YURUのドレスデン奮闘記
(07:08.11.04〜14.11.04)
08.11.04(Montag)
今日は、メール打ち過ぎた。今、あまりディスプレイを見たくないが、頑張って書くことにする。やはり、日記は、その日に書かないと、意味がない。
朝、9時に出勤した。午前中は、日記の体裁を整えてUPするつもりだったのだが、予想以上に多くのメールが来ており、コーヒーブレイクもほどほどに、その処理に追われて昼になってしまった。サンドウィッチで昼食を取り、やっと日記をUPできた。その後、先日よりの同僚とのディスカッションの続きをして、今日は、逆に、列車検知の一方法を、文献のコピー付きで紹介された。専門外で、しかもドイツ語だが...まぁ、何でも勉強だから、一度、読んでみるか。
今日は、その後も、メール処理等の雑務が続き、5時になってしまった。HTMLとXMLの勉強をするはずだったのだが...まぁ、先は長い、のんびりやろう...ということで、今日は雑務だけで退社となった。暗い中を、トラムで寮に帰った。夕飯は、部屋にあったじゃがいもをBoilし、人参とタマネギをソテーして、その上に、スーパーでかった肉スープを温めて、かけて食べてみた。なかなか、いける味だった...と俺は思うのだが、キッチンで一緒になった女性は、俺がスープをぶっかけるのを見て、何すんねん、と言った。俺は、これ結構いけるよ、と言ったが、不満そうな様子。どうしてかなぁ?あと、洗いものをしている時、ネパール人のアーマンが何か作っていたので、何かと聞いてみると、ブラックキャベツだと言った。彼は、そのブラックキャベツを、鍋で炒めていたが、その料理が、その後どのように進行したのか、気になるところだ。しかし、あのブラックキャベツは、どんな味がするのだろう?
(終わり)
09.11.04(Dienstag)
最近、というかドイツへ来てから、一日一日、あっと言う間に過ぎていく。こんな調子では、一年間なんて、すぐに終わってしまうような気がする。しかし、東大時代も(なんて、まだ、終わっていないが...)、毎日忙しくて、毎日がどんどん過ぎていったような気がするが、今、ここでのそれとは違っていたと思う。ここでの忙しさは、何と言うか...心地よい忙しさ、とでも言うのだろうか...東大時代は、毎日何かに追われて、バタバタしていた。それに比べ、ここでは、毎日コーヒーブレイクで、皆と顔を合わせ、昼飯もゆっくり食って、研究?(今は、まだ、勉強し始めたばかりだが...)もして、寮生とおしゃべりしながら料理をして、こうして日記も書いて、何か、当たり前の生活しかしてないが、それが妙に心地よいのである。そりゃ、IFBでは、一応お客さん?で、別に課せられた仕事があるわけではないからかも知れないが、要は、余裕のある忙しさなのだと思う。できれば、一生こうしていたい気もするが、そうはいくまい。一年間限定である。
今日のドレスデンは、一日、ぐずついた天気だった。朝、6時半に起きて、朝飯食う時間がなかったので、サンドウィッチを作って、授業に出るため、学校へ行った。今日の電気工学基礎の授業は、先週に引き続き、電気抵抗のお話。最初は、中学でやるような、直列接続と並列接続の話からスタート、それから、等価抵抗を求めるために、スター/デルタ変換(話が、難し過ぎるような...)も出てきた。あと、何故か、ダイオードも登場し、クランプ回路のデモがあったのだが、抵抗の話と、何の関係があったのだろう...しかし、ここでの授業の特徴は、電気抵抗のことをやるとなったら、とことん電気抵抗のことをやることだ。日本の(東大の)授業のように、とりあえず、抵抗とコイルとコンデンサを紹介してから...なんて進め方はしないようである。だから、授業の最初の方で、何や簡単過ぎるわ、なんて思っていると、途中から、何でそうなんねん、なんて考えさせられることもある。しかし、実験好きな俺には、実際の回路を使ったデモが、一番面白い。
授業が終って外へ出てみると、大変なことになっていた。雨ではない、雪が降っていた。今日は、朝から寒いと思っていたが、ついに、雪が降ってしまった。ほんまかいな。今日は、セーターとウィンドブレーカー、マフラーに帽子までかぶっていたが、それでも、少し寒い。真冬がどうなるのか...考えたくもないよ。IFBに着くと、ブレイクで、温かいコーヒーにありつけた。生き返った。午前中は、メール処理をして、ホームページを見ながら、少しHTMLとXMLの勉強をして、昼になった。今日の昼食は、Nudeln mit Tomatensosse(トマトソースをかけたパスタ)を食った。どうも、パスタにかかっているソースは日替わりのようである。その後、昼食の返り道、真冬はもっと寒くなるぞ、と同僚に脅された。大丈夫かなぁ...
午後は、HTMLとXMLの実践編である。今日は、水平線の入れ方、表の作り方、そして、XMLでのリンクの貼り方を勉強しながら、JR各社の代表的な通勤電車をまとめた表なんかを、XMLで作ってみたりして、一人で満足していた。でも、表は、このYURUのドレスデン奮闘記でも、活躍してくれそうだ。今度、トラムやバスの紹介を、表を使ってやってみよう。
今日の夕食は、野菜のバター炒め(の冷凍食品)(結構安くて、使えるのよ)、オーブン調理のポテトと目玉焼きであった。あと、今日も、キッチンで、昨日、俺の作った料理に不満そうだった女性に、監視されてしまった。どうも、俺が、今度は何をしでかすのか、気になるようである。しかし、今日は、特にコメントはなく、良い夕食を、とドイツ語で言われた(んだと思う)。
(終わり)
10.11.04(Mittwoch)
最近、IFBのみんなが忙しそうだ。朝早いのは前からだが、俺が退社する5時になっても、残っている人が多い。何か、あるのかなぁ?
今日は、朝、久しぶりに晴れていた。学校の最寄り駅でトラムを降り、教室まで歩いて行く途中、いつも歩いている道なのだが、今日は、それが、いつもと違って見えたので、写真に収めてみた。まぁ、最近、天気が良くなかったからね、久しぶりに晴れたので、気持ち良かったんだろうね。

