| 19.09.05(Montag) | |
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今日の昼食は、IFB同僚とのお別れパーティーであった。ドイツでは、出ていく方がパーティーの準備をするのが普通なので、今回のパーティーは俺が準備した。 6時半起床。朝飯食ってから、昨晩作ったChili con Carneを両手に持って、IFBに出社した。とりあえず、Geschenkの準備を整えてから、バスに乗って、日本人の知り合いに炊飯器を借りに行った。その後、IFBに戻ってから、手巻寿司用のご飯を炊く。炊きたてのご飯がうまく寿司酢と混ざってくれたので、一安心である。その後、マーティンと買い物、パンや果物を調達した。その後、大急ぎで会場の準備をした。マーティンとオラフが手伝ってくれたので、とても助かった。 12時半頃?パーティ開始。最初に俺が挨拶してから、シュテファン教授からお言葉をいただく。その後は、いつものブレイクのように食事を楽しんだ。今日のメニューは、Chili con Carneとパン、サーモンときゅうりの手巻寿司、それから、デザートのぶどうであった。手巻寿司は好評?だったと見え、5合の酢飯はあっという間になくなった。良かった。 パーティの後、シュテファン教授の部屋へ。教授曰く、どうも、会社からお給料が出るようで、その受け取り方法に関する打ち合わせだった。う〜ん、俺は自由気ままに留学生活を楽しんだだけで、なぜ給料が出るのか分からないが...まぁ、もらっておくことにしよう。それから、部屋を出る時、教授から「これからはArndと呼べ」と言われた。これは、かなり嬉しいことである。一年間の留学を通して、本当に親しくなれた結果であろう。 その後、パーティの後片付けをしてから、Sバーンで帰宅。疲れていたようで、4時間ほど眠ってしまった。その後、パーティーで残ったChili con Carneで軽めの夕食を取った。 | |
| 20.09.05(Dienstag) | |
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7時過ぎに起床。朝飯食って、一服してから、出勤しようと廊下を歩いていると、Dortmundに行っていたプスパが帰ってきた。久しぶりの再会である。どうも、今回は一時的にDresdenに帰ってきただけのようだったが、元気そうであった。 9時前に出社。午前中は、メール処理やら10月の学会に関する手続きなど。また、昼休みにDresdner Bankへ行って、銀行口座を解約してきた。複雑な手続きが必要かと思っていたが、書類にサインをしただけで、あっさりと終わってしまった。 昼食を取った後、IFBへ戻った。午後は、先日より悩んでいる、多線式伝送回路の基本行列要素の求め方について、あれこれ考えていた。2端子対回路の場合は、要素の求め方が物理的な解釈と一致して分かり易いのだが、それをどうやって多線式回路に拡張すれば良いのかなぁ...う〜ん、もう少し考えないと... 帰宅後、洗濯を済ましてから、のりたまのり巻きとみそ汁で夕食を取った。こういう素朴な日本食をく食うと、何だか泣けてくる。やっぱり、俺は日本人だったか... | |
| 21.09.05(Mittwoch) | |
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今朝は、朝飯食ってから、部屋でメール処理をして、9時過ぎにIFBへ出社した。今日も、一日中、基本行列要素の求め方について考えていたのだが、入力/出力端の電圧/電流をベクトルとしてとらえ、適当な入力を与えることによって、行列の要素を決定すれば良さそうだ。しかし、この「適当な」入力に関しては、きちんと考える必要がありそうだ。明日は、IFBでの仕事の最終日。午前中考えたことを紙にまとめて、午後マーティンと議論をしよう。それで、IFBでの俺の仕事はひとまず終了である。 3時半過ぎにIFBを退社し、知り合いの研究室に寄って炊飯器を返却。その後、Dresden初日にお世話になったゲストハウスの前を歩いた。もう、今となっては、Dresdenは庭みたいなものだが、初日の不安な気持ちは一生忘れないだろうな。その後、スーパーに寄ってから帰宅した。 帰宅後、メール処理をしてから、夕食を取った。メニューは、昨日同様のり巻きだったが、おかかごはんとサーモンを具にしてみた。もう、言うことなし。すごくうまかった。 | |
| 22.09.05(Donnerstag) | |
