僕は2000年の1月下旬に引越しをして、しばらくは
実家から持って来ていた洗剤を使って洗濯をしていた。
その洗剤が半分無くなる頃に、引越してから初めて新聞の勧誘が来た。
しかし、何新聞なのかは、しばらく言わずに説得してきた。
ニュースはメールマガジンでも読めるから無くても良いのだが、
天気予報やテレビ番組表を見たり、広告が見られるのは便利だ。
特に、折り込み広告は引越ししてすぐで、近くにどんな店が有るのか
分からない時期には役に立つだろう。
僕が長い間決めかねていると、勧誘員は
「お願いしますよー。洗剤とビール券で、一ヶ月分は
お返ししますからー。」
「アルコール飲まないんですよ。」
「いや、ビール券はコンビニとかでも弁当を買ったりできますよ。」
「読売新聞は嫌いですか?」
「いいえ。」(この人は読売新聞の勧誘なのか)
「読売新聞は良いですよ。スポーツも経済も詳しく載ってますから。」
「うーん。」
「悩まないでくださいよー。お願いしますよー。」
と、言って頭を下げていた。
(勧誘員の足はドアを閉じさせないように押さえていた)
洗剤も欲しいし、広告も見たいから契約することにした。
「一番期間の短い3ヶ月間二月から4月までの朝刊だけで宜しいですか?」
「あぁ、はい。」
「では、こちらに住所電話番号お名前を記入してください。」
「あのー、電話は携帯電話しか無くて漏れると嫌なんですけど。」
「いや、ウチは一流企業ですから、お願いしますよ。」
(一流企業なのか・・・まあ規模は大きいしな)
ビール券8と洗濯洗剤を8個も貰った。洗剤1個は1ヶ月分以上の量になる。
これ以上貰いたいと思わないな。
ある日、朝日新聞の勧誘が来て3ヶ月無料にしますよ
と言って来たが、その後も勧誘に来られると嫌なので断った。
で、その人が帰ろうとしたらもう一人ヤクザ風の勧誘員が来て
説得し始めた。でも断った。
そうしたら
「ここらへんの新聞社から何度も(勧誘に)来ていじめられますよ。」
「早く引越した方がいいですよ。」
などと言われた。
僕が玄関から離れて部屋に戻ろうとしても、玄関の中に入って来て
まだ、説得しようとしていた。
なかなか帰らなかったがしばらくして諦めてくれた。
その後、他の部屋に勧誘に向かっていたようだが、
その男が勧誘に失敗したらしく
「あーあー、可哀想によぉー!」
と言っていた。
朝日新聞も末端はこんなもんなんだな。断って良かった。
ある日チャイムが鳴って
「どちら様ですか?」と質問したら
「こんにちは」と返された(午後8時)。
出てみたら、新聞料金の徴収の人だった。
他の日、チャイムが鳴ったので、
「どちら様ですか?」と質問したら返事が無く
出てみたら読売新聞の勧誘だった。
読売新聞を購読する時、
「あなたにはセールスをさせないようにします。」と言っていたが、
その後も何人か勧誘に来る。
契約期間を延長して欲しいらしいが、もう読まない。
奴らは「どちら様ですか?」と言っても答えないことが多い。
多分答えると出てくれないからだろう。可哀想だね。
(自業自得とも言う)
後日、別の朝日新聞の勧誘員が来て、長い時間話を止めないので
「無料でも要らないと断ったんですよ。」と僕が言ったら
「普通でいいですから入ってくださいよ。」と言われた。
それでも断ると、黙って去って行った。
僕の向かいの部屋に住んでる30代位の人はドアに
「新聞その他セールスお断りします」とドアに書いてある。
ここらへんは本当にそうゆうのが多いのかも。
僕もその後「新聞、セールスお断りします」
とドアに書いた。
その後も、何新聞か名乗らない勧誘員が来たり、
あいさつに来る。(迷惑です)
新聞とは無関係かもしれないが、こんなことも有った。
20時半位にシャワーを浴びた後で、
まだ全裸の時、チャイムが鳴った。直後コンコンコンッ!と
早いノックが鳴った(相手は急かしているらしい)。
しかし、僕は全裸なので出る気は無い。
部屋は明るいし、テレビもついている。ユニットバスの換気扇の音は
豪快に外に聞こえているので、僕が中に居るのは外に居る人にも分かる。
ピンポーン、コンコンコンッ!、コンコンコンッ!
まあ、重要な用かもしれないので
(もしそうなら、何か言うか何か郵便受けに入れそうだが)、
「はーい、どちら様ですかー!?」
と言ってみる。
返事は無い。暑かったのでまだ着たくなかったがとりあえず下着を着る。
ピンポーン、コンコンコンッ!、コンコンコンッ!
「はーい、どちら様ですかー!!?」
コンコンコンッ!、コンコンコンッ!。
返事は無い。
ピンポーン、コンコンコンッ!、コンコンコンッ!
「あのー、どちら様ですか?」
「こんばんはー。」
コンコンコンッ!
外で二人位で何事か話す声が聞こえる。
そして、去って行ったようだ。
新聞の勧誘を疑うのは悪いかもしれないけど、
それ以降ウチに来た人で新聞の勧誘以外いない。
時は、さかのぼって二月のある日、勧誘に来た人が
「契約を取らないと帰れない」と言って頼んで来た。
ここらへんは購読者も少なく競争も厳しいらしい。
名前だけ貸せば、それを営業所の方で、書類を差し替えて
契約しなかったことにできるらしい。
今日とにかく契約を1つ取らないとその人が帰れないので
読売新聞は得しないけど、偽の契約が欲しいそうだ。
名前だけ貸すということなら良いかなと思ったが、
契約書を書かなければならないそうで断った。
「読売新聞をやめることになってもちゃんと他の人に引き継ぐし、
契約書は差し替えるので、5月からはもう新聞は配達にならなくて
お金を払う必要もありませんので、絶対に迷惑はかけません。」
「いやでも、仮にあなたが事故とかで死んだら困りますよ。」
「いや、それはお互い同じですよ。」
と言ってくるので、まあそうかなと思って書いてあげた。
お礼と言ってビール券を5,6枚渡そうとしたが、断ると
「何も渡してないとかえって怪しまれます。」
(いやもう、近所には聞こえているようだが・・・。)
ありがたく貰うことにした。
その後、5/1になって新聞がまだ来るので、「4月までですよ」ということを
配達している営業所に言いに行った。
夜になって読売新聞の人が来て
「契約は、していますので更新の確認です」と言ってきた。
事情を説明すると、以前勧誘しに来た人は飛ばされたそうだ。
相手は謝って、「もう本社の方に契約は送られているので、
新聞を配達しないことはできないですが、そうゆう約束をしていた以上
申し訳無いので、この3ヶ月分はタダで配達します。
集金に来る人と仲は良いので、あなたの集金は払ったことにしておきます。
お詫びとしてこれ(洗濯洗剤3コ)を差し上げます。」
ということがあった。
古いメディアは今後も残るだろうが、インターネットが普及して
厳しい状態が続くのかもしれない。
今回は僕が得したが、次は損するかも知れないし、
いざこざに巻き込まれたくないから、これからは必要以上に
親切するのは止めておこうと思う。
(少なくともこの地域の新聞には)