奴隷少女は触手がお好き(17)








使い捨て奴隷少女(2)陵辱



アルマの部屋は屋敷の二階にあり、窓から外を覗くと、高台の上に白亜の王宮が夕日を浴びて輝いているのが見えた。それでアルマはようやく自分が都に来たことを実感した。屋敷の前にくるまで馬車に閉じ込められていて、外の風景を見ることができなかったのだ。

夜になるとディアトリリスが三人のメイドを引き連れてやってきた。

「まもなく旦那様がお見えになります。お召し物をすべて脱いでいただきます」

ディアトリリスがいうと、メイドたちがアルマのまわりに群がり、一旦はネグリジェに着替えていたアルマを、手際よく裸にしていった。それからアルマは言われるがままにベッドに横になった。

二人のメイドがそれぞれアルマの左右に陣取り、それぞれアルマの肩を押さえつけ、さらに太腿を持ち上げて自分の方に引っ張った。股間が無防備に広げられ、さすがにアルマは事態の異常さに気づいた。

アルマは顔を真っ赤にしながら、慌てていった。

「あ、あの、ディアさん、何をするんですか」

ディアトリリスは何でもないという様子で答えた。

「旦那様が来たら、すぐ楽しんでいただけるよう、準備をします。しばらくの間、じっとしていてください」

「そんな…」

アルマは情けなさそうな声でつぶやいた。

恥ずかしさで濡れ始めたのが分かった。ディアトリリスも含めて四人のメイドたちに取り囲まれ、裸にされた上に、「楽しんでいただける準備」とやらをされるのだ。

最後の一人のメイドがアルマの股間に膝をついた。

「失礼します」

と赤い顔でいい、四つん這いになってアルマの秘所に舌を伸ばした。

すぐにピチャピチャという水音が聞こえてくる。ディアトリリスが「おや」という顔をしたのが分かった。

(もう濡れていますね)

という声が聞こえてきそうだった。

「うっ…うぅ…」

アルマは涙目になりながら、メイドたちの仕打ちに耐えた。ざらざらした肉の感触が、割れ目に沿って舐め上げてくる。やがて割れ目が開き、舌はえぐるように奥まで侵入してきた。

やがてメイドは顔を離し、ディアトリリスを見上げて、

「ディア様」

と促した。

ディアトリリスは無言で近づき、手を伸ばしてアルマの割れ目をまさぐった。

「あっ…やっ…」

アルマはその指先の感触に思わず体をピクリと震わせた。指先はすぐに離れていき、ディアトリリスは事務的にいった。

「いいでしょう」

メイドたちはようやくアルマを解放した。

アルマは慌てて上半身を起こすと、両足をぴたりと閉じ、両手で乳房を隠した。体が震えているのは、ショックのためだろう。こんな恥ずかしいことをされたのは初めてだった。触手に犯されたり、奴隷商人に調教されたりはしたが、こんな大勢に犯されるでもなく体を弄繰り回されるなどということは思っても見なかったのだ。

恨めしそうな視線でディアトリリスを見上げてみたが、相手は何事もなかったようにアルマにいった。

「言うまでもないことですが、旦那様には決して逆らってはなりません。すべて旦那様の望むようにしてください。分かりましたね、アルマレーナ様」

アルマは無言でこくりとうなずいた。言われるまでもない。奴隷として当然の義務ではないか。

ドアが開き、メイドに案内された貴婦人が一人、音も立てずに入ってきた。アルマの視線はすぐに釘付けになった。初めて新しい主人を見たのだ。

新しい主人…エレレーネは、まるで妖精の女王のようだった。アルマはメイドたちが主人を脱がしている間、食い入るようにその姿を見つめていた。白い肌に、薄いプラチナブロンドの髪がかかり、薄暗い部屋の中で光を放っているようだった。身長の割にほっそりした肢体はまるで少女のようだったが、その胸にはやわらかそうな乳房が果実のように実っていた。

エレレーネはようやくアルマに気づいたように、眠そうな視線でこちらをちらりと見ると、すぐ視線を移して、

「誰?」

とディアトリリスに訊ねた。メイドは答えた。

「新しい奴隷のアルマレーナです。ご自由にお使いください」

「そう」

やがてメイドたちが部屋を出て行くと、後には全裸の奴隷と主人だけが取り残された。

エレレーネは自分の裸を恥ずかしがる様子もなく…当然だ。高貴な女性にとってメイドや奴隷は人間のうちに入らない…ベッドの上に乗ると、アルマに近づいた。

「あ、あの、旦那様…」

アルマは挨拶しようとしたが、どういうわけか言葉がうまく出てこなかった。エレレーネの眠そうな瞳から、視線を外すことができない。まるで蛇に睨まれた蛙のように体がすくんでしまっている。こんなことは初めてだった。何かが決定的におかしかった。後ずさりしようとしたが、メイドたちにあそこを弄くられたせいか、腰に力が入らない。

エレレーネはアルマの前で両膝を突くと、まるで股間を誇示するように腰を突き出した。美しく、少し濡れたような割れ目が、ゆっくりと左右に広がり、人間には不可能な域を超えて、へその辺りまでめくれ上がった。濡れた肉色の粘膜にぶつぶつが生じ、それが成長して何本もの触手となった。

