奴隷少女は触手がお好き(65)








私のお嬢様(5)抜け殻



じゅぶっ、じゅぶっ…淫らな音がずっと続いていた。それから、その音と合わせるようにして押し出される少女の喘ぎ声。

「あっ…あっ…んっ…はあっ…ぁああっ…ひっ…」

犯されているのはアルマ自身だった。晩餐の席だった。アルマは晩餐係の一人として舞台の上にあり、三人の同僚たちに拘束され、全身をまさぐられ、そして犯されていた。背後からアルマの腰に手を添え、双頭の張形でアルマを貫いているのは、フェルンルンナだった。耳元で彼女の荒い息遣いと、時々漏れるよがり声が聞こえていた。

だが、アルマはどこか他人事のようだった。まるで自分ではなく、別の誰かが犯されているのを、はたから眺めているような感じだった。室内には大勢のメイドたちがいて、主人の食事のために立ち働いていた。そして、そのうち半分くらいは、アルマが犯されている姿を視姦していた。それにもかかわらず、アルマはまるで一人きりで自慰でもしているかのように冷静だった。

大きなテーブルの向こうには、主人であるシルルヴィーアが座って食事を取っていた。というよりも、むしろ取らされていた。彼女はいつものようにご主人様係の膝の上に座っていた。そしてご主人様係は必ず双頭の張形をつけており、その一端は食事の間中、ずっとシルルヴィーアの陰部に埋没しているのだ。今日のご主人様係は行儀がいいらしく、シルルヴィーアは喘ぎ声も上げずに耐えていた。そのシルルヴィーアの愛らしい口に、まるで小鳥に餌をやるようにして、メイドがスプーンを差し入れていた。

その姿も今のアルマにはどこか遠かった。自分と主人の間に見えないヴェールが張り巡らされているようだった。アルマは虚ろな瞳で、自分同様に犯されている主人を見つめながら、ようやく絶頂に達した。



アルマはフェルンルンナに助けられながら自室に戻ってくると、ベッドに突っ伏した。

「アルマさん、だいじょうぶ?」

フェルンルンナが心配そうに声をかける。アルマは「うん」と答えたが、ベッドに突っ伏したまま、身動きしなかった。

髪がかき上げられ、首筋にフェルンルンナの唇がそっと触れた。アルマは一瞬体を固くしたが、彼女のするがままにさせた。

体の下に手が差し入れられ、メイド服の胸がはだけられた。下着を着けていない乳房が、じかに鷲掴みにされた。十本の指先がゆっくりと動き、乳房を柔らかく揉みしだき始める。背中にフェルンルンナがのしかかってきた。胸が圧迫されて息苦しい。口を半開きにして大きく息をする。

しばらくすると、フェルンルンナはアルマから離れた。もう終わりなのだろうか。アルマは目を閉じたままじっとしていた。引き出しを開けている音がして、彼女が戻ってきた。スカートが捲り上げられる。何も穿いていない尻が空気に晒されひんやりとした。すぐに太腿の付け根の間から手が差し込まれ、指先が確かめるようにして秘所をまさぐった。ぬるりとした感触。胸を揉まれただけで、ずいぶん濡れたのだ。

手はすぐに引っ込められたが、今度は固いものが差し込まれてきた。張形だ。先端が割れ目の場所を探るようにあたりを撫で回していたが、次の瞬間、じゅぷりと音を立てて、アルマの中に潜り込んできた。

「ぐっ…ぅ…」

アルマは小さくうめいた。じゅぶ…じゅぶぶ…ぎこちなく張形が膣の中を押し入ってくる。アルマは身じろぎした。尻を少しだけ持ち上げると、ぎこちなさは消え、張形はゆっくりと、だがスムーズにアルマを貫いていった。

「うっ…うぅ…んっ…くっ…ん…っ…」

張形はアルマの中を動き続けた。何度も何度も。淡々と、執拗に。アルマは全身の力を抜いて、犯されるに任せた。張形の波打った造形が、膣内の肉襞を擦っていく快感が、ゆっくりと広がっていく。いやらしい水音が心地いい子守唄のように聞こえる。とろとろと愛液が溢れ出して下腹部を汚していった。

アルマのくぐもった声に重なって、フェルンルンナの小さな喘ぎ声も聞こえ始めた。彼女もアルマを犯しながら、自らを慰めているのだ。彼女の体が快感に震えると、それがアルマを犯している張形にも伝わってくる。

