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私たちの税金が、インドネシアの人たちを苦しめています。
1996年、日本からのODA(政府開発援助)約312億円で、日本企業によってインドネシア・コトパンジャンダムが建設されました。そのため、約5000世帯、23000人の家や農地が奪われました。強制移住先は、水も手に入らないほどの不毛な土地です。農業ができなくなり、住民たちは、満足な食事もできない、子どもたちは学校をやめざるをえない、などといった生活を強いられています。私たちの税金や郵便貯金などから拠出されたODAが住民のためになるどころか、逆に住民たちを苦しめているのです。
利権のためのダム建設―発電量は計画のたった15%
コトパンジャンダムは、インドネシア・スマトラ島中部のほぼ赤道直下にある、高さ58m・堤長258mの水力発電ダムで、水没面積は、124平方Kmです。
完成後5年以上が経ちますが、発電量は当初計画の15%、フル稼働したのはたったの5日間です。日本とインドネシアの政治家・官僚、ゼネコン・コンサルタント会社の利権のために、架空の電力需要見込みによって建設されたダムだからです。
外務省は、こんなダムを「環境・人権に配慮したODAのモデルケース」と宣伝しています。
豊かな自然を破壊―ゾウ・虎・バク・熊・猿たちが餓死、魚も大量死
ダム建設の結果、貯水池内の樹木が腐食して水質が悪化、魚が大量死するという問題がおきています。浅水域には、ボウフラが大量発生し、マラリアの大流行が懸念されています。水没地から追い出されたスマトラ象・スマトラ虎・バク・熊・猿などは餌が得られずにほとんどが餓死しました。
日本政府・インドネシア政府を相手どって提訴。地元住民と動物たちが原告
2002年9月5日、被害者住民3861名は、日本政府・JBIC・JICA・東電設計を相手にダムの撤去-原状回復と損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。
さらに、2003年3月28日、被害者住民4535人が追加提訴を行い、原告合計は、被害者住民の成人の過半数8396人となりました。また、スマトラ象・スマトラ虎・マレーバク各個体群を含む自然生態系(代表者WALHI[インドネシア環境フォーラム])も原告に加わり、「自然の権利訴訟」という側面も加わりました。
コトパンジャンダム裁判とは

コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する滋賀のつどい(報告)
3月16日に、原告と弁護士(インドネシア法律擁護事務所のリアウ州の方)そしてWALHI(インドネシア環境
フォーラムの方、計3名を迎えて滋賀のつどいが行われました。参加者はすくなかったものの、熱心な質問など
で、大変熱いつどいとなりました。

通訳の坂井さん、住民原告ムドさん、弁護士ナスティオンさん、WALHIのサレさん(左から)

質問に答える原告 みんなで勝利めざして!パチリ!

第一次分は3月11日に東京地裁へ提出します。
滋賀では600筆を目標にしています。もちろん、3月11日をすぎてもね第二次、第三次とあつめますのでよろ
しくお願いします。
署名用紙は、「コトパンジャンダム被害者住民を支援する会」ホームページからダウンロードできます。

支援する会への入会、翻訳・通訳、署名あつめ、集会スタッフ、滋賀の会報づくりなど、あなたの
できることを教えてください。滋賀の会の下記連絡先まで。
コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会-滋賀
藤井直美 /FAX 077-543-7195 岩崎晴彦 /FAX 077-524-2763