学校近くの遊歩道(左)と、学校のメインストリート?
最近、水曜9時からの電気機械の授業では、じいちゃん先生が、プリントとにらめっこしながら、くちゃくちゃな字で、延々と磁気回路の計算ばかりやっているので、どうも面白くない。ここらで一発、目の前で誘導電動機でも回してくれたら、燃えるのだが...毎週、電気機械の授業を受ける、このGoergesbauという建物は、実は、電気系の博物館で(まぁ、その中のいくつかの部屋は、講義室になっているのだが...)、電動機のロータなんかがいろいろ展示してあり、俺には、結構ウハウハだったりする。一般の人は、入るのに、4ユーロかかるのだが、学生は、(講義室に行くという名目で、)タダである。なので、時々、チラチラと見るのだが、こんなのを、講義中に、ブンブン回してくれたら、うれしいね(多分、無理だけどね)。
授業の後は、バスに乗り、途中で昼食のパンを買って、IFBへ行った。メール処理をして、昼食を取った後、昨日の続きで、XMLのお勉強をした。今日は、選択処理と変数定義なんかをやった(と思う...半分、忘れた)。しかし、このXMLとやら、やればやるほど、C言語のプログラムミングをやっているような錯覚に陥る。変数の定義なんか、本当によく似ている(すいません、何か、込み入った話で...)。しかし、幸いにも、少しC言語のたしなみがあるので、あまり抵抗はない。
今日は、帰りに寄ったスーパーの店内で写真を撮った。何だか、スーパーで写真を撮っていると、周りから怪しい目で見られているような気がしたが、まぁ、考えないことにしよう。一枚は、ある値札の写真。最近、ドイツのスーパーや八百屋では、Sharon(柿)が出回り始めたのだが、実は、ドイツの値札にも、"Kaki"と書いてあることが多い。"Kaki"は、万国共通なのだろうか?あと、前から気になっていたのだが、寮の近くのスーパーには、5リットルのオレンジジュースが売っている。部屋の冷蔵庫には、絶対に入らないから、買ったことはないが、値段が99セントと、ばかみたいに安い。一体、どういう代物で、誰が買っていくのかなぁ。こんなん、絶対、一人で飲み切れないからね。でも、ドイツ人なら、やってしまうのだろうか...

