妊娠中毒症について

妊娠中毒症とは?
妊娠中毒症とは、妊娠に高血圧、蛋白尿、浮腫の一つもしくは二つ以上の症状がみられ、かつこれらの症状が単なる妊娠偶発合併症によるものでないもので、妊娠20週以降から産褥6週以内に発症したものをいう(日本産科婦人科学会)。

私の場合
私の場合、26週から発症しています。32週以前に発症するとその後重症になりやすいと言われています。最初のかかりつけの産婦人科では、妊娠26週で蛋白尿は日に5gもでている症状は見たことがない…。もしかしたら何か腎臓病を妊娠中に併発したのかもしれないとの診断でした。おまけに血圧が138くらいとやや高めくらいですんでいたので、これもまた誤診の原因の一つとなったと思われます。すぐに大学病院に転院し、腎臓内科の一番えらい教授に診断していただいた結果がネフローゼ症候群でした。このネフローゼは、蛋白尿・むくみが症状で血圧の上昇はみられないと言われています。よく子供がかかる病気でも有名ですが、治療としてはステロイド剤を服用することです。このステロイド剤は沢山の副作用があり、一番の副作用は免疫低下なので、一般的にも入院しながら薬を服用する治療がすすみます。私もこの治療の例外になるわけもなく、妊娠中にもかかわらずステロイド剤の服用が始まりました。自分だけの体ではありません。子供がお腹の中で元気に動いています。こんな薬飲んで大丈夫なのでしょうか?私は妊娠中毒症ではないのでしょうか?再度、医師、看護士に尋ねましたが、教授が診断すればみんなそれに疑う余地もなく私はネフローゼ患者となっていくのでした。日々、500gほどむくみすりっぱもはけなくなります。血圧も少しあがり、息苦しさもまして行きます。そして、ステロイド剤の副作用で胃は痛み、尿もだんだんでなくなり膀胱がヒリヒリしてとても痛みます。目まいもして、歩くのもしんどく、お腹ははるし…。最後には車椅子で移動していました。そんな状態が続き、ステロイドも40mgという量から日に500mgを点滴したら蛋白尿がおさまるかもしれないといわれ、その治療をするという説明がされました。妊婦にしたことはあるんですか?と聞くと、医師は……でした。でも、えらい先生に言われたらそれしか選ぶ道はありません。翌日からその治療が始まることになりました。でも、そこで黙っていない人がいたのです。それがゆうです。その日の夜、突然、破水し、翌日に帝王切開で出産となるのでした。

産後の経過
産後もまだネフローゼの治療は続きました。帝王切開の傷もなおらないうちからステロイドを点滴しているのです。そして、極度の貧血・頻発する膀胱炎…。肺に水はたまるし、肝機能は落ちたまま。もちろん、腎臓も…。産後も蛋白尿は続いていましたが、日に5g→1gまで減っていました。納得がいかないまま大量ステロイド剤のの治療をし、腎臓の組織をとって病状を調べる腎生検をすることに…。そして、数日後、やっぱり妊娠中毒症でした。申し訳ありません…と誤られたのでした。ただ、泣くだけでした。

原因?
私の場合、産後8ヶ月になり漸く蛋白尿が消え、産後1年で妊娠以前から続いていて血尿まで消えてしまいました。小学生時から時々尿検査で血液が陽性になることもあったのですが、検査等で問題ないですよと言われていたのに加え、産後になおったところをみると、これが妊娠中毒症の原因とは考えられません。一つ考えられるとするなら、極度の妊娠悪阻でしょうか?妊娠前に62キロあった体重が47キロまで減ったのです。つわりで軽く10キロ、その後の精神的な負担で5キロほど減ったと思います。
現在、1年半たちますが、50キロ。ダイエットの宣伝に出れそうな体重変化です。


戻る