| 05.09.05(Montag) | |
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最近、ビールでも飲まないと、うまく夜寝付けない。この奮闘記もとうとう50週目に入り、帰国がどんどん迫ってきている。しかも、毎日がすこいスピードで終わってしまう。そんな日々の中で、よく分からない焦りが出てきているのだ。その焦りを紛らわそうと、毎晩ビールを飲んでしまうわけだが...そんなことをしたって、時が止まるわけでもないのにな... 9時過ぎに出社、午前中は、東大復学の際に必要な書類の準備を終えた。これで、帰国の準備の第一関門突破という感じである。昼過ぎ、その書類を郵送してから、Wasaplatzのアジアンショップで昼食。あぁ、ここにはあと何回来れるかなぁ...午後は、先日マーティンに渡された文献をひたすら読んだ。(連立方程式の係数行列としての)行列の性質を示すCondition Numberというものの存在を初めて知った。どうも、(計算機による数値計算で)連立方程式の解の正確さ(or解が求められるか)を判定する指標の一つらしい。今日は、「ふ〜ん、そんな評価量もあるのかぁ...」なんてことを考えただけだったが、まぁ、徐々にその中身を考えていこう。 スーパーで買い物をしてから、6時頃帰宅。どうも、10月のイタリア出張の手続きで、書類作成上の問題が挙がっていたので(その根源は俺だったりするのだが...)、1時間半ほどメール処理をした。その後、昨日作った煮物の残りで夕食を取った。 | |
| 06.09.05(Dienstag) | |
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今日は、9時前に出社。コーヒーブレイクの後、午前中はひたすら文献を読んで、一応一通り読み終えた。昼食の後、読んだ内容を整理しながら、これをどうやって応用していくかを少し考えた。根本的に、今回の文献の内容は、(基本波ではない)高調波分の解析用で、電力計算を行なっているこちらの目的とは異なっている。しかし、多くの節点を含む回路(大きな連立方程式)の計算には有効なようなので、この点は考慮しなければいけない。あと、この文献の内容を採用するにあたっては、回路の取り扱い方を改めて検討しなければならないな。また、マーティンとディスカッションしながら、仕事を進めていくことにしよう。 4時半前に退社。今日は、Dresden Neustadt駅での"World Press Photo"展示の最終日であることを看板で知ったので、せっかくなので行ってみた。"World Press Photo"は、以前にも、Berlin Friedlichstr.駅でであったが、今回はその続編?だったようだ。相変わらず、衝撃的な写真もあったが、心和む作品も多かった。一番酷いと思ったのは、口が開かないように数ヶ所を糸で縫われた男性の写真。一体、何のために、こんなことをされたのか...これとは対照的に、ある民族の女性たちが、サッカーを楽しんでいる写真は、何の変哲も写真だったが、何故か心が和んだ。 ![]() "World Press Photo"(左)、サッカーを楽しむ女性陣(右) 駅のスーパーで買い物をしてから、トラムで帰宅。すると、今回の旅の途中のBonnでお世話になったナタリが遊びにきていた。せっかくなので、Shashankと一緒にドレスデンの街を散策。寮から出発し、Prager Strasse、Altmarktを抜け、Theaterplatzに寄ってから、Nestaedter Marktを抜けて、Albertplatzからトラムで帰宅した。 ![]() 夕暮れのSemper Oper(左)、Zwinger宮殿の中庭ではコンサートが!(右) | |
| 07.09.05(Mittwoch) | |
今朝は、7時半頃起床。朝食を取りながらメールを読んでいたら、明日到着予定の東大の同僚にトラブルが発生した模様であった。と言っても、僕に何ができるというわけではないのだが、とりあえず緊急時の連絡先だけメールをしてから、IFBに出社した。 ![]() Sonderfahrt(左)、真っ黒なLokoが!(右) 今日は、先日より読んでいる文献の関係で、伝送回路の勉強をした。何か、東大の授業でやったような記憶があるが、よく分からないままテストを受けたような気がするし、もちろん、詳しい内容を理解できるはずもはなったので、WEBで良さそうなページを探して勉強した。なるほどね...分布定数回路の伝送行列って、こうやって導出するのか...などと、伝送回路の超基本的な内容を読みながら、マーティンにもらった文献とにらめっこした。 5時前に退社して、スーパーへ行く。即席Zucchinireisというのが目に止まったので、それに挑戦してみた。作り方は簡単で、Zucchiniを軽く炒めてから、米と水と即席の粉を入れて、20分ほど煮込む。最後の仕上げにチーズを乗せる。味に自信はなかったが、とりあえず食べてみた。すると、結構いけるではないか。あっと言う間に、フライパン一杯Zucchinireisがなくなった。う〜ん、また作ってみよう。 夕食後、少しメールの処理をしてから、昨日ドレスデンにやってきたナタリとおしゃべり。ナタリは、現在アパートに住んでいるのだが、学生寮に移りたいと言ってた。学生寮での生活は楽しそう、だそうだ。俺も同意見。特に、うちの寮には、海外からの学生が多くいて、いろんな国の人と知り合いになれる。学生寮の魅力の一つだろうな。しかし、そんな寮とももう少しでお別れだが...彼女は、明日、ShashankとBerlinへ行くそうな。 | |
| 08.09.05(Donnerstag) | |
