YURUのドレスデン奮闘記
(37:06.06.05〜12.06.05)


06.06.05(Montag)
(来客のため運休)


07.06.05(Dienstag)
今日は、朝10時のICで、東京からのお客を見送ってから、一旦帰宅した。帰宅後、少し居眠りでも...と思いきや、気が付いたら2時を回っていた。メールの処理をしてから、ちらかっていた部屋を少し片付けた。その後、スーパーで溜っていたペットボトルを返却してから、Dresden Neustadt駅のBurger Kingで1時間ほど読書。6時前になり、スーパーで買い物をしてから帰宅した。

帰宅後は、夕食を取ったり読書をしたり、気ままに過ごした。また、明日から通常の生活である。


08.06.05(Mittwoch)
今日は、8時半過ぎにIFBへ。久しぶりの出社である。

コーヒーブレイクの後、先週末課題となったAutotransformerのモデル化に関して、普通のTransformerの考え方に戻り、等価回路とその物理的な意味について再び考えた。これまでは、Transformerの計算をする際、始めから2次側のインピーダンスを1次側に換算した等価回路を用いて特性計算なんかをやっていたので、実際の磁気結合部分を電気回路方程式で記述することがあまりなかったわけであるが、いざ考えてみると、1次側コイルで磁気回路を励磁、2次側に負荷がつながって電流が流れると、それによる起磁力を打ち消すように1次電流が流れる、なんていうようなことが分かってくる(今更、こんなことを...なんて、K先生に叱られるかもしれないが...)。では、1次コイルの一部と2次コイルが共通になっているAutotransformerの場合はどうなるのか...そんなことを考えているうちに退社の時間となった。

Wasaplatzで昼食を取ってから、バスで大学へ。今日のドイツ語教室では、"Dann bin ich zum Bahnhof gefahren. Um halb zehn war ich im Bahnhof.(それから、駅へ行った。だがら9時半には駅に居たのよ。)"なんて感じで、「何時にどこに居たか」ということをドイツ語で説明した。それから、地図を見ながら、"Das Markt-Cafe liegt neben dem Restaurant.(カフェはレストランの隣よ。)"なんて話した。あと、今日の授業のハイライトでは、今居る建物から(例えば)Semperoperまでどうやって行くか、なんてことを説明した。停留所まで歩いて、それからバスに乗って、途中でトラムに乗り換えて...当然、完璧なドイツ語は話せなかったわけだが、umsteigen(乗り換える)からaussteigen(降りる)なんて単語を組み合わせて、くちゃくちゃと文章を作ったら、何とか通じたようだ(でも、前置詞をほとんど直されてしまったが...)。良かった?

授業の後は、スーパーで買い物をしてから帰宅した。帰宅後、最近滞ってしまっている日記の更新を進めるべく、先日のハイキングの写真の整理。その後、夕食を取り、今ビールを飲みながら日記を書いているわけである(何だか、最近飲み過ぎだなぁ...)。
<今日のドイツ語>Studentenheim:学生寮(中性名詞)
<例文>Mein Studentenheim ist in der Fritz-Loeffler-Str.
<和訳>俺の寮はFritz-Loeffler-Str.(通りの名前)にある。


09.06.05(Donnerstag)
今朝は、郵便局に寄って葉書を出してから、9時過ぎに出社した。コーヒーブレイクの後、午前中は、Autotransformerの等価回路について考え、一応、自分の納得いく結論に至った。ランチタイムになり、昼食を兼ねてPrager Str.のデパートへ。先日から、ローラーブレードが欲しくて、それの下見を...と思っていたのだが、店員さんと話しているうちに、「えいっ、買ってしまえ!」なんて感じで購入を決意、サポーターと併せて50ユーロでした。


購入したローラーブレード

その後、一旦寮へ帰ってローラーブレードを置いてから、IFBへ再び出社。午前中考えていた等価回路をもとに回路計算をやってみたのだが、やはり、(レールの)帰線電流が大きい。ただ、自己インダクタンスと相互インダクタンスのバランスにより、回路の振る舞いが大きく変わることは分かったので、それをマーティンに相談してみよう。あと、今日は、3時のおやつが出た。どうも、Neumannさんが来週から休みに入るので、ケーキを振る舞うということになったようだ。Neumannさんは、2週間ほどスイスへ行くとのこと。うらやましいなぁ(俺も行こうかなぁ)...

4時過ぎに退社、スーパーで買い物をしてから帰宅した。帰宅後、早速、寮の廊下にてローラーブレードの練習。もっと難しいかと思ったけど、意外と転ばず滑ることができたので、Grosser Garten(ドレスデンのローラーブレードのメッカ)へ出かけてみることにした。今日のGrosser Gartenは、あまり人がいなかったので、ローラーブレード初体験の俺には好都合。1時間ほど、Gartenの遊歩道(ローラーブレード道)を走行。途中、2回ほど転倒したものの、比較的順調であった。でも、やはり、転ぶとかっこ悪いな...

ローラーブレード、こつこつと練習して、Elbe川遊歩道デビューを目指そう!


