のヒートポンプエアコンと機能、外観は変わらない。