FRP実験(その1)
| ちょっとした実験をしてみました^^ FRP工作においてメス型から製品を作る場合、 ポリビニールアルコール(Poly Vinyl Alcohol:略してPVA.)という物が登場します。 これは型からFRPが剥がれ易くする為に剥離材として使われている様です。 その他にはWAXが使われています。 順番としては、メス型→PVA→ゲルコート層と形成していく訳ですが 今回は中間に塗布するPVAについての実験です。 今回なぜこの実験をするかと言うと、とりあえずPVAとはどういう物なのか? これを使うことによりどういう具合に剥離するのか? という挑戦欲からです(笑) しかし、私がいつも資材を購入しているホームセンターにはPVAが置いていなく 通販で買うと製品代+送料がかかってしまい実験だけの為にはちょっとでした。 そこでネット上で "PVA 又は ポリビニールアルコール" と検索すると 「洗濯のり」にたどり着きました。 剥離に使うPVA=洗濯のり??? と疑問が出てきます。 もし洗濯のりで出来るならとっても手軽!!! とまあバカな発想ですが、洗濯のりは身近にあるしポリエステル樹脂もあるので実験してみました(笑) 結果はどうあれこういう事はとても楽しいもんです(笑) どういう具合になるかは下記を見てくださいね! |
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用意したものは洗剤のアタック!適度にRが付いて大きさ的にもバッチリ!捨てられる寸前の彼をゴミ箱から助け出しました^^ |
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容器を半分に切り、プラスチック板の上に固定します。剥離材としての効果を試すだけなので表側をマスキングテープで固定しました。本来ならば表側にマスキングテープ等の固定材は出ないようにしなくてはいけません。このプラスチック板がフランジとしての役割を果たします。 |
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合成せんたくのり!「PVA」と表示されています。 |
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裏側にも「ポリビニールアルコール」と表示されています。 |
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固定した容器の表面に「洗濯のり」を塗ります。小さな刷毛が無かったので指で塗ってしまいました(汗)通常だと刷毛又はスポンジで塗ります。塗り重ね回数は3回、これで表面には薄い膜が出来るはず???(汗) |
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乾燥後にポリエステル樹脂でゲルコート層を作り上げます。このゲルコート層というのは製品事態を保護する役割があるようです。カーボンアイライン製作時に単に綺麗になるからという理由で表面に塗っていたのがゲルコートだったかもしれません・・・。本来ならばゲルコートと言う塗料があるようですが、私はポリエステル樹脂で代用しています。まだまだ勉強不足(汗) |
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表面がゲル化してからガラスクロスを1プライ。空気が入らないように丁寧に! |
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続きましてガラスマットを1プライ。今回初めてガラスマットを使用しました。数センチのガラス繊維の束を無方向に積み重ねマット状にしています。樹脂を多めに付けないとうまく張り付かない!ガラスクロスに比べ経済的ではあります。 |
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予め切り出しておいた木板を付けます。長方形に切断後、容器のRに合わせジグソーで切り欠いています。ガラスマットで木板を固定。剥離材としての効果を試すだけならこの補強はいらない??? |
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いよいよ剥離作業です^^へらを差込み少しずつ剥離していきます。容器には溶剤の付着も無く綺麗な状態です。もうこの状態で成功ですね! |
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洗濯のりの残りもありません。 |
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メス型の表面には薄いのりの膜が出来ています。撮影の為に剥がして見ましたが元はのりなので水で洗い流せます。 |
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水で綺麗に洗い流しました。表面はカチカチのツルツルでメス型としての役割を十分果たせそうです。メス型として利用する場合は液体コンパウンドで表面を均し洗濯のりを塗布後、通常のFRP作成手順を行うだけです! |
| 以上で今回の実験は終了です(笑) 何気なく調べていたPVAですが家庭用の洗濯のりで代用出来そうです。 PVA(ポリビニールアルコール)=洗濯のり??? 疑問は残りますが教えてくれる先生もいないし、勝手に結論付ける事も出来ないです(汗) ただ型用として販売されているPVAは青色等に着色されています。 どの範囲まで塗ったか? と分かる点では市販品の方が使いやすいかもしれませんね! 「絵の具を混ぜて使うとどうなる???」 の疑問が沸いてきました^^ この疑問についてはまたいつか!!! |