数学B2006年 [1] (1) u=a*x/(x^2+y^2),v=b*y/(x^2+y^2) とおくと、f(x,y)が正則であるためにはu,vが共に連続な偏導関数を持ち、コーシーリーマンの方程式 δu/δx=δv/δyー@ δv/δx=-δu/δyーA を満たせばよい。 δu/δx=a*(y^2-x^2)/(x^2+y^2)^2 δv/δy=b*(x^2-y^2)/(x^2+y^2)^2 δv/δx=-2*b*x*y/(x^2+y^2)^2 δu/δy=-2*a*x*y/(x^2+y^2)^2 で、これらは連続なので @⇔(a+b)*y^2=(a+b)*x^2ー@’ A⇔a*x*y=-b*x*yーA’ @’、A’が任意のx、yについて成り立つので a=-b (2) z=x+i*yより x=z-i*y なので(1)より f(x,y)=a(z-i*y)/{(z-i*y)^2+y^2}-a*y*i/{(z-i*y)^2+y^2} =a(z-2*i*y)/z^2-2*i*z*y =a/z [2] (1)マセマ154ページ参照 (2) 曲線C_2を媒介変数表示すると z(t)=exp(-i*t)+1(pi<=t<=3/2*pi) となるので(zの共役複素数をvar(z)と表すと) var(z)=exp(i*t)+1 で dz/dt=-i*exp(-i*t)なので I_2=integral{pi→3/2*pi}{(exp(i*t)+1)(-i*exp(-i*t))}dt =1+i*(1-pi/2) [3] f(z)=z^nとおくとf(z)は|z-1|=1において正則なのでグルサの定理より 与式=2*pi*i/(n-1)!*f_(n-1)(1) (ここでf_(n-1)(1)はfを(n-1)回微分したものに1を代入したものを表すことにする) ここでf(z)を(n-1)回微分すると n!*z となるので 与式=2*pi*i*n!/(n-1)! =2*pi*i*n となる。 [4] (1) 1+z^4=0とおき、z=r*exp(i*theta)とおくと r^4*exp(4*i*theta)=exp(i*(pi+2*n*pi)) よってr=1,theta=pi(2*n+1)/4で、このうち上半平面にあるのは、n=0,n=1の時。 n=0の時exp(i*pi/4)=1/sqrt(2)+i/sqrt(2) n=1の時exp(3*i*pi/4)=-1/sqrt(2)+i/sqrt(2) (2) z=1/sqrt(2)+i/sqrt(2)とz=-1/sqrt(2)+i/sqrt(2)における留数は a=Res{f(z)}_(z=1/sqrt(2)+i/sqrt(2))=1/{2*(-sqrt(2)+sqrt(2)*i) b=Res{f(z)}_(z=-1/sqrt(2)+i/sqrt(2))=1/{2*(sqrt(2)+sqrt(2)*i) なので 与式=2*pi*i*(a+b) =sqrt(2)*pi/2 なおこの解答はかなり不完全です。 詳しくはマセマの235〜238辺りを見てください。