YURUのドレスデン奮闘記
(04:18.10.04〜22.10.04)


18.10.04(Montag)
今日の感想、ピザとパスタ食い過ぎた。

今日こそは、プレゼンがあるだろうと、6時半に起き、8時にIFBへ行った。しかし、最近、シュテファン教授は、毎日バタバタしていて、なかなかつかまらない。あと、最近Windowsの調子がおもわしくなく、変に動作が遅くて、どうも、ウィルスに感染している様子。でも、こんな時に、ウィルス感染しなくてもいいのに...ぼやいても始まらないので、古関先生にいただいたUNIXベースのKNOPPIXで応急作業開始。でも、このKNOPPIX、以外と使える奴であることが判明、古関先生は、USBのマウントが云々...と難しいことおっしゃっていたのだが、デスクトップでハードディスクのアイコンクリックしたら、勝手にマウントしてくれて、使えるようになった。ラッキー。これなら、パソコン嫌いの俺でも使えそう。

とりあえず、メールの処理やら、雑務を済ませたら昼になった。マーティンたちと昼食に出る。今日の昼食はピザだった。しかし、これがあとから、とんだ災難?を招くことになるとは...とりあえず、同僚に言われるまま、肉?が乗ったピザを注文。出てくるまでに、20分以上かかったような気がする。その間、ミニ語学講座の雰囲気。同僚の一人が、日本人の「マクドナルド」の発音について、質問をした。日本語では、子音を絶対に母音とくっつけて発音するが(例えば「く」なら、「く(ぅ)」のように)、ドイツ人(日本人以外)の人から見ると、この小さい「ぅ」に当たるアルファベットがないにも関わらず、日本人は、日本語の発音で「マクドナルド」を発音するものだから、外国人から見ると、変な発音になるらしい。正式には、「マックダノーズ」(このように書くのも変だが)が正しいのだろうが、そもそも、日本語で「マクドナルド」を発音すること自体おかしいのだ。

やっと、ピザが到着。ここで、思わぬ誤算が...実は、ここでピザを頼むということは、一人直径約30cmのピザを一枚食べるということなのであった。これには、さすがにびびった。しかし、同僚は、普通にピザを腹に治めていく。一体、ドイツ人の腹ってどんなんやねん。しかも、一人は10時前のコーヒーブレイクで、サンドウィッチ食べてたで...俺も、負けじと、その直径30cmのピザをたいらげた。でも、その瞬間、1カ月は、ピザを食べないと思ったね。それに、このピザ、値段が、3.9ユーロと、日本と比べれば格安だったことにも驚いた。でも、いくら安くても、本当に1カ月に1回でいいね。

満腹状態でIFBに帰って、メールをチェックしたら、この間知り合った中国人のJiaからメールが来てて、今日、一緒に夕食を取ることになった。しかし、その後来たメールを見て俺は愕然としたね。毎週月曜日は中央駅近くのPizzaHutでピザとパスタの食べ放題をやっていて、それに行こうという誘いだった。一緒に食べに行くのは、大賛成だが、メニューがピザとパスタ食べ放題とは...こんなに、重なるもんかね...でも、せっかくの夕食だから、行くことにした。

夕方、やっと、シュテファン教授がつかまり、今週金曜の午前に時間を取ってもらえた。今度は、俺の目の前で、予定が手帳に書き込まれた。よかった。しかし、いつもながら、シュテファン教授は忙しそうだ。いつもバタバタしている。でも、同僚は、コーヒーブレイクを欠かさない。俺を含めて。こんなもんかな、ドイツ人って?

