いつものように起床し、回診があり朝食があった。
午前中にもう1回、回診があるが、僕には声はかからなかった。
少し寂しいな。
入院係りから、入院医療費の請求書を渡された。
保険対象になる料金は
診察料 49400円
投薬料 79890円
注射料 66340円
処置料 4840円
手術料 443190円
検査料 10600円
入院料 189310円
合計 771570円
のうち自己負担20%
さらに食事患者負担7600円
16万円になる。
(社会保険に入っていなかったら、77157円増えていた。
手術前に社会保険に入らせてくれた会社に感謝。
厚生年金で毎月の給料は減ったものの、医療費が高い人には
社会保険の方が良いな)
退院する前に、入院医療費を払った。
キャッシュディスペンサーがあるので、そこで郵便貯金から下ろした。
(手数料は105円。どんな額でも105円らしい)
昼食を食べてから、退院するつもりだったので、
昼食代はどうなるのか、と思っていたが、
朝食を食べたら、1日分の請求になるそうだ。
診断書は退院してから、お願いするらしいが、
お金は払ったので、頼んでみた。
約2週間後に、診断書ができて、電話で連絡し、取りに来るらしい。
家が遠いので、郵送してくれるようお願いすると、
かなり時間がかかったものの、了承してくれた。
診断書の料金6300円と郵送代80円を払った。
僕は郵便局の簡易保険に入っているが、診断書が無いと、
請求できない。入院5日目から入院1日あたり9千円もらえる。
(大した額ではないな)
昼食時間位に親が来た。親は病院の地下に有るレストランで食事した。
僕は普段と同じように、あまりおいしくない食事を頂いた。
食後、残っていたおかしを部屋の人に配った。
荷物が多くてかさばるので、あまり要らないものは捨てた。
荷物をまとめると、ずいぶんな量になった。
要らない物が多かったな。
Tシャツは頭に包帯を巻いていたので、着れなかった。
タオルを多めに持って来ていたが、そんなに必要無かった。
本は5冊持って行ったが、2冊しか読まなかった。
(ゲームボーイや、ノートパソコンが有るのだから、
そんなに要らない。本は売店でも売ってる。)
名残惜しいけど、帰ることにする。
部屋の人ともあまり多くは話さなかった。
隣の人は今日退院予定だったのに、体調崩して
延期になった。同世代の人だったけど
あまり話せなかったな。
看護婦も忙しいだろうから、あまり話さず、
入院医療費を払った時に渡された、退院証明の紙を
看護婦に渡して、お礼を言い、病棟を後にする。
前日までは退屈で、時間が長く感じていたのに、
今思い返すと、早く過ぎたような気がする。
退院する人は皆同じように感じるのだろうか。
頭に包帯を巻いた状態で、一般患者が来る1階に行って、
包帯を痛々しいように見られていたのを思い出す。
今ではとても良くなった。
仕事に追われていた入院前より、精神的にも回復した。
やらなければならないことが無くて、
看護婦には構ってもらえて、気楽な生活だった。
10日間の入院は色々な経験ができた。
入院前はとても不安だったが、心配するほどのことでは無かった。
将来もっと重い病気になった時も、不安で押し潰さないように
心の準備ができることだろう。
入院費用はかなりかかるので、日々の生活で
健康のために気を使おうと思う。