今日は手術日だ。
前日に風邪をひいてしまい、手術できるか不安な夜だった。
深夜に看護婦から薬をもらい(薬1錠と、水の入った検尿用紙コップを渡された)
飲んでだいぶ楽になった。


前日の9時から、飲食禁止で、水も飲めない。
(全身麻酔するので、お腹に何か入っていてはいけない)
風邪ひいてるのに、水飲めないのは辛い。


食事の替わりに、点滴を入れる。
点滴してもお腹はすいたままだ。
点滴はこれからずっと、腕にチューブを付けたままのようだ。



看護婦から、手術用の浴衣のような服を渡され、
それと、売店で売っているT字帯を付けるように言われる。
(T字帯はガーゼで作ったふんどしみたいな物だが、
初めて付けた)

手術直前までにその服装になるように言われていて、
本当に直前まで、そのままだったので、
「早くしてもらえます?」と言われてしまった。


ナースステーションの隣の部屋で、移動台に横になり体温を計る。
そして、何かの液体を飲まされる。
意識が少し朦朧になってくるらしい。

移動台で手術室近くまで運ばれる。
(自分で歩いて行けば良いような気がする)
怖い。緊張してお腹が少し痛い。


麻酔の説明があり、手術前後は記憶があいまいになるそうだ。
点滴液に別のチューブを加えて、
その液体で、麻酔になるそうだ。
「少し痛いですよ」
白く濁った液体が体の中に入ると、確かに少し痛い、
その液体が心臓の方に向かってきて、痛い部分も長くなっていった。

その後、記憶が飛ぶ。

目が醒めると、僕は横になっていて、傍に看護婦が居た。
「大丈夫ですか?」
「ウー、ンー」

母親がベットの近くに居て
「分かる?」
「うん」
と応えた。

(手術が終わったのか?すごくだるいな。
寝起きでもこんなに辛くない。でも痛くないな。
まだ寝ていたい)


後で聞いたことだが、この時は手術した後に
意識が戻ってから病室に運ばれ、
その後、処置をして2,3時間後だったらしい。

病室に戻った時は
看護婦の「痛いですか?」に対して「痛い・・」
などのように応えていたらしい。
全く憶えが無い。


親が帰っても、しばらく意識が薄い状態が続いていた。
小便がしたくなったが、この日は動けないこと聞いていたので、
ナースコールして来てもらった。
し尿瓶を使うのだと思っていたが、
起きあがってベットの上で、するようだ。
起きあがるのもすごくだるい。


この日はずっと点滴を打ったままだった。
夜には、起き上がって自分で、トイレに行けるようになった。


手術後はあまり痛まないが、凄くだるい状態だった。




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