騎士の贖罪(中編)
ミリスはただ一人暗い地下牢で、うずくまって震えていた。背中に刻み付けられた無残な鞭の痕がひりひりと痛む。が、それは些細なことだった。媚薬のせいとはいえ、尊崇し、敬愛する主君の前で、あのような痴態を見せてしまったことが、彼女を死にたくなるほどの羞恥に悶えさせていた。
この先自分がどうなるのか、不安に思わないでもなかった。が、主人の命ならば、たとえ一生ここに閉じ込められたままだったとしても、耐え抜いてみせる覚悟はあった。騎士は主君のためには命さえ捨てるのだ。
ミリスは孤独に耐えている間、脳裏に美しい女主人の姿を思い描いた。その無機的な天使のような美しさは、全ての騎士たちにとって、あらゆるものを犠牲にしても守るべき至宝なのだ。
ミリスははっとして顔を上げた。暗い地下の迷宮に、コツコツと足音が響く。足音はすぐ近くで止まり、重い石の扉がゆっくりと開いた。
「ミリス、出て」
二人の近衛騎士が待っていた。その一人は、ミリスと仲のいいアンテルス・リーザだった。ミリスは嬉しさのあまり声を上げようとして、はっとした。自分が全裸だということを思い出したのだ。
ミリスは服を与えられ、地上へと連行された。地下迷宮から宮殿内へと出る扉をくぐると、まぶしさのあまり目がくらんだ。が、目が慣れてくると、あたりの雰囲気から、どうやら夜らしいと分かった。
豪奢な寝室では、主君である第一王女シーア姫がミリスを待っていた。
ミリスは恥かしさのために顔を真っ赤にし、うつむいた。シーア姫はそんな彼女の様子にはかまわず、ミリスを連れてきた二人の騎士に、ミリスの服を脱がせるように命じた。
ミリスは逆らうことなどちらとも思わず、なすがままになっていたが、これから、また何か恥かしい仕打ちを受けるのだと思うと、暗澹たる気持ちになった。これからもずっと、このような罰を受けつづけなければならないのだろうか? 前回は誰も知らない地下室での秘事だったが、今回はこの同僚たちの前で責めを受け、痴態をさらさねばならないのだろうか?
ミリスは再び首輪を付けられ、後ろ手で手錠をはめられ、さらに脚を広げさせられて、このような場合のために作られた拘束用の棒の両端に、足首を固定された。ミリスは涙があふれてきそうになるのをこらえた。脚を閉じることができなくなったため、シーア姫ばかりでなく、二人の同僚にも、アソコが丸見えになっていた。
それから二人の騎士は、まるでミリスが置物か何かででもあるかのように、両側から持ち上げると、部屋の片隅にあるテーブルの上に乗せた。それが終わると、二人は去り、シーア姫と身動きできない置物と化したミリスだけが残った。
ミリスは気まずい思いをしたが、シーア姫は普段通りの口調で話し掛けた。
「あなたは、まだ夜間任務の経験はありませんでしたね?」
「は、はい、姫様。規定年数に達しておりませんので」
ミリスはできるだけ普段の口調を保つように努力して答えた。が、かすかに声が震えるのはどうしようもない。
「夜間任務の内容を知っていますか?」
「それは極秘任務であります。私には知らされておりません」
「その通りです。ですが、あなたには、それがどんなものか、これから全て見てもらいます」
シーア姫はミリスに近づくと、手にもっていた猿轡をかませた。シーア姫はさらに言った。
「…あなたがここにいることは、他の者たちには秘密です。気づかれないよう注意しなさい」
さらにシーア姫は何か取り出すと、手を伸ばしてミリスの股間をまさぐった。
「うぅ…ぅ…んっ…うぐぅ…」
ミリスはいやいやをしたが、シーア姫は容赦しなかった。アソコに何かが入ってくる。おそらく男根を模した張形だろう。それがすっぽりとミリスの中に収まると、シーア姫は少し小首を傾げて言った。
