給水装置


■受水槽
・水道水を水道本管より一時的に蓄える水槽
・FRP、ステンレス構造のものがある。内部は2層に隔てる仕切板が入っていて、2層をつないでいるバイパス管を閉じることで内部清掃の時など断水にならないよう片方の水槽を使用することが出来る。
・容量はその建物に供給する1日あたりの半分の大きさに設定されている。
・設置基準があり「上方1m以上」「下方と4側面は60cm以上」のメンテスペースが必要となっている。
・「加圧給水方式」「重力方式」などの場合に設置される。
■加圧タンク式給水ポンプ
・内部に圧力タンクを内蔵して圧力を検知する事で、制御してポンプ圧送を行っている。90年頃までは重力式での給水が主であったが、近年このポンフの性能が良なり安定した給水供給が出来るので上記受水槽との組み合わせで設置されることが多くなってきた。
・冬季に凍結が起こる地域によっては内部に凍結防止ヒーターを内蔵する場合もある。
■増圧ポンプユニット
・水道本管の圧力でそのまま建物内部に給水供給する場合、給水本管の圧力を補助(ブースト)するポンプで40所帯くらいまでのマンションなどに設置される。受水槽などの設置スペースが不要となりポンプ本体もコンパクトに出来ているため、置場所が小さくてすむ。
・水道局からの直結扱いになるため、内部配管は水道局検査の厳しい検査を受けている。
・水道本管の圧力を補助する装置なので、ポンプが故障しても本管圧力範囲での建物内部供給が可能で、本管圧力が大きな地域(6Kgf/cm2など)はポンプ自体稼働しない場合がある(設置自体は水道法で必要)。
■増圧ポンプユニットの内部
・「インバーター制御装置」「圧力タンク」「ブースターポンプ*2台」「逆流防止弁」で構成されている。
・写真は壁掛け型となっているが、床置きタイプもある。基本的にはスペースが小さい壁掛け型が現在主流ではないか?
・法的保守メンテが必要で、1年に1回点検が必要になってくる。
■増圧ポンプユニット(床置型)
・上記ポンプの床置型タイプもある。写真の通り設置スペースが大きいため、最近はあまりみられない
■メーターバイパスユニット
・上記増圧ポンプに1セットで必要な装置で、ポンプから水道本管側に設置する親メータボックスとなっている。写真下のバイパス管を使用する事で水道局のメーター交換作業でも断水にならない用になっている(増圧ポンプは直結給水なため)。
・事務所などの断水影響が少ない建物や水道局の管轄により設置しない場合もある。