不意に張形の動きが止まった。フェルンルンナの方が先に逝ったのだ。アルマが顔の向きを変えて見ると、彼女がそれと分かる濡れた表情で、荒い息をついていた。

アルマはつぶやくようにしていった。

「もっと太いの…いれて…」

どうやら哀れっぽく哀願するような顔をしていたらしい。フェルンルンナは同情するような表情をすると、やさしく「わかったわ」とアルマの額に口付けし、彼女が持っている二番目くらいに太い張形を取り出した。

「ひっ」

その先端が入ってくると、アルマは思わず声を上げた。力を抜こうとしても膣が締め付けて異物を排除しようとする。フェルンルンナは容赦なく、ぐいぐいと押し込んできた。

「あっ! あぁあああっ!」

シーツにしがみついてこらえようとするが、体が言うことを聞かない。刺激に反応して、全身がびくびくと飛び跳ねるように痙攣する。

「あっ! あっ! あぁああっ! あひっ! やっ! ああっ!」

アルマは快感に弄ばれるがままに声を上げた。もはやアルマはぐったりとベッドに突っ伏してはいなかった。身を守ろうとするかのように、本能的に膝を引き寄せて体を丸めようとする。だが、アルマがどのような姿勢を取ろうと、フェルンルンナは執拗にアルマの性器を責め立て続けた。

いつしかアルマは仰向けにさせられていた。片脚はフェルンルンナの肩に持ち上げられ、彼女の片腕にしっかりと抑えられている。これではどうやっても股間を閉じることはできない。「アルマさん…アルマさん…」切なげに名前を呼びながら、フェルンルンナの張形がアルマを犯し続ける。

アルマの顔は涙と唾液でぐちゃぐちゃになっていた。割れ目からはじゅぶじゅぶと音を立てながら愛液が溢れ出している。背筋を仰け反らせ、腰をいやらしくよじると、太い張形が膣襞の敏感なところをえぐり、アルマの全身に電流が走りぬけた。喘ぎ声が途切れ、無言の絶叫がほとばしった。

アルマの体が抵抗力を失うと、フェルンルンナはアルマのメイド服を剥ぎ取った。そして自分も全裸になり、双頭の張形を装着した。

灯りが消され、闇の中での陵辱が始まった。両脚が広げられ、フェルンルンナの腰がアルマの股間に何度も打ちつけられた。双頭の張形が二人の少女を同時に貫く淫らな音が響き渡り、少女たちはあられもない声をひっきりなしに上げた。

アルマはもう犯されるがままの肉人形になっていた。腰をいやらしく突き上げ、背後から犯された。仰向けになったフェルンルンナの上にまたがり、下から激しく突き上げられた。フェルンルンナは様々な体位でアルマを犯し続け、アルマは糸の切れた人形のようにぐったりし、されるがままになっていた。

犯されている間の記憶ははっきりしなかった。仰向けになって犯されている間、窓の外には月が見えていた。涙でかすんで、少しぼやけていた。あの人も同じ月を見ているのだろうか。夢と現実が交互に入り混じって区別がつかなかった。無数の触手が全身に絡みつき、何本もの生殖茎がアルマの性器に次々に潜り込んでは愛液を吐き出していた。フェルンルンナは触手じゃないのに。やがてアルマの意識は闇の中へとゆっくり沈んでいった。



翌日のアルマは犬だった。乳房と下腹部が露出した淫猥な衣装で、四つん這いになって廊下を這っていく。首輪から繋がっている紐を握っているのは隣室の年上のメイドのエミミアーナだった。

アルマの歩みは少しふらついていた。つい先ほどまで、メイドたちの休憩室で数人のメイドに体中をまさぐられていたのだ。彼女たちはアルマの全身に口付けし、当然のように持っていた張形であそこを貫き、溢れ出す愛液をすすった。

「アルマちゃん、エッチなお汁が漏れているわよ」

エミミアーナが立ち止まっていった。アルマはのろのろと背後を振り返った。絨毯の上に小さな染みがぽたぽたとついている。アルマは驚かなかった。メイドたちに犯されてから、ずっと下腹部が疼いていたのだ。太腿が擦れるたびにぬるぬるした感触がするのはもちろん気づいていた。

「仕方ないわね。ちゃんと満足させてあげるわ」

エミミアーナはそういうと、アルマの傍らにしゃがみこみ、尻に片手を添えて、もう一方の手であそこに張形を挿入した。

「あっ」

アルマは異物が侵入してくる感覚に、思わず声を上げた。一瞬全身が硬直し、侵入を拒絶するように膣が収縮した。だがアルマはすぐに力を抜き、硬い男根を受け入れた。愛液で濡れた膣の中を、男根がじゅぶじゅぶと音を立てて移動する。

