YURUのドレスデン奮闘記
(34:16.05.05〜22.05.05)


16.05.05(Montag)(祝日)
(コンサートのため運休)


17.05.05(Dienstag)
この日曜と月曜は、夜コンサートに行ったため日記が書けなかったので、コンサートの感想などをちょこちょこっと書きたいと思う。

一昨日は、昼間読書をして、夕方Theaterplatz近くの橋へ行った。この日は、音楽祭に合わせてパレードがあり、橋の上は、人、人、人...本当にすごい人出だった。俺も、いつもの誘惑に負けてソーセージをいただきながら、パレードを見学、とても愉快で楽しいパレードだった。その後、コンサート会場であるAlter Schlachthofへ。この日のコンサートは、Roby Lakatosというバイオリニストのアンサンブルコンサートだったが、堅苦しくなく自由な雰囲気で、俺好みのコンサートだった。また、Robyのバイオリンさばきと彼のKollegeのギターさばきはまさに神技で、終始圧倒された。非常にすばらしいコンサートで、彼らの演奏が気に入ったので、CDも購入してみた。コンサートの帰り、Neustaedter Marktで、金曜日に発見したKirsch Bier(さくらんぼビール)を飲んで、非常に良い気分になって帰宅した。Kirsch Bierは甘い味のビールだったが、俺は嫌いじゃない。3杯目くらいにいただきたい味だった。


馬車ですよ、馬車!


すごい人出です!




パレード面白かった!


日曜のコンサート会場

昨日も、昼間は読書、夜はコンサート、という贅沢な一日。夜のコンサートは、Dresdner Philharmonikerの演奏だったが、これまでに聞いたことのない音楽で、よく理解できなかったなぁ...途中から登場したソリストがアジアンちっくな弦楽器を演奏し、ドラが鳴っていたので、アジアンミュージックだったように思うが、俺の理解の域を越えていた。

今日は、7時過ぎに起床、9時過ぎに出社した。今週は大学が休みということなので、朝からの出社である。コーヒーブレイクの後、来週提出予定の報告書の作成を開始。パソコンに入っているお絵書きソフトを試しながら、典型的な交流き電回路を書いてみる。構想は練ってあったが、このお絵書きソフトを使うのにかなり時間を要してしまった...その後、変電所の変圧器の等価回路を書きながら、記号の物理的な意味について悩む。変電所の変圧器では、1本の一次巻線から2本の二次巻線を取り出しているので、二次側換算で等価回路が書けたとしても、記号が持つ物理的な意味を理解するのは難しいような気がする。結局、結論がでないまま退社となった。

スーパーで買い物をしてから帰宅。今日は、冷蔵庫にミンチが余っていたので、野菜もたっぷり入れて、Chili con Carneを作った。


18.05.05(Mittwoch)
今日はあまり書くことがないが...

9時前に出社、終日ひたすら報告書を作成した。昨日悩んでいた変圧器の等価回路とその物理的な意味に関しては一応結論が出たので、変圧器の等価回路の説明部分を書き上げた。5時前に退社、途中で買い物をしてから帰宅した。

最近、机の上がごちゃごちゃしていたので、夕食の後、少し机の上を整理した。かなりきれいになり、今、良い気分で日記を書いている。


19.05.05(Donnerstag)
7時前に起床、ゆっくり朝飯食ってから、8時半に出社した。午前中は、昨日に引き続いて報告書の作成作業。Autotransformerの等価回路の説明をするため、いくつか回路を書きながら、プログラム内の計算方法を再確認した。今日のランチタイムは、夜のコンサートのチケットを買うついでに、Altmarktまで出かけた。Kulturpalastのチケットセンターで、今夜のアンサンブルコンサートと明日のオーケストラコンサートのチケットを購入してから、Prager Strasseの本屋へ。新しいハイキング道を開拓すべく、マップを3冊購入。KoenigsteinとAltenberg、それから、MoritzburgとWein Strassen...あぁ、行かなきゃいけないところがたくさんあるなぁ...午後も、報告書作成は続く。ただ、今日はパソコンのWordの機嫌が悪かった。文書を保存しようとすると、エラーで強制終了してしまうのである。仕方がないので、ファイルを分割しながら文章の打ち込みをやった。

