「科學王」と稱された菊麿王[山階宮]は、明治三十四年(一九〇一)、自費で筑波山頂に日本初の常設高層氣象觀測所「山階宮筑波山觀測所」を建設し、日本気象學史上に於いて燦然たる功績を今日に至るまで殘してゐる。 觀測所が開設されて間もない明治三十五年(一九〇二)九月二十八日、今日より遡ること ほゞ百年前に、日本國内最大の風速記録が同觀測所で記録された。山階宮家の「正史」として位置付けられる『山階宮三代』(山階會(和田軍一)編集。山階會、昭和五十七年(一九八二)二月)の「下」巻、「菊麿王」明治三十五年九月二十八日條(一九〇〜一九一頁)に曰く。
先日の十月一日夜から二日未明にかけての颱風では、風速50mで送電鐵塔が倒壞して仕舞つた。天災・人災、共に恐るべし。 (平成十四年十月四日)
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