| トレド・街角の表情 | ||||
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表紙
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壁は剥がれ落ち、電気の配線は全て丸出し。 けれども花は、いたるところで咲き乱れ、
普段はこんなアパートが、
日曜日の昼下がり、 今にも崩れ落ちそうな僧院前に、古いルノーが止めてあることも あります。
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ぼろぼろの路地に、なんともいえない味わいのあるトレド。 そんな街角の表情をお伝えします。
祭りの日には、街中が、花と光に包まれるのです。
聖体祭の夜、妖変したり。
パティオには、とびきりかわいい井戸もあったり。 昔の人は、左下にある陶器の水筒を高く上にかざし、流れ落ちる水やワインを口で受け止めていました。 今でもパーティーでは、「さあ、飲め!」と、ガラスの水筒を差し出し客人をもてなす悪戯好きな主人もいます。 井戸のうしろのタイルも骨董です。 アラブ人の持つ釉薬の技術はすばらしく、深く味わいのある緑色など、いまではもう出すことのできない輝きを持つといわれています。
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