値札の"Kaki"と5リットルのオレンジジュース
(終わり)
11.11.04(Donnerstag)
今日は、朝8時過ぎに寮を出て、IFBへ行く前に、AOK(健康保険会社)の事務所へ行った。先日、AOKから、会員証が届いたのだが、手紙と返信用の封筒が同封されていたので、それについて、質問しに行ったのだ。しかし、パソコンの画面で、名前など間違いないかと聞かれ、間違いないと答えると、これで終わりだと言われた。なんだ、それだけのことか...心配して損した。
9時前にIFBに着き、メール処理をして、そろそろコーヒーブレイクかなぁ、なんて思っていると、シュテファン教授のどなり声がした。何か、問題が発生したらしい。それでも、みんなは、ブレイクをやっていたが、俺は、びびって、コーヒーだけ入れて、自分の部屋に戻った。一体、何があったのかな?しかし、午後には、シュテファン教授の大きな笑い声が聞こえたので、問題は、解決したらしい。良かった。午前中は、XMLの勉強をした。実は、このXMLとやら、単にWeb Pageを構成できるだけでなく、CSVファイルを作ったり、JAVAとくっついて、いろいろ便利なことができるようである(多分)。まだ、俺は駆け出しだが、毎日、少しずつやっていこう。その後、昼飯を食って、少し勉強して、2時過ぎに退社した。
今日の、電気機器制御の授業は、いつもと様子が違っていた。開始早々、先生がグラフ用紙を見せて、何やら解説を始め、それが終わると、グラフ用紙を配りだした。どうも、演習のようである。授業を聞くなら良いが、さすがに演習は無理だ。ということで、今週は、開始早々、授業を辞退した。時間が余った...とりあえず、電気系の談話室へ行き、明日の語学教室の予習をしたが、一限分の時間が潰れるわけもない。そこで、いつも使う3番トラム、寮に帰るのとは反対方向の列車に乗って、終点まで行ってみた。しかし、トラムは、坂道でも、びくともしない。普通の鉄道では登れないような坂道でも、すいすい登っていく。一体、ドレスデンのトラムの最大勾配は、どのくらいあるのだろう。興味のあるところだ。3番トラムの終点は、高台の住宅街の真ん中にある。終点に着くと、ちょうど、72番バスがやってきたので、それで、寮へ帰ることにした。途中、広い草原を発見、さすがに、ここまで来ると、街の端である。そうそう、今日、初めて、トラムの中で検札を受けた。普通の服を着たおっちゃんが、いきなり、社員証を見せて、検札した。これでは、覆面パトカーと同じだ。
バス停から、一度寮へ戻り、夕食の買いものへ出かけた。しかし、まだ、4時半にも関わらず、暗いし、寒いし...鼻水が止まらない。これからは、本当に、夕方になると、外に出るのが、おっくうになりそうだ。
(終わり)
12.11.04(Freitag)
今日は、夕飯でパスタ食い過ぎて、気持ち悪かった。うまかったけど。
最近、朝食でパンを食べる時、キッチンのガスオーブンで、少しカリっとさせてから食べるのにはまっている。先週くらいまでは、スーパーで買って来たパンそのままに、チーズやサラミを挟んで食べていたのだが、オーブンで、表面を少しカリっとさせると、スーパーで一番安いパンも、結構いけるのだ。ドイツのパンは全般的にそうだが、中が、しっかりと、もっちりしている。特に、パン屋で、焼きたての温かいパンを食うと、外はカリィ、中はもっちりとして(何かのコマーシャルのセリフみたいだな)、もう、他には、何もいらない感じである。とりあえず、ドイツのパンはうまい。また、そのためか、ドイツに来てから、あまり米にありついていないが、食の不満はそれほど感じない。逆に、貧乏な俺にとっては、安くてうまいものが食えるなら、それに越したことはないのである。それに、ドイツパンで生活できるのは、おそらく、俺の人生の中で、これが最後?だろうから、一年くらい、パンで生活しても良いかな、という気になってくる。
今日、朝、IFBへ行ったら、高野っちから、緊急メールが来ていた。(日本時間で)金曜と土曜の夜に放映される、Dr.コトー診療所の特別編の録画をどうするか聞かれたので、Video CDで録画してもらうように頼んだ。この、Dr.コトー診療所、テレビドラマ時代は、毎週泣かされた。テレビ放映だけでは飽き足らず、ビデオまで借りて、何回も見た。しかし、この秋に特別編があると、南さんから聞かされショックだったが、高野っちが、その問題を解決してくれるようだ。しかし、先週より、高野っちには、世話になり過ぎている。本当に、ごめんなさい。あと、古関先生からも、メールが来ていて、東大では、以前お隣だった、堀研究室にも、日記の情報が流れているとのことである。読者が増えているので、頑張って下さい、と言われたが、こんな雑文の日記で、一体、何を頑張れば良いのか...とりあえず、飲み会があっても、臨時休業せずに、日記を書けということかな。今日は、その他にも、DAADの奨学金に関するメールを処理したり、あと、実家に、荷物郵送の手続きをしたりなど、ほとんど、雑用で終ってしまった。
IFBを2時に退社して、大学へ行った。毎週、金曜日は、語学教室である。しかし、今日の授業は、終始猛スピードであった。まぁ、やっていることは、名詞の単数/複数やら、der/das/dieやら、絵を見て、書いてある文が誰のことを指しているのか、なんてことをやったりで、そんなに難しくはないのだが、いかんせん、速くて、量が多い。宿題で、すでにやってあったところは良かったが、授業中にやったところは、半分パニック状態で、ブァーと書いた。みんな、何でついていってるの、と思うが、まぁ、こっちはこっちで、無理なくやればいいでしょ。でも、また、来週も、ブァー、なのかなぁ?あと、今日は、「この列車は、9時に出発します」とドイツ語で言えるようになった。どうも、こういう関係には、やたらと興味が湧く。
この列車は、9時に出発します。:Der Zug fahrt 9 Uhr ab.:デア ツーク ファールトゥ ノイン ウーア アップ。
(終わり)
13.11.04(Sonnabend)
今日は、11時過ぎに起きた。休みなので、大寝坊である。実は、今日、Dresdenの隣街Pirnaまで、ミニ徒歩旅行をしようと思って、一度、8時に起きたのだが、天候が良くなかったため中止、二度寝したのである。とりあえず、ブランチを食って、部屋の掃除をすることにした。どうも、外靴で、部屋の中をうろうろすると、部屋が汚れるのが早い。およそ、2週間に一度、掃き掃除と拭き掃除をしている。日本に居た頃は、掃除機ジャー、で終っていたのだが、ここでは、ほうき(もどき)とぞうきん(もどき)である。まるで、小学生時代の掃除だが、掃除機を買うのはもったいないので、これで何とかやっている。しかし、掃除が終った後の部屋を見ると、気持ち良いものである。
掃除の後は、ホームページ作りにとりかかった。今週、HTMLで表の作り方を勉強したので、それを使って、ドレスデンのトラムの車両の紹介をしようと、撮り溜めた写真を見ながら、ああでもない、こうでもないと、何とか体裁は整ったが、いかんせん、写真以外のデータが少ない。どうも、こういうページになると、マニア根性丸出しで、搭載機器やら、いろいろ書きたくなってしまうのだが、トラム用車両の場合は、機器が屋上にあることが多く、床下にあっても、隠れて見えなかったりすることが多いので、かなり困難である。一応、うちの寮から、屋上は見えるのだが、停車して、すぐに発車してしまうので、どうも、機器を特定しにくい。今度、一度、長時間ねばってみるか...でも、絶対、怪しいよな...というわけで、このページが出来上がるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。
今日の夕飯は、大盛り目玉焼きライスだった。もう、鍋で米を炊くのは、完全にマスターした。水加減も完璧だ。明日は、是非、いい天気であって欲しい。そして、久々の徒歩旅行に出かけてみたいものである。
(終わり)
14.11.04(Sonntag)
8時に起きた時、ドレスデンの天気は曇だった。出かけるかどうか迷ったが、天気が良くなることを祈って、思い切って行くことにした。昼飯にサンドウィッチを作って、朝飯を食って、寮を出た。3番トラムと12番トラムを乗り継いで、Schillerplatzへ、ここは、以前、トラム乗り潰しで一度来たことがある場所だが、今日は、ここから、Elbe川沿いに、Pirnaを目指すことにした。最初は、Elbe川沿いの道を歩く予定だったのだが、川沿いに遊歩道を発見したので、それを行くことにした。ドイツでは、川に沿って遊歩道が整備されていることが多い。今日も、曇の天気にも関わらず、歩く人や自転車に乗る人が多い。途中、遊歩道横の広場で、親子連れが凧上げをしていた。ドイツにも、凧上げがあるのか...なんて感心しながら、Elbe川を上流へと進む。30分ほど歩いたところで、渡し船を発見した。ここに来て気づいたのだが、Elbe川にかかる橋を、全然見かけない。その代わり、こうして渡し船があるようだ。ものは試しと、乗ってみることにした。この渡し船、DVB(ドレスデンのトラム、バス等を運営している会社)が運営しており、大人片道70セントである。しかし、俺は学生証持っていたので、タダで乗れた(ちなみに、DVBのトラム、バス、ドレスデン周辺のDB路線は、学生証だけで乗車可能だ。その代わり、学生登録の際に、90ユーロ/半年の交通費を学校に払っている)。対岸に着くと、今度は川沿いの道に沿って、街中を歩く。行けども行けども、石畳の歩道である。しかし、この辺まで来ると、結構田舎だ。一軒一軒の敷地が大きい。もちろん、庭付きである。