5時半過ぎに帰宅、ソーセージとポテトで簡単に夕食を取ってから、コンサートに出かけた。今日のコンサートは、男性4人による合唱であったが、きちんと4パートに別れていた。ソプラノ担当の男性はドイツ版の米良美一という感じで、非常にきれいな声。4人のハモリも絶妙で、いくら声が細くなっても、そのバランスを保っているのがすごかった。今日の会場は教会だったが、終始きれいな歌声だけが響いており、非常に心地よく聞くことができた。


会場のAnnenkircheとその祭壇


教会の中の様子


コンサート前に...

というわけで、今、非常に良い気分。部屋に帰ってからビールも飲んだし...


20.05.05(Freitag)
今日は9時過ぎに出社。先日より作成している報告書、Autotransformerの等価回路作成方法と、今回の回路計算での変電所およびAutotransformerの取り扱いに関する注意点をまとめた。マーティンとの話し合いでは、典型的な回路の計算結果も書く予定だったのだが、いくつか疑問点がでてきたので、月曜日にマーティンと再度打ち合わせをしてから、回路計算をやってみることにしよう。2時過ぎに退社、Wasaplatzで遅めの昼食を取り、スーパーで買い物をしてから帰宅した。

帰宅後、少し居眠りをしてから、Meissen行きの列車の中で食べようと、ワッフルを温めチョコクリームを塗った。5時過ぎ、そのワッフルを持ち、スーパーで水を買ってからHbfへ。5時半のSバーンに乗車し、Meissenに到着したのは6時半前であった。今夜は、MeissenのDomで、紀尾井シンフォニエッタのコンサートがあるということで、週末の夜を利用してMeissenへやってきたわけである。見慣れた街を歩き、Domplatzへ。Dom前では、コンサート前の時間を使って、ポルトガルの女性がミニコンサートを開催しており、しばし、その歌声を楽しんだ。その後、会場入りして開演を待つ。今日はモーツァルトの曲ということだったが、前半はオケとバイオリンのソリストの共演、後半はオケのみであった。Domでのコンサートは初めての経験だが、天井が高いせいか音が上に飛ぶ感じ。コンサートホールとは違った感じで、こちらも良いもんである。あと、ソリストの女性のバイオリンさばきもすばらしかった。また、非常に気持ちよく演奏されていたようで、聴いているこちらまで気持ちよくなってきた。


Meissenの街中にて


ポルトガルの女性のミニコンサート


Domにて

コンサート終了は9時過ぎ、9時19分にSバーンがあったので、急いで駅へ向かった。何とかその列車に間に合い、寮へ帰ってきたのは10時半であった。


21.05.05(Sonnabend)
今日は、Koenigstein-Stadt Wehlen間のハイキングに行ってきた。


Koenigsteinにて

HbfからSバーンに乗車し、11時頃Koenigsteinに着いた。駅で写真を撮ってから、早速ハイキング開始、まずは、有名なFestung Koenigsteinへ向かう。Saechsiche Schweizには、戦争時の避難用に、いくつかの岩山に城郭が作られているが、Koenigsteinのそれが最大のもので、13世紀に城づくりが始まり、数百年にわたって増築を繰り返してきたそうである(池内紀著「ドイツ 町から町へ」より)。入口から中へ入ると、まず、岩をくり抜いたトンネルをくぐって、城の中心へ出る。それから、Elbe川沿いの展望台へ行き、城壁に沿って城を一周した。Festung Koenigsteinは小高い岩山の上に立っているので、城壁に沿った回廊から眺める景色が最高なのである。また、場内には多くの博物館もあり、昔使われていた武器やWein Kellerの展示がある。中でも面白いと思ったのは、井戸での水汲みの実演。長さ?百メートルの井戸(とりあえず長いです!)のそこから、モータを使って実際に水を汲み上げてくれる。また、水が上まで届くまでには相当時間がかかるので、その時間を使って、係のおっちゃんがいろいろと解説してくれる。俺は、全部は理解できないけれど、時々出てくる数字や、AntriebやMotorなんていう少しマニアックな単語に反応していたのであった。


Festung Koenigstein




城の中の様子


井戸の底から汲み上げた水(左)、巻き上げ用のモータ(右)


大砲っす!


