奴隷少女は触手がお好き(5)








奴隷少女に大切なこと(3)



「はあ…」

アルマは箒を持った手を止めてため息をついた。ベルルリースの前でオナニーしてしまったことが頭にこびりついて離れない。恥かしさと同時に異様な快感が胸の奥から湧き上がってくる。あそこが濡れているのが自分でも分かった。

部屋の中を熱っぽい瞳で見回す。今日は主人であるエルランシアお嬢様の部屋の掃除当番なのだ。

アルマは箒をベッドの端に立てかけると、メイド服のスカートを捲り上げて、ベッドの角へ腰を下ろした。腰を動かし、硬いベッドの角に自分の秘所を擦り付ける。

「はあっ…んくっ…んっ…」

自分でも破廉恥だと思いつつ、淫らに腰を蠢かせる。パンティが濡れ、すべりがよくなってくる。後でベッドの濡れたとこ、拭いておかなくちゃ…

敏感になった鼻が、ベッドから漂ってくるエルランシアの愛液のかすかな匂いをとらえた。甘ったるく、脳を痺れさせる匂い。その匂いだけで犯されているような気分になってくる。

ベルルリースにオナニーをさせられている自分と、エルランシアに陵辱されている自分が頭の中でぐちゃぐちゃになり、興奮が次第に高まっていく。

「はあんっ…んっ…ベルルさん…お嬢様…私…私…はあ…はあ…あっ…んんっ!」

そのとき突然、ドアのノブを回すガチャリという音が聞こえ、アルマは大慌ててでベッドから飛びのいた。

「あら、アルマレーナ、もう掃除は終わったの?」

入ってきたのは部屋の主であるエルランシアだった。

「…ま、まだです、お嬢様」

慌ててベッドに立てかけたままの箒を引き寄せる。

「そうなの。じゃあ、ちょうどいいわ」

エルランシアの美しい顔に、憐れなネズミを見つけた猫のように邪悪な笑みが見え隠れする。アルマは寒気を感じて身を震わせた。

エルランシアはいった。

「アルマ、スカートを脱ぎなさい」

「え、でも…」

まだ昼間です…と抗弁しようとしたアルマに向かって、エルランシアは居丈高に言った。

「命令よ。早くしなさい」

「は、はい」

考えるよりも早く口が答えてしまったので、アルマは仕方なくメイド服のスカートを脱ぎ捨てた。視線は自分の足元に固定されたまま。恥かしくて顔を上げられない。

「パンティーも」

エルランシアが更なる追い討ちをかける。

アルマは泣きそうになりながら、言うとおりにした。絨毯の上に脱ぎ捨てられたやわらかな白い布地。アルマは祈った。どうか、お嬢様がパンティーの染みに気づきませんように。

だが、アルマの祈りは無駄だった。エルランシアのいたぶるような声が聞こえてくる。

「ふうん。あなた、パンティーを脱いだくらいで、濡れてるみたいね」

「あ…やっ」

エルランシアが自分の秘所を面白そうに見つめていることに気づいて、アルマは慌てて股間を隠した。

エルランシアは言った。

「いいこと、アルマ。今日はその格好で掃除をしなさい。これは昨日、私の命令を聞かなかった罰よ。分かっていると思うけど、私が戻ってきたとき、その格好をしていなかったらもっと酷い目にあわせるわよ」

エルランシアが出て行くと、アルマは仕方なくスカートとパンティを畳んでベッドの上に置き、掃除の続きを始めた。

股間がスースーする。もし誰かが入ってきたらと思うと、うまく足腰に力が入らない。愛液が内腿を流れ、ときどき拭き取らなくてはならなかった。

やがて、再びドアが開き、エルランシアが戻ってきた。

「あ、お嬢様、掃除終わりました」

アルマは箒の柄で股間が隠れるようにしながら言った。足をもじもじと動かすと、太腿の間が少しぬるぬるする。

エルランシアは部屋をざっと見回し、非難するような目を向けた。

「そこに染みがあるじゃないの。ちゃんと拭きなさい」

「あっ、はい」

四つん這いになって、雑巾でごしごしと拭き取る。火が出そうなほど顔が熱い。この染みは、自分の愛液なのだ。掃除をしている間、気づかないうちにこぼれてしまったにちがいない。