「思ったとおりです。もう濡れています。痛くはなかったでしょう」
ミリスは事実を突きつけられて、羞恥のために真っ赤になった。
「それはわたくしの為に特別に作られたものです。力を入れれば、動くようになっています。今日のあなたには、役に立つ筈です」
シーア姫はそれだけ言うと、カーテンを引いて、ミリスと彼女が乗っているテーブルを、その後ろに隠した。
やがて、ドアをノックする音がし、三人の騎士たちが入ってきた。騎士たちはいずれも美しい娘だった。容姿は近衛騎士になるための第一条件なのだ。騎士たちはあらかじめ定められた手順でもあるかのように、全員が全裸になってシーア姫に歩み寄ると、シーア姫の衣服を淡々と脱がせていった。
シーア姫の裸体が、薄暗いランプの明かりの中に、幻想的に浮かび上がった。ほっそりとした四肢と、適度にふくらんだ胸と腰の曲線が、完全な調和を醸し出している。その白い肌には瑕一つ無く、まるで人の形をした宝玉のようだった。
ミリスはカーテンの隙間からのぞき見つつ、この異常な成り行きも忘れて、シーア姫の美しい裸体に陶然となった。どんなに酷い仕打ちをされても消えることの無い、尊崇と、憧憬と、思慕の念が、胸の奥から溢れ出してくる。
だが、ミリスの気持ちを踏みにじるようにして、彼女の同僚たちは、冒涜的な行為を行い始めた。
「失礼いたします」
三人の騎士たちは、シーア姫がその美しい体をベッドに横たえると、いっせいにその体に群がった。
ミリスは主君の貞操の危機を救うべく、反射的に立ち上がろうとした。が、拘束されたままではどうすることもできない。そして彼女は、他の者に気づかれるなという命令を思い出して、その理不尽さに歯噛みした。
ミリスは自分の無様なありさまを思い、涙を浮かべながらも、ベッドの上から視線をそらそうとはしなかった。ひとたびその美しい存在を視界に入れてしまったならば、そこから視線をそらすことは普通の人間には不可能なのだ。たとえそれが、敬愛する主人が犯される姿であったとしてもだ。
騎士たちは、シーア姫の全身を、撫で、さすり、あまつさえ舌まで這わせて愛撫し始めた。一人の騎士が姫の背後に回り、腋の下から差し入れた手を前に回して、形のよい胸をゆっくりと揉みしだいている。
いつも無表情なシーア姫の顔に、はっきりと快感を感じているらしい悩ましい表情が浮かんだ。
「あ…んっ…」
静かな寝室に、シーア姫の控えめな喘ぎ声が流れた。
ミリスは自分の耳を疑った。清純そのもの…いや、それを通り越して無機的、非人間的といってもいいシーア姫が、普通の娘のように、快楽に喘ぐ姿などあってはならないことだった。
だが、ミリスはその声を聞いた瞬間、激しい胸の高鳴りを感じている自分に気づかないわけにはいかなかった。シーア姫の声は、このようなときにも美しく、気品と優雅さを失ってはいなかった。
ミリスはいけないと思いつつも、全身が火照り始めるのをどうすることもできなかった。
「あっ…んんっ…あぁ…ぅ…」
シーア姫の喘ぎはしだいに熱を帯びてきた。騎士たちはシーア姫の体を押さえつけ、無理やり開かれた両足の間で、一人の騎士が顔をうずめている。他の二人もそれぞれ姫の乳房を口に含み、あるいは首筋へと舌を這わせていた。
ぴちゃぴちゃと陰部をねぶるいやらしい音が静かな寝室に響く。
「んっ…んくぅ…あぅ…ぁ…ぁ…」
「そろそろよろしいですか?」
騎士の一人がいった。冷静さを装っているが、声は淫らな熱っぽさを帯びている。
「…始めて…ください…んっ…」
シーア姫が苦しそうに答えると、騎士たちは張形を取り出して、自分たちの股間に装着した。騎士の一人がシーア姫の膝を抱えるようにして、腰を突き出した。シーア姫の細い体が、びくりと弓なりになる。