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今日は、9時過ぎに出勤。午前中は、マーティンとの最終ディスカッションのための資料作成。昼食後、作成した資料を見直して、4時のおやつの後、マーティンとディスカッションした。これで、マーティンから与えられた課題は全て終了。ついでに、マーティンが明日から休暇に入るということのなので、実質的にIFBでの全ての仕事が終了した。Dresdenに来た当初は、IFBでどんな作業をするのか全く見当もつかなかったが、こうやって一年間の作業を終えてみると、結構充実していたと感じるのであった。 5時過ぎに退社、スーパーで買い物をしてから帰宅した。その後、久々にホームページを更新してから、夕食を取った。 明日は、いよいよIFB最終出勤日である。 | |
| 23.09.05(Freitag) | |
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昨晩、また飲んでしまったので、起きたら8時過ぎだった。朝飯食って、9時過ぎにIFBに出勤。最終日だが、いつもと変わらず、コーヒーブレイクを楽しんでから、午前中はひたすら机の上の荷物を片付けた。昼過ぎになり、パソコンのデータをCDにコピーして全ての作業が終了、皆の部屋を回って、一人ずつ挨拶を交わす。最後に、シュテファン教授の部屋行ってお礼を言ってから、一年間お世話になったIFBをあとにした。 IFBの前の道を歩きながら、いろいろ考えた。始めてこの道を通った時は、シュテファン教授の車だったな。冬の寒い日、冷たい風に頬を痛めながら歩いたな。夏の暑い日は、出勤時間帯から暑かった。そして、今日は、何だか分からないけど、とても感動していた。IFBの人々はとても明るく優しくて、この一年間、とても楽しい時間を過ごすことができた。 Wasaplatzのアジアンショップで遅めの昼食を取ってから、トラムで帰宅。その後、2時間ほどベッドでうとうとしてから、夕飯の買い物へ。Zucchinireisで夕食を取ってから、プスパと少しおしゃべり。明日は、彼とShashankとでハイキングに行く予定である。とても楽しみだ。 | |
| 24.09.05(Sonnabend) | |
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今日は、PushpaとShashankとでハイキングに行ってきた。 朝、KoenigsteinまでのSバーンに乗るためHbfまで行ったのだが、ホームに上がってから地図を忘れたことに気づいた。しかし、まぁ、何とかなるかなぁ、なんて3人で話して、地図なしで出かけることになった。10時頃、Koenigsteinに到着し、街中を抜けてハイキング道へ入る。急な坂道を登り、車道を少し歩いてから、Pfaffensteinへと続く農道へと出た。天気は快晴、左にPfaffendorfの街並みを見て、後ろにLiliensteinとFestung Koenigsteinを眺めながら、足を進めていく。 ![]() Koenigsteinの街並み(左)、遠くに見えるLilienstein(右) ![]() Festung Koenigsteinを後ろに見る(左)、Pfaffensdorfの街並み(右) Phaffensteinへの登りに入ると、頂上へと向かう急な階段が続く。途中で何度か休憩を入れながら、木々と岩に囲まれた空間を登っていくと 、Goldschmidthoehleの展望台に到着した。展望台では、多くの人がビールを飲んだりサンドウィッチを頬張ったりしながら、眼下に広がる絶景を楽しんでいる。俺らも、持ってきた果物やお菓子を食ったり、ジュースや水を飲んだりしながら、その景色に見入っていた。小休憩の後、岩の中央付近にあるカフェの横を通って、岩の南側へ。ここには、Saechsische Schweizの有名な岩の一つであるBabarineがある。少し危なかったが、岩の上を渡り歩いてBabarineの近くまで行き、せっかくなので記念撮影ということになった。 ![]() Phaffensteinの頂上へ続く階段(左)、階段の途中にて(右) ![]() ![]() Phaffensteinの展望台にて ![]() Phaffensteinの頂上にあるカフェ(左)、Babarineとツーショット(右) 来た道を少し戻り、カフェの正面の道を通ってPfaffensteinから下りていく。ハイキング道は、そのまま森の中を抜ける平坦な道へとつながっていく。PushpaとShashankが前を歩き、少し遅れて俺が続く。晴れの日、森の中を歩くのはとても気持ちが良い。心地よい木漏れ日を体に感じながら足を進める。途中、ハイキング道から少し入ったところに、ちょうど良い草原を見つけたので、そこで昼食を取ることにした。Pfaffensteinで食べたぶどうの残り、今朝作ったサンドウィッチ、3人とも思い思いの物を食べ、それから、太陽の光が降り注ぐ芝生に寝転んだ。