「あっ…あっ…ああっ…はっ…あはっ…はぁああっ」

アルマは瞳をとろりとさせ、半開きの口からハァハァと犬のように荒い息をつきながら、陵辱に耐えた。瞳は涙で潤み、頬はピンク色を通り越して真っ赤に染まった。口元からは涎が糸を引き、いやらしい音を立てている女陰からはぽたぽたと愛液が零れ落ちた。

人が集まり始めた。

「見て、アルマさんよ」

興奮した様子で誰かがいった。

エミミアーナが張形を動かしながら声をかけた。

「みなさんも、どうぞ。その方がアルマちゃんも喜ぶわ」

何人ものメイドたちの手が次々に伸びてきて、アルマの体を愛撫した。あるものはアルマの頭を撫で、あるものは剥き出しの乳房をまさぐった。別のメイドたちはかわるがわるに張形を差し込んで、アルマの中を掻き回した。

アルマは廊下の真ん中で何人ものメイドたちに犯され、そして視姦されているのだった。蠢いているアルマの体の淫靡さを、興奮した声で囁きあう者たちがいた。クスクスという笑い声。そして憧憬とも欲情ともつかない声で、アルマに呼びかける少女たち。

だが、アルマは虚ろだった。このような場合に湧き上がってくるはずの激烈な羞恥心さえも、どこかに置き忘れてきたようだった。諦観に似た何かがアルマを支配していた。辱められ、貶められるのが当然だった。自分は卑しい奴隷なのだ。卑しいだけではなく、淫らな肉人形なのだ。こんな風にして犯されるのが当然の存在なのだ。

「あっ…あぁ…はあっ…ひっ…うっ…うぅ…ぁああ…ぁ…」

アルマの肉体はただ快感に反応し、淫らに蠢き、痙攣し、声を上げ続けた。

大胆なメイドの一人がアルマの前に座り、スカートをたくし上げ、股を広げた。少女の匂いが立ち上り、アルマはその股間に頭を押さえつけられた。濡れた女陰に鼻先を突っ込みながら、アルマはほとんど無意識のうちに舌を伸ばし、敏感な部分をしゃぶり始めた。

彼女が切なげな喘ぎ声を上げると、それを見ていた少女たちの間に、興奮を帯びたざわめきが広がった。羨望の声が口々に囁かれた。皆の見ている前でアルマに舐めてもらいたいのだ。興奮のために誰もがおかしくなってしまったようだった。

一人がアルマの舌で逝くと、少女たちは次々にアルマの前で股を広げた。アルマはもう何も考えてはいなかった。犯されながら、強要されるままに少女たちの性器をしゃぶり続けた。



「お邪魔していいかしら」

いつまでも続く公開陵辱を終わらせたのは、シルルヴィーアの声だった。アルマにしゃぶられていた少女さえも、慌てて立ち上がった。

アルマはどんよりした目で彼女を見上げた。短いドレスの裾から、下着を着けていない、あどけない性器が覗いていた。その割れ目は、つい先ほどまで犯されていたかのように、ピンク色に染まり、愛液で濡れていた。それを裏付けるかのように、彼女の背後には、今日のご主人様係であるユーナリーナが、股間に濡れた男根を突き出した卑猥な姿で立っていた。

「アルマさんをお借りしたいの」

シルルヴィーアがいうと、エミミアーナは「どうぞ、お嬢様」といいながら、アルマの首輪の紐を手渡した。



シルルヴィーアは、アルマ一人を連れて、塔へと登っていった。そしてバルコニーへと出ると、腰を下ろし、膝の上にアルマの頭を乗せて、静かに愛撫を始めた。

アルマは体を丸めるようにしながら、されるがままになっていた。背後から差し込まれた手が、股間をまさぐっている。くちゅくちゅという水音。シルルヴィーアの指先が、割れ目の中を掻き回しているのだ。

「ぅ…ぁ…んっ…はぁ…ぁ…」

小さく喘ぎが漏れる。かすかに目を開いてはいたが、何も見てはいなかった。

「エルランシア様のこと、お姉様に聞いたのは失敗だったわ」

シルルヴィーアは独り言でもいうようにつぶやいた。

「あなたがこんなになるなんて思わなかった。今のあなたは抜け殻だわ。どうすればいいのかしら…」

不意にシルルヴィーアの指が奥深く差し込まれ、アルマは声を上げた。

「ああっ!…あっ…あぁあ…ひっ…あうぅ…はあっ…あっ!」

シルルヴィーアの指先が容赦なくアルマの性器を抉り、掻き回す。ぐちゅぐちゅという水音と共に、アルマの愛液が飛び散った。

「教えて、アルマさん」

シルルヴィーアは問いかけながらも、休むことなくアルマを責め立てた。アルマには答えられなかった。アルマはただされるがままに、体を震わせ、喘ぎ声を上げ続けた。


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