「あっ…あぁぁあああっ…くっ…んっ…っ」
騎士がリズミカルに腰を振り始めると、シーア姫は半狂乱になったように激しくよがり始めた。
「はっ…あっ…んっ…んんっ…ひぃっ…ああっ…あんっ…うぅっ…」
シーア姫の白く浮かび上がった腰は、黒い張形を突き入れられるたびに、より大きな快楽を求めて淫らにくねった。ミリスは涙を流しながらも、その姿から目をそらすことはできなかった。このような淫らな行為に耽っていても、シーア姫の美しさは少しも損なわれてはいない。それどころか、その美しさは妖しい艶やかさを付加されて、ますます磨き上げられているようだった。
今やシーア姫は三人の騎士たちによって、陵辱の限りを尽くされていた。美しい乳房は、鷲掴みにされ、強く揉まれて絶えず形を変えている。固くなった乳首が押し潰されるたびに、シーア姫は歓喜の叫びを上げた。
「ああっ…ひぃっ…うっ…んくっ…ああぁ…あぁあああっ…」
騎士たちはシーア姫を輪姦し始めた。一人が疲れると、他の一人がすぐに交代する。体位も次々に変わった。二人目の騎士は、シーア姫を騎上位にさせて、下から何度も突き上げた。シーア姫の白いからだが、闇の中に何度も跳ね上がる。
三番目の騎士にいたっては、シーア姫を四つん這いにさせて、後ろから犯し始めた。
「あうっ…うぅっ…だめぇ…もうだめです…ああっ…あんっ…ううっ…ひっ…あっ…ああっ…あぁあああっ…あぁぁあああぁああああっっ」
シーア姫はぐったりとベッドに体を沈めたが、騎士たちは容赦せずに、なおもその美しい体を嬲り続けた。シーア姫を仰向けにし、脚を無理やり広げ、張形を挿入する。陵辱はいつ果てるとも続いた。
(やめて…もうやめて…)
ミリスは涙をあふれさせながら、心の中で叫び声を上げた。涙を流しているのは瞳ばかりではない。あろうことか、ミリスは主君が犯される姿に感じ始めていた。にじみ出た愛液が垂れて、テーブルの上に染みを作る。アソコが意思とは無関係にひくひくと蠢き始め、シーア姫に挿入された張形を締め付ける。このままでは、姫の痴態によって自分が逝ってしまいそうだった。もちろんそんな冒涜的な行為は赦されるはずがない。
状況は突如として変化した。シーア姫は仰向けになり、脚を開いて成すがままになっていたが、突然、その股間から何かが飛び出したのだ。ミリスははっとした。見間違えるはずがない。それはあの洞窟で見た触手と同じ物に違いなかった。
触手はシーア姫を犯している騎士の腰のあたりに巻きついた。次々に現れた新手の触手が、騎士の股間やお尻の谷間をくねくねと動きながらまさぐる。
「ひっ…」
騎士は声を上げた。もはや騎士はシーア姫を犯してはいなかった。張形を固定している紐に等しいパンティの中にも触手は入り込み、うねうねと蠢いている。その先端は、騎士の秘部へ侵入して、その内部を陵辱しているのだ。
ミリスは目を見張った。触手は始め、シーア姫の秘部から生えているようだったが、その割れ目が、人間にはありえないような形でどんどん広がり始めたのだ。そして、その裏側からは、透明で、かすかにピンク色を帯びた襞が現れ、その繊細な襞の一つ一つが成長して触手となった。
「ひぃっ…あぁああっ…姫様…ああぁ…姫様…あんっ…んっ…くぅ…」
騎士は完全に触手に絡め取られ、今や触手の密生地となったシーア姫の下腹部へ倒れこんだ。激しい快感に耐えかねて、その場から離れようとするが、幾重にもからみついた触手はそれを赦さない。その口にも触手が突き入れられ、美しい顔を触手が分泌する粘液でどろどろに汚していく。
「あぅ…んっ…んんっ…むっ…うぅ…ぅ…」
もはや騎士は身動きすることもならず、ただ快感に悶えて、いやらしく腰をくねらせ続けるだけの存在と化した。