Elbe川の遊歩道と渡し船
しばらく歩くと、Pillnitzというところに着いた。地図によると、ここは、ワイン用の葡萄で有名らしい。道から少しそれて、坂道を上がってみる。すると、葡萄畑とドレスデンの街が一望できる高台に出た。とにかく、眺めがすばらしい。しかも、この頃から、天気が回復してきて、なおのこと気持ち良い。坂道は、さらに上へと続いていたので、もう少し上がってみることに。すると、そこには、一つの建物の残骸があった。おそらく、対戦の際に攻撃を受けて、その当時のまま残っているのであろう。妙に気になって、写真を撮ったり、中に入ってみたりした。その後、先ほどの高台から続く遊歩道を歩いた。この遊歩道は、葡萄畑の上にあり、しばらくの間、一面に畑を見ながら歩いた。それから、遊歩道は林の中に入り、少し歩くと、終りを迎えた。遊歩道を抜けて、少し田舎道を歩くと、大きな通りに出た。バスの停留所が見えた。地図で確認すると、少し予定していたコースから外れたようだ。方向修正するため、半信半疑で農道に入ってみた。途中、馬に乗った親子連れと遭遇、こんなの日本じゃ考えられねぇ...その後は、数台車とすれ違ったが、誰もいねぇ...本当に、この道で大丈夫なのか...少し不安になってきた。しかし、しばらく行くと、Elbe川にぶつかり、Pirnaまで6kmの看板が見えたので、ひとまず安心。腹が減ってきたので、朝作ったサンドウィッチをパクつきながら歩いた。