要塞やね!


城の展望台から見るElbe川


展望台にて(左)、蒸気機関車?自動車?(右)

城をあとにし、本格的にハイキング開始。Festungの駐車場の横を通り、うっそうと茂った森の中を歩いて行くと、Thuermsdorfという小さな町に出た。そこで、少しハイキング道を外れ、町の教会の横を通って、一本の畦道へ出る。その道は、菜の花が一面に咲いている畑のすぐ横を通っており、途中、用水路の設備に登って、一面に広がる菜の花を眺めた。そこから見えるものは、黄色の絨毯と遠くに見える大きな岩山、もう言葉をなくしてしまうほど、きれいな景色であった。その後、その畦道を抜け、ハイキング道へ戻り、Kleiner Baerensteinに登り始めた。途中、小さな岩山で、親子連れがロッククライミングを楽しんでいる。Saechsiche Schweizでは、ロッククライミングを楽しめる岩が本当に多い。俺も、本格的に始めてみようかな。Kleiner Baerensteinは高さ340mほどの小さな岩山だが、その頂上からは、広大な菜の花畑とFestung Koenigstein、それから、Saechsische Schweizの岩山を望むことができる。Bad Schandau周辺のハイキング道に比べると、このKleiner Baerensteinを通るコースはマイナーだが、春の菜の花を楽しむには絶好のコースだろう。


一面の菜の花畑


Kleiner Baerensteinに続く道で




Kleiner Baerensteinの頂上からの眺め

Kleiner Baerensteinから、Schoene Hoeheへ。そこから、Naundorfの草原を抜けて、Wehlener Str.、Bergwegと歩いて行くと、今日の目的地Stadt Wehlenである。途中、Wehlener Str.には、小さな町があった。Saechsiche Schweizの片田舎、遠くにElbe川沿いの断崖絶壁を望むのどかな町である。将来は、ここでPensionでもやりながらのんびり暮らしたいな、そう思える町であった。


農道を歩く(左)、馬だ!(右)


Naundorfの草原(左)、こんな町で暮らしたい(右)


Stadt Wehlenが見えてきた


Stadt Wehlen駅(左)と駅前広場(右)

駅に到着し、30分ほど待っていると、Hbf方面行きのSバーンがやってきた。今日は、歩行距離は短かったものの、いろいろ美しいものを見ながら、ゆっくりと歩いた。こういうハイキングもまた良し、である。
<今日のドイツ語>Stein:岩(男性名詞)
<例文>Heute bin ich zum Baerenstein gegangen.
<和訳>今日はBaeren岩へ行った。


22.05.05(Sonntag)
今日は、のほほんとした一日だった。

朝9時に起床。朝飯を食いながらMusikfestspiele(音楽祭)のHPを見ていると、MeissenでKlassik & Jazzのコンサートがあると書いてあったので、朝食後、Kulturpalastへ行ってチケットを購入した。帰宅後、昨日の写真の整理でも...と思っていたのだが、何となく気が乗らなかったので、インターネットしたり、居眠りしたり、のほほんと過ごした。

1時半過ぎ、Dresden Neustadt駅のスーパーに寄ってから、SバーンでMeissenへ。街を歩いて、今日の会場Gymnasium St. Afraへ向かった。会場へ到着すると、まだ誰も来ておらず、開いた窓から風の音だけが聞こえる静かな空間で、ステージを眺めていた。やがて4時になり、開演となった。今日のコンサートはクラリネットとピアノの共演。どういう音楽をKlassik & Jazzと呼ぶのか、俺にはよく分からなかったが、UPテンポの曲が多かったな。自分の持っているJazzのイメージとは違っていた。よく分からない曲もあったが、いくつか聴いたことのある曲もあり、2時間の演奏会はすぐに終わってしまった。演奏会の後は、再び街を歩いて、Sバーンに乗り帰宅した。


今日の会場


ステージです!


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