6時に、俺の寮の前でJiaと待ち合わせていたので、6時少し前に帰宅。バックを置いて、寮の前でJiaを待つ。少し遅れて、彼がやってきた。どうも、どの寮かすぐに分からなかったらしい(この当たりは、学生寮だらけなのです)。

食べ放題開始までまだ少し時間があるというので、俺の部屋へ。ビールを飲みながら、少し話をした。彼は、TU-DresdenでMobileTechnologyを学ぶそうだ。それから、ドイツの物価の話、日本から来ると、ドイツの食品の物価は安く感じるが、中国から来ると、逆に高く感じるらしい。中国のビールはドイツより安く、650mlで約15セントだそうだ。安過ぎる。俺も中国に行きてぇー。

中国人のJia(My roomにて)

7時前になり、お目当てのPizzaHutへ。やはり、結構混んでいる。10分ほど待って、席へ案内された。しかし、ドイツ人は本当によく食うね。男女問わず、一人で、ごついピザを2、3切れ皿に乗せ、次々に口へ運ぶ。日本人の俺なんか、ドイツ人女性に到底敵わない。そこでも、Jiaと、いろいろ話をした。趣味や、音楽の話など。久しぶりに、一人じゃない夕食は心地良い。何か、Jiaの友達も来る予定だったが、1時間ほど遅れてくるらしく、俺らは先に店を出た。店の前で、待つこと約5分、彼らがやってきた。Jiaの友達で、スペイン人だ。もう9時にも関わらず、夜はこれからだ、なんて陽気な人達である。

それから、Jiaと、寮まで歩いて帰り、寮前で分かれた。しかし、一人じゃない夕食は、やはり楽しい。今度は、日本から、お好み焼きの粉を送ってもらい、ご馳走することにしよう。

(終わり)


19.10.04(Dienstag)
今日は、良いことと悪いことが一度に来た。

朝7時に起きて、飯を食って、口座を作りにDresdner Bankへ行った。もちろん、ドイツ語しか通じないが、どうも、ここは予約制らしく、明日朝9時半の予約カードらしきものをもらって、明日、また来い、と言われた。その後、途中で、昼食のパンを買って、トラムでIFBへ行き、コーヒーブレイクの後、前日から調子の悪いWINDOWSを再インストールするため、ノーパソのデータをIFBのコンピュータに移した。昼食の後、今週金曜のプレゼンの準備をして、念願のCDプレーヤを買うため、3時に会社を出た。Altmarktのデパートへ行き、先日下見をした、約38ユーロのCDラジカセを買った。これで、部屋でラジオが聞ける。

買ったラジカセ

寮に帰って、少しスーパーへ行ってから、CDラジカセを開封。聞こえてきたのは、ドイツミュージックの軽快なリズム。やった、これで、少し部屋が明るくなった。

しかし、今日はここからが最悪だった。KNOPPIXで最終のデータ整理をして、WINDOWSのセットアップを開始、しばらくして、CPUファンと思われるところから、異常音発生。急きょ、電源を切って、セットアップを中止。以後、KNOPPIX起動中も、時々、異常な音がするようになってしまった。本当に、どうしよう。明日から、日本語が使えない。メールも見れない。本当に、俺、どうすれば、良いのだろう。
(終わり)


20.10.04(Mittwoch)
今日は、朝9時半にDresdner Bankへ行き、銀行口座の契約をしてきた。ここも、No Engilish。行員のおねえさんと、パスポートとパソコンの画面を見ながら、何とか、契約は完了した。しかし、思うのだが、いくら英語ができないからって、行員なら、少しの簡単な英単語なら分かりそうなものだが、全く英語が通じないというのは、どうしたもんかね。それだけ、ドイツ語の力は強力なのかね。まぁ、結果オーライだから、いいけどさ。口座契約の後は、IFBへ行き、午前中はメール処理と発表の準備、自家製のサンドウィッチで昼食を取り、2時まで、発表の準備の続き。その後、今日は、TU Dresdenでの、第一回ドイツ語教室があるため、IFBを後にして、学校へ向かった。

