YURUのドレスデン奮闘記
(21:14.02.05〜20.02.05)


14.02.05(Montag)
今日は、雑用しかやっていないが、とても疲れた。

9時前に出社、少しメールを処理してから、コーヒーブレイク。最近、IFBでは、誕生日を迎える人が多い。3週間前にStephan教授、今日も一人、来週はオラフ。ということで、今日も、ケーキが振る舞われた(最近、ケーキの振る舞いが多いのだが、気になるのは、お腹が出てきたような気がすること...)。ただ、今日は、休みの人が多かった。いつもの半分くらいしか出社していなかったような気がするが、何かあったのかなぁ?その後、午前中は、メール処理の続き。それから、今日は、来週来独予定の妹と弟の航空券を、メールで相談しながら予約する約束をしていたので、昼過ぎから、その作業をした。また、その作業中、再来週来独予定の東大の友人からメールが来て、そちらにも、メール返信。また、来週来独予定の古関先生にも、そろそろ予定を送らなければならず、そちらも作成開始。というわけで、本日は、旅行代理店の店員のごとく、旅行手配の作業作業作業...メールも打ち過ぎて、今、こうして日記を書くのも、少し、億劫になっている。旅行代理店の人って、いつも、こんな作業してるのかなぁ?まぁ、やってれば慣れるんだろうけど、いろんな客から注文来るやろうから、そりゃ大変やで。

5時前に退社、Hbf近くのスーパーでZwiebeln(たまねぎ)を買って帰宅。夕食には、残ったHackfleisch(ミンチ)とZwiebelnでチャーハンを作った。味付けは、塩・こしょうだけだったが、それなりに食える味だった。でも、今一つ、物足りない感じ。店のチャーハンみたいにするには、醤油ベースのたれみたいなやつが要るね。あと、今日は、ちょっと量が多過ぎたので、残りは、明日の朝食ということにした。

夕食後、先日来、四苦八苦している、Knoppixへのソフトのインストールに関して、「Knoppix実験室」HPに、該当しそうなページを発見したが、これをやり始めてしまうと、また、いつ終わるか分からないので、今日は見るだけにした。また、今週末にでも、悪戦苦闘してみるか。
(終わり)


15.02.05(Dienstag)
9時前に出社。相変わらず、人は少ない。

今日は、何かお祝いがあったわけではないのだが、コーヒーブレイクで、同僚の一人から、パンが振る舞われた(今日もです)。ドイツでは、パンに、生肉を乗せて食べる習慣があって、俺も、結構好きなわけだが、同僚の一人は、「これは、ドイツの寿司だ!」と面白いことを言っていた。日本で、米に生魚を乗せた寿司は、ドイツで言うと、生肉を乗せたパンになるらしい。

ブレイクの後、午前中はメール処理。昼になったが、腹が空いているわけもなかったので、C++のお勉強を始めた。まぁ、今日は、C++と言うよりは、Cの復習。繰り返しと制御、あと、関数の戻り値の勉強(復習)。この辺は、C/C++とも、共通の文法らしい。あと、C++のお勉強の途中で、小腹が空いたので、生まれて初めて、Doener Kebab(ケバブ)を食ったら、そのうまさに感激してしまった(俺は、何にでも、影響されやすい)。今日食べた店のやつが、特別うまかったのかどうかは分からないが、とりあえず、うまかった。また、たまに食ってみよう。

5時前に退社して、途中、買いものをした。駅前のスーパーで、いちごが1パック69セントだったので買ってみた。少し硬かったが、やはり、いちご。うまかった(今日は、食い物の話しかしてないな...)。


いちご
(終わり)