シーア姫の下腹部は、最終的に臍のあたりまでめくれ上がった。それは、さながら巨大な女陰から、触手が密生しているかのごとき、淫靡な姿だった。
他の二人の騎士たちも無事ではすまなかった。触手は彼女たちの腰にからみつき、乳房を締め上げ、秘部に侵入して蠢いた。
「あんっ…はぁ…ぁ…ああっ…んっ…くっ…」
「…姫様っ…くっ…あっ…ひっ…いけません…そんなに…あっ…」
騎士たちは、触手に犯されながらも、シーア姫を愛撫する手を止めようとはしなかった。触手の動きに合わせて腰をよがらせながら、シーア姫の首筋に舌を這わせ、胸を揉みしだく。
やがて、一本の触手がシーア姫の胸のあたりに伸び上がると、先端のふくらみが開いて、赤い花弁を咲かせた。ミリスは知らなかったが、それは生殖茎…つまりはシーア姫の性器そのものだった。
三人の騎士たちは、触手に犯されながらも、生殖茎に頬を寄せ、微細な襞に埋め尽くされた真紅の花弁に舌を這わせた。
シーア姫は痙攣したように、激しく身を仰け反らせた。大きくくねって逃れようとする生殖茎を、騎士たちがしっかりと押さえ付ける。触手の一部が、快感に絶えかねたように、無意味に跳ね回った。
「あんっ…あっ…あぁあああっ…んっ…ひっ…うぅっ…くぅ…ぅ…ひっ…あっ…ああっ…あぁああっ…あぁああぁあぁああああ…」
シーア姫は断末魔のように激しいよがり声を上げ始めた。その白い肢体は、触手の激しい動きと連動して、もはや触手の一部となったかのように、激しくくねり、蠢いた。その動きは、妖しく、淫らで、ぞっとするほどなまめかしい。
そして、三人の騎士たちも、触手に責められ続け、もはや正常さを失っていた。少女たちの秘部には、それぞれ何本もの触手が突き入れられて激しい蠕動運動を繰り返し、三人の腰がそれに合わせていやらしくくねり続ける。
「んんっ…んむぅ…ふぅ…ぅ…ぅぁああぁああ…ひぃっ…ぁああぁああっっ…」
「…くぅ…うぅ…あっ…ああっ…姫様…姫様ぁ…あひぃ…いっ…んんっ…ひゃっ…」
「あっ…あぁあっ…んっ…んんっ…いやぁ…やっ…あんっ…だめぇ…あぁあああっ…んっ…やぁああぁあぁ…」
シーア姫と三人の少女たちの、淫らなよがり声は、いつ果てるともなく、ねっとりと闇の中に溶け込んでいった。
彼女たちのあまりにも淫らな舞踏は、それを覗き見ているミリスにも影響を与えずにはおかなかった。すでにいやらしく蠢いていたミリスの女陰は、触手による常軌を逸した痴態によって、挿入された張形を、より激しく締め付け始めた。そして、シーア姫たちの狂態がクライマックスに近づくと、その張形は突然、意志を持った生き物のように蠢き始めたのだ。
ミリスの頭の片隅には、その張形がシーア姫の持ち物だという言葉がまだ残っていた。それは姫の為に特別に作られたものであり、女陰の締め付けによって膣内で暴れまわるようになっているのだ。
「うっ…んっ…ぐぅ…ぅ」
ミリスは声を出して、自分がここにいることを気づかれないように、必死で耐えた。
張形は容赦なく、くねり、よじれ、旋回して、ミリスの中をかき回す。それによって、ミリスの秘部は、より固く締まり、張形はいよいよ凶暴さを増していくのだった。
ミリスは全身を固く硬直させ、この強制的にもたらされた劣情が去るのを願った。だが、シーア姫たちの喘ぎ声は嫌でも耳を犯し、ミリスの全身を淫らな炎であぶり続ける。
ミリスはこの非情な責めの為に、何度も目の前が真っ暗になり、その都度記憶が途切れた。頭は朦朧とし、もはや自分が何のためにこのような目にあっているのか分からなくなってくる。
気づくと、すべてはもう終わっていた。騎士たちの姿は見えず、ただ一人残ったシーア姫が、こちらに近づいてきた。シーア姫は、ミリスの姿を隠していたカーテンを、無造作に引き開けた。