FRITZ-FORESTER-BAUという建物で、ドイツ語の教室が開かれるとアナウンスがあったので、その建物へ行き、31番教室を探す。しかし、見つけた部屋は、化学薬品の倉庫だった。なんでやねん。部屋の前でうろうろしていると、一人の男性に声をかけられた。どうも、学外から来た先生らしいが、彼も、部屋番号を聞いただけで、なんのことか分からないらしかった。しばらく待つと、俺と同じ状態の学生が10名弱集まった。そこで、先生が、どこかの建物に移動すると言ったので、付いていった。歩くこと約10分。目的地に着いたようだ。先生が、中のおばちゃんと、何か話している。しかし、どうも、ここでは何もならないらしく、最初の建物に戻る。

建物に入り、また、先生が部屋を探す。半信半疑で付いていくと、なんと、31番教室もう一つあったね。まじかよ。実は、この建物には、2つのDepertmentが入っているらしく、それぞれに31番教室があったのです。ようやくお目当ての部屋にたどり着くと、そこには、一人のおばちゃんが居た。一枚の紙を渡され、ここで記入して提出しろと言われた。その紙には、名前やら、出身国やらを書く欄があって、いくつか分からなかったが、できるだけ記入して、それを提出した。あと、このビギナーのクラスは人が多いので、3つのグループに分けられるのだそうだ。グループ分けは、今週の金曜日に発表されるらしいが。どんな面子か楽しみだ。

学校からの帰り、大学の本屋に寄り、ドイツ語のテキストを購入。それから、夕飯の食材探しにスーパーへ行った。そろそろ、パスタとパンといもの生活から卒業したいと、スーパーの中を少しうろついたが、肉を買うにしても、どれが何の肉なのか、まだ分からない。そろそろ、本気で食材の独英辞書を作って、いろいろ作ってみたい。今日は、ひとまず、というかまた、パスタになってしまった。少し、飽きてきた感じ。

寮に戻って、夕食の傍ら、日記の作業をした。WINDOWSの不調により、最近、KNOPPIXに入っているOPEN OFFICEで日記を作ろうと頑張っていたが、どうも、画像の体裁がうまく整わない。そこで、すでに作ったHTMLファイルのソースコードを見ながら、HTMLファイルをじかに作ってみることにした。しかし、以前、一回やってみたこともあって、結構簡単に作れてしまった。俺の日記くらいのことなら、簡単なコードでできることが判明。これからは、これで、日記を作ることにしよう。でも、早く、更新しなきゃ。本当に、消滅したって思われちゃうよ。
(終わり)


21.10.04(Donnerstag)
今日は、朝からIFBへ、午前中は、メール処理と、明日の発表の準備をした。昼飯を食って、午後は2時まで準備の続きをし、その後、バスで大学へ、毎週木曜、14時50分からは、 電気機器制御?の授業だ。

今日は、直流モータ制御のダイアグラムが出てきた。電流フィードバックと回転数フィードバック、それから位置フィードバックのついた、直流モータ制御では、定石みたいなやつやね。古関先生のテストで出てたっけ。あと、OPアンプの、反転増幅器も出てきた(何か、書いてて、すごくマニアックな話になってるような...)。やはり、図と式は、万国共通らしい。でも、ドイツ語のあまり分からない俺にとっては、大変助かる。

学校の帰りに、いつものスーパーに寄った。今日は、IFBのパソコンで、こしょうと牛肉、豚肉ととり肉のドイツ語を調べて、紙に書いてきた。まずは、こしょうを発見。それから、肉売場へ向かう。肉の売り方は、スーパーによって、計り売りだったり、パックに入っていたりするが、いつも行くスーパーでは、計り売り。肉の並んだショーケースを眺めていると、店員に、どれにするんだ、と聞かれた。もう少し考えさせて...なんて思いながら、目の前にあったSchwein(豚肉)を注文した。130gで100円くらい、まぁ、日本でもこんなもんか。あと、付け合わせの野菜に、タマネギ炒めを作ろうと、タマネギもかった。こちらは、2.5Kgで19セント。やはり、ドイツで買う野菜は安い。

寮に帰って、肉を焼いて、タマネギも炒めて、こしょうをふりかけて食ってみた。付け合わせのタマネギが少し多かったが、まぁまぁの出来栄え。でも、やはり、こしょうだけじゃ、今一つ物足りない。今度は、塩とブレンドしてやってみよう。日本の、味塩こしょうがあったら便利なのになぁ...

