僕は一人暮しを始めてからしばらく、携帯電話はあったが、
固定電話は加入していなかった。

携帯電話は就職活動で遅刻しそうな時に、会社に連絡できるように申し込んで
そのまま使っていた。
インターネットは会社でやっていて、土日が休みなので2日間
インターネットができない状態だった。

それで、インターネットや広告で固定電話を安く買い取ろうと思っていた。

どうやら、4万円前後が安いらしいが、4万円では様子を見て
もっと安いのが見つかったらすぐに申し込もうと考えた。

そして、3月下旬位の新聞の折込広告に、パスメディアという会社が
下のような広告を出していた。

NTT電話回線29800円(税別)
当社は、NTTへの出資企業グループですので、安心・確実なサービス提供を
お約束します。TV・CMでおなじみ、最新デジタルISDN回線を提供いたします。(TA代金込)
「限定20回線!! 今すぐお電話を!!]
★電話一本でスピード手続き!!(混雑時はご了承ください)
★代金は安心後払い!! ★各種カード払い可
★レンタルではありません完全買取でお客様名義となります
品切れの際はご容赦ください
0120-116-***
携帯からは045-317-**** FAX045-328-****
テレホンサービスグループ(有)パスメディア 西区浅間*-**-*


僕としては、基本料が安いアナログ電話の方が良いのだが、
加入権も込みのISDN(ライトではない)なら、速度も速くて
良いかなと思ってすぐに申し込んだ。

まず、電話をして必要な物を教えてもらい、
身分証明となるものを送らなければならないことが分かった。

正式にはFAXで申し込む。近くのコンビニにはFAXが無いので
隣駅のコンビニまで行って申し込んだ。
(ただし、パスメディアにはFAX用フリーダイヤルがあるので
FAX手数料30円くらいだった。)

FAXが届いてからかなり経って、確認の電話が有り、
TAが届いた時に代金を払うことを確認した。

それからしばらく経って土曜日に申込確認書が入った封筒が送られてきた。
中をを見て驚いた。
NTTへの申し込みはパスメディアが代行してくれて次の月曜日から
使えるのは知っていたが、なんとISDNライトに申し込んでいた!!!

良く読み直すがやはりライトだ。
「新規申し込みの方はISDNライトになります」とNTTの申し込み書には有る。
当然だ。加入権を買い取ってない人が申し込めばそうなる。
しかし、僕の場合、「レンタルではありません完全買取」
なのだから、ライトではない!
詐欺か!!?
封筒にはNTT正規取次店有限会社パスメティアと有る。
大丈夫かNTT!?

早速パスメディアに電話する。しかし、何度電話しても
留守番電話で、「営業日におかけください」と言われてしまう。
これはやはり詐欺か!!!
でもお金は払ってないなあ。
しかし、運転免許証のコピーは送ったなあ。
パスメディアは、TAでお金を取ることが目的で
それが無理なら個人情報を名簿会社に売って金にする会社か!?
(一人の免許証の情報など大した額にはならないとは思うが・・・)

次の日もパスメディアに電話するが、誰も出てくれない。
先週の日曜日の広告をその日に見てすぐ電話したら出たのに
今日は何故出ないんだ〜。やはり詐欺か。
このままでは、TAの受け取りは断ったとしても、電話の基本料は払うことになる。
(ISDNライトはISDNよりも600円ほど高い。使わないのに払うのは嫌だ。)
NTTに直接電話してみようということで、116にかけてみる。
事情を説明するも、「その会社から解約してください」と言われる。
(申し込んだ名義は僕ではないのか!?)
「そうすると使わないのに基本料を払うことになるので嫌です。」
と答えたら解約の手続きをしてくれた。
(「新規申し込みはISDNライトになるんですよ。」
「ええ、そうですね。」
「加入権は有るんですか?」
「いえ、その会社から買い取るはずだったんです。」
というような会話もあった。頼むから早く解約させてくれって感じ。)

その後、TAを届ける会社に受け取り拒否の電話をするが
「それは困ります。」というようなことを言われ
事情を説明して納得してもらうのに時間がかかった。

その後、パスメディアに電話して
「電話回線の買取の申し込みをした者ですが、ISDNライトで
レンタルで完全に買取ではないのでお断り致します。」
という留守電を入れておいた。

その日の夜パスメディアから確認の電話が有った。
「レンタルというのは、名義が会社に有ってお客様が使うのを言います。
本人名義になるのはレンタルとは言いません。」
と言っていた。
完全買取は何なのかは言わなかった。
違約金を取られたりしなくて良かった。

その土日は公衆電話までたくさん往復した。

その話を会社の同僚(?)にお話したら、
「電話の権利余ってるから譲ろうか」と言ってくれて、安く買った。
もっと早く加入権が欲しいことを言えば良かった・・・。


その後、JAROの電話番号を調べ、パスメディアの広告について報告した。
「・・・広告が紛らわしいということですね?」
「はい。」
「では、その広告をFAXで送って貰えますか?」
(FAXで送るのは遠くまで行かないとできない。
と言っても隣駅でなくても少し離れたコンビニに有るのをその後発見。)
「もうちゃんとしたのは残ってないです。」
(切り抜いてメモも書いたのなら有るがこんなのを送りたくない)
「では、直接パスメディアに問い合わせて、その広告が紛らわしいと
JAROの方で判断したら、広告を改善するように勧告します。」
と言われた。

その後にも新聞の折り込み広告を見たが、スペースの都合上(?)表現が
変わっているのも有れば、全く変わってないのも有った。


それからしばらく経って、加入権を譲ってもらい。
NTTで申し込みをする。回線は部屋の中まですでに来ているので
工事は要らないが、局の交換作業として工事料金(?!)2000円取られた。

毎月保険料として60円出すと電話回線が故障しても
無料で工事してくれるらしいが、やめておいた。

アナログ電話を使い始めて5日後、
電話が通じなくなった。コードの使い方が悪いのかと思ったが
もうひとつある短いコードを使おうとするが、
電話機から音がしない。

そこでコードの向きを変えると音が聞こえるようになった。
差込口が古くて接触が悪いらしい。
ビニールテープを使ってとりあえず使えるようになった。

そして、直してもらうようにNTTに電話する。
回線は僕が買い取ったから工事料金は僕が払うらしい。
回線は買い取ったこになるかもしれないが
(申し込む時は「今まであるのをそのまま使う」とは言われたが
買い取ると言われた覚えは無い)
「差込口は回線とは言わないのでは?」と質問すると。
「回線だと思いますけど…。」と言われた。

ISDNライトでも、回線は買い取ったことになるみたい。
アナログ電話でも回線を買う手続きや支払いはしていない。
「買った」つもりはなくても、悪くなったら客が金払え
ということらしい。

元凶はNTTに有ったんだな、と思った。


使って間もなく電話の差込口が使えなくなったことを言ったら、
アパートの管理会社が工事費用を払ってくれた。



トップ戻る