「うぅ…ぅ…ううぅ」
ミリスは猿轡を噛ませられたまま、姫の名を呼んだ。瞳から再び涙があふれ出てくる。
シーア姫が猿轡を取り外すと、ミリスは苦しそうに喘ぎながら訴えた。
「…姫様…どうして…どうして、あのようなことを…なさるのですか…」
シーア姫はそれには答えず、ちょっと不思議そうに小首を傾げて、ミリスを見つめた。
ミリスはそのとき初めて、シーア姫が全裸のままであることに気づいた。目の前に白磁で作られたかのような胸のふくらみがある。ミリスは思わずシーア姫の下腹部を見ないわけにはいかなかった。そこは、もうあの触手の群れが存在した気配さえなかった。代わりにミリスが見たのは、少女美の極致とも言える美しく魅惑的な…それでいて淫猥な…まだあどけなさを残した陰部だった。
ミリスは見てはいけないものを見ているという、罪の意識に襲われて、慌てて顔を上げた。そしてミリスは、自分がシーア姫の観察の対象になっていることに気づいて、全身を羞恥に火照らせた。
「…ぁ…ああぁ…いやぁ…姫様…見ないで…見ないで…ください…」
ミリスの腰はシーア姫がやってくる前から、張形の動きに合わせて、淫らによがり続けていたのだ。あふれ出た愛液が、テーブルの上に池を作っている。
シーア姫はミリスの涙でどろどろになった顔に手を触れながらいった。
「わたくしたちの姿を見て感じたのですか」
「あぁ…ぅ…ぅ」
ミリスは瞳を閉じて、いやいやをした。そうしている間にも、腰の動きは止まらない。ミリスはどうしていいか分からずに、すすり泣き始めた。
シーア姫は無表情に見下ろしたまま、彼女の頬に触れた手をすべらせて、胸のあたりをまさぐり始めた。
「…あぁあああ…だめです、姫様…そんな…あ…ぁ…ぁ…」
ミリスは哀願したが、シーア姫は何も聞こえなかったかのように愛撫を続けた。シーア姫のやわらかな手のひらは、ミリスの汗をかいた乳房に吸い付くようだった。腰を振りつづけるミリスの動きに合わせて、ゆっくりと揉みしだいていく。
やがてシーア姫は、独り言でもいうようにつぶやいた。
「…固くなっています」
シーア姫が、ミリスの乳首を指で転がし始めると、ミリスの喘ぎは一段と大きくなった。
「あっ…あうぅ…うぅ…くっ…んっ…あぁああ…ぁ…」
最後にシーア姫の手は、ミリスの下腹部に伸びた。そこでは依然として、彼女が与えた張形が、ミリスの秘部の中で蠢きつづけている。シーア姫は女陰の外に突き出た部分をつかむと、ゆっくりと中に押し込み始めた。
「あぁああっ…姫様…だめっ…いやぁ…おゆるしを…おゆるしください…ひっ…」
張形はうねうねと淫靡な動きを続けながら、しだいにミリスの奥深くへと入ってきた。膣壁が圧迫され、愛液があふれ、痺れるような快感が腰から背中を伝って全身へと急速に広がっていく。
「あっ…んっ…くぅ…ひっ…あっ…ああっ…」
両手と両脚を拘束されたミリスは、今や唯一動かすことのできる腰を、激しく振りつづけていた。焦点の定まらない瞳からは涙があふれ、口の端から垂れた涎が、赤く火照った乳房を汚している。
やがてミリスは切羽詰った様子で、叫び始めた。
「あぁぁああっ…姫様…だめっ…ゆるして…あっ…ああっ…いっちゃう…いっちゃうよぉ…うぅ…ぅ…姫様…みないで…おねがい…みないで…姫様…あぁあああ…ぁ…ぁあああ…」
だが、シーア姫は小首を傾げて、ささやくようにいった。
「あなたが逝くところを見たいのです」
「…いやぁ…いやぁああ…いきたくない…いきたくないよぉ…あっ…ああっ…ひっ…くぅ…あっ…あぁああっ…あぁあぁぁあああっ…あぁあぁああああっっ」
ミリスの体は激しく仰け反り、びくびくと痙攣するように震えたあと、がっくりと崩れ落ちた。