豚肉とたまねぎ
(終わり)


22.10.04(Freitag)
今日は、プレゼンのため、朝8時に出社。しかし、最近、本当に日が短くなってきた。寮の周りに高い建物が多いせいか、今日は、会社に着くまで、お日様を見なかった。メール処理のあと、おとといより書いていた、自作のHTMLファイルをアップしてみたが、うまく表示できない。いろいろいじってみたが、どうも無理そうなので、中断、9時になったので、プレゼンの最終チェックと、プロジェクターの動作確認に会議室へ行くと、テーブルに皿が並べられていた。何か、今日のコーヒーブレイクは、本格的らしい。プレゼンの準備もほどほどに、ブレイク開始。メニューは、パンとそれのねたとして、肉と野菜?を混ぜたもの、あと、バターやら、マスタードやらが出てきた。俺、思うのだが、IFBの人たちの食事は、1日3回ではない、1日4回(以上)だ。この、コーヒーブレイク、皆には、ブレイクかも知れないが、これだけ食ったら、食事とあまり変わらない。俺は、パンを2個食ったが、中には3、4個食ってる人もいる。食い過ぎとちゃうか。

10時定刻になり、プレゼン開始、みんなの前で発表となった。内容は、軽い自己紹介(このスライドだけは、ドイツ語で作った)、写真入りで日本の通勤電車の紹介(西川君に感謝します)、あと、古関研での研究内容と、できたてのPSETを英語で紹介した。緊張した。でも、終って拍手(こういうとき、ドイツ人は、グーで机を叩くらしい)をもらったとき、 少しほっとした。その後、シュテファン教授が、同僚と、何やらドイツ語で相談していた。そして、俺のIFBでの研究内容の話になった。IFBでは、交流電気鉄道に対して、列車の動きと電力計算、あと車両の特性を組み込んだシミュレータを開発中であるが、俺の1年間の研究テーマとして、その電力計算の部分を、直流電気鉄道に対して行なうためのモデルをやってみないかと、シュテファン教授から提案があり、俺自身も、これまでの研究の延長で仕事ができそうなので、その方向で進めることになった。何か、第一の難関をクリアした感じである。しかし、本当に大変なのはこれからだが...

今日は、昼飯にMilchreise(ミルクライス)というものを食ってみた。字のごとく、ミルクで煮たライスだが、これが、日本人の俺には、信じられない味がした。しかも、量多いし。死にそうになりながら、何とかたいらげたが、二度と食べたくないと思った。帰りに、郵便局へ行き、実家へAir Mailを出した。料金は200円くらい。結構、安いのね。

IFBに帰ってから、今度は、マーティンと、現在のIFBのプロジェクトに関して、軽くディスカッション。どうも、彼らのCulculatorでは、列車の動きの計算にJava、電力計算にC++を使っているらしく、俺も、それの勉強をしなければならない模様。プログラム嫌いの俺がやで。本当にできるんか?でも、なんとかせんといかんやろね。

帰宅途中、学校に寄り、来週からのドイツ語教室の時間を確認した。金曜の14時50分から17時5分まで、みっちりやるらしい。でも、ビギナーコースだから、きっと、いろいろな国の人が来るだろうから、また、友達を作ろうと思う。

今日の夕食は、ベーコンとタマネギのオムレツ。ちょっと具が多かったが、結構いける味だった(何か、この日記、お料理報告日記みたいになってるな)。

ベーコンとたまねぎのオムレツ

明日から、4日ほど、また、旅に出ようと思う。ジャーマンレールパスが余っているから。行き先は、ポツダム、ハンブルク、ブレーメン、ゲッティンゲンを予定。でも、どうせ、いきあたりばったりの、気ままな一人旅だから、途中で予定変更するかも知れない。
(終わり)


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