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どんなスポーツに於いても必ずチームを指揮する監督がいますよね。
アメリカの場合、監督を指す単語が2種類あります。
野球の監督だけ何故か『manager(マネージャー)』といい、
その他の競技の監督は『head coach(ヘッドコーチ)』と呼びます。
スポーツ界以外では映画の監督は『director(ディレクター)』といい、一般企業だと
『superviser(スーパーバイザー)』と呼んだりします。
日本語だと1つしかない呼称が、他の国に行くといくつもある・・・面白いですね。
これは国の優劣とかじゃなくて、言葉が進化していく過程での違いになるんで、
文化の違い・・・ the culture shock(カルチャーショック)になるんですね。
話が横道にそれましたね。
今回の本題は、大学バスケットボール界を席巻するチームの監督達について書いてみたいと思います。
オイラが現地にいた当時、一流といわれたヘッドコーチたちは、
Mike Krzyzewaski Duke(デューク大学)
Dean Smith North Carolina(ノースカロライナ大学)
Bob Knight Indiana(インディアナ大学)
Dave Odom Wake Forest(ウェークフォーレスト大学)
Rick Pitino Kentucky(ケンタッキー大学)
他にもたくさんいるのですが、オイラがよくテレビで見てたのはこの5人ですね。
ただ、Dean Smith さんは監督業を引退、Bob Knight とDave Odomは大学をクビに
なり、現在は他の大学に移り、Rick PitinoはNBAのBoston Celtics
(ボストンセルティクス)のHC(ヘッドコーチの略称)を就任するため、
ケンタッキー大学を辞めたのですかが、Celticsの成績が伸びず、解雇され、
現在はとある大学のHCを勤めています。
また、彼らが育てた選手もビッグネームがいっぱいいますね。
Mike Krzyzewaski はGrant Hill、Christian Laettnerなど。
Dean SmithはMickael Jordan、Jerry Stackhouse、Vince Certerなど。
Dave OdomはTim Duncanがいますね。
まあ、後の2人は割愛するとして、これだけの名選手を育て上げた監督達・・・
選手達も、こういう監督に指導して欲しくて大学の門を叩きます。
・・・陰でいろいろあるのかもしれませんが、それはまた別の機会に譲るとしましょう。
さて、今回のタイトルにある優劣ですが、こんな例があります。
先に紹介したDuke University のMike Krzyzewski HCが病気で倒れ、チームを指揮出来なくなった年がありました。デューク大学は前年のシーズンでNCAAトーナメントで準優勝を果たし、ビッグネームのGrant Hill が卒業したものの、Jeff CapelやCherookee Parksなどの中心選手が何人か残ってまいした。そのチームが、いきなり勝てなくなったのです。確かにチームとしては前年度よりは小粒にはなったものの、まさか負け続けるとは、シーズン前には誰も予想しなかったのでした。原因はHCの不在。一応、アシスタントコーチが指揮を引き継いだのですが、いかんせん、駆引きに弱く、チームに流れをもってこれない。相手の流れになったときに止めることが出来ない。バスケットボールは自軍側に流れがあるときに得点をしないと勝てないスポーツなので、これでは勝てるはずがないですね。
ところが、HCがシーズン終了直前に病気を治して復帰したら、途端に連勝したのです。どんなにいい選手が集まっても、指揮官がしっかりしていないと勝てないんだな、というのがよくわかりました。だからこそ、いい選手はいいHCの下に集まるんですね。
せっかくの連勝ですが、残念ながら時すでに遅し、デューク大学はそのシーズンにN CAAトーナメントに出ることは出来なかったのです。もうちょっとHCが早く復帰
出来ていれば・・・デューク大学のファンは口惜しかったでしょうね。
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