16.02.05(Mittwoch)
今日は、午前中、メール処理をしてから、来週の古関先生との打ち合わせに向けて、少々、考えごと。あと、先日来の、東京のKollegeとの議論の中で、一点疑問があったので、す質問メールを送った。それから、昼休みは、雪の中、久しぶり?にAltstadtへ行き、Altmarkt近くのパン屋で昼食を取った。その後、Altmarktのショッピングモールで、ウィンドウショッピング。ショッピングモールでは、冬物のファッションはほとんど姿を消し、少し早い気がするのだが、すっかり、春の装いになっていた。春物のシャツやらジャケットやら、明るい色の服が店頭に並ぶ。ただ、最近のDresdenの気候からすると、それらを着ることができるのは、もう少し、先のことになりそうだ。


Altmarkt

午後は、来週の打ち合わせに向けて、資料作り。最近は、時々メールをもらっているものの、東大での研究に御無沙汰状態だったので、いろいろ資料を見返しながら、記憶を遡りつつ、文書を書いた。でも、もう来週なんだよな...資料が出来上がるか、少し、心配になってきたぞ...
(終わり)


17.02.05(Sonnerstag)
今日のコーヒーブレイクでは、Combino(コンビーノ:路面電車の1シリーズ)の話題が出ていた。"Siemens"だの、"Strassenbahn"だの、いくつかの単語は聞き取れるものの、全体として、何を話しているのかは、分からない。そう言えば、広島電鉄の低床の車両は、Combinoだったよな...そう思った瞬間、何とか、これだけは、ドイツ語で発言しなくては、と思い、話しの流れなんか、全く分からなかったけれど、隙を見つけて、"Es gibt Combino in Hiroshima."と言ってみた。そうしたら、Stephan教授から、"Genau!(その通り!)"という言葉が返ってきた。こんな短い文章だったが、ブレイクであまり発言したことのない俺には、結構うれしい出来事であった。

その後、今日のIFBでの作業は、メール処理と、寮の友達のネパール人の件で、古関先生からアドバイスが来ていたので、それを英訳した。それから、C++のお勉強も。今日は、「継承」の勉強をした。C++では、クラスというやつを使うのだが、あるクラスの一部分に別のクラスのメンバ関数を使う時、「継承」ということができるらしい。まだ、俺の書いているクラスは簡単なものばかりなので、「継承」と言われても、そんなにありがたみは分からないのだが、でかいクラスを扱うようになると、重要になってくるらしい(こんな説明で合っているかなぁ...)。

今日の夕食では、KartoffelnのGratin(グラタン)を作ってみた。オーブン用の皿がなかったので、アルミホイルで、簡易皿を作り、グラタンのタネを皿に入れて、ガスオーブンで、30分ほど焼いた。食ってみると、味はバッチグー、大成功。今度は、ブロッコリーのグラタンを作ってみるか(スーパーでは、いろいろなグラタンの素が売っているのだ)。

夕食後、ネパール人のアーマーが部屋に来た。今日英訳したアドバイスを読んで、一応は納得したらしい。しかし、アドバイスでは、ネパールでの文部科学省の試験を受けないと奨学金は受けられないと書いたものの、彼の友達で、教授推薦により文部科学省の奨学金をもらった人がいるらしく、また、その人から事情を聞いて、再度議論することになった。でもなぁ、少なくとも、現状だと、そんなに簡単に奨学金はもらえないと思うのだが...よく分からない。

何だが、最近、英語を話すのに、あまり緊張しなくなってきた(別に、うまく話せるようになったわけではない)。前までは、英語を話すと思っただけで緊張したものだったが、ドイツに来てからは、基本的に、ドイツ語と英語しか話さない(話せない)ので、少し、慣れてきたのかもしれないな...
(終わり)


18.02.05(Freitag)
今日は、出勤途中、Wasaplatzでパンを買ってから、 9時に出社した。いつものように、コーヒーブレイク...とおもいきや、途中から、ミニミーティングになった。皆が、何を話しているかは分からないが、とりあえず、参加した。そう言えば、久しぶりに、Neumannさんを見たなぁ。今週に入ってから、入れ替わり立ち替わり、人がいなくなるわけで、昨日から、マーティンもいないし、同室のZingeさんは、今週ずっとお休みだった。一体、どうなっているのかなぁ?