心地よいそよ風が頬を撫でていく、昼下がりのひとときである。 ![]() Phaffensteinから下りる途中で ![]() 岩のベンチにて(左)、森の中を歩く(右) ![]() 草原にて昼食休憩(左)、Papststeinが見えてきた(右) 昼食休憩を終えて、また歩き始める。しばらく行くと、ハイキング道は森を抜け、車道へと出る。北東へ向かって車道を1km位歩くと、Papststeinの看板が目に入ってくる。車道から離れ草原を突っ切ると、今日の第二の目的地であるPapststeinが姿を現した。その頂上へ向かう山道へ入り、途中から始まる長い階段を登っていく。途中、隣の岩でロッククライミングを楽しんでいるグループを発見。2つの岩の間にロープを渡して、「人間ロープウェー」?を楽しんでいた。すげぇ、こんなの初めて見た。その後、しばらく階段を登っていくと、Papststeinの北側展望台に到着。そこからは、辺りの岩山が一望でき、すばらしい眺めを楽しむことができる。また、そこから少し岩山の上を歩くと、南側展望台へとつながる。南側展望台でPapstdorfののどかな景色が広がる。西からの日光に照らされ、草原が美しく輝く。こんな景色、もう見ることができないかもしれない、なんて考えていると、その場所から遠ざかることがとても悲しかった。 ![]() Papststein北側展望台にて ![]() Papststein南側展望台からの景色 Papststeinの山道を下って行くと、道が2つに別れる。ベンチで話しをしているおばちゃんにBad Schandau方向の道を尋ね、北側の道へを進む。道は大きくカーブしているのだが、草原を突っ切って距離を縮める。森の端に沿って歩いていくと、小さな集落へと入った。さっき道を尋ねたおばちゃんが声をかけてくれる。この道で正解だったようだ。ハイキング道は、街中から農道へとつながり、とうもろこし畑の横を通っていく。夕方の田舎道、夕日に照らされるとうもろこし畑を眺めながら歩いていると、なぜか哀愁を感じてしまう。この場所は故郷でもなんでもないのに、とても懐かしく、そして、切なくなるのであった。 ![]() 草原に立つ一本の木(左)、田舎道を行く(右) ![]() 哀愁を感じる夕暮れ 田舎道を下っていくと、Bad Schandauへと続く車道へと出た。Schoena方面のSバーンが走っていく。駅に到着してほどなくすると、Dresden方面の列車がやってきた。 | |
| 25.09.05(Sonntag) | |
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昨晩、ハイキングで?相当疲れていたらしく、シャワーを浴びる前に寝てしまった。今朝は、9時過ぎに起床したが、とりあえずシャワーを浴びてから、朝食を取った。その後、メール処理などをしていたのだが、どうにも眠くてしょうがなかったので、少しだけ横になることに...と思っていたのだが、気が付いたら3時を回っていた。インターネットをしながら、そこら辺にあるものを摘んで腹に入れる。4時過ぎになり、プスパとGrosser Gartenに行く約束をしていたので、ローラーブレードを持って出撃した。休日のGrosser Gartenは、とりあえず人が多い。考えてみると、休日に来るのは初めてだったなぁ...プスパと交替でローラーブレードを楽しんだ。やはり、広い空間で走行するのは良いものである。これが最後の滑走になるかと思うと少し淋しいが、最後にプスパとの良い思い出ができたような気がした。 6時半に帰宅。その後、休む間もなく寮を飛び出し、トラムで同僚Jochenの家へ向かった。Pohlandplatzの停留所でJochenと息子のPeterに迎えられ、歩いて彼の家へ向かう。今日は、俺が日本から輸入した500系新幹線の模型の受け渡しと、Jochenの鉄道模型ジオラマでの試運転のため、彼の家を訪れたわけだ。部屋に入ると、とりあえずビールが出てきて、彼のご自慢の車両が走行。それから、いよいよ500系新幹線の走行となったわけだが...どうも、カーブ半径が小さ過ぎて、いろいろな部分に接触してしまったので、周回走行は断念。その代わり、接触しない部分で、行ったり来たりを繰り返した。しかし、日本の新幹線の模型は珍しいようで、Peterは目を輝かせていた。 走行試験が終わり、Jochenとベランダで煙草をふかした。その後は、古い路面電車の自作キットを見せてもらったり、Jochenの学位論文の話しなど。Jochenの学位論文は、電気自動車用の直列接続されたバッテリーの制御に関するものであった。IGBTを使ったStromrichterなんかも出てたなぁ。結局、11時前までJochen宅に滞在して、トラムで帰宅した。 | |