チェンバロ奮闘記2002年
2002/09/08よりチェンバロを習い始めました。
レッスンは、個人レッスン。レッスン時に次回のレッスン日を決めます。
(大体2週に1度の割合)
2人の都合がつかないと、延々と先送りになるわけで・・・。
さて、どうなることやら・・・。
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2002/12/20(土)
〜今日のメニュー〜
バッハ『インヴェンション8番』
バッハ『ゴールドベルク協奏曲 Aria』
クープラン『神秘的なバリケード』
クープラン『クラブサン奏法 プレリュード1番』


インベンションから。
左手のアーティキュレーションが弱い。片手づつやれば完璧なのに、両方一度では出来ない。
何故!?
結局、年越し。

アリア。
1回通して弾いたら、『あがり』。
どうやら私に合っていたらしい。あまりにあっさりとあがってしまったので、あれ、いいの!?という感じ。
ほら、自分、ロマンチックだし(大嘘)

神秘的なバリケード。
3クール目(4番カッコ以降)がどうしても覚えられない。
何度も同じ所を弾きなおす。くぅ、どうして覚えられないんだろう。
それから、弾いている内に、タイがどんどん外れてパキパキした曲になってくるので、タイをしっかり、ベトーっと弾くように。

プレリュード。
この曲も結構合っていた様で、『本当に今日で1回目でしたっけ?』
と言われる。
ゆーったりロマンチックな曲は、楽譜を見るのも楽なので、覚えやすいらしい。
後は、電車で楽譜見ながら一所懸命歌っていたからなぁ・・・。

宿題。
インベンション14番。
アーティキュレーションを注意しながら弾きましょう。
クープランのプレリュード2番。
この曲は難しそうだ。
兎に角、揺らしましょう、とのこと。
リズムはあって無いような物。

イネガル(イン エガール)を教わる。
16分音符や、8分音符が重なっているとき、楽譜どおりに弾くのではなく、付点のように弾くのだそうだ。
最初の音をちょっと長めに、後の音を短めにたんたたんた、と弾く。。
これは、フランス独特のもので、例えばイタリアは逆で、たたんたたん、と弾くとのこと。

ピアノには無いものがどんどん出てくる。
でも、前の時代の方が自由、というのが不思議。

2002年12月7日(土)
〜今日のメニュー〜
バッハ『インヴェンション 第13番、第8番』
バッハ『ゴールドベルク協奏曲 Aria』
クープラン『神秘的なバリケード』


まず、インヴェンション13番。
とにかく、走らないよう走らないよう、気をつけながら弾く。
全体的に重くなってしまったようで、八分音符を特に軽く弾くように、と注意された。
が、何とか上がり。

8番。
八分音符が平坦。
曲調によって、表情を変えていきましょう。
低い音は、どうしても重く聴こえがち。
アーティキュレーションをしっかりと。
あと1週かな、とのこと。

アリア。
オーバーレガートや、伸ばす音が伸ばされていないので、しっかり伸ばすこと。
ロマンチックな曲なのに、16分音符がきちきちっと聴こえてしまうらしい。
この辺りも、気持ちを込めて弾くように。
これも後1週かな、とのこと。

神秘的なバリケード。
テンポがゆったりすぎるので、ちょっと速めに。
しかし、弾いてみると、弾くので精一杯になってしまう。練習だな・・・。
あとは、フレーズ。ほぼ2小節で1フレーズなので、それを心して弾くようにする。
今は、まだまだぶちぶち途切れている感じなのだ。

宿題。
クープラン『クラヴサン奏法』の『プレリュード第一番』。
テンポの指定がされていないので、どんなテンポで弾いても構わないのだが、ゆーったり弾いてみましょう、とのこと。
タイ、オーバーレガートが多用され、神秘的なバリケードと共通する部分が多そうだ。

先生曰く、アリアや神秘的なバリケードの前に本当はこっちをやるべきなんだけれどね、とのこと。
確かに、チェンバロを弾くのに、勉強になりそうな本だ。
プレリュード7曲やったら、怖いものなしになれるのだろうか・・・。