午前中、あまり、メールも来ていなかったので、C++の勉強を開始。昨日に続いて、少し、「継承」の勉強をした。基底クラスと派生クラス、そして、派生クラスの派生クラス...いままで、何度か、耳にしたことのある単語だったが、そういうことだったのね、と、一人で納得していた(まだまだ、初心者です)。また、昼食の後、C++を使って、交流電気回路(電源1個とインピーダンス1個)を計算するプログラムを作ってみた。複素数のクラスを作ってっと...ん?何だか、分かっている気がしてきたぞ(多分、気のせい)。その後、少し、来週の古関先生とのディスカッションのネタを考えて、今週の仕事?は終了。4時過ぎに退社して、一旦、寮へ帰った。

夕食の買い物のため、Dresden Neistadtへ向かう途中、Albertplatzでトラムを降りて、Neustadtの飲み屋街の下見に出かけた。再来週、東大の友人がDresdenにやってくるので、一緒に飲みに行くつもりなので...普段は、めったに外食(飲みを含めて)しないから、友人が来た時くらい、少し、贅沢するか、と思っている。その後、スーパーで買い物をして、寮へ帰った。今夜は、部屋に、タマネギが大量にあったので(やはり、2kg入りしかないのは、きつい...)、タマネギ、じゃがいも、コーンとソーセージで、またまた、スープを作った。スープは、1食当たりの単価が安いのと(貧乏臭くて、すいません...)、よほど変なことをしない限り、結構おいしくできるので、最近の、定番のメニューとなっている。ただ、1回作ると、3、4食スープになってしまうからなぁ...貧乏単身留学生の宿命やね(笑)。
(終わり)


19.02.05(Sonnabend)
今日は、9時に起きるつもりだったのだが...起きたら、10時前だった。

ブランチを食ってから、Hbfへ行き、コーヒーを一杯飲んでから、11時発のSバーンに乗って、Meissenへ行った。用事は、来週、Dresdenを訪問される古関先生のお土産に、Meissner Weinを買うこと。11半過ぎにMeissenに到着し、観光案内所へ行って、Weinの店を聞いた。Markt近くで、2軒の店を紹介してもらい、大きい方の店へ。しかし、店の前には張り紙が...ん?営業は1時から...ほんまかいな。遅過ぎるって。小さい方の店へ行っても良かったのだが、あまり、その気にならなかったので、開店まで小1時間、街を歩いて、時間を潰すこと...他のWein屋はないかなと、当てもなく街を歩いたが、通りに小さい店を見つけただけで、結局、先ほどの店に帰ってきた。


雪のMeissenにて

店に入り、おばちゃんに、"Ich moechte Meissner Wein kaufen! Ich moechte rot Wein.(マイセンワインが欲しいのですが。赤ワインが。)"と言うと、いろいろと、(理解できない)ドイツ語の説明の後、2種類の赤ワインを紹介された。(ドイツ語で)試してみるかと聞かれ(たと思う)、試飲することに。飲んでみて、俺の好きな方のWeinを2本購入した。今日は、その他には、特に予定がなかったので、そのまま、Meissen駅へ戻り、Sバーンに乗って、Dresdenへ帰ってきた。

帰宅し、軽食を取ってから、Dresden Hbfか寮までの地図を作った。最近、知り合いからの、Dresden訪問の申し込みが多いので、来客用に。その後、TBSのネットニュースを見ながら、夕食を取った。明日は、寮の友達と冬山ハイキングである。今日は、早めに寝ようっと。
(終わり)


20.02.05(Sonntag)
今日は、ハイキングのため、お疲れの状態で、しかも、ビールを飲みながら日記を書いているので、最後まで起きていられないかもしれないが、頑張って書くことにする。