「終わりました」

「じゃあ、後ろを向いて、窓の桟に両手をつきなさい」

エルランシアが無慈悲に命令する。

アルマはこれから自分が犯されるのだということが分かった。言うとおりにしながらも、情けなさそうな表情で訴える。

「お嬢様、まだ昼間です。もし、誰かに見られたら…」

「見られたらどうなるというの? 主人が聞き分けのない奴隷を調教しているだけよ」

「そんなあ…」

にゅるり。

エルランシアの指が、いきなり中に入ってきた。

「あっ」

秘所がきゅっと締まり、背筋に電流が走りぬける。全身が硬直し、乳首がつんと硬さを増した。

「もうこんなにびしょびしょなのね。ほら、もう少し足を開いて…そう、もっとお尻を突き出しなさい」

「あ…あぁ…」

快楽に体を震わせながらも、何とか言うとおりにすると、エルランシアは猫撫で声で言った。

「ふふ、そうよ、いい子ね」

ゆっくりと指が前後運動を始めた。膣が締まって押しつぶそうとする中を、エルランシアの美しい指が突き抜け、また引き戻される。無数の襞が押しつぶされ、蹂躙されていく感触に、下半身がびりびりと痺れた。

「あっ…あくっ…んっ…」

アルマは必死で喘ぎ声を堪えた。窓は開け放たれたまま。ひょっとしたら今すぐにでも中庭を掃除するために他のメイドがやってくるかもしれない。昼間から犯されていることに気づかれたら…こんな淫らで浅ましい姿を見られてしまったら…

「すごい愛液ね。ぽたぽた垂れているわよ」

「いやぁっ」

エルランシアの嘲るような声に、アルマは激しい羞恥を感じて声を上げた。子供がいやいやするように首を振る。その動きにつれて、黒髪が乱れて蠢いた。

「何が嫌なのかしら? こんなに濡らして。一本じゃ足りないんでしょう? 何本ほしいの? 二本? それとも三本?」

じゅぶ…じゅぶ…エルランシアが二本目、三本目の指を次々に突き入れた。

「はあっ…あああああっ…くっ…うぅ…っ」

エルランシアは膣が押し広げられる衝撃に、背中を仰け反らせた。涙が頬を流れ落ちていく。

三本の指がアルマを貫き、掻き回し、蹂躙した。次第に動きが激しさを増していく。

じゅっぷ、じゅっぷ、いやらしい音が静かな室内に響き渡る。それから、ハァハァというアルマの荒く淫らな息づかい。

もう我慢ができない。体が勝手に反応する。白い腰が蠢き、エルランシアの指先を飲み込み、また吐き出す。

「本当にいやらしい子ね。こんなに腰を動かして」

辱めるような、それでいて熱のこもったエルランシアの言葉が鞭のようにアルマの心を痛めつける。アルマは堪えきれずに、悲鳴のような喘ぎ声を上げた。

「いやぁああああああっ…あっ…ああっ…はああっ…あひっ…やっ…ああっ」

涙と一緒に唾液がだらしなく溢れる。もはや羞恥心さえアルマの痴態を押しとどめることはできない。髪を振り乱し、腰をくねらせる。体の中で指先が暴れまわり、愛液が飛び散り、ぼたぼたと零れ落ちる。

エルランシアのもう一方の手が股間をまさぐり始めた。愛液を掬い取り、股間になすりつける。クリトリスを撫で、擦り、押しつぶす。

「いやっ…だめっ…そんなにされたら…私…あっ…ああああっ」

「ほら、逝きたいなら逝きなさい。何を我慢しているの」

「だって…だって…!」

アルマは泣き叫んだが、エルランシアの責めは激しさを増し、快楽に支配された体は否応なしに絶頂へと登りつめていった。

「だめっ…いやあっ…いっちゃう!…いっちゃうよお!…やっ…あっ…あっ、あっ、あっ、あっ、あああああああああああああっ!!!!」

アルマの頭は真っ白になり、その体は力を失ってぺたりと床へ座り込んだ。どこか遠くで、エルランシアのくすくすという笑い声が聞こえる。

アルマはぼんやりと目を開けた。絨毯に座っているはずなのに、お尻が生温かい濡れた感触を感じている。涙に滲んだ視界に、エルランシアがこちらを見下ろしている姿が写った。まるで天使が光臨したような神々しさで。

その天使が傲慢に言った。

「それにしても、まるでお漏らししたみたいに濡らしたわね。ちゃんと拭いておくのよ。それから今晩、部屋に来なさい。分かったわね?」

「…はい、お嬢様」

朦朧としたようすで答えると、エルランシアは部屋を出て行き、アルマ一人だけが取り残された。

アルマはぼんやりと自分が座っている場所を見つめた。自分が座り込んでいる場所を中心として、絨毯がじゅぶじゅぶと濡れそぼっている。

「っ…あ…あぁ…」

アルマはそれが何なのか理解して、軽く逝ってしまった。

それからアルマは、のろのろと起き上がると、絨毯を濡らしている自分の愛液を拭き取り始めた。


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