ブルゴーニュへの小旅行
may01〜03/2007
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ある晩、銀座で飲んだくれているときに、はっと気がついたことがあった。
その瞬間まで、酒というのは夫婦事とは別のものと決め付けていたんだけど、考えてみると嫁さんと一緒に飲みながら、共通の話題に出来る「酒」ってあるんだね。
ワインだよ。
そう思った。
そう思った翌日。我が家の居間にデン!とワインセラーが鎮座する事となった。
初めは嫁さんも「また何トチ狂ったのかしら」くらいに思っていたようだが、 色々あーだこーだとしゃべりながら二人で夕食の時に飲むようになると、まあそのために僕がマメに早い時間に帰宅するようになったことも有って、えらい入れ込んでくれるようになった。
たいしたもんだね。
ワインってぇのは。
そのうち色々と種類と味を知るようになると、最初は銘柄にはそれほど興味を示さなかった嫁さんが、ブルゴーニュとボルドーの違い、ピノノアールの特徴を「自分の言葉」で話すようになったんだ。
凄いね。門前の小僧が習わぬ経を唱えてるんじゃなくて、習わぬ経の奥義をかたりはじめたってぇわけだ。
そしてボーヌとニュイの違いを「品性」という言葉で説明しようとする彼女に感動して思わず「よし。そんじゃ、実際にブルゴーニュに行って、コード・ド・ポーヌとコート・ド・ニュイの違いをこの目と足で確かめてみよう」と言っちまった。
ところが。
具体的に、プランを作ろうとすると。いわゆる旅行会社が作っているツアーは、どれもかしこもまあなんともプアーなものばかりで、とっても痒いところに手が届かないどころじゃなくて、おい!そんなとこ掻きたがるなよ。というものばかりだった。
インターネットで調べても、全然情報が手に入らない。
困ってしまった。
さあ・・どうしたらいいものか。
逡巡しているときに、たまたまある業者さんを通して、ブルゴーニュ在住の会社が個人ツアーをオーダーメイドで作ってくれることを知ったんだ。
それがプルゴーニュ・レザンドールである。
ガイドをしてくれる裕子さんは、この地にワインの勉強に来られた東京・下町出身の方で、今はフランス人の旦那様とボーヌに暮らしておられる。
とても快達な方で、わりと人見知りをするうちの嫁さんも、あっという間に溶け込んで大喜びをしていた。
それにしても裕子さんのワインへの愛と知識は相当なものだ。
もともと「いつも飲んでるドメーヌをこの目で確かめよう」程度の理由でブルゴーニュを訪ねてきただけの我々夫婦である。ワインについて別に系統だった知識があるわけでもない。そんな我々に合わせて裕子さんは、分かりやすいお話を同行する車の中。畑歩きをしている間。ドメーヌを訪ねて、試飲しながら生産者の方のお話を聞く間、色々としてくださった。
本当に感謝・感謝である。
そして。帰国して早速開けた我が家のワインセラー。中に並ぶワインを一つ一つ手にとって「あ、これだ。あ、ここも通った。この畑?クルマ、降りて歩いたの?」
と、嫁さんが大いにはしゃいだのは言うまでもない。
ワインは夫婦で楽しめる最も素敵なお酒である。
そしてブルゴーニュへの小旅行は、夫婦で楽しめる極上の旅だといえよう。
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