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昨晩、少し夜更しをしてしまったせいで、本日は8時半起床。朝飯を食ってから、SバーンでIFBへ...と思ったのだが、かなり遅れて列車がやってきた。これだったら、トラムの方が良かったかなぁ...しかし、昨日もそうだったが、最近、Hbf周辺の線路工事の影響で、Hbf発車のSバーンのダイヤが慢性的に乱れている。昨日は、Berlin方面のECまで巻き添えになってたみたいだし。もう少し何とかならんかね... 10時前に出社してから、マーティンにもらった文献の内容を、自分の頭の中で整理してみた。そして、午後には、それを以ってマーティンとディスカッションをした。文献の内容に関しては、おおよそ互いの意見が一致したものの、それをIFBのシミュレーションプログラムに応用できるかどうかに関しては、もう少し考えないといけないようだ。 5時半過ぎに退社し、スーパーに寄ってから帰宅した。今晩のメニューはブロッコリーのグラタン。緑野菜をしっかり摂ったし、結構うまかったので、今日の評価も上々である。 | |
| 09.09.05(Freitag) | |
| (同僚の誕生日パーティーのため運休) | |
| 10.09.05(Sonnabend) | |
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昨晩は、同僚の誕生会に出席していたので、帰宅したのは1時過ぎだった。それから、シャワーを浴びて就寝したのだが、起床したらすでに昼の1時を回っていた。とりあえず、洗濯機に溜っていた衣類を放り込んでから、遅めの昼食を取る。その後、スーパーでペットボトルを返却してから、Dresden Neustadt駅のBurger Kingへ。シェイクを飲みながら、1時間ほどかけて「新・忠臣蔵」を読破した。これまでの人生で、これだけ長い歴史書を読んだのは初めてだったが、とても面白かった。 帰宅後、牛丼と味噌汁で夕食を取ってから、先週末のハイキングの写真を整理。その後、文章の打ち込みもやろうと思ったのだが、何となく気が乗らないので、今晩は止めることにした。 | |
| 11.09.05(Sonntag) | |
今日は、先週の続きでMeissen付近のハイキングへ行こうとSバーンに乗ったのだが、Radebeul Ost駅にあるLoessnitzgrundbahnの敷地でフェスティバルが開催されていたので、途中下車した。構内では、小型の蒸気機関車とおもちゃみたいなディーゼル機関車が、ヤードに留めてある客車や貨車を入れたり出したりしながら、観客の前を行ったり来たりしていた。また、ヤードの奥の方へも行くことができ、車庫に留めてある蒸気機関車や、建築限界を測定する車両なんかも見学することもできる。線路横の敷地では多くの売店が並び、鉄道グッズやお菓子を販売していたが、あまり気に入った商品はなかったなぁ。結局、1時間ほどフェスティバルを見学してから、Meissen方面のSバーンに乗車した。 ![]() 小型の蒸気機関車(左)とおもちゃみたいなディーゼル機関車(右) ![]() 車庫とヤードの蒸気機関車 ![]() 建築限界測定車?(左)、蒸気機関車の給水塔?(右) ![]() ヤードから駅構内を見る(左)、人気者(右) Meissenには昼前に到着した。Elbe川沿いのハイキング道へ出る。Meissenの街並みを後ろに見ながら川沿いに歩いていくのだが、しばらくすると、ハイキング道は山の方へと入っていく。小径を抜け、ぶどう畑の横を通って、木漏れ日に映し出される山道を登っていくと、Juchhoeheの高台に出た。そこの展望台は北側を向いており、大聖堂を中心としたMeissenの街が一望できる。持ってきたドリンクを飲みながら、少し休憩を入れることにした。 ![]() Meissenの街を見る(左)、小径を抜けて...(右) ![]() ぶどう畑(左)、田舎の風景(右) ![]() Juchhoeheから見るMeissenの街 Juchhoeheから山道を少し歩くと、舗装された道路へ出る。小さな集落を抜け、小さなオープンカフェの横を通って歩いて行くと、本日のハイキングコースの最南端、Boselspitzeの高台へと出た。Boselspitzeからは、Elbe川とSoernewitzの街並みを見渡すことができる。ちょうど、Soernewitzの広場では小さなフェスティバルが開催されており、祭の音楽が風に乗って流れてきていた。ちょうどいい具合に腹が減ってきたので、展望台の石垣に腰を下ろし、持ってきたサンドウィッチとバナナで昼食を取る。美しい景色を見ながら取る食事は最高の贅沢である。 ![]() 森を抜ける山道(左)、Boselspitzeへ続く...(右) ![]() Boselspitzeからの景色 Boselspitzeをあとにし、山道をどんどん下っていく。途中、TU Dresdenの植物園?を見つけたのだが、ここで一体何を研究しているのかなぁ?山道を下り切り、Elbstaedterouteへ。途中、Zaschendorfという村を通ったのだが、ここで少し道に迷い、村の中を行ったり来たりしていた。それでも、何とかハイキング道へ復帰し、一路Weinboehlaを目指す。りんご畑の横を通り、DBの線路を渡って、どんどん歩いて行くのだが、この辺りは、広大な畑の間に一本の道が存在するだけである。時折、散歩中の夫婦や、サイクリング中の家族連れとすれ違うだけで、風の音だけが耳に入ってくる。いつの間にか、天気が晴れから曇へと変わり、空は今にも泣き出しそうだ。雨が降ってはいけないと思い、少し歩くスピードを上げて、Weinboehlaへの道を急いだ。 ![]() Zaschendorfにて(左)、DBの線路とクロス(右) ![]() 畑の間を貫く道 DBのWeinboehlaは、ローカル列車だけが止まる小さな駅である。駅に到着すると間もなく、Dresden方面のREがやって来たので、それに乗車してCoswigへ。CoswigでSバーンに乗り換えて、Dresden Hbfまで帰ってきた。 ![]() Weinboehla駅(左)、Coswigにて(右) | |