10.06.05(Freitag)
8時半にIFBへ出社。交流回路の計算に関して、Autotransformerの条件を変えながら、いくつか計算をやってみた。巻線損失と漏れ磁束がない条件で、(当たり前だが、)列車の前後のAutotransformerがきちんと電流を吸い上げていることを確認してから、巻線損失を示す抵抗や漏れ磁束を示すインダクタンスを入れて計算をやってみた。それらのインピーダンスは、Autotransoformerのコイルが持つインピーダンスに比べてはるかに小さいのだが、やはり、それらが存在すると、(レールの)帰線電流の振る舞いが大きく変わる。まぁ、それらを省略してもエネルギー的にはあまり問題ないような気がするが、どうしてこんなに影響が大きいのかなぁ?

今日の昼食は、IFBの中庭でバーベキュー。どうも、休暇に入っていた同僚の振る舞いだったようだ。俺は、ステーキ2枚とソーセージを1本いただいた(食い過ぎやろう...)。普段は、ステーキなんか食べられないので、とても嬉しかったね。昼食後は、ドイツ語の予習をしてから退社。スーパーで買い物をしてから一旦帰宅し、その後、大学へ向かった。
ドイツ語教室では、Die Brille liegt am Radio.(メガネはラジオのそばにある。)や、Die Brille liegt zwischen den Buechcr.(メガネは本の間にある。)なんて感じで、「(何)は(どこ)にある。」という感じの文章を練習した。でも、ドイツ語では、前置詞に依って、後に続く冠詞の格が変わるので、めちゃくちゃ厄介である英語だったら、a(an)とtheだけなのに...なんて愚痴ってもしょうがないので、こつこつやっていくことにしよう。

授業の後、一旦帰宅。今夜は、日本人の知り合いとイタリアンレストランに行くことになっていたので、8時15分にAlbertplatzへ。今日行った店は、Neustadtの飲み屋街にあったのだが、小さくてとても感じの良い店であった。その知り合いのおすすめで、魚介類を使ったパスタを食べたのだが、これも最高。普段は、魚介類なんてほとんど口にしないので、なおのことである。また、食事中は、いろいろ話もした。やっている分野が全然違う人達だったが、とても面白く、また、非常に勉強になった。


前菜のオードブル

11時半頃店を出て、12時前に帰宅。明日は、朝4時半起きだが、果して大丈夫だろうか...


11.06.05(Sonnabend)
今日は、無事帰って来られたのが不思議なくらいである。

未明の1時頃寝て、4時半に起きたのだから、正味の睡眠時間は3時間半ほどであった。まだ、微妙に酒が残っていて少し気持ち悪かったのだが、何とか起床、朝飯と昼飯にサンドウィッチを作って、眠気覚ましにりんごをかじりつつ、Hbfへ向かった。駅の売店でコーヒーを購入して、待ち合わせの12番ホームへ向かう。ホームで一服していると、Stefanとその友人のセバスチャン、あと、チェコ出身のZdenekがやってきた。列車の写真を一枚撮ってからRBに乗り込む。長い旅のスタートである。


Hbfから乗車したRB(左)、RBの車窓から(右)

列車に乗り込むと、Stefanが予定表をくれた。Stefanは、ドレスデンの周辺の交通(鉄道)事情は何でも知っているので、全て彼におまかせである。本日は、ドレスデンの北東に位置するZittauという街からチェコに入って、チェコ北部のローカル線にひたすら乗りまくるという、かなり過激?な旅のようだ。また、チケットはと言うと、ドレスデン北西部、チェコ北部とポーランドの一部にある公共交通(一部を除く)に有効なEURO-NEISSE-Ticketsというものを利用した。5名まで有効で一日券20ユーロである。まぁ、俺らみたいな集団には、お得過ぎるチケットだなぁ...ともあれ、朝日に輝く草原を見ながら、サンドウィッチで朝食を取る。その後、Zdenekと少しおしゃべりをしながら、流れ行く景色を眺めた。

Zittau手前のEibauという駅でRBを下車。そのままRBに乗っていても良いのだが、少しマニアック?な路線に乗り換えた。やってきたのは、チェコのレールバス。うぉ〜すげぇ〜なんて思いながら、早速乗り込んだ。車内は横幅がかなり広い。新幹線以上に広かったんじゃないかなぁ。また、このレールバスは、ドイツとチェコの田舎を走っているので、乗車中は、ゆったりと時間が流れているような気がした。北海道の大地を行く単行気動車で旅をしているようである。9時にZittau到着。このZittauでは、SLが走っているのだが、ちょうど列車待ちの時間にSLがやってきたので、写真撮影。その後、ホームでパスポートコントロールを受けてから、9時18分発のRBに乗車、一時ポーランドにも侵入しつつ、チェコへ入国した。


Eibauの行き先表示板(左)、チェコのレールバス(右)


