英国便り from 出見世先生


ココでは出見世先生より届いたメールや写真なんかをご紹介しております。


英国便り Vol.13〈12月7日〉

 出見世ゼミの皆さん、お元気ですか。
 12月に入り、ホームページの壁紙もクリスマス仕様になりましたが、こちらでもクリスマスの飾りつけが行なわれています。我が家にも小さなクリスマスツリーを置きました。英国では、新年よりもクリスマスの方が盛大に祝われますので、1月までツリーを出しておいてもよいようです。ツリーの下には、クリスマス・プレゼントが置かれます。プレゼントを入れるための大きな靴下も売られていますが、きれいに包装したものにメッセージ・タグを付けて、12月25日まで並べておくそうです。小売店では、日本のようにきちんと包装してくれることはありませんので、自分達で包装紙を購入し包むことになります。クリスマス・プレゼントは、大人から子供に対して贈られるばかりでなく、大人同士でも贈られます。12月24日は、日本ではクリスマス・イブとして、クリスマスよりもにぎやかなような気がしますが、こちらでは、25日のための準備の日です。クリスマスのお昼に、親戚などが集まり、パーティーが行なわれ、ツリーの下に置かれたプレゼントを開けることになります。
25日は、祝日で、お店も閉まります。交通機関にも影響が出るそうです。
 クリスマス・パーティーは、11月の終わりごろから行なわれているようで、テレビのニュースでもお酒によるトラブルが紹介され、飲酒運転に対する取締も強化されています。私の家の近くの地下鉄の駅は、悪質な酔っ払いのために券売機などが壊され、ほぼ終日駅が閉鎖されました。英国の職場でも、クリスマス・パーティーは行なわれ、日本の忘年会のような一面がありそうです。そのときばかりは、上司に対する不満を直接言えるのだそうです。先日、今年2回目になる英国在住の明大卒業生の集まりに出席しました。場所は、シティの中のパブでしたが、パブには店からあふれんばかりのお客さんがいました。セントメリーズ大学は、ロンドンの郊外にありますし、現在住んでいるアクトンは住宅街ですので、こうした光景を目にすることはなかったので少々驚き、一瞬店に入るのを躊躇してしまったほどです。
 シティは、ロンドンの金融の中心、世界の金融の中心といってもよいところですが、イングランド銀行やロンドン証券取引所などがあり、日本で言うと兜町、日本橋、大手町を足したところになるでしょうか。シティには、ロンドンの街には珍しく高層ビルが多数ありますが、最近では、新しい金融街としてカナリーワーフへ移る企業も出ているそうです。カナリーワーフの方は、ニューヨークのマンハッタンのような趣があるようです。こうしたビジネスマンが大勢集まるところですから、クリスマス・パーティーも盛んに行なわれているのでしょう。
 さて、今回の集まりには、写真にあるように、OBの方が手作りされた紫紺の旗が掲げられました。校旗や校章というのは、その学校に帰属することを意味する象徴としての役割を果しています。会の終わりに、「おぉ明治」を歌ったのはいうまでもありませんが、幹事の方は紫紺と白の横縞のラガーシャツで「天下に冠たる明治大学」とエールを切りました。出見世ゼミの皆さんには、こうした光景を、どのように思われますか。私や水村先生の属している中村瑞穂先生のゼミナールのOB・OG会には、「ゼミ旗」といわれる旗があり、ゼミのバッチがあり、会の終わりに、「おぉ明治」を歌い、OBの方がエールを切ることもよく行なわれました。CDなどを使わずに、アカペラで校歌を歌うのが当たり前のようになされていたときもあります。ただ、こうしたやり方を出見世ゼミで行なうかどうかは、全く別の問題です。OB・OG会とは言わずに新年会として集まりを行なうのも、各期の名簿係を中心として新年会等の連絡が行なわれることも、私自身の経験から導き出されたものです。ご存知でない方もいらっしゃるので紹介しますが、5期生は、ゼミのオリジナルTシャツを作ってくれました。現在は、5期ですから、10期、20期になる頃には、様々な面で改善が必要だとは思いますが、今しばらく、現在の方向で展開したいと思います。私自身は、ロンドンにいるので、来年の新年会に出席することはできませんが、何らかの形でこちらでの活動を報告しますので、ご期待ください。