逢魔ヶ時の商店街には霧に紛れて泉が姿をあらわすという。
倒立したる偉大な精神の誕生か?
それとも、合体したる異形の怪物の顕現か?
聞こえてくる不協和音は、獣の言葉と交わって、銀の音色を奏で出す。
和嶋慎二・鈴木研一・後藤マスヒロ
彼ら3人
「人間椅子」の曲の世界へ ようこそいらっしゃいました。


1)ぽいたと人間椅子

果敢な中学生時代、あの幻の伝説的番組が始まった。
そう「イカ天」である。
偶然この番組の、「アマチュアバンドベスト10」のコーナーで彼らの存在を知った。
(リアルタイムでは人間椅子は出場してしまっていた・・・残念)
友人から1STアルバム
「人間失格」を買ったと聞き、早速借りて聞いてみるとすさまじい衝撃をうけた。
「か、かっちょええ」
歌詞、曲どれをとっても「かっこいい」の一言だった。
中学時代は数人、同士がいたものの高校にあがると一気に一人になってしまった。まわりは音楽に興味のない奴、あっても「ビジュアル系」とまったく恵まれない環境であった。この頃、雑誌のインタビューで彼らが影響を受けたバンドを知り、
「ブラックサバス」「レッドツェッペリン」「キングクリムゾン」と洋楽にも傾倒するようになっていく。
また、文学の道にも走っていく。
さて、大学時代である。
中学・高校とすでに6年もファンをやっているのに、1度もライブにいった事がなかった。(地方出身者の悲しいとこですな)
「東京でライブが見たい」という一心で滑り止めの東京の大学に入学を決める。
学部も仏教学部と和嶋氏の影響をもろに受け、怠惰な学生生活に突入していく
放送のサークルにはいると、ジャンルは違えど音楽好きのあつまった良いサークルだった。HR HM以外の音楽にもはまって、いろんな曲を聴くようになった。
(JAZZ、演歌、民謡、UK、ポップス・・・ビジュアル系以外ね)
このサークルにW先輩がおり、この人が熱心な人間椅子ファンだったので、初めて渋谷でライブデビューとなった。

2)一体なにが好きなのさ
彼らの曲の歌詞は文学だ。
僕はそう思っている。
特に敬愛する和嶋氏の歌詞には脱帽である。
歌詞の紹介などは後ほどしたいと思ってるが、
「かっこいい」のである。
また、和嶋氏、鈴木氏お二人が影響を受けた、作家のエッセンスがそこはかとなくちりばめられていてそれも良い。
(江戸川乱歩 横溝 夢野 谷崎 クトゥルー神話などなど)
僕は、楽器をいじった事がないので「あそこのソロはさぁ」と言った会話ができなくて残念なのだが、それでも「すごいテクニックなのだ」というのがわかる。
よくもまあ あんなに左手が動くもんだなあと感心してしまう。
とにかくですよ、歌詞も曲も雰囲気もすべてが好きなのですわ。