2002/11/20(水)
〜今日のメニュー〜
バッハ 『インベンション 第13番、第8番』
バッハ 『ゴールドベルク変奏曲 アリア』
クープラン 『神秘的なバリケード』


相変わらず走る私。
特にインベンション13番の中で音が下がっていく部分(かなりの部分を占める)。
最初の曲で舞い上がっているからかなぁ(と、自分の腕を棚に上げる)
もう一週となった。

第8番は走りやさん向け、と言う割にリズムが一定に出来たと思う。
もうちょっと全体的に早く弾ければよかったのだが、なかなか難しい。

アリアは、装飾音が多い。多すぎ。
しかも、それぞれ種類が違うんだもの、混乱する。
左手と右手、同時に装飾音なんて、どうすりゃいいんだよ、という感じである。
ずらすといわれたのだが、ずらすのも難しい。
ただ、この曲はゆーったりとロマンチックに弾ければいいし、リズムもゆれて構わないので、まだやりやすいかもしれない。
『揺らしてみました〜』で誤魔化せる、というわけだ。

神秘的なバリケード。
ヘ音記号だけの楽譜で、ピアノで弾いていると、聴いていて飽きる。
が、チェンバロだとあら不思議、結構可愛い曲に早代わり。
同じメロディが何度も繰り返され、5番カッコまであるので、結構大変。
結局4番カッコまでは目を通せず、3番までの披露となる。
左手はひたすらべトーと弾き続ける。右手もタイやスラーが多く、耳で覚える方が楽ちん。
このベトーと弾き続けるのも結構至難の業で、弾き続けるために鍵盤の上で指替えをしたりするのだ。

宿題。
すべて、もう一週。新曲はなし。
神秘的なバリケードは、最後まで通しておくこと。
アーティキュレーションは少しづつついてきたようだ。
この調子だ。

しかし先生、誉め上手・・・。

2002/11/5(火)
〜今日のメニュー〜
バッハ 『インヴェンション13番』
スカルラッティ 『ソナタK209番』
バッハ 『ゴールドベルク変奏曲 アリア』


まず、インヴェンション。
1ヶ月ぶりに触るチェンバロ。また、音の高さとキータッチの違和感復活。
つい優しく触りすぎて、音が飛んでしまう。
人の楽器だから、と優しく弾かなくていいですよ、と先生にも言われる。
曲は、走る走る。
ためた音がある小節は、元に戻してつじつまを合わせようと走るが、走りすぎて早くなる。
ロマンチックな曲なんだから、気持ちをゆーったり持って弾いてあげなくては。
もう一週かな。

ソナタ。
弦がぴきぴきっと指を離すときの音がちゃんとしていてよろしい、とのこと。
これも走るんだよね。気持ちをゆーったり持って、でも、勢いよく。
上の鍵盤を弾く時は、ちょっとテヌート気味にして、今までとは違っていることをアピール。
上の段に行くのは大丈夫なんだけれど、下の段に戻るときが難しい。
あれあれ、何処に行くのかな、と指が泳ぐ。
慣れだとは思うんだけれど。
再度弾きなおして、一応○。

アリア。
見てもらうのは第一回目。
音のとり方を誉められた。
CD聴きました?と言われたが、実は先日のレッスンで先生の試演を聴いただけ、MIDIをダウンロードしたけれど、全く曲らしくなかったので、聴いたとは言えないし。
二分音符から32分音符までバラエティにとんだ音達なので、音の速さの取り方が難しいのだ。
メトロノームで、3拍子のところを6拍分でカチカチッと練習したので、何とか大丈夫だったらしい。
それから、下から上へ和音をずらすずらし方。
ゆーったりずらしたら、誉められた。
こっちの方がロマンチックに思えたので、そうしただけだったんだけれど。

レッスンを受けるまで気づかなかったのだが、この曲は3声なのだ。インヴェンションより1声多い。
ということは、インヴェンションより難しいと言うこと。
真中の音は、右で弾いたり左で弾いたりするわけだが、ちゃんと音が綺麗になったほうがいいわけで、やっぱりそんなところまで気を配るのは結構大変。

