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【ハートブレイカー Heart Breaker 】 |
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2004年07月09日 09時27分28秒
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2004年05月18日 22時19分44秒
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ボストンの私立探偵=スペンサー・シリーズの記念すべき30巻目の今回は、前作で年老いて、心配していたスーザンとスペンサーの愛犬パールが亡くなっていた。 そして、二人は、パールと同じ犬種の子犬を新しい家族として迎える事になった。 スペンサー・シリーズの初期の名作【初秋】に登場して、後にスペンサーの養子とも言える存在になった、ポール・ジャコミンのガール・フレンドの母親が殺された昔の銀行強盗事件を調査を引き受けるところから物語が始まる。 60年代から70年代始めにかけて、アメリカを席巻したヒッピー達をスペンサーはどう捉えていたのか? その視点は、おそらく多くのいわゆる一般市民がヒッピーと言う言葉、運動、人たちに抱いていたイメージと大した変わりはない見方しかしていない事に少し幻滅を感じてはいたが、まあ楽しめる本ではあった。 そもそもシリーズと言う形式の物語には、おなじみのキャラクターがお馴染みの事件を解決をしていく、と言う事になるのだが、そこには読んでいて、友人の話しを聞いているような安心感を覚える。 また来年、お前の話しを聞かせておくれ、、、。そんな気持ちを抱いてしまうのだ。 この作家の本は、【パシフィック・ビート】以来、4冊目となる。 この本以前は、その物語の舞台は、ロスアンジェルスの近郊=オレンジ郡やロング・ビーチなどが主なところだったが、今作からは、サン・ディエゴが舞台となっている。 作者の引っ越しとともに物語の舞台も引っ越したと言うべきか。 三世代の渡る確執の二家族が、一方では殺人事件の捜査官、一方は被害者として登場。 各々の家族の数十年が事件に色濃ゆく反映される展開となっている。 私はこの物語では、サン・ディエゴの街の描写に魅了された。 LAの刑事ボッシュ・シリーズデお馴染みの作家によるナノ・テクノロジーを重要な要素としたミステリー。 若くして成功を目前にしたサーファー科学者が、新しく引っ越した家の電話にかかって来た間違い電話を切っ掛けに、ナノ・テクノロジーをめぐる欲望の暗闇へと引きずり込まれて行く。 2転3転する展開は、ミステリーとして、秀作だと思う。 |
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2004年04月11日 00時19分28秒
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カストロ 偶像なき権力者 戸井十月 著 新潮社刊 日本のマスコミは世界中の通信社から配信を受けたニュースを取捨選択して、ニュースとして私達の手許に流しているはず。 その出所が、時として、ある種の政治的意図を帯びて流された時、私達は身構えてそのニュースを受け止める必要があるのでしょう。 よほど興味がある人でない限り、キューバの国と言う事については、熱烈な音楽の国であり、サトウキビの生産国であり、人民の上に君臨するカストロ(独裁政権)の国であると言う認識がおおかたであろうか。 このような認識は、主に代々のアメリカの政権から発した見方が元になっていると思っていたが、その事を検証してみるために友人が進めてくれた、タイトルの本を読んでみた。 この本も、一人の旅人の見方であると言う事を念頭に起きつつ、読み進めていくが、ほとんどの独裁政権下の国と、キューバはどうやら異なった国作りを行っているようにあるなあ、と言う感想を持つにいたった。 タイトル通り、カストロは自分の銅像や肖像画を飾る事を禁止し、自らの地位を国民に押し付ける事を無理強いする事なく、革命以来の国作りに励んでいる、と言う事が良く分かった。 たしかに、革命と言う事の影の部分もあるのだろう。その事を言うならば、資本主義社会の悲惨さもまた、虐殺とも言い換えて良いような場面に出くわす事もある。 色々な出来事が起こり、様々なニュースが流されている現在、そのニュースを良く吟味して受け取らねばならない、と言う事を再認識した次第です。 マイクル・クライトン著 早川書房刊 マイクル・クライトンという名前と、ジュラシック・パークと言う映画とでは、一体どちらが人々の認知度として高いのだろうか? 古くは、アンドロメダ病原体、から、最近に本でも公開された、タイムラインまで、クライトンほど映像化された作品が多い作家も数少ないと思う。 S・キング、やJ・グリシャムと共に、映画化作品の多いクライトン、発表される作品はいつも、時代の最先端の問題を扱った作品であるところが、ハリウッドに愛される作家たる由縁だろうか? この本は、1ミリの数千分の一以下の分子、原子の世界を取り扱った物語である。 時折、新聞の科学欄で紹介される、ナノテクノロジー=分子レヴェルでの機械や道具の生産技術、をめぐる物語は、今度もまた、映像としておもしろそうな展開を見せる。 現在、最強のエンターテインメントな作家である。 |
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2004年03月07日 11時26分40秒
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【テスタメント】 ジョン・グリシャム 白石朗 訳 新潮社刊 アメリカ屈指の大富豪が飛び下り自殺をした。直前に書き直された遺書をめぐって、物語が展開する。遺産相続人として指名された、未知の娘は、アマゾンのジャングルの彼方。遺産相続執行人のアル中弁護士は相続人を見つけることができるだろうか? 【ブラック・ウオーター】T・ジェファーソン・パーカー 横山啓明訳 早川書房刊 サイレント・ジョーと同じ著者。同じ舞台=アメリカのオレンジ・カウンティで起こった、保安官助手に寄る妻殺しと自殺未遂の真相を追求する女性捜査官。彼女を取り巻く人間模様。この捜査官を主人公にした物語が2冊先行して発表されているらしい。その内容が、色濃く反映されていて、捜査官の真理を理解するのにやや戸惑いを覚える。 【ケルアック】 青山南他 訳 毎日新聞社 いわゆる、ビートジェネレイションの中心にいた、ジャック・ケルアックの伝記。彼の周りの人たちにインタビューをして、その人となりを解きあかして行く。アメリカの伝記には、この手法をとった書き方が多く存在する。 ロックを創った男・ビル・グレアムなど、この種の伝記本として秀逸な出来上がりだった。 わたしは、グレイトフル・デッド>ニール・キャシディ>ビート・ジェネレイション>ジャック・ケルアックという流れでこの本に辿り着いた。 |
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2004年01月18日 09時56分34秒
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2003年08月09日 13時07分58秒
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2003年08月09日 13時07分58秒
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