7時過ぎに起き、朝食を取ってから、友人のネパール人のプスパと寮を出た。Hbfに到着し、コーヒーを買ったところで、カメラを忘れたことに気が付き、トラムで、一旦、寮へ帰った。カメラを持って、再びHbfへ。乗る予定だった9時発のSバーンは出発してしまっていたので、9時半のSバーンで、Bad Schandauまで行った。フェリーで対岸へ渡り、そこから、ハイキングがスタートした。

Elbe川沿いに、1.5kmほど東に歩いたところで、Nationalparkへの山道へ入る。最初は、急な登りが続き、大きな岩の間を通り抜けたところで、Elbe側を展望できる、崖っぷち?に到着した(危ない!)。眺めは最高。天気も回復し、申し分のないコンディションである。その後、しばらくは、なだらかな山道が続く。30分ほど歩いたところで、Schrammsteinaussichtと呼ばれる、大きな岩の頂上への入口に着いた。2人で相談し、頂上へ行ってみることになったのだが...これが、運命の別れ道であった。頂上までは、急な坂道と階段が続き、しかも、雪が積もっている。普通のスニーカーでやって来ていた俺は、幾度となく滑り、トレッキングシューズを履いていたプスパに、何度か助けられた。本当に、写真を撮る余裕もなくて、必死の思いで、頂上へたどり着いた。下手したら、はるか下まで滑り落ちるからね。本当に、今日は、命賭け(こんなことに、命を賭けるな!)。


ハイキング道の入口にて(左)、ヤクザ?(右)


崖っぷちからの景色


雪のハイキング道(左)、岩がでかい(右)


ここで滑った(左)、急な階段(右)

しかし、虎穴に入らずんば虎児を得ず、岩の頂上からは、Nationalparkの360度パノラマが展開し、もう、言葉が出ない。すばらしいではない、すごいのだ。せっかくなので、岩の頂上でブレイク。冬の日に、こんなところで、Kuchenを食べる人は、あまり居ないはず。それから、頂上に居た他の団体に、プスパが声をかけた。彼は、かなりドイツ語ができるので、旅行者とおしゃべり。俺は、プスパを少し羨ましく思いながら、横でおしゃべりを聞いていた。その後、記念撮影をして、頂上から下りることに。しかし、これがまた、問題である。下りるのは、登るよりも質が悪い。もうこうなっては、尻を地面に付けて、滑ることができるところは、滑るしかなかった。途中で経路変更したものの、道が険しいことに変わりはなく、「まじで、こんなところを下りるのかよ!」を連発しながら、何とか、なだらかな山道にたどり着いた。本当に、助かった。


岩の頂上にて、南東を見る


岩の頂上にて、南西を見る


岩の頂上にて、北を見る

その後は、なだらかな山道を1時間半ほど歩いて、Bad Schandauまで帰ってきた。途中、緩い坂道で、プスパの持ってきた、簡易ソリで遊んだりもし、ゆっくりと、雪の積もった山道を歩いた。


簡易ソリで遊んだ


並木道(左)、あの岩から歩いて来た(右)

帰りは、2人とも、お疲れモードで、プスパは眠っていたし、俺は、外の景色を眺めていた。プスパはHbfで列車を降り、俺は、Dresden Neustadt駅まで行って、買い物をしてから、寮へ帰ってした。帰宅後、メールを打ってから、夕食。そして、今、こうして、日記を書いているが、起きていられるのが不思議である。きっと、今夜は、爆睡すること、間違いないでしょう。

ハイキングの途中、プスパに、「ハイキングは、やっぱり春だね!」と言うと、「でも、春には、雪が見れないから。」という答えが返ってきた。確かに!冬には冬だけの景色、春には春だけの景色がある。これからも、寮の友達を誘って、ちょくちょく、Saechsusche Schweitz Nationalparkを訪れようと思う。
(終わり)


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