栄光のGS
〜懐かしの昭和 60年代グループサウンズ〜

ゴールデンカップスが最後に残してくれた映画に感謝


カップスの映画『ワン・モア・タイム』が公開されてから数年、
メンバーのアイ高野さん、デイヴ平尾さん、そして柳ジョージさんが、次々と亡くなってしまった。
今思えば、まさに最後のタイミングで映画が実現したと言えるだろう。
大好きだったミュージシャン達が死んでしまったのは、とても寂しいが、
映画作品として、「ゴールデンカップス」が残っているというのは、まだ救われる気がするのだ。

気に入らない事があると、演奏中でも帰ってしまったと言われているマー坊だが、
実際は「とりあえず、一曲弾き終わるまでは我慢した」らしい。
超美形のマモルは、高校時代から同棲してたというから、ぶっ飛んでる。
新加入した当日から先輩達を仕切っていたという、恐るべき16歳・ミッキー吉野
ビザの関係で表立った活動が出来なくなったケネスだが、「愛する君に」のジャケ写撮りにも参加している。
東芝レコードのダッサイ売り文句。外国曲をカバーしただけなのに「世界に伸びる」はねえだろう。
カップスの大ファン・鈴木いづみの妄想が炸裂する、長編小説『ハートに火をつけて!・・・誰が消す』
には、主人公(いづみ本人)が、マー坊やエディに抱かれるシーンがバンバン出てくる。
とにかく、彼女は相当な面食いだね。デイヴやミッキーなんて、それぞれ「ヴォーカルは脚の短いひと」、
「まるまる肥えたキイボード」って、一言だけ。それ以外はエディとルイズルイスの話を延々としている。
ただ、一つだけ腑に落ちないのは、そう、マモルには一切触れられてない事。何でだろ?
ロックバンド化した70年代のカップス。熱唱するデイヴの目の前で、シンナーを吸ってる若者が・・・
当時からボーカルには定評のあった柳ジョージだが、GS総崩れの状況では話題になるはずもなかった。
ミッキー吉野(ゴダイゴ)・柳ジョージの活躍によって80年代初頭、カップスに再びスポットが当たった。
その効果は絶大であり、全アルバムが再発、エディ藩やデイヴ平尾にも久々にレコーディングの話が舞い込む。
しまいには、あのチーボー(元パワーハウス)まで、再デビューしてしまったのである。

ゴールデン・カップス●ディスコグラフィー
シングル
いとしのジザベルc/w陽はまた昇る 東芝(CP‐1005)67年6月
銀色のグラスc/wドゥー・ユー・ノー・アイ・ラヴ・ユー 東芝(CP‐1011)67年11月
長い髪の少女c/wジス・バッド・ガール 東芝(CP‐1024)68年4月 ※オリコン14位
愛する君にc/wクールな恋 東芝(CP‐1030)68年9月 ※オリコン13位
過ぎ去りし恋c/w午前3時のハプニング 東芝(CP‐1039)68年12月 ※オリコン89位
本牧ブルースc/w4グラムの砂 東芝(CP‐1042)69年1月 ※オリコン49位
ルシールc/w君は僕に首ったけ〜悲しき叫び 東芝(CP‐1043)69年5月 ※オリコン圏外
蝶は飛ばないc/wもう一度人生を 東芝(CP‐1148)69年7月 ※オリコン89位
にがい涙c/w悪魔にだまされた 東芝(CP‐1162)70年5月 ※オリコン圏外
10 人生は気まぐれc/wたったいちどの青春 東芝(CPT‐2545)71年11月 ※オリコン圏外
アルバム
ザ・ゴールデン・カップス・アルバム 東芝(CP‐8339)68年3月
ザ・ゴールデン・カップス・アルバム第二集 東芝(CP‐8473)68年9月
ブルース・メッセージ 東芝(CPC‐8005)69年3月
スーパー・ライヴ・セッション 東芝(CPC‐8009)69年8月
ザ・ゴールデン・カップス・リサイタル 東芝(CPC‐8011)69年10月
ザ・フィフス・ジェネレーション 東芝(CPC‐8042)71年1月
ライヴ!!ザ・ゴールデン・カップス 東芝(CTP‐9044)71年10月


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