のどかな郊外(左)、乗馬をやっていた(右)
高台から眺める葡萄畑

丘の上、建物の残骸が...
歩いてきた遊歩道

変な像発見(左)、馬発見(右)

誰も居ねぇ(左)、Pirnaまで6km(右)
DresdenとPirnaの境を少し過ぎたところで、湖を発見した。春とか夏であれば、結構人もいるのだろうが、晩秋ともなると、人影もまばらだ。湖畔で、一息入れることにした。思えば、ここまで休憩無しだったもんねぇ。休憩の後は、Elbe川沿いを、ひらすらPirnaへ向かって歩いた。この辺は、Elbe川沿いの景色がきれいなためか、徒歩ダー(こんな言い方はしないかなぁ?)やチャリダーが多い。対岸の遊歩道にも、結構人がいる。それから、30分ほど歩いただろうか、大きな通りに出て、Pirnaの手前にかかる大きな橋が見えた。ここまで来ると、この徒歩旅行も終わりか...なんて思ったが、それから市街地まで、結構距離があった。一組の途中で家族連れとすれ違ったが、あまり人影もなく、ひたすら、Elbe川沿いの道は続く。それでも、Pirna市街地の看板を過ぎた辺りから、車も多くなり、市街中心へと向かう橋に到着した。橋を渡ろうと階段を上がると、その橋は、鉄道、自動車、歩行者の共用であった。鉄道の路線は、Neustadt(Sachs)へ続くローカル線で、先日ハイキングへ行くのに使ったところだ。橋を渡り、道なりに歩くと、そこがDBのPirna駅であった。時計を見ると、2時過ぎ、歩行スピードから計算すると、今日の歩行距離は20km弱といったところか。駅前でコーヒーでもと思ったのだが、いかんせん駅前には何もない。しょうがないので、2時32分発のSバーンでDresdenに戻ることにした。

途中で見つけた湖(左)、PirnaでTU-Dresdenの建物を発見(右)

Elbe川にかかる橋(左)、橋の上で(右)
Pirnaの街

Pirna駅前にて(右)、帰りに乗ったSバーン(右)
帰りに、Dresden Nuestadtのスーパーで買いものをし、中央駅でコーヒーを一杯飲んで、寮に帰った。久しぶりの徒歩旅行で、少し足が疲れたが、楽しい旅だった。今度は、どこへ行こうかなぁ?なんて思うけど、今年の旅行はこれが最後かも知れない。Dresdenは、これから、どんどん真冬に向かう。今度の徒歩旅行は、春、寒さが和らいだ時になるかも知れない...
(終わり)
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