アルマは呆然としてその光景を見つめていた。いつものような官能的な高ぶりはなかった。何本かは普通の触手だった。だが、割れ目の痕跡を残している中央部から伸びた最も太い三本は、アルマが初めて見るものだった。それにもかかわらず、アルマにはそれがなんであるのか分かった。その先端がふくらんだグロテスクな形状は、男根以外の何物でもなかった。

「あ、わ、わ」

アルマは本能的な恐怖に駆られ、主人に背を向け、無様にも四つん這いになって逃げ出そうとした。

だが、人間が触手から逃れることなど、できるわけがなかった。左右の太腿に触手が巻きつき、アルマの逃走をいとも簡単に阻止すると、男根の一本が背後からアルマの秘所に押し当てられた。そして、男根はためらうことなく、一気にアルマの子宮まで貫いた。

「いやぁあああああああああっっ!!!」

アルマは悲鳴を上げた。恐ろしい衝撃が脳天まで突き通った。全身の細胞がばらばらになるような破滅の感覚が全身を揺さぶる。

「いやぁああっ! いやぁあああああっ!!!」

第二、第三の衝撃が立て続けに襲い掛かり、アルマは必死で泣き叫んだ。

「いやあっ! たすけてっ! だれかっ! いやぁああっ!!」

夜闇をつんざく悲鳴にもかかわらず、男根は無慈悲にアルマを貫き続けた。そして、子宮の奥まで侵入した男根がびくびくと痙攣したかと思うと、次の瞬間、精液の奔流がアルマの子宮の壁に激しく打ちつけた。

「いやあっっ! いやあぁあああああああああっっっ!!!!」

目の前が真っ暗になった。それは絶頂の印ではなく、絶望の暗闇だった。全身から力が急速に抜けていくのが分かった。胸の中で何か大切なものが壊れ、アルマの体は壊れた人形のようにベッドに崩れ落ちた。

触手がずるずるとアルマを元の場所へと引き戻す。仰向けに転がされたアルマの口に、別の男根が突き入れられた。引き抜かれた股間の男根が、精液を滴らせながら、アルマの乳房に押し付けられる。どくどくと溢れた精液を垂れ流している割れ目に、三本目の男根が没入した。

口の中の男根は、その先端をゴリゴリと喉の奥に擦り付けていたが、すぐに精液を吐き出した。

「ぷはっ、けほっ、こほっ」

アルマは精液だけが持っている、その濃厚な甘ったるい触手の匂いにむせ返った。口のまわりが白濁したもので汚され、残りが喉の奥へどろりと流れ込んでいく。

精液に満たされた子宮が急速に熱を帯び始めた。続いて喉の奥からも熱いものが込み上げてくる。精液を擦り付けられた乳房も、熱くなり、急速に鋭敏さを増していった。精液の催淫作用が全身を蝕みつつあるのだ。

「あ…あつい…」

アルマはほとんど意識を失いながらも、弱々しくうめいた。

「いや……やめて……おねが…い……ゆる…し…て……」

男根はアルマの全身を揺らすようにして、飽きることなくアルマの股間を突いた。その度に白濁した液体が飛び散り、じゅぶじゅぶと淫らな音を立てた。

時間の感覚がなくなる。小さな光が照らすだけの薄暗いこの空間で、いつから犯されているのか、いつまで犯されているのか。一つの男根が精液をほとばしらせても、すぐに次の男根が取って代わってアルマを犯し続ける。アルマを犯していない男根は、その精液にまみれた先端を、アルマの体のいたるところに塗りたくっては、アルマを汚していく。

やがてアルマの体には抗うことのできない変化が訪れた。触手と精液がもたらす快感が、次第にアルマの絶望を侵食していく。アルマの体はもはや本人の意思とは切り離され、肉人形となって快楽に反応し始める。

「あぁ…う…んあっ…あっ…あんっ…んっ…」

男根の運動に合わせて、腰が淫らに蠢き始めた。それはさらなる快楽を生み出し、アルマの意識をいっそう奪っていく。アルマの意識は何度も途切れたが、体はその間も男根に弄ばれるまま、淫猥に動き続けるのだ。



カーテンごしに差し込む朝の光が、眠っていたアルマの理性を、絶望の淵から呼び戻した。

アルマは依然として犯され続けている自分を発見した。目の焦点が合わない。半開きの口からは、むせる様などろりとした液体が溢れ出ているが、それをすべて吐き出す気力もなければ、口を閉じることさえできない。一定の間隔にしたがって体に衝撃が走り、子宮が揺さぶられる。男根はいささかも衰えた様子もなく、アルマの股間を突き続けているのだ。

他の触手がアルマの全身をまさぐり続けている。普通の粘液とは違う、粘つくような液体が塗りたくられている。全身が精液でまみれているに違いない。

それらの悲惨な状況にもかかわらず、アルマは声を上げることもできなければ、指一本動かすこともできなかった。犯され続けたためか、それとも陵辱の衝撃がすべてを奪ってしまったのか、体のどこにも力が入らないのだ。

アルマはなおも絶望に満たされたまま、されるがままになっていた。

やがて、ドアが開き、誰かがベッドへと近づいてきた。

「おはようございます、旦那様」

ディアトリリスの声が言い、ようやく触手は動きを止めた。

エレレーネの声が答えた。

「これはなかなかいいわ。褒美を…」

それからしばらくの間、濃厚な口付けをしているときのような甘ったるい吐息が聞こえていた。

やがてアルマの意識は、今度こそ安らかな眠りの底へと沈んでいった。


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