ZittauのSL

10時前にLiberecという街に到着、少々買い物をしてから、10時過ぎのチェコ版快速列車に乗車した。この列車が面白くて、一両の気動車が二両の客車を引っ張るというもの。車内はこれまで経験したことがない感じで、「これがチェコの列車かぁ...」なんて一人で感動していた。あと、トイレもすごかった。まぁ、コメントは控えたいと思うが...また、途中で、列車が倒木を踏んだらしく、緊急停車。ほんまかいな、と思っていると、列車が少しバックして、点検の後再出発した。大丈夫なんやろうか...ともあれ、12時頃、Zelezny Brodという駅に到着。すると、ここにもSLがおった!どうも、休日の観光列車?のようである。それに乗りたいなぁと思いつつ、俺らは、後からやってきた快速列車に乗車した。今度は、ディーゼル機関車牽引の客車列車であった。窓の上半分を全開にして、思いっきり風を受けてみる。最近、鉄道車両の窓が空くことが少なくなったので、新鮮な感じである。また、車窓ではチェコの田舎の風景がどんどん流れていく。ひさしぶりに、のんびり旅をする感覚を味わった気がした。Tanvaldという駅で快速を降り、その後、レールバスとバスを乗り継いで、Harrachovという街へ行った。


Liberec発の快速(左)とその車内(右)


快速の最後尾にて(左)、倒木を踏んだらしい...(右)


Zelezny BrodのSL


Zelezny Brodにて


Zelezny Brodから乗車した快速(左)、客車の発電機(右)




世界の車窓から〜チェコの休日〜

Harrachovは小さな街で、保養地という感じ。日本で言う軽井沢といったところか。通りにはペンションやレストランが並んでいた。ドイツ語の表記もあるところを見ると、ドイツ人も結構訪れるのだろう。また、冬はスキーも楽しめるようで、スキーレンタルの店が何軒かあった。気候はドレスデンより涼しいかな。今日は、雲っていたせいもあって、少し肌寒かった。街を歩いていくと、小高い山が見えてくるのだが、そこには何とスキーのジャンプ台があった。もちろん、今は雪がないので、ジャンプを拝見することはできないが、冬になると行なわれるのだろうか?また、ジャンプ台の横にはリフトも整備されていて、山の上まで登れるようである。今回は、リフトに乗る時間はなかったので、ジャンプ台周辺をあるいてから、再び街に戻ってきた。次のバスまで少し時間があったので、停留所近くで軽食タイム。俺は、腹は空いていなかったのだが、チェコのビールを飲んでみたかったので、Gambrinusというビールを飲んでみた。500mlで約60セントと、ドイツに比べれば格安である。やっぱり、チェコって物価が安いなぁ...ビールを飲んで良い感じに酔っ払い、その勢いでバスに乗り込んだ。


Harrachovの街並み(左)、ジャンプ台(右)


ここにも居た!(左)、バスの停留所にて(右)

今日は、睡眠時間がかなり短かったので、この辺りから睡魔との戦いになる。Harrachovを出てから、バスとレールバスを乗り継いで、Smrzovka-Josefuv Dul-Smrzovka-Jablonec n.Nisouと旅は進んでいくのだが、だんだん気持ち良くなってきて、うとうとしていることが多かった。でも、レールバスがカーブにさしかかると、ガツン、ガツンと、車輪をレールに当てながら走っていくので、その度に目を覚ました。本当に、脱線するんじゃないかなぁ、と思えるほどのすごい状態だったのだが、あれで大丈夫なのかなぁ...まぁ、脱線しなかったけど。Jablonec n.Nisou到着後は、Liberecのトラムに乗り換えて中心街へ。ここのトラム車両、外観はドレスデンの古い方のトラム車両に似ている。ただ、起動時の音を聞いていると、駆動はチョッパ制御のDCMのような気がした(ちなみに、ドレスデンの方は抵抗制御)。東京メトロのチョッパ制御車に乗っているようである。Liberecの中心街に到着し、トラムの写真でも撮ろうかなぁ、と思っていると、「列車の時間があるから急いで!」とStefanが言った。しょうがなく、トラムの写真をゆっくり取れないまま、チェコ国鉄の駅へ急ぐ。


レールバス(左)とその車内(右)


レールバスの車窓から


Jablonec n.Nisouにて(左)、Liberecのトラム(右)


Liberecの中心街にて(左)、トラムは一部3線式(右)


トラムの車両基地(左)、Liberec駅(右)


チェコ国鉄のみどりの窓口(左)、回転式の時刻表


Liberec駅のホームにて(左)、Connexの車両(右)

Liberec発6時18分のRBに乗車、途中のZittauで乗り換えて、9時過ぎにDresden Hbfに到着した。もう、Zittauからの列車の中では、ほとんど寝ていた。さすがに、睡眠時間3時間半では耐えられなかったらしい。Hbf到着後、ホームでStefan達と分かれ一服してから帰宅。長い旅の終わりである。






Zittauにて


12.06.05(Sonntag)
昨晩、夕食後、ベッドでうとうとしてしまい、気がついたら3時を回っていた。シャワーを浴びて、5時に就寝したのだが、起きたら昼の2時半だった。やはり、相当疲れていたらしい。とりあえず、昼飯を食って、メールの処理。それからは、ひたすら日記に載せる写真の整理。夕食を挟んで、11時頃まで作業した。


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