それから、オーバーレガート。
前の音を残しつつ次の音を弾く。
同じ指で、指を滑らせて次の音を弾いてみたりするのもあり、尺取虫のような親指に、ちょっと笑う。

今回は前半部分だけだったので、次回までに全曲通すことが宿題。

新曲。
インヴェンション第8番。
走りやさん向けとのこと。
走ると自分で自分の首をしめる曲。

クープランの『神秘的なバリケード』
ヘ音記号だけの楽譜。タイやらスラーやら多発。
ロンドで、同じ部分が何度も繰り返される。
聴いていて可愛らしい曲なので、先生が弾いている間、耳に何とか覚えこませた。

新しい部分が多いが、頑張るぞ、オー。

2002/10/6(日)
〜今日のメニュー〜

バッハ 『インヴェンション第1番』、『インヴェンション第13番』

スカルラッティ『ソナタK209番』


どうしても左のアーティキュレーションが弱くなる。
弾いているうちに、自分の音が聞こえてきて、あぁ、アーティキュレーションができていないなぁ、と思っていたら、案の定指摘された。
解っているんだけれど・・・。
これはやっぱり慣れて行くしかないんだよね。
チェンバロやるまではアーティキュレーションなんて聴いた事もなかったもの。
ピアノは強弱で誤魔化せるんだもん。

インヴェンション13番。
八分音符は軽く。
スラーをするところは、前の音と重ねる。
まるでピアノではペダルを踏んでいるかのように聴こえるように。
曲の中で一番高い音はもったいぶってだすように。
左手とずらして弾いたり、この音をかなりテヌート気味に弾いてみたりする。
途中のロマンチックな(に聴こえる)部分は、本当にロマンチックに。
一番最後の小節は、終わりそうで終わらない音たちは、観客にもありゃ?と終わらせる。

スカルラッティ。
2段を使って弾くのだが、途中、上の段だけで弾くようにすることに。
同じメロディが重なるとき、後のほうを小さくしたいので、上の段だけで弾く。
なんか、上下を一緒に弾いていると重いのだが、上の段だけだと軽くて、拍子抜けしそうになる。
また重い鍵盤に戻るのだが、その時に、『重いよぉ』と指が訴える。
この違和感も大変だなぁ。
あ、でも、もしかしたら小さい音だからね、と指に念を押せば違和感も軽減されるのかな。
ピアノで練習する時は、はい、ここから上の段ね、とイメージしながら弾いてみて下さい、とのこと。

宿題1つ。
バッハのゴールドベルグ変奏曲の最初の曲である『アリア』。
先生は、この変奏曲を大学院の入試で出されたそうだ。
16番以降をさらっておいて、入試の時にその中から1曲を指定され弾いたらしい。
しかも、審査官の先生は、先生の後ろに座って、審査をしたとの事。
緊張したんだろうなぁ。私は絶対に嫌だ。
ボロボロの指使いを見られるのは恥ずかしいもの。
この曲は、大層ロマンチックな曲なのだが、リズム取りが難しい。
最初は装飾音なしで練習して、少しづつつけていくように、今回は前半のみさらっておくことが宿題。

K209番、難しいよぉ。アリアも出来るのだろうか。うーむ。

2002/9/23(月)
〜今日のメニュー〜
バッハ『インヴェンション第一番』
スカルラッティ『ソナタ K208、K209』


2回目のレッスン。
まずはインヴェンションから。
左手のアーティキュレーションが甘くなりがちなのを指摘される。
確かに右手のアーティキュレーションを意識すると左手がおろそかになるのは自覚していた。
が、左手を意識すると右手がおろそかになるのだ。
やはり楽譜を暗譜していないと辛いなぁ。

盛り上がりの部分の盛り上がりの意識をもっと出してもいいらしい。
気持ちだけではやっぱりダメだったか。

楽譜のトリルだけをやっていたのだが、装飾音をつける事が宿題。
音階のようになっている部分の一部や、伸ばす音などに装飾を施す。
同じ表現ばかりだと飽きるので、時々装飾なしにして観客を『あれ?』と拍子抜けさせる事も大事。
2週間で聴いても楽しいインヴェンション作りをしていかなくては。
来週で多分1番が終わるので、新しい曲が追加される。インヴェンション13番。美しい曲。

ソナタK208番。
ほぼOKが出た。
トリルをピキピキとするのではなく、もう少し優しい感じ、2つの音をもうちょっと重ならせた感じで弾いてみるようにすると、やわらかさが倍増。
これも、ほぼOKが出た。

ソナタK209番。
これは結局最後まで出来ず、途中までの披露となる。
軽い感じに弾く事が課題。
後は、指使い。
速い曲なので、指がこんがらがるのだ。
『この指で行きましょう』
という指示の元弾いていくが、やはりなかなか新しい指使いになじまず、挫折。
これも宿題。

最後まで通すこと、K208とセットの曲なので、K208も忘れないようにしておく事が次回までの宿題となった。

来週からはもしかしたらフランスものが追加されるかもしれない。
こうやってどんどんとやるべき曲が増えていくんだわ。
イメージトレーニングでなんとかなるといいんだけれど。

初レッスン  02/09/08
〜今日のメニュー〜
バッハ『インヴェンション第1番』
スカルラッティ『ソナタ k208番、k209番』


初めてのチェンバロ。
駅で待ち合わせ、話をしながらレッスン会場へ。
こういうとき、先生が初対面でないのがいい。

先生は、高校時代の友人の共演者のチェンバリストである。
友人はカウンターテナーをしており、彼の公演を見に行っていた縁で先生と知り合った。
先生は美人で若い。
いや、やっぱり習うのはオジサンより美人の若い人でしょう。
ちなみに、私にはソッチの趣味はないが。

まずはチェンバロの仕組み。
弦が張ってあり、鍵盤を叩くとそれにくっついた爪で引っかく仕組み。
8フィートの弦が2本、4フィートの弦(要は半分の長さ)が1本。

音は7種類。その時々によって音色を変える。
1.下の鍵盤だけ(普通)
2.上と下の鍵盤で(華やか)
3.上の鍵盤だけ(ちょっと小さめ)
4.下の鍵盤と4'(フィート)
5.上の鍵盤と4'
6.4'だけ
7.全部の音をいっぺんに(むちゃくちゃ華やか)

また、蓋は開けたままが普通である事、譜面台は乗っけてあるだけである事、などを教わる。

早速バッハの『インヴェンション』1番。
一番メジャーな曲だ。
すぅっと手の体温が低くなり、汗をかく自分がいる。
案の定、舞い上がっている。
ピアノだと何とか形になっている部分が多いにもかかわらず、初っ端からボロボロである。

*トリルは上から。
ピアノだと下からトリルをする事がおおいので、これは気をつけねば。

*手は鍵盤から離さないように
 斜め前方へ押すようにして弾いてみるといい。

*ミスタッチはよくあること。音が出なくても気にしない事。

*アーティキュレーション。チェンバロは平坦になりがち。音のひと固まりひと固まりを区切りながら弾いて行く。

*チェンバロは強弱がつかないので下記のテクを使って平坦にならないように弾く。
1.最初の音を伸ばし気味にしてみる。
2.離れた音(1オクターブとか)を弾くときには『こんなに離れているところを弾くのよ』というのを強調して。
3.レガートっぽく弾くときには音を重ね気味にしてみる
4.最初から早くトリルをするのではなく、最初の音をため気味にしてみる
5.和音は同時に弾くのではなくちょっとずらし気味にして、下から弾いてみる

次はスカルラッティのk208。
ピアノではかなり形になっていたはずだが、これも舞い上がっていた関係でやはりボロボロ。
先生も、褒める言葉が『テンポはいいですね』。
他は言葉がないほどボロボロってわけで。
k209にいたっては、弾けさえもしなかった。
舞い上がると、音を忘れ、楽譜も読めなくなり、しかもピアノと違うキーで、余計に焦るため、悪循環だ。

ではあるが、初回という事で、とりあえずはお目こぼし。
次回までの宿題がものすごいプレッシャーとなる。

初回でこんなに上級者編でいいのか!?
とちょっと不安になるが、何とかどれか1曲でも形にせねば。

次は2週間後。
土日だけの練習で何とかなるといいのだが・・・。

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