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撮影マナー
今年も四徳大橋では、3ペアのブッポウソウが繁殖を行い、この会報が届くころには、ヒナたちが元気に巣立っているものと思います。この場所でブッポウソウの繁殖が確認されてから四半世紀が経とうとしています。
伊那谷支部のホームページにも探鳥会の開催場所として紹介してあり、この場所が広く知れ渡っています。ネット社会がもたらす情報は凄まじいものがあります。野鳥に関する情報も例外ではありません。
四徳大橋においても多くのカメラマンを引きつけている現状です。そして毎週土日ともなると県外からもブッポウソウ目当ての人たちが繁殖場所となっている巣穴の方にレンズを向けています。特に、営巣場所となっている橋の上での撮影は、ブッポウソウの繁殖への障害になるだけでなく、交通事故の危険性も兼ね備えています。
これまでにそのようなカメラマンを見た時には、撮影場所を四徳川右岸の駐車場のあたりから狙ってほしい旨をお願いしています。毎年、この場所でブッポウソウを観察しているMさんは、「私のブッポウソウのベストショットは、鳥の方から私に近づいてきたところを狙って撮影している」と語っておられました。気に入った写真を納めるまでには、時間がかかりますが、なによりもブッポウソウがこの場所からいなくなってしまえば、元も子もありません。
伊那谷では四徳大橋の他にも、伊那谷支部として多くの巣箱を各地に設置し、今年も多くのブッポウソウが繁殖しました。ブッポウソウに限らず野鳥の撮影に関しては、その被写体の存在を脅かすことなく接してもらえればと思います。会員の方に限らず、そのような行動を撮っている方を見かけた場合には、一言声をかけて下さい。
なお四徳大橋では、今年耐震強化のための工事と塗装が計画されていました。そこで地方事務所に対し、小口支部長より繁殖期が過ぎるまで工事を中止